今村夏子のレビュー一覧

  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    とても読みやすかったが、なにを伝えたい作品なのかが難しかった。他の方のレビューにあった周りの人の評価でむらさき色のスカートの女価値が変化していくという考察がしっくりきた。

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    2026年10月11日
  • むらさきのスカートの女

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    書いてる内容は難しくない。よくわかる。誰が何をしているのか、何を考えているのか、それは特に迷うこともない。問題は、これは一体誰で、何のためにやっていることなのか。それをどう受け止めるか、それが難しい。物語としても、筋もあるにも関わらず、どう飲み込んだら良いのかがわからない。淡々と進むかと言えば突然ミステリーのどんでん返しのようになったり、そして明確に提示される答えはない。はっきりして欲しい派には消化不良にはなるが、その前提がわかっていれば、充実感はあるかもしれない……。

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    2026年10月04日
  • むらさきのスカートの女

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    「むらさきのスカートの女」をひたすら観察するお話。
    主人公のむらさきのスカートの女への執着というか、少しストーカーじみた狂気を感じた。
    あまり抑揚のないストーリーで途中で気持ちがだれてしまうこともあったけど、頁数が少ないのでそこまで苦にならずに読み切れた。
    オチは意外性があって面白かったです。

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    2026年10月03日
  • 星の子

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    ネタバレ

    ある宗教を崇拝する家庭の子供のお話。子から親を批判をする描写が無かったと記憶していますが、どんな形であれ、一緒に時を過ごすこの親子に切なさを感じました。普通ではないことはわかっている子、しかしこれも家族の形の一つなのかなと思います。幸せって絶対評価はできないものだよなぁと改めて感じさせてくれる作品でした。

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    2026年09月29日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    今村夏子さんの世界観にどっぷり浸れる短編集
    「ひょうたんの精」と「せとのママの誕生日」は、特にユーモラスで終始ニヤニヤしながら読んでいました
    この2編はまさに今村ワールド全開な、ユーモアでありながらちょっと歪んだお話だと思います
    一方で最初に収録されている「白いセーター」は、大人と子供の行き違いを書いたストーリーでありつつ、少し切なくて心がきゅんと痛む恋のお話でもあります
    今までの今村さんにはない短編で、読んでいて新鮮な気持ちになりました
    解説では今村さんの小説の書き方などがインタビュー形式で掲載されており、そちらも大変興味深く、今村夏子ファンには必携の1冊だと思います

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    2026年09月29日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ


    おもしろい

    変人であるむらさきのスカートの女を、無口で疎まれている主人公黄色いカーディガンの女目線で書いた話。黄色いカーディガンの女はほとんどストーカーで、むらさきのスカートの女をずーっと観察している。

    むらさきのスカートの女の性格の変わりようは見ていてたのしかった。
    主人公との絡みはもっと見たかった。
    バザーにだしたのは黄色いカーディガンの女の仕業なのかな?考えすぎかな?

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    2026年09月28日
  • 星の子

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    宗教にのめり込んでいく両親と、その姿を見ながら育つ少女の物語です。
    主人公自身は信仰に疑問を感じながらも、家族を嫌いになりきれない。その「信じること」と「疑うこと」の間で揺れる感情がリアルで引き込まれました。
    宗教そのものを一方的に批判するのではなく家族への愛情や居場所の問題まで描いているのが印象的で、
    淡々とした文章だからこそ最後まで読んだ後に「本当に怖いのは何だったんだろう」と考えさせられる作品でした。

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    2026年09月24日
  • むらさきのスカートの女

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    「ふうん」という感想で終わった。今村さんの作品を読むのは今作で2作目だが、毎回「ふうん」という感想。
    エッセイで今村さんが小説を書くときの心情を知れてよかった。

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    2026年09月21日
  • むらさきのスカートの女

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    最後は拍子抜けした
    日本文学において、オチを期待すること自体間違っているとは思うけど、、まあそうっすよね

    読み終わって、将来に対して漠然とした不安を感じた。

    むらさきのスカートの女、黄色いカーディガンの女に自分もなっている可能性がゼロではないということ、もしかしたらを考えないといけないこと、1人でも満足した日々を送れるのか。

    曖昧加減が芥川ぽい

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    2026年09月17日
  • こちらあみ子

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    映画を観たことがあったので本も読んでみた!
    内容は概ね同じなんだけど、映画の方が好きだったー!
    デビュー作がこれはすごいわ。

    あみ子はうざいけどうざいと思うのは罪悪感ぎあるから遠ざけるって、本当核心ついてるわ。

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    2026年09月16日
  • むらさきのスカートの女

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    スラスラ読めた。すごい執着。こんなこと細かく詳細に他人のことを管理できるなんて。盗聴録音でもしないと把握できないんじゃないかと思うけど、ずーーーっとみてるしつけてるんだろうな。。しかもまぁまぁ近い距離感で。なのにばれない。誰にもその異常行為に気づかれない。どれだけ存在感薄いんだ。。と思ってしまう。
    結局、黄色いカーディガンの女の目的は果たせなかったような気がするし、なんか続きが気になる。え。どうなったの。終わりでいいの?と。不思議な本でした。

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    2026年09月10日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    終始すこーしずつ不穏でどこか不安な空気が流れている。そこに子どもという明るい存在が点々と出てくるので心が乱される感覚がある。

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    2026年09月10日
  • こちらあみ子

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    久々の読書。
    難しかった。あみ子はとにかく、あみ子のおかれた環境が不憫で仕方なく、人を嫌な気分にしたり、人と全く違う意見を持っていてそれを突き通そうとしてぶつかったり。私は、最初から最後まで、ただただ辛いという気持ちにしかならなかった。
    でも、最後の解説を読むと、何にも縛られてなく自由、一途。みんなはあみ子になりたいと思うだろうみたいな事を言っており、そんな見方があるのかーとも思いつつ、全然共感はできなかった。

    ピクニックも、途中までは変わった人の話でしかなかったけど、最後の最後は、変わってる人って結局誰かの人生のほんの一部の思い出にしかならず、過ぎ去っていくものでしかないなーと思って切なくなった。

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    2026年09月10日
  • むらさきのスカートの女

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    語り手が何者なんだ…!?と思いつつ読み進めた。
    むらさきのスカートの女よりも語り手が気になって気になって仕方がなかった。
    むらさきのスカートの女に対しての執着が凄いし、もはやストーカーで、味方なのか敵なのかどっちなのか結果的にわからずじまい。
    でもこのどっちなんだ!?と想像することすらも、楽しい作品だった。
    ただ、語り手はそこまでするのんか?とリアリティな行動?というよりは小説的に動機がよくわからない行動をしてたけど、それ以外の登場人物が妙にリアリティで。そのちぐはぐさもまた新鮮で面白かったな〜

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    2026年09月08日
  • むらさきのスカートの女

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    ずっと意味わからなくて最後まで意味わからなくて面白かった。あんなに他人の会話を鮮明に聞き取れるってことはほぼ同じ距離にいないと無理だから想像したら面白い。透明マント着てるって思ったら全部納得できる。
    初めて読むタイプのお話。

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    2026年09月05日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    終始、語り手の存在が何処にあるのかが気になり過ぎて、真に楽しむことができなかったのでは無いかと思った。著者の文章には細部の表現や描写に、計り知れないほどの魅力があると私は考えている。本作では、その魅力を魅力であると思う暇もなく読み終えた。それがこの本を読み終えた感想にしてしまうのは勿体無い気もするが、この感想で私は褒めているから、許して欲しい。とてつもなく読みやすいということ。芥川賞らしく無い、面白いエンタメ小説のように読んでしまったから、次読む機会があればもっと細部に目を向けたい。
    帯に「何も起こっていないのに面白い」と書かれてあったが、それは全くもって見当違いじゃ無いか? とだけ思った。最初から最後まで語り手がストーキングしてるんだから、常に何かは起こってるだろと思った。

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    2026年09月03日
  • むらさきのスカートの女

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    【むらさきのスカートの女】
    タイトルからてっきりむらさきのスカートの女が主人公なんだと思ってました。これは何小説なんだろう?ストーカー小説……?( ˙꒫˙ )
    どこか非現実的なところが良いですねヾ(*´˘`*)
    今村夏子さん初読みでしたが面白かったです
    ჱ̒˶ー̀֊ー́ )

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    2026年08月30日
  • むらさきのスカートの女

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    文章も読みやすく、所々くすっとさせられるノリも良かったです。
    感想の中には最後の終わり方が分からないとあったけどその後のエッセイとか読むと
    『そんな感じでこれが出来たんだ!』と
    納得。
    同作家の別の著書も読んでみたくなりました

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    2026年08月29日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    なんかよくわかんない人がよくわかんない人に執着してよくわかんない感じになった!新感覚!
    自分はエンタメ的にしか消費できなさそうだけど芥川賞受賞しているくらいだから色んな読み方ができるんだろうな、他の人の感想が見たくなるタイプの本

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    2026年08月28日
  • むらさきのスカートの女

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    なんだこれという、一言では言い表せないような読後感。読みやすい文章と短い物語で一気に読み終えただけに、不可解で謎めいた雰囲気が際立った。純粋なミステリーやホラーではないのだろうけど、それに似た不穏で背後につきまとうような怖さを感じた。書評で様々な解釈ができると言われており、自分に当てはまる解釈を探し出してすっきりさせたいという気持ちになった。後味が悪いという意味でのモヤモヤではなくて、読んだ後の解釈への興味を駆り立てるワクワクにも近くて、中毒性があるというのも少しわかる気がした。サクッと読めて変わった読書体験がしたい方にはいい小説だと思う。

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    2026年08月30日