今村夏子のレビュー一覧

  • 木になった亜沙

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    感想を書くのが難しい。

    衝撃的で奇妙で不思議な物語だった。
    次にどうなっていくのか気になってしまう作品だった。

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    2026年01月07日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    タイトルから面白そうだったので購入しました。序盤は面白くて笑える部分もあり、徐々に不気味な展開になっていきます。その不気味な感じも絶妙で、気づいたら不気味がそこにあるような感じが良かったです。

    特に『良夫婦』では、虐待されている風の子どもに親切心からさくらんぼの実をとってもいいと伝えた奥さんが、子どもが木から落ちる事故が起きた途端、夫と共に許可したことを無かったことにして子どもに罪を押し付け、隠蔽するという偽善的な話でした。自分の罪を認めず、無かったことにして良心的な部分だけ肯定しているところがゾッとしますが、そういう心理って誰にもあるのではないでしょうか。そこが面白かったです。

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    2026年01月02日
  • むらさきのスカートの女

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    最初は無職から始まり、清掃員となった紫スカートの女の観察記。
    だが、彼女を観察している女のほうも、かなりの変わり者。
    類は友を呼ぶということなのだろうか。
    街中にもこういう見た目の人いそうだなと思わせる絶妙な設定で、読む手が止まらない。
    仕事ではまともそうなのに、プライベートでは驚くほど別人という人も確かにいる。
    あり得なさそうで、でもありそうなところが面白い。
    読みやすさと人を惹きつける力は群を抜いていて、一気に読まされた一冊だった。

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    2026年01月01日
  • あひる

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    よくわからない。というのが率直な感想。
    ほのぼのとした書き口で進む作品ではあるけれど、なんだか心がざわつく。この何かわからないモヤモヤした感じがいいのか?怖いような、それとも読者としてちゃんと受け取れていないのか?

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    2025年12月27日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて、購入。

    あり得そうであり、あり得なさそうな話。
    誰しも同じような考えを少しは持っているかもしれないが、それが行き過ぎたひとたちの話。

    表題作より「良夫婦」が1番おもしろかった。
    愛犬の死も悲しそうではないし、問題を起こしてもや・さ・し・い夫が全て対処してくれて、その後は何もなかったかのように過ごしている。サイコパスみを感じて、ぞっとした。

    最後の話はグッドエンドのようになっているが、結局金を盗られていてそれまでのことが台無しに。

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    2025年12月27日
  • むらさきのスカートの女

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    1番変な人はむさらき色のスカート女ではなかった。読みやすいのと、続きが気になるので2時間で読み切った。
    ラスト、もっと大きく書かれるかと予想したが、余力、余韻を残すような結末。

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    2025年12月26日
  • 星の子

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    ネタバレ

    宗教二世の日常や心情を淡々と描く。どこちでもいる普通の思春期の女の子なんだけど、そこはかとなくズレた空気感も…。
    ラストの3人で星を眺めるシーン。ほのぼの親子と見せかけて、不穏。

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    2025年12月20日
  • あひる

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    今村さん作品は初めまして。
    書店で手に取った時、内容まったく知らないのに表紙の絵を見て「このあひるは生きているのか死んでいるのか…」と考えてしまった。

    決定的に恐ろしかったり残酷だったりする訳ではないけれど、不穏で心がざわざわした。

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    2025年12月13日
  • むらさきのスカートの女

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    ミステリー小説しかほぼ読まんかったけど面白かった
    本までTikTokで話題って言われるのも時代過ぎる

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    2025年12月11日
  • むらさきのスカートの女

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    狂気の一冊

    面白いとかつまらないとかそういうので説明できない。
    登場人物みんな倫理観おかしいし民度も低いけど、むらさきのスカートの女を観察する語り手がいちばんやばい。
    異常な距離感、目的のない執着、チープな犯罪、いじめの傍観と同調
    そして、その場その場のリスクを回避する短絡的な脳はあるが、基本的に頭が悪い。
    全部無自覚なのも怖い。嫌悪感すら抱くけど、結末は気になって一気読みしてしまう、なんとも恐ろしい作品。

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    2025年12月11日
  • とんこつQ&A

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    とんこつQ&A
    読んでいて不気味さを感じたまま終わった。
    最後の冷えた大根は、少しほっこりして読み終わった。

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    2025年12月04日
  • とんこつQ&A

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    どこかヘンテコで不思議、それでもクセになる世界観が流石でした。
    とんこつやの店員として必死に不器用に頑張る主人公がなんだか面白くて沢山笑った。
    他の短編も良かったです

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    2025年12月04日
  • 星の子

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    ネタバレ

    ここで終わるのか〜〜〜。
    こういう家族って現実にもけっこういるんだろうなと思うとなんだか切ない気持ちになった。世間的に見たらあきらかに両親はおかしいのに、本当に我が子を大事にしてるから故の行動だから、子供の立場からしたら揺れ動くのもわかるなと思った。最後のシーンはすごく幸せだもんね。
    家を出ていく決断した姉と両親の側にいることを決断した妹の対極性が物悲しい。
    なべちゃんと新村くんのおかげでほっこりしました。

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    2025年11月30日
  • 星の子

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    ネタバレ

    すらすら読めた。ちひろの視点で物語が進んでいく。南先生の罵倒の箇所は怖かった。映画の存在を知り、岡田将生さんが南先生と知りハマり役すぎて頷く。かっこいい中に胡散臭さを出すのがうまい俳優さん。愛菜ちゃんも好きなので是非映画も観たい。
    ずっと淡々とちひろの語りが続いてるので着地点はどうなるのかと思ってたがまさかの不穏な終わり方。
    お姉ちゃんは不憫としかいいようがないけどちひろは本当に両親に愛されてるしらちひろも普通とは違う両親であるけど自分への愛情は感じていて両親が好きなことはちゃんと伝わってきた。この家族がどうなるのか、そこに希望はあるのか。ぞわぞわする終わり方だった。

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    2025年11月22日
  • あひる

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    また良く分からない本を読んでしまった。
    一見かわいらしいタイトルと装画に騙された。
    表紙の装画も良く見るとコップか花瓶のような器に花と一緒にあひるが窮屈に入れられている。この装画の意味するものはなんだろう?

     心がざわざわ、読後モヤモヤさせられる3作の短篇を収録。
    どの物語も幽霊や殺人鬼が出てくるようなホラー小説ではないが読んでいて背筋が薄ら寒くなる。

    〇『あひる』
    一羽のあひる「のりたま」がペットとしてやってきたところから物語は始まる。
    それをきっかけに近所の子供達が集まり始めるが…
    一見、あたたかな絵に描いたような家族だけど
    何か変?どこかおかしい?胸に何かがずっと引っ掛かっている感じ

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    2025年11月11日
  • 星の子

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    登場人物がどこか不気味で、特に主人公の両親が宗教にハマっており、言動一つ一つがおかしく感じた。両親が外で頭にタオルを乗せている描写があったが、あまりにもシュールで笑ってしまった。

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    2025年10月22日
  • 星の子

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    ネタバレ

    病気がちな子供を治すためにどんどん怪しい宗教にのめり込んでく両親…
    頭に濡れたタオル乗っけたり、お葬式で勝手にお祈りの言葉みたいなの大声で唱えたり…
    こんな両親怖すぎる…
    最後の終わり方が途中で終わった感じでモヤモヤする。
    子供もこのまま親と同じように生きて自分の子供にも宗教やらせるのかなって思った。
    とんこつQ&Aのが面白かった。

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    2025年10月20日
  • あひる

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    どの話も読んだ後にモヤモヤが残って、何の話?何が言いたかったんだ?…となりました。今村夏子さんらしい作品ですね。

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    2025年10月18日
  • こちらあみ子

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    生々しくて、リアルだったからこそ胸が痛くてズキズキ感じた
    決してハッピーエンドにならない、結末までもしっかり描かれていないところがまたリアル 
    現実と向き合う

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    2025年10月16日
  • あひる

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     『おばあちゃんの家』『森の兄弟』はわからないことが多くモヤモヤしたまま終わってしまったが、表題作の『あひる』はとても好みでおもしろかった。

     読後の感情を表す言葉が見つからない。不安? 不快? どれもしっくりこない気がする。不快といっても悪い意味ではない。じわじわと日常に潜む不安が増幅していって、足元が覚束なくなる感覚。
     あひるや両親、子どもたち、「わたし」までもが、なんだか異様な存在に見えてくる。

     3つのお話はどれも“代わり”について書いているのかな、と思った。気持ちはわからないでもないが、残酷というか、冷たいというか。

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    2025年10月12日