今村夏子のレビュー一覧

  • 父と私の桜尾通り商店街

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    いつのまにか話の中に引きずり込まれて、思ってもみない結末に連れていかれた感じがした。今村夏子さんの世界は、独特だった。そのときの自分の気持ちの持ちようで、味わい方が変わるような感じがした。

    『父と私の桜尾通り商店街』
    残りの材料が終わったらお店を閉めることに決めていて、終わりに向かっていた父娘。出口に向かっていたはずなのに、いつのまにかまた入口に立とうとする娘。そのきっかけは、「ありがとうございました。おいしくいただきました。」という言葉と楽しい時間だった。楽しく終わりそうな感じが一転、最後は少し怖さも感じた物語だった。

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    2024年05月26日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    こんな人いる、こんな場面ある、と思っていると、あれ?自分が知っているそれらとは何かが違うぞという不安や違和感があふれてくる。

    決して心地よいとは言えないけど先が気になり、安定を探して読み進めてしまう。

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    2024年01月28日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    登場人物になにかしら イラッとしたり不快感を感じたりしたけれど この不思議な感覚が
    今村夏子さんの作品なんだと思うと納得

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    2024年01月08日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    この本の他の人の感想を読んでいたら、
    『星の子』の作者さんも今村夏子さんだと気づき、
    思わずえ!?と声が出るほど驚いてしまった。
    ギャップが凄すぎる。

    本作の世界観は
    『むらさきのスカートの女』と同じテイスト。
    不思議で、精神的なグロさが襲ってくる。
    なのに、短編小説ですらーっと読み切ってしまう。

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    2024年01月07日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    ネタバレ

    今村夏子の小説には、なにかしら違和感が存在する。
    一般世界では起こらないような出来事が起こったり、登場人物がおかしな行動をとったり…しかも、普通の顔で変なことしているし、おかしいことが起こっても何事もなく時が流れている。
    そんな気持ち悪さがちょっと快感でもあり、普通の世界を壊すような感覚があって面白いんだと思う。

    あとがきでも書かれているが、登場人物に少し痛々しさがあるのもまたいい。
    恥ずかしい、かわいそうと思うような登場人物が出てくるが、意外とどの人も自分の状況にへこたれず、たくましく生きていく感じが好きだ。

    (こんな読み方であってるのかわからないが)何も考えず、読んでストレス発散になる

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    2023年11月01日
  • 木になった亜沙

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    今村先生の中でも癖強作品過ぎて、読みながらずっと頭の中に世にも奇妙なタモさんとあの曲が流れていました(笑)

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    2025年06月24日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    せとのママの誕生日良かった
    スナックで働いていた女の子たちが
    ママの誕生日を久しぶりに祝いに行く
    失ったものを食べ物で例えてるのナイスです

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    2023年07月19日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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     少々不器用でかなりズレた女性たちを描いた短編集。
     ホラーあり、ファンタジーあり、そして不条理あり。今村夏子ワールドを堪能できる7話を収録。

           * * * * *

     特に気に入ったのは第3話「ひょうたんの精」。こんな話は大好きです。
     それにしても、七福神ってみんな神様じゃなかったの? なんか怖いよ。

     それから、ほのぼのした展開で進む6話目の「モグラハウスの扉」。
     珍しくハッピーエンドかと思いきや……。
     みっこ先生の目には本当にモグラハウスが映っていたのか!? 気になります。
     
     そして表題作となる最終話。
     商店街組合の中で村八分の状態に置かれたパン屋父娘の話で

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    2023年06月04日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    表題のお話が1番好きだった。今村夏子さんの文体に慣れてきた感があって、ミステリーを読むときのように心で準備して読むようになってしまっていたから、時間を空けて読んでみました。

    やはり少し常識はずれというか、人とはズレている人たちが毎回出てきて、そんな人たちもやっぱり同じ社会で生きていて、時に滑稽で時に悲しさや切なさを纏っている。そんなことを思った。

    あと一冊で今のところ出版されている今村さんの本を読み終えてしまうので、次の本はもう少し後に読みたいなと思っている。

    【読み返し追記】
    「白いセーター」
    双方の見方の違い。子どもとコミュ障の大人にはありがちだと思う。どちらも言葉足らずの説明不足

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    2023年02月12日