今村夏子のレビュー一覧

  • こちらあみ子

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    こちらあみ子は一途さと不気味さが入り混じり、複雑な印象を持った。広島弁もうまく言えないけどこの作品には欠かせないエッセンスだと思う

    ピクニックはぶった斬るような終わり方が不気味で笑ってしまった
    感想はこれから考えます笑

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    2026年08月11日
  • むらさきのスカートの女

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    表紙が気になりあらすじを読むと、なんだか訳の分からないストーリーで余計に気になった。数ページ読んでもその印象はますばかりで、結局買ってすぐに読み切った。純文学に馴染みがなく、そうだと認識していなかったので面食らったが、面白かったと思う。
    あとがきでは、作者の繊細さが伝わってきて、不思議な気持ちになった。
    何に惹きつけられたのかわからないが、リアルで不気味で魅力的、また別の作品も読みたくなりそう。

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    2026年08月10日
  • こちらあみ子

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    『あみ子は「こちらあみ子」という作品を読解できるのかーーー。』(引用:「国語」と出会いなおす)と言う、評論を読み興味を持ったため読んだ。

    その書評から入っているので、極端なことを言っているのはわかってはいるが、当事者を置き去りにした露悪的エンタメ化ではないのか?とは思った。
    『みぃちゃんと山田さん』と本質的には同じかもしれない。

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    2026年08月03日
  • とんこつQ&A

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    【とんこつQ&A】【嘘の道】【良夫婦】【冷たい大根の煮物】の4編。
    【良夫婦】が不気味。善意や正義が裏目に出る人っているよなぁと。最初は奥さんが…読んでいくうちに…旦那さんもなかなかに不気味です。
    個人的には【嘘の道】が好き。

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    2026年07月27日
  • むらさきのスカートの女

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    最初から最後までぬるりとしていて私は結構好きだった。むらさきのスカートの女を観察する黄色いカーディガンの女を観察する私。読んでほどなく、おや?なるほどねと黄色いカーディガンの女から目が離せなくなった。読後感もぬるっとしていた。

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    2026年07月10日
  • むらさきのスカートの女

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    どんな町にも存在する「名物おばさん」。そんな人物が子供たちの語り草になるのは世の常だろうと思う。タイトルにもある「むらさきのスカートの女」もそんな「名物おばさん」の一人である。主人公はその名物女に惹かれて、なんとかお近づきになろうとする。

    読み進めるとわかるのだが、本作は主人公の方がやばい、端的に言って、異常者である。はじめのほうは「むらさきのスカートの女」のインパクトに覆い隠されているが、少しずつ主人公のヴェールが剥がれていく。異様な人物を通して異常な主人公を浮かび上がらせる作者の筆致はすごい。

    いやもしかして「むらさきのスカートの女」はいたって普通の人物かもしれない。冷静に考えると「む

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    2026年07月05日
  • むらさきのスカートの女

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    まちの変人Aをまちの変人Bから見た視点で描かれる物語

    まちの変人は周りが思っているよりかは普通だし、普通よりかはやはりどこか変
    割と凡人は自分のことをどこかで特別と思いたい気持ちを抱えていると思うけれど、まちの変人には真の意味でそれがないから変人なんだろうと思った

    読後に芥川賞受賞作と知ったけど、芥川賞の中ではかなり読みやすかった

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    2026年07月03日
  • むらさきのスカートの女

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    読みやすく一気読み出来たけれど、「うーん⁇これはどういうことだろう⁇」という疑問が渦巻いて、結局私の中では「さすが芥川賞!」という結論で落ち着いた。「藪の中」みが押し寄せてくる、みたいな。

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    2026年07月02日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    評判が良かったので読んでみたけれど、何が言いたいのかわからず、皆さんのレビューを読んでみたら、視点を変えて見ているのが面白いという意見で納得。
    黄色いカーディガンのほうが、かなりヤバい笑

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    2026年06月24日
  • むらさきのスカートの女

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    2019年の芥川賞受賞作。前評判の通り、物語を通じて何も起きないのですが、主人公とむらさきのスカートの女の視点の移り変わり、小刻みなストーリー展開が面白く、一気に読んでしまいました。ミステリーっぽさがある一方で、エンタメ要素や現代社会に対する風刺もあり、何とも異彩を放つ作品です。基本的には主人公の語り口調で進みますが、実はむらさきのスカートの女は主人公自身なのではないかなど何通りもの考察ができる点も魅力の一つなのではないでしょうか。また、30代の非正規雇用かつ独身者、互いに名前ですら呼ばれないという主人公らの社会的信用の無さ、疎外感が物語に不気味さを与え、ある種の狂気染みた行動を繰り返すという

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    2026年06月22日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    さくさく読めて面白かった。
    主人公から見たむらさきスカートの観察日記みたいな作品。なんでそこまで詳細にむらさきスカートの女を観察してるんだよっていうシュールな笑いが出て、少しホラーかつコミカルな作品だなって思った。むらさきスカートの女は環境の変化により大きく変わって行くのに、主人公は何も変わってない点が対照的。

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    2026年06月21日
  • とんこつQ&A

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    最初の3つは自分の善意が気付かぬうちに歪んだ形に変容していく様を描いている。

    「とんこつQ&A」は、自分のために行なった純粋な行為が徐々に変容していく。人のためになり、気づけば自分の理想の押し付けに。良かれと思っている行為が独善的な行為に変わっていく怖さ。
    「嘘の道」は、レッテルを貼ったりラベリングをすることによる不気味さ。そして純粋な善意が事故を生んでしまう怖さ。嘘をつき巡り巡って自分に返ってくる不気味さが描かれている。
    「良夫婦」は主人公の「自分の行為は相手のためを思っているだけ。悪いことはしていない」という自覚のない自己満足的な善意。個人的にはこれが1番タチ悪いと思う。
    「冷た

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    2026年06月14日
  • 木になった亜沙

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    今村夏子作品らしい平易な言葉で書かれているおかげですぐ読み終わった。

    生理的に気持ち悪くてもう読むのやめたいと思うけど、読むのがやめられない。
    見せ物小屋ってこんな感じだったのかなと思った。

    ボーナスエッセイも面白かった。
    ボーナスエッセイっていうタイトルもいいなと思う。
    作品とかエッセイなどから作者の陰性をすごく感じていたけど、日記もちゃんと陰性に溢れていてなんか安心した。
    ネガティブでも暗い人間でも、世の中に上手く適合出来なくても、生きていていいのかなと思わせてくれる力が今村夏子作品にはあると思う。
    マイナスの魅力を感じさせてくれる作者。
    そのままでいて欲しいなと思うけど、陽性の今村夏

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    2026年06月12日
  • むらさきのスカートの女

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    誰でも主人公のようになる可能性を秘めてるなと思わされた本。
    人に執着し執着されることが最終的に主人公をとても異常者にさせてしまうのがとてもこわい。
    最初は紫のスカートの女が異常者なのかと思っていたら、主人公の方が怖いのではないかと、、、
    読み進めるたびに続きが気になり一気に読み終わった

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    2026年06月12日
  • あひる

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    森田めぐみさんの『書店員は見た!』でオススメされていたので、手に取ってみた。
    表題作の『あひる』を含む3作が収録された短編集。児童書のような優しい文体なのに、その奥に潜む不穏な空気感が印象的な作品だった。

    物語自体はのどかな日常を描いているが、どこかシュールで足元が覚束ないような感覚に陥る。あひる然り、おばあちゃん然りどこかホラーめいた違和感…。結局何だったんだろう??と、あえて全てを明かさないフワッとしたオチにざわざわとさせられる。
    これこそが、今村夏子ワールドの真骨頂なのだろうか。

    いろいろな解釈や考察がありそうで、一筋縄ではいかない複雑な余韻を残す作品だった。

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    2026年06月08日
  • むらさきのスカートの女

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    最後はきっとこうなるんだろうな、と思って読んでいたら本当にそうなったので自分の気持ち悪さに驚いた。
    こういった変な人ばかりが出てきて、誰にも共感できなさそうな話が苦手な人は多いかもしれないけれど、私は登場人物たちの滑稽さが楽しかった。
    私も近所の商店街や行きつけのレストランなどで、「左側だけくせ毛の女」とか呼ばれているのかもしれないな、と自分ごとに置き換えて読むのも楽しい。
    私のことを第三者が変なあだ名をつけて観察していたら、どう見えているのか。読むだけで色々な想像を膨らませてくれる素敵な物語だった。

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    2026年06月08日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    イマイチ没入できなかった.....。
    地元で有名になるぐらいの異質な人間(むらさきのスカートの女)が、突然社会に溶け込んでいる様子が違和感でそこから話が入ってこなかった。
    黄色いカーディガンの女(自称)のむらさきのスカートの女への執着心に恐怖と共に笑いが込み上げてくる。
    鼻をつまんだ話してない!に執着している時が1番面白かった。笑

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    2026年06月06日
  • とんこつQ&A

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    読みやすい短編集。
    タイトルと表紙のかわいさからはイメージつかない不気味さ。へんてこってまさにぴったりな言葉だな。

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    2026年06月01日
  • とんこつQ&A

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    タイトル惹かれて。

    表題作は不思議で少し気味が悪い。けど、どこかにはこんな関係性もあるかも?いや、無いか?いやいや、あるかも?と、ぐるぐるした。

    2篇目はなんだか悲しみが襲ってきた。なんか、主人公の家族など諸々嫌な感じだな〜。あー、いじめられてた子を庇ったら、標的が私に移ったなー…とか、思い出した。

    3,4篇目は正直"?"と。特に3篇目の夫婦はマジでいるっしょ?と。モデルいるんじゃ?と、少し疑ってる私。4篇目はうーん、ウィンウィンでは無いけど、ギブアンドテイクということだと思えば、よくある話。

    読みやすいかどうか…。は、好みの問題ですなぁ。

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    2026年05月27日
  • とんこつQ&A

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    ありふれた人間の一人生の切り抜きであったが、例えば、人間的な成長を描く一方で、人間の傲慢さや、愚かさが同時に描かれていて、読み終えた後は正直あまりスッキリせず、考えさせられる内容であった。考えされられた要因の中には、各編の主人公たちが普通の人間とはちょっとズレた感覚を持っていることが影響しており、内容に奇妙さを含ませているのだと思った。客観的に見ると、主人公たちがズレていることは分かるが、果たしてそんな自分は普通なのか?と問われているようにも感じた。

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    2026年05月27日