今村夏子のレビュー一覧

  • むらさきのスカートの女

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    狂気の一冊

    面白いとかつまらないとかそういうので説明できない。
    登場人物みんな倫理観おかしいし民度も低いけど、むらさきのスカートの女を観察する語り手がいちばんやばい。
    異常な距離感、目的のない執着、チープな犯罪、いじめの傍観と同調
    そして、その場その場のリスクを回避する短絡的な脳はあるが、基本的に頭が悪い。
    全部無自覚なのも怖い。嫌悪感すら抱くけど、結末は気になって一気読みしてしまう、なんとも恐ろしい作品。

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    2025年12月11日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    すいすい読めました!
    心理描写は少なく、情景描写が多いため、絵本みたいで楽しい。
    クリームパンを食べる音、りんごをこどもたちと交互に食べるところ、チーフたちの噂話が特に好きです。
    黄色のカーディガンの女は、2人で遠いところに行ってなにをしたかったんだろう。そういうところも知りたくなる、想像力を掻き立てられる本です。

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    2025年12月10日
  • むらさきのスカートの女

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    異質なむらさきのスカートの女を、ストーカーする黄色のカーディガンの女の目線を通じて見るお話。

    むらさきのスカートの女もおかしいと感じるが、徐々に主人公自身が最もおかしいと感じるように仕組まれていると感じた。
    話を通して、主人公は街の人々から認識されているむらさきのスカートの女に憧れていたので、最後には成り代わっていたのではないかな〜

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    2025年12月09日
  • むらさきのスカートの女

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    なんかの記事で、めちゃくちゃ笑えるって書いてあったから購入。まあまあ、たしかにツッコミどころは多いし、読みやすいし、最後のオチもまぁ面白かったです。でも芥川賞って、なんかよくわからないんだよなぁ。何が伝えたかったんだろう。単に、よくある日常コメディって感じかな。

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    2025年12月07日
  • むらさきのスカートの女

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    1時間半一気読みした。序盤から主人公に対して小さな違和感を感じながら読み進めていくのは面白かった。グレートギャツビーを読み終えた時と似たような気分になった。

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    2025年12月06日
  • とんこつQ&A

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    とんこつQ&A
    読んでいて不気味さを感じたまま終わった。
    最後の冷えた大根は、少しほっこりして読み終わった。

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    2025年12月04日
  • とんこつQ&A

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    どこかヘンテコで不思議、それでもクセになる世界観が流石でした。
    とんこつやの店員として必死に不器用に頑張る主人公がなんだか面白くて沢山笑った。
    他の短編も良かったです

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    2025年12月04日
  • 星の子

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    ネタバレ

    ここで終わるのか〜〜〜。
    こういう家族って現実にもけっこういるんだろうなと思うとなんだか切ない気持ちになった。世間的に見たらあきらかに両親はおかしいのに、本当に我が子を大事にしてるから故の行動だから、子供の立場からしたら揺れ動くのもわかるなと思った。最後のシーンはすごく幸せだもんね。
    家を出ていく決断した姉と両親の側にいることを決断した妹の対極性が物悲しい。
    なべちゃんと新村くんのおかげでほっこりしました。

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    2025年11月30日
  • 星の子

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    ネタバレ

    すらすら読めた。ちひろの視点で物語が進んでいく。南先生の罵倒の箇所は怖かった。映画の存在を知り、岡田将生さんが南先生と知りハマり役すぎて頷く。かっこいい中に胡散臭さを出すのがうまい俳優さん。愛菜ちゃんも好きなので是非映画も観たい。
    ずっと淡々とちひろの語りが続いてるので着地点はどうなるのかと思ってたがまさかの不穏な終わり方。
    お姉ちゃんは不憫としかいいようがないけどちひろは本当に両親に愛されてるしらちひろも普通とは違う両親であるけど自分への愛情は感じていて両親が好きなことはちゃんと伝わってきた。この家族がどうなるのか、そこに希望はあるのか。ぞわぞわする終わり方だった。

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    2025年11月22日
  • あひる

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    また良く分からない本を読んでしまった。
    一見かわいらしいタイトルと装画に騙された。
    表紙の装画も良く見るとコップか花瓶のような器に花と一緒にあひるが窮屈に入れられている。この装画の意味するものはなんだろう?

     心がざわざわ、読後モヤモヤさせられる3作の短篇を収録。
    どの物語も幽霊や殺人鬼が出てくるようなホラー小説ではないが読んでいて背筋が薄ら寒くなる。

    〇『あひる』
    一羽のあひる「のりたま」がペットとしてやってきたところから物語は始まる。
    それをきっかけに近所の子供達が集まり始めるが…
    一見、あたたかな絵に描いたような家族だけど
    何か変?どこかおかしい?胸に何かがずっと引っ掛かっている感じ

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    2025年11月11日
  • とんこつQ&A

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    平穏な毎日、何気ない日常に突如現れる違和感や不穏を描き出すのがとても自然で驚きました。表題作の「とんこつQ &A」においてある人物の登場で環境が一変していく様は恐怖すら感じる。どの章編を読んでも明と暗のバランスが絶妙で没入して読むことができました。

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    2025年11月09日
  • 星の子

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    登場人物がどこか不気味で、特に主人公の両親が宗教にハマっており、言動一つ一つがおかしく感じた。両親が外で頭にタオルを乗せている描写があったが、あまりにもシュールで笑ってしまった。

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    2025年10月22日
  • 星の子

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    ネタバレ

    病気がちな子供を治すためにどんどん怪しい宗教にのめり込んでく両親…
    頭に濡れたタオル乗っけたり、お葬式で勝手にお祈りの言葉みたいなの大声で唱えたり…
    こんな両親怖すぎる…
    最後の終わり方が途中で終わった感じでモヤモヤする。
    子供もこのまま親と同じように生きて自分の子供にも宗教やらせるのかなって思った。
    とんこつQ&Aのが面白かった。

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    2025年10月20日
  • あひる

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    どの話も読んだ後にモヤモヤが残って、何の話?何が言いたかったんだ?…となりました。今村夏子さんらしい作品ですね。

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    2025年10月18日
  • こちらあみ子

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    生々しくて、リアルだったからこそ胸が痛くてズキズキ感じた
    決してハッピーエンドにならない、結末までもしっかり描かれていないところがまたリアル 
    現実と向き合う

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    2025年10月16日
  • あひる

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     『おばあちゃんの家』『森の兄弟』はわからないことが多くモヤモヤしたまま終わってしまったが、表題作の『あひる』はとても好みでおもしろかった。

     読後の感情を表す言葉が見つからない。不安? 不快? どれもしっくりこない気がする。不快といっても悪い意味ではない。じわじわと日常に潜む不安が増幅していって、足元が覚束なくなる感覚。
     あひるや両親、子どもたち、「わたし」までもが、なんだか異様な存在に見えてくる。

     3つのお話はどれも“代わり”について書いているのかな、と思った。気持ちはわからないでもないが、残酷というか、冷たいというか。

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    2025年10月12日
  • 星の子

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    とても読みやすい。すらすらと2時間で読めた。
    病弱だったちひろを救おうと宗教にのめり込んでいく父と母、それと家族の話。年齢を重ねて、周りの反応とも合わせて自分の家庭は少しおかしいことに気づく。でも父と母に悪意はなく、むしろ強い愛を感じる。
    ラストがあっさり終わってしまった。
    ちひろはこの家庭に違和感を感じながらも愛に逆らうことはできないからこれからも一緒にいるのかもしれないと読んだ。

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    2025年10月04日
  • 木になった亜沙

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    感想書くのが難しい。
    現実的な夢を見ているかのような話。
    自分が作った料理、よそった給食など誰も食べてくれず、最終的に割り箸になりようやく自分が手につけたものを食べてくれた話から始まり、残りの話も余韻を感じさせる本だった。

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    2025年09月29日
  • こちらあみ子

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    ネタバレ

    こちらあみ子
    あみ子のことを大切にしてくれていた人たちがあみ子自身の行動によって離れていってしまう。あみ子の親も兄も周りの人間も壊れてしまう。
    あみ子はあみ子として人と接しているだけ。救いようのない絶望感、誰もあみ子の事を理解できる人はいないのかと思うと、読んでいてきついものがあった。

    ピクニック
    虚言癖のある七瀬さんとそれを知らない会社の同僚、虚言癖だと知っている新人の物語。
    ドブの掃除をしてうまくいったらピーナッツを投げるシーンが水族館のイルカショーとかを連想できてしまって、気味が悪かった。
    何も知らないことは罪になるなと思った。

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    2025年09月28日
  • こちらあみ子

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    どう評価すれば良いか。芥川賞に近いような重いようで、もっと軽いタッチで現代のやるせなさを描いているようだ。難しい。主人公は素直に物事を見る性格でそれをそのまま伝え、その言動が周囲から浮いている女の子。義理の母をその素直さから傷つけて、でもそれが分かっていなくて、だからといって女の子が悪いともいいきれず、もし母親がそれを受け止める懐の大きさがあればハッピーエンドになったのかもしれない。でも母親の気持ちも分かるし、やはり主人公の振る舞いには、周囲を不幸に陥れる悪があったのかもしれない。とかく分かりやすいのが、食パンの白い部分だけ、ゼリーの果肉だけ食べて残りを人にあげる、残すというわがままさ。それを

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    2025年09月21日