今村夏子のレビュー一覧
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不気味な雰囲気が終始漂ってた。ラストでなにか大きなことが起こるのかなと思ったら、意外とすんなり終わった。本当にずっとなんか怖い、って感じ。Posted by ブクログ
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怖い怖い怖い
なんなんだこの女たちは(笑)
最初は変わっているのはむらさきのスカートの女だけ
と思いきや、それを観察している自分(女)
その執着っぷりが、これもヤバすぎるでしょ…
でも、でも、途中でやめられない
どんどん読んでしまう、なんなんだ、この引力はPosted by ブクログ -
気になり出したところで終わってしまった。
あの後はどうなったのかな…と考える余地があるのは良いことかもしれない。ただ、ちょっと物足りなく感じてしまった。
その後に書かれていたエッセイがとても面白かった。Posted by ブクログ -
「むらさきのスカートの女」が気になって仕方がなく、友達にさえなりたいと思っている語り手「わたし」。
彼女に対する異常なほどの執着で行動を観察、監視するも、なかなか話すことのできない「わたし」。
やがてひとつの事件が起き、やっと会話らしい会話ができたが。。。
読み始めは「むらさきのスカートの女」が気...続きを読むPosted by ブクログ -
語り手の気持ち悪さがずずずっと尾をひいて残ったものの、凡人にはなぜ芥川賞を受賞したか言語化できず、選考委員の皆様のコメントを読んで腹落ち。
確かにピントが外れた人間を語り手として
違和感なく物語を進めるのは難しそう。
凝った表現を使わず、
壮大なミステリーでないにも関わらず
ここまで一気読みさせ...続きを読むPosted by ブクログ -
「むらさきのスカートの女」が不気味なのかと思いきや、途中から「わたし」の方が不気味になってくる…最後までジワジワ怖かった。「わたし」の本当の目的は何なんだろう…Posted by ブクログ
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俊敏性⚪︎手癖の悪さ⚪︎、香水×のむらさきのスカートの女と、どうも主人公は友達になりたいらしい。むらさき女の奇行への興味で読み進めるが、ヤバイのはそっちじゃないとすぐに気付く。
隠密性⚪︎、手癖の悪さ⚪︎、財力×のきいろいカーディガンの女(主人公)こそ、犯罪上等、行動細部までむらさき女を観察する異常...続きを読むPosted by ブクログ -
3.8点
100kmババァとか、カマキリババァとか、私の地元にも色んなババァがいたけど、
そんな都市伝説的ババァ(今回は女)をしつこく追っていくストーリー。
なにこれ。謎すぎておもろ。
何度も笑った
私もカマキリババァを追いかければよかったPosted by ブクログ -
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むらさきのスカートの女と呼ばれる風変わりな女と
友達になりたいが故に彼女の行動を逐一観察しては
過剰に固執する、自称、黄色いカーディガンの女。
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最後ミステリーなどんでん返し的なものを期待してたけど、意外とすんなり終わった感じ
最初は、主人公はむらさきの女のことを憧れがありながらも内心やや下に見ていた部分があった?のかもしれないが、どんどん周りの評価が上がり垢抜けていくむらさきの女に対し少し劣等感的なものを感じ始めてたのかもしれない。
むら...続きを読むPosted by ブクログ