今村夏子のレビュー一覧

  • とんこつQ&A

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    他人との関係は、例えどれだけ密接な関係を築けたとしても、結局は他人でしかないんだなと思う。あの頃、すごくよく遊んだし、悩みを打ち明け合ったりしたけれど、ひとたび接点がなくなるとそれまで。結局は心の拠り所を求めて一時的に化学反応が起こっただけに過ぎない。
    なんてことばかりではないと思いますが、なんだかそんなドライな感情を抱かせる不思議な作品でした。

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    2026年02月17日
  • こちらあみ子

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    なぜこれを、読みたい本リストに入れたのか全く覚えてないけれどとにかく読みました。なかなか衝撃的な内容でした、あみ子ちゃんが何というか純粋無垢で弱い?というか時に残酷で、怖かったです。もうひとつはいっていた、『ピクニック』という話の七瀬さんも妄想で芸能人と付き合ってる?話でこれまた怖い設定で、薄いけどなかなかパンチの効いた本でした。

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    2026年02月11日
  • 星の子

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    ネタバレ

    読みやすく、サラリと読み終わった
    お姉さんの子どもの頃の場面、叔父夫婦の話を断る場面、後半のすれ違いから不安になり、くっつく場面、子どもって結局盲目的に親を好きでいてくれるからこそ親は気をつけなくてはいけない、と切なくなった
    子どもが自我を持てた時、どうなるのか。
    そもそも自我はもてるのかな?
    せめて、ほっぺたくっつけられて良かったね
    お姉さんや噂になってることなど伏線回収あるのかな、と思ってたけど…委ねる形なんですね
    南先生と新村くんがいい味だしてた。

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    2026年02月07日
  • むらさきのスカートの女

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    主人公が誰なのかよくわからないまま、でも気になって読み進めてしまう。
    とにかくパン屋さんのクリームパンが食べたくなる…!

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    2026年01月30日
  • とんこつQ&A

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    これだよ、これ!って感じの今村夏子さんの短編集笑
    みんなちょっとずつズレていて、怖い感じ。

    タイトルにもなっているとんこつQ&Aが特に色が出ていました。
    大将とぼっちゃんは、自分にとって理想のおかみさんを他人に演じさせる様子が怖い。
    でもやっぱし主人公の今川さんですね。
    最初はおかみさんになりたかったはずなのに、いつのまにかとんこつQ&Aを通して、みんなを操っているような…
    大将のことをお父さん、ぼっちゃんのことをしゅんと呼んで、おかみさんになりきろうとしても、(わたしが呼んでも二人は返事をしなかった)ってゆう文が切な怖い笑
    そして物語最後のQ7855532659笑

    物語は

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    2026年01月20日
  • 木になった亜沙

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    不穏な気持ちにさせる天才やな、今村夏子は。
    解説に書かれてた、現実とファンタジーの境が溶けている、という表現がぴったり。

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    2026年01月19日
  • こちらあみ子

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    表題になっている「こちらあみ子」がとにかくしんどかった。純粋無垢なだけなのに、周りの人も元はいい人ばっかりなのに、、。本人は悪くないけど、本人以外も悪くない悲しさ。(行政に相談すべき大人は別だけど!父親は悪の根源)相応しい場所にいないって、こんなに罪で周りも乱すのか。お兄ちゃんの円形脱毛が本当に辛かった。深く考えてしまう一冊。

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    2026年01月18日
  • こちらあみ子

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    自分以外の1番好きな本を聞くタイミングがあって、読んでみようと手に取った。
    なかなか衝撃がいっぱい。ただ同じとは言わないまでも、自分のこれまでを振り返ったらいろいろ思い当たる節もあったりして。
    他人事でもないなと思うと、心が痛かった。

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    2026年01月11日
  • 木になった亜沙

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    感想を書くのが難しい。

    衝撃的で奇妙で不思議な物語だった。
    次にどうなっていくのか気になってしまう作品だった。

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    2026年01月07日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    タイトルから面白そうだったので購入しました。序盤は面白くて笑える部分もあり、徐々に不気味な展開になっていきます。その不気味な感じも絶妙で、気づいたら不気味がそこにあるような感じが良かったです。

    特に『良夫婦』では、虐待されている風の子どもに親切心からさくらんぼの実をとってもいいと伝えた奥さんが、子どもが木から落ちる事故が起きた途端、夫と共に許可したことを無かったことにして子どもに罪を押し付け、隠蔽するという偽善的な話でした。自分の罪を認めず、無かったことにして良心的な部分だけ肯定しているところがゾッとしますが、そういう心理って誰にもあるのではないでしょうか。そこが面白かったです。

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    2026年01月02日
  • あひる

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    よくわからない。というのが率直な感想。
    ほのぼのとした書き口で進む作品ではあるけれど、なんだか心がざわつく。この何かわからないモヤモヤした感じがいいのか?怖いような、それとも読者としてちゃんと受け取れていないのか?

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    2025年12月27日
  • 星の子

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    ネタバレ

    宗教二世の日常や心情を淡々と描く。どこちでもいる普通の思春期の女の子なんだけど、そこはかとなくズレた空気感も…。
    ラストの3人で星を眺めるシーン。ほのぼの親子と見せかけて、不穏。

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    2025年12月20日
  • あひる

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    今村さん作品は初めまして。
    書店で手に取った時、内容まったく知らないのに表紙の絵を見て「このあひるは生きているのか死んでいるのか…」と考えてしまった。

    決定的に恐ろしかったり残酷だったりする訳ではないけれど、不穏で心がざわざわした。

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    2025年12月13日
  • 星の子

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    ネタバレ

    ここで終わるのか〜〜〜。
    こういう家族って現実にもけっこういるんだろうなと思うとなんだか切ない気持ちになった。世間的に見たらあきらかに両親はおかしいのに、本当に我が子を大事にしてるから故の行動だから、子供の立場からしたら揺れ動くのもわかるなと思った。最後のシーンはすごく幸せだもんね。
    家を出ていく決断した姉と両親の側にいることを決断した妹の対極性が物悲しい。
    なべちゃんと新村くんのおかげでほっこりしました。

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    2025年11月30日
  • 星の子

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    ネタバレ

    すらすら読めた。ちひろの視点で物語が進んでいく。南先生の罵倒の箇所は怖かった。映画の存在を知り、岡田将生さんが南先生と知りハマり役すぎて頷く。かっこいい中に胡散臭さを出すのがうまい俳優さん。愛菜ちゃんも好きなので是非映画も観たい。
    ずっと淡々とちひろの語りが続いてるので着地点はどうなるのかと思ってたがまさかの不穏な終わり方。
    お姉ちゃんは不憫としかいいようがないけどちひろは本当に両親に愛されてるしらちひろも普通とは違う両親であるけど自分への愛情は感じていて両親が好きなことはちゃんと伝わってきた。この家族がどうなるのか、そこに希望はあるのか。ぞわぞわする終わり方だった。

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    2025年11月22日
  • あひる

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    また良く分からない本を読んでしまった。
    一見かわいらしいタイトルと装画に騙された。
    表紙の装画も良く見るとコップか花瓶のような器に花と一緒にあひるが窮屈に入れられている。この装画の意味するものはなんだろう?

     心がざわざわ、読後モヤモヤさせられる3作の短篇を収録。
    どの物語も幽霊や殺人鬼が出てくるようなホラー小説ではないが読んでいて背筋が薄ら寒くなる。

    〇『あひる』
    一羽のあひる「のりたま」がペットとしてやってきたところから物語は始まる。
    それをきっかけに近所の子供達が集まり始めるが…
    一見、あたたかな絵に描いたような家族だけど
    何か変?どこかおかしい?胸に何かがずっと引っ掛かっている感じ

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    2025年11月11日
  • 星の子

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    登場人物がどこか不気味で、特に主人公の両親が宗教にハマっており、言動一つ一つがおかしく感じた。両親が外で頭にタオルを乗せている描写があったが、あまりにもシュールで笑ってしまった。

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    2025年10月22日
  • あひる

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    どの話も読んだ後にモヤモヤが残って、何の話?何が言いたかったんだ?…となりました。今村夏子さんらしい作品ですね。

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    2025年10月18日
  • こちらあみ子

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    生々しくて、リアルだったからこそ胸が痛くてズキズキ感じた
    決してハッピーエンドにならない、結末までもしっかり描かれていないところがまたリアル 
    現実と向き合う

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    2025年10月16日
  • あひる

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     『おばあちゃんの家』『森の兄弟』はわからないことが多くモヤモヤしたまま終わってしまったが、表題作の『あひる』はとても好みでおもしろかった。

     読後の感情を表す言葉が見つからない。不安? 不快? どれもしっくりこない気がする。不快といっても悪い意味ではない。じわじわと日常に潜む不安が増幅していって、足元が覚束なくなる感覚。
     あひるや両親、子どもたち、「わたし」までもが、なんだか異様な存在に見えてくる。

     3つのお話はどれも“代わり”について書いているのかな、と思った。気持ちはわからないでもないが、残酷というか、冷たいというか。

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    2025年10月12日