今村夏子のレビュー一覧

  • 星の子

    Posted by ブクログ

    自分の宗教像がまさにこれ。
    新興宗教とかって一方的に悪だと決めつけられるけど本人達がそれでいいなら良いやん!

    0
    2025年06月12日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    "こういうお話"と説明出来ない物語。読み始めから常に?って感じで、読み終わりも???って感じ。文章は読めるのに物語は謎だらけ。「のりたま」という名前を忘れてしまうくらいなのに、なぜ飼い続けるのか。たまにいる、でも結構近くにいる変な人を観察しているような話だった。

    0
    2025年05月30日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    「木になった亜沙」「的になった七未」「ある夜の思い出」の短編三作が入っている
    今村先生の本はどの本を読んでもなんというか『普通』という枠に収まらない話が多いけれど、この本は特にそれが顕著だと思う
    奇妙な哀しみを主人公たちに感じる
    表題作が一番よかった!
    難しい表現はないのに、所々難解だった…
    今村先生の本はなんだか分からないのにぐいぐい読みたくなるんだよな〜文章に吸引力がある

    0
    2025年05月11日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    小さなもやもやが尾をひいていく__日常に潜む不安と恐怖をユーモアで切り取る短編集
    私は何に恐怖を抱いているのか?何を見せられているのか?読み終えてこれだという答えがなく、漠然とした違和感だけが残る。この感覚が初めてで動揺している...なんか悔しい。感覚を研ぎ澄まして再読しないと。

    0
    2025年04月09日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    亜沙の手からは誰も食べようとしない。友達もクラスメイトも家族も金魚でさえも。思い余った亜沙は木になってその木の実を動物に食べてもらおうとする。
    不可思議な世界観の短編集。
    亜沙の悲しみが切なくて、木になり割り箸になって食べてもらえた時はなんだかホッとした。
    他に射的の的になる女性の話、四つん這いで動いて過ごした一夜の話などがある。
    不条理だけどするする読める。

    0
    2025年02月25日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    急に木になったかと思えば、わりばしになる工程は淡々と丁寧に、そして間髪なく出荷されるこのテンポ感。さすがですね。これは吹き出しますわ。

    0
    2025年02月24日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    タイトルから父娘の温かい家族の話かと思いきや、そうじゃないのが今村作品
    どこか危うさが滲む登場人物たちによる不穏とユーモアの世界。「白いセーター」と「モグラハウスの扉」はヒリヒリとした痛さが感じれて面白かった。

    0
    2025年02月24日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    全作品を通して、日常の中で違和感やずれを抱えているような人物が登場していて、読んでいて不思議な感覚になるのだが、「こちらあみ子」や「あひる」と違って今作は作者がちょっと無理しているようなところが透けて見える感じがしてしまった。

    0
    2025年02月16日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    今村夏子のことはたぶん苦手だ。毎回「どうしてそうなっちゃうの!?」と思う。でもよくこんな物語、表現を作れるな、と感心する。
    私は今村夏子の書く主人公に恐怖を覚えることが多いのだけれど、その理由を改めて考えてみた。彼らは悩み考え総合的な判断をするというようなことがなく、ただただ自分の一番大切なことに向けて一直線に動く。せめて逡巡する描写などがあればきっともう少し受け入れられるのだけれど、そういった内面描写がほとんどないのが大きい気がする。共感できない、得体の知れない人間に対するこわさがいつもある。
    しかもまるでなんでもなさそうな物語、登場人物、文章からそれを描き出すから、いつもドキッとさせられて

    0
    2025年02月10日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表題作は、読んでいて怖くて怖くて仕方なかった。ホラーの域だった。
    最初はあひるの「のりたま」を飼うことになったという、可愛くて微笑ましい滑り出しだったのに、話が進むにつれて小さな違和感がやがて大きなズレになっていく。
    名前すら覚えてない近所の子どもの誕生日パーティーを開くのも怖いし、当日誰も来なかったのも怖い。のりたまが3代目だということもみんなわかっているし、この家族は決して慕われているわけではない。
    しきたりみたいなものは家の数だけあって、その家庭では普通のことが、外から見ると異様に見える場合は往々にしてあると思う。本人たちはその異様さにまったく気づかないのだ。
    この居心地の悪さを、でも当

    0
    2025年02月01日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「今村夏子は何について書いているのか」
    本編を読み終わって、そのまま解説を読もう・・・と思いこの一文が目に飛び込んできて、あまりにも私が言いたいことすぎて強く共感した。そうそう、その通り!

    著者の作品、読んだことはないけど何となくクセが強そう、ひねくれた人ばかり出てきそうというイメージで、実際は思ったほどではなかったけど、最後があっさりというか、オチみたいなものがない。元からある「不穏」は何も解決されず、起承転結からまた起に戻ったような印象。
    だからこれは、主人公が成長するとか、家族の状況が少し良くなったとか、そういうお話ではない。物語の初めから最後までずっとある「不気味さ」を味わうものなの

    0
    2025年01月07日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    むらさきのスカートの女に続いて
    読みました。世界観が独特で唯一無二な感じ。
    こちらの精神もおかしくなってくるような気がしてきてそういう人の頭の中覗いてみた感覚に陥る。

    0
    2025年01月06日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    すごく好きな作家さんで、面白く読みました。でも今村さんの本当の良さ(こわさ?)は中長編の方が生きる気がします

    0
    2024年12月05日
  • 木になった亜沙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どうやっても手から食べ物を食べてくれない亜沙、最終的に割り箸になって食べてもらえる
    2編目ぶつけてもらえないなみ の方がより印象的
    最後に会いたかった息子に祭りの射的でぶつけられるのが悲しく切ない
    3編目 背をはって動く男女の出会い 女は元に戻り結婚したが男はどうなったのか…

    好きな村田沙耶香さんが好きな今村夏子さんの作品を好きと言ってくれてて嬉しい☺️

    0
    2024年10月26日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    「一生懸命さが痛々しいというか見てられないです。でもそこが魅力だと思います。」
    登場する不器用な人たちはほとんどが孤独だが、でも見守っている存在、著者が一人いる。
    時に暴走する彼女たちをどうも憎めないのはそこに著者の柔らかな愛情があるから 解説より

    白いセーター
    子供っぽくて嘘つきの女の人と無口で冷静な男の人
    主人公は現在独り身 著者しか分からないが…
    せとのママの誕生日
    本音はママの死を待ち望んでいる 献花のようにママに取り上げられた商売道具を模した食べ物がママにのせられていく
    モグラの扉
    主人公がみっこ先生を最後まで利用しようとしている
    父と私のさくらどおり商店街
    娘はずっと友達が欲しか

    0
    2024年10月22日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めて読む作家さん。タイトルでほのぼの連作短編集を想像してましたが、癖のある登場人物が織りなす癖のある物語でした。
    それでいてどことなくユーモアを感じるのが不思議。

    「せとのママの誕生日」のママと「父と私の桜尾通り商店街」のお父さん、大丈夫じゃないよね?早く救急車!と思ったら娘は早々に見切り付けて希望に溢れてた。すごい。

    0
    2024年09月11日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    作者さんの本は好んでよく読ませてもらっていますが、今作はあんましのめり込めなかったです。

    以下、各短編の感想。

    ◼️白いセーター
    なぜ主人公の女性は、周りからぞんざいな扱いを受けるのか。その辺りの情報は一切なく、モヤモヤしたまま終了。今村夏子っぽくて、良かった。

    ◼️ルルちゃん
    ルルちゃんを盗んだ主人公はもとより、ルルちゃんの元の持ち主の安田さんもかなり参ってしまっている描写が随所にあるものの、それについてやはり深く触れることなく、物語が終わる。
    自分たちの日常についても、きっと誰しもあるような、人には話していないことや見せていない姿をそれとなく演出していて、何が起こるのでもないけど、見

    0
    2024年07月30日
  • 星の子

    Posted by ブクログ

    子どもは親を選べない。置かれた場所で幸せになれるのであれば無理して変わる必要はないけど、もし違うと感じたときには離れる選択が出来る自由があればいいのに。

    0
    2026年01月30日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    前からお見かけする作家さんでしたが、今回初めて読ませていただきました。

    タイトルと表紙から父と娘のあったかいお話を想像していたのですが、大きくハズレて何とも言えない世界観の短編集でした。

    7編ありましたが、どれも着地点がどこに行くのかわからないお話で、出てくる人たちも普通の感覚とはズレてる感じ。「ひょうたんの精」と「せとのママの誕生日」は思わず笑ってしまったけど、「モグラハウスの扉」のみっこ先生は怖いですね。表題作の「父と私の桜尾通り商店街」の娘がまた予想外の行動に出て、いやいやそこまでしないでしょって…。

    解説の中で作家さんご自身が語っていたのでこういう作風なんだと納得しました。何か大

    0
    2024年06月23日
  • 星の子

    cnm

    購入済み

    宗教にはまった経緯からそのことによって起きた家庭内の変化を淡々とテンポよく書いているのでわかりやすく、ああ、こういうことありそう。と引き込まれながら最後まで一気に読んだ。しかし、セリフが多いわりにはそのほとんどがどうでもいい会話で、登場人物の感情をいまいち引き出せていないことが個人的に気になった。読後、よくある話しをただ書いたものを読まされたという感想に着地してしまい、宗教3世からすると、宗教当事者以外が小説を書くとこの辺りが限界なのかなと思ってしまった。(当事者性が必要とは思わないけれど)

    0
    2024年09月26日