今村夏子のレビュー一覧

  • とんこつQ&A

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    3作目の今村 夏子作品。ちょっと気になるタイトルと餃子の装幀に惹かれて、手に取った作品。

    以前読んだ『あひる』よりも、思ったよりゾワゾワ感が少なくてちょっと拍子抜けしてしまった感のある内容でした❗️でも今村作品を堪能することはできたので、個人的には満足しています。

    好きな話しは、表題作の『とんこつQ&A』と『冷たい大根の煮物』の2編です❗️人間のちょっとしたズルさや嫌らしさを描くことに関しては、高いレベルの作家さんではないかと思っています❗️

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    2025年10月22日
  • 星の子

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    ネタバレ

    病気がちな子供を治すためにどんどん怪しい宗教にのめり込んでく両親…
    頭に濡れたタオル乗っけたり、お葬式で勝手にお祈りの言葉みたいなの大声で唱えたり…
    こんな両親怖すぎる…
    最後の終わり方が途中で終わった感じでモヤモヤする。
    子供もこのまま親と同じように生きて自分の子供にも宗教やらせるのかなって思った。
    とんこつQ&Aのが面白かった。

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    2025年10月20日
  • むらさきのスカートの女

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    狂気と謎。
    むらさきの行動も語り手の行動も表現しづらい雰囲気を纏わせながらの謎
    他に出てくる人間はリアリティあるなぁ
    とりあえずその職場絶対やだ
    結局彼女達の真意が分からずにいる
    考察も色んな説が出てるからみんな迷走してる

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    2025年10月19日
  • むらさきのスカートの女

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    2019年芥川賞(上半期)受賞作
    タイトルが…
    ダウンタウンのコントタイトルにありそー
    これが最初の印象。でもインパクトあるよね。
    むらさきのスカートの女を黄色のカーディガンの女が追う…ストーカーレベルで。
    しかもバレるやろレベルの近さで…
    芥川賞受賞作らしく暗い、でもユーモラスもあってクスッとくる^ ^シュールな笑い

    文庫本にある後書きがなんかイイ
    著者も友達ってか作家仲間がいないのか
    著者の短編エッセイみたいなのが続く
    彼女の人間性が透けて見えるのがなんかイイ

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    2025年10月18日
  • あひる

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    どの話も読んだ後にモヤモヤが残って、何の話?何が言いたかったんだ?…となりました。今村夏子さんらしい作品ですね。

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    2025年10月18日
  • こちらあみ子

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    生々しくて、リアルだったからこそ胸が痛くてズキズキ感じた
    決してハッピーエンドにならない、結末までもしっかり描かれていないところがまたリアル 
    現実と向き合う

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    2025年10月16日
  • あひる

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     『おばあちゃんの家』『森の兄弟』はわからないことが多くモヤモヤしたまま終わってしまったが、表題作の『あひる』はとても好みでおもしろかった。

     読後の感情を表す言葉が見つからない。不安? 不快? どれもしっくりこない気がする。不快といっても悪い意味ではない。じわじわと日常に潜む不安が増幅していって、足元が覚束なくなる感覚。
     あひるや両親、子どもたち、「わたし」までもが、なんだか異様な存在に見えてくる。

     3つのお話はどれも“代わり”について書いているのかな、と思った。気持ちはわからないでもないが、残酷というか、冷たいというか。

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    2025年10月12日
  • 星の子

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    とても読みやすい。すらすらと2時間で読めた。
    病弱だったちひろを救おうと宗教にのめり込んでいく父と母、それと家族の話。年齢を重ねて、周りの反応とも合わせて自分の家庭は少しおかしいことに気づく。でも父と母に悪意はなく、むしろ強い愛を感じる。
    ラストがあっさり終わってしまった。
    ちひろはこの家庭に違和感を感じながらも愛に逆らうことはできないからこれからも一緒にいるのかもしれないと読んだ。

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    2025年10月04日
  • 木になった亜沙

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    感想書くのが難しい。
    現実的な夢を見ているかのような話。
    自分が作った料理、よそった給食など誰も食べてくれず、最終的に割り箸になりようやく自分が手につけたものを食べてくれた話から始まり、残りの話も余韻を感じさせる本だった。

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    2025年09月29日
  • こちらあみ子

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    ネタバレ

    こちらあみ子
    あみ子のことを大切にしてくれていた人たちがあみ子自身の行動によって離れていってしまう。あみ子の親も兄も周りの人間も壊れてしまう。
    あみ子はあみ子として人と接しているだけ。救いようのない絶望感、誰もあみ子の事を理解できる人はいないのかと思うと、読んでいてきついものがあった。

    ピクニック
    虚言癖のある七瀬さんとそれを知らない会社の同僚、虚言癖だと知っている新人の物語。
    ドブの掃除をしてうまくいったらピーナッツを投げるシーンが水族館のイルカショーとかを連想できてしまって、気味が悪かった。
    何も知らないことは罪になるなと思った。

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    2025年09月28日
  • こちらあみ子

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    どう評価すれば良いか。芥川賞に近いような重いようで、もっと軽いタッチで現代のやるせなさを描いているようだ。難しい。主人公は素直に物事を見る性格でそれをそのまま伝え、その言動が周囲から浮いている女の子。義理の母をその素直さから傷つけて、でもそれが分かっていなくて、だからといって女の子が悪いともいいきれず、もし母親がそれを受け止める懐の大きさがあればハッピーエンドになったのかもしれない。でも母親の気持ちも分かるし、やはり主人公の振る舞いには、周囲を不幸に陥れる悪があったのかもしれない。とかく分かりやすいのが、食パンの白い部分だけ、ゼリーの果肉だけ食べて残りを人にあげる、残すというわがままさ。それを

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    2025年09月21日
  • 木になった亜沙

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    ウワァン、と言いたくなるような話たち。

    椎名うみさんの漫画に似た香りを感じる。生々しいのにファンタジックな描写が。救いがないのにあるように見える、もしくはその逆?

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    2025年09月18日
  • こちらあみ子

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    切ないとかの感情は湧かない。
    どうしょうもない感じをどうしょうもないと実感させられる感じで、読んでいて楽しくない。

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    2025年09月15日
  • 星の子

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    なんだかとても怖いと感じました。
    主人公の女の子は不遇な境遇である事に気づいているのでしょうか?
    お姉ちゃんはどうなったのでしょう?
    最後はハッピーエンドなのでしょうか?

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    2025年09月09日
  • 星の子

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    今村夏子さんの作品を読むと、いつも不思議な気分になってしまう。
    はっきりと「こうだ!」という結末があるわけじゃないからだろうか。
    病弱だったちひろを救うために宗教にのめり込んでいく両親。二人ともいい人だし、自分の事を思ってくれているのがわかるからこそ、何か変だなと思ってもどうしようもない。
    このどうしようもなさに、こちらまでモヤモヤしてしまった。
    今村さんと小川洋子さんの対談で、ラストの流れ星を探すシーンについて、「感動した」という感想が寄せられていると書かれていたけど、どのあたりが感動ポイントだったんだろう。
    愛情は伝わってきたけど、噛み合わないなぁとしか思えなかった。

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    2025年09月05日
  • 星の子

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    お父さんとお母さんがちひろにすごい優しくてそこが切なくなる...。
    終わり方がなんか腑に落ちない感じではあった。
    宗教とか洗脳って怖いけど、その中で生きてる人たちの世界を見れた気がする。あと南先生の罵倒するシーンがもう辛い。

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    2025年08月25日
  • 星の子

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    ネタバレ

    異常な境遇で生きていることには気づき始めているが、幼い頃からのことなので気付かないし変える方法も分からない。そんな主人公の人生が高校進学を境に変わろうとしていることを暗示させるラストだと私は思いました。
    彼女の中では親と寒空の下身を寄せ合って星を見たことは一生記憶に残るだろうし、そういった親との思い出が何もない私には眩しくうつりました。

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    2025年08月22日
  • あひる

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    今村夏子さんは、星の子、紫スカートの女に次ぐ3冊目。日常を描いているのに、そこに潜む孤独が見透ける今村ワールドに引き込まれる。

    タイトル作含む短編3本。どれも奇妙で不気味な話だけど、なぜか、かつて自分も経験したことあるような気もしてきて、心をざわつかせる。かつて見た悪夢かな…?

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    2025年08月16日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    今村さんの作品は、読んでいて途中ぐにゃっとまがる瞬間がある。あれ、何これ?怖!みたいな、よくわからないものを目の当たりにしてしまってフリーズしたみたいになる。登場人物が妙というか、不可解な感じを醸し出してくる。
    この本だって、題名と装丁からは想像つかないくらい、なんだかあらぬ方向に着地したなと、とまどってしまうくらい。
    でも、またちょっと読んでみようか、となってしまうから不思議だ。

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    2025年08月01日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    ネタバレ

     「むらさきのスカートの女」を読んで以来2冊目の今村夏子さん。やはり不思議ワールドで、「世にも奇妙な物語」っぽい。「それで真相は?」と思っても答えは書かれておらず、「なんだったんだろう」と読み終わった後ぼーっとする。読者の想像力に任せるということだろうか、絶妙だ。
     登場人物はみな孤独なようでいて人と繋がっているのがほっとさせられるところだ。

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    2025年07月26日