今村夏子のレビュー一覧

  • 木になった亜沙

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    今村夏子さんの本で一番好きなのは、むらさきのスカートの女です。
    それでものすごく今村夏子さんにハマって、色んな本を買いました。そのうちの1冊がこの「木になった亜沙」。

    木になった亜沙と的になった七未がわたしには印象的でした。切ないのだけど、救われる…。
    でも七未の方は救われたのか?七未からしたら救われたかもしれないけれど、読んでいるわたしたちからしたらバッドエンドのような気もします。噂のメリーバッドエンドというやつかもしれません。

    しかしこの不思議な世界観は今村夏子さんだからこそできる内容だと思います。本当に尊敬する…。
    エッセイも普通に良かったです。だめなのが更にだめになって…なんて書い

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    2026年03月11日
  • むらさきのスカートの女

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    一気読み。むらさきのスカートの女と「わたし」が対面したシーンには流石に背筋が凍った。文章だけでこの体験をさせるって、今村さんのエッセイでは結構自虐的だったけど、相当な文才の持ち主だと思う。「わたし」の方が世間から気味がられていると思う、所々の「わたし」の非常識なエピソードが濃いから、読者から見た「わたし」の方が相当気持ち悪かった。他人にばかり目が行く人、他人の事しか気にしてない人って、自分の事は見えていないよね。自分の方が相当異常な事から目を背けているかのように。

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    2026年03月06日
  • 木になった亜沙

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    人に物を受け取ってもらえない、とか、最後まであてられないとかは対峙してるその相手に認識してもらえないって感覚が共通してる気がした。
    なんかどの話も寂しくてこういう形での救いしかないのかなってなった。

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    2026年03月03日
  • 木になった亜沙

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    ネタバレ

    友人Rからのプレゼント。テーマは孤独、疎外感、世間からの隔絶、神経過敏、無理解といったところか。全ての話の根底に存在している。この作者は名もなき世間の中で埋もれ忘れ去られるような人たちを書くのが好きだ。『むらさきのスカートの女』との共通点も感じる。表題作と『的になった…』は、落語のような構造で、何度も何度も同じ型で静かに静かに心を追い詰めていく。この中だと、『ある夜の思い出』が最も落い詰められずにすんだかな?結局母と弟もどきとの関係性も不明なままで疑問点は残ったが、後ろ髪を引かれるような感じは割と良かった。でもなぜこういう人が結婚できるのだろうかとも思った。

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    2026年02月26日
  • こちらあみ子

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    怖い…!!!

    まだ一周しかしていないが、何周かしないと物語の輪郭を捉えることができないのではないかと思う…!!

    けど、ちょっと時間空けたい…。そんな気持ち。

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    2026年02月25日
  • とんこつQ&A

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    登場人物全員絶妙にいらいらする
    最後綺麗に収まったようで、「そうじゃないんだよな〜」という感想が出ちゃうんだよね
    人物像の解像度が高い分イメージし易くて、次々ページをめくってしまう

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    2026年02月24日
  • こちらあみ子

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    小さい頃の私みたい。
    自分は楽しいし、良かれと思ってる。けど、周りは迷惑してるみたいな。周りの気持ちを考えきれないところ。
    幼馴染を引きずって遊んでたのを思い出した。けんちゃんごめんね。

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    2026年02月23日
  • とんこつQ&A

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    2026年3冊目

    短編集なの知らなかった
    どのストーリーも主人公は誰かを嫌ってたり疑ってたり、、、
    主人公みんなどことなくやな奴だな〜とかおせっかいだな〜とかマイナスな印象なの新鮮だった

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    2026年02月22日
  • むらさきのスカートの女

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    終わり方も曖昧で疑問が多く残る本だったので読み終わった後すぐ調べた。

    なんでこんなにモヤモヤするんだろうと思ったままだっだけどモヤモヤするのは私達読者も観察者(私)になっていたからである。とどっかの考察に出てきた鳥肌がたった。
    むらさきのスカートの女なのに表紙が白いドット柄なのは(私)自信が観察する事が目的でありその女に対してあまり興味がない事がわかる
    私が他人の人生を傍観してることに君が悪くなった。でもこれは今の時代よくあることだと思う。
    なので私にとってこれは深く刺さる本だった。
    (私)は自分が一番変な事に何もおかしいと思わずな受け入れている異常さ。
    この異常さは考えれば考えるほどおもし

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    2026年02月22日
  • とんこつQ&A

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    他人との関係は、例えどれだけ密接な関係を築けたとしても、結局は他人でしかないんだなと思う。あの頃、すごくよく遊んだし、悩みを打ち明け合ったりしたけれど、ひとたび接点がなくなるとそれまで。結局は心の拠り所を求めて一時的に化学反応が起こっただけに過ぎない。
    なんてことばかりではないと思いますが、なんだかそんなドライな感情を抱かせる不思議な作品でした。

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    2026年02月17日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    今村夏子さんってこんな作風の人だったっけ…?短編集の中にたくさんの技術が詰め込まれてて、1文1文の完成度、全体の完成度、が高かったように感じた。仕事ができる、みたいな感覚で、作家としての仕事がものすごくできる、というような。ストーリーもしっかりとユニークで面白くて、不気味な世界に惹き込まれて楽しく読んだ。
    表題のとんこつQ&Aと最後の冷たい大根の煮物、が特に好きだった。前者はとにかく変な世界で独特なワードも盛りだくさんで、サイコスリラーのようなぞくぞくを感じた。後者は良い話だったと思う。ずるくても下心があっても、親切にしたい気持ちも存在してて、人の多面性を見れたと思った。

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    2026年02月16日
  • こちらあみ子

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    なぜこれを、読みたい本リストに入れたのか全く覚えてないけれどとにかく読みました。なかなか衝撃的な内容でした、あみ子ちゃんが何というか純粋無垢で弱い?というか時に残酷で、怖かったです。もうひとつはいっていた、『ピクニック』という話の七瀬さんも妄想で芸能人と付き合ってる?話でこれまた怖い設定で、薄いけどなかなかパンチの効いた本でした。

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    2026年02月11日
  • 星の子

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    ネタバレ

    読みやすく、サラリと読み終わった
    お姉さんの子どもの頃の場面、叔父夫婦の話を断る場面、後半のすれ違いから不安になり、くっつく場面、子どもって結局盲目的に親を好きでいてくれるからこそ親は気をつけなくてはいけない、と切なくなった
    子どもが自我を持てた時、どうなるのか。
    そもそも自我はもてるのかな?
    せめて、ほっぺたくっつけられて良かったね
    お姉さんや噂になってることなど伏線回収あるのかな、と思ってたけど…委ねる形なんですね
    南先生と新村くんがいい味だしてた。

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    2026年02月07日
  • むらさきのスカートの女

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    主人公が誰なのかよくわからないまま、でも気になって読み進めてしまう。
    とにかくパン屋さんのクリームパンが食べたくなる…!

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    2026年01月30日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    2026.1.26
    よくわからなかったけど読みやすかった
    黄色いカーディガンの女がむらさきのスカートの女のことを監視してて、ここまでむらさきの女に気づかれないことある???実はこの黄色い女は実在しなくてなんか虫だったり、むらさきの女が客観的にみた自分なのかなとか考えて読んでたけど、黄色い女はチーフだってことに最後の方気づいて、ちゃんと実在してた、、って変に安心した
    最後のエッセイで作者の赤裸々な想いが綴られててこんな作者の心情読めることないと思って新鮮だった

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    2026年01月26日
  • とんこつQ&A

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    これだよ、これ!って感じの今村夏子さんの短編集笑
    みんなちょっとずつズレていて、怖い感じ。

    タイトルにもなっているとんこつQ&Aが特に色が出ていました。
    大将とぼっちゃんは、自分にとって理想のおかみさんを他人に演じさせる様子が怖い。
    でもやっぱし主人公の今川さんですね。
    最初はおかみさんになりたかったはずなのに、いつのまにかとんこつQ&Aを通して、みんなを操っているような…
    大将のことをお父さん、ぼっちゃんのことをしゅんと呼んで、おかみさんになりきろうとしても、(わたしが呼んでも二人は返事をしなかった)ってゆう文が切な怖い笑
    そして物語最後のQ7855532659笑

    物語は

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    2026年01月20日
  • 木になった亜沙

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    不穏な気持ちにさせる天才やな、今村夏子は。
    解説に書かれてた、現実とファンタジーの境が溶けている、という表現がぴったり。

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    2026年01月19日
  • こちらあみ子

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    表題になっている「こちらあみ子」がとにかくしんどかった。純粋無垢なだけなのに、周りの人も元はいい人ばっかりなのに、、。本人は悪くないけど、本人以外も悪くない悲しさ。(行政に相談すべき大人は別だけど!父親は悪の根源)相応しい場所にいないって、こんなに罪で周りも乱すのか。お兄ちゃんの円形脱毛が本当に辛かった。深く考えてしまう一冊。

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    2026年01月18日
  • こちらあみ子

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    自分以外の1番好きな本を聞くタイミングがあって、読んでみようと手に取った。
    なかなか衝撃がいっぱい。ただ同じとは言わないまでも、自分のこれまでを振り返ったらいろいろ思い当たる節もあったりして。
    他人事でもないなと思うと、心が痛かった。

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    2026年01月11日
  • むらさきのスカートの女

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    よくわからなかった。
    むらさきのスカートの女はどこへ行ったのか。
    なぜその地域で有名になるほど奇妙な行動(服装)をしていたのか。
    ホテルで働いていた感じ、そこまでコミュニケーションに難がある感じはしなかった。

    主人公はなぜそんなにこの女に固執するのか。

    最初はむらさきのスカートの女は主人公自身だったという、妄想の世界の話かと思ったらそうでもなさそうだし。

    あとは、どこでもそうだが悪口や噂話は尾ひれがついて広まり、ありもしないことを永遠と話す人が多いということが、あるあるすぎて嫌になった。

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    2026年01月08日