今村夏子のレビュー一覧

  • あひる

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    今村さん作品は初めまして。
    書店で手に取った時、内容まったく知らないのに表紙の絵を見て「このあひるは生きているのか死んでいるのか…」と考えてしまった。

    決定的に恐ろしかったり残酷だったりする訳ではないけれど、不穏で心がざわざわした。

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    2025年12月13日
  • 星の子

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    ネタバレ

    ここで終わるのか〜〜〜。
    こういう家族って現実にもけっこういるんだろうなと思うとなんだか切ない気持ちになった。世間的に見たらあきらかに両親はおかしいのに、本当に我が子を大事にしてるから故の行動だから、子供の立場からしたら揺れ動くのもわかるなと思った。最後のシーンはすごく幸せだもんね。
    家を出ていく決断した姉と両親の側にいることを決断した妹の対極性が物悲しい。
    なべちゃんと新村くんのおかげでほっこりしました。

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    2025年11月30日
  • 星の子

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    ネタバレ

    すらすら読めた。ちひろの視点で物語が進んでいく。南先生の罵倒の箇所は怖かった。映画の存在を知り、岡田将生さんが南先生と知りハマり役すぎて頷く。かっこいい中に胡散臭さを出すのがうまい俳優さん。愛菜ちゃんも好きなので是非映画も観たい。
    ずっと淡々とちひろの語りが続いてるので着地点はどうなるのかと思ってたがまさかの不穏な終わり方。
    お姉ちゃんは不憫としかいいようがないけどちひろは本当に両親に愛されてるしらちひろも普通とは違う両親であるけど自分への愛情は感じていて両親が好きなことはちゃんと伝わってきた。この家族がどうなるのか、そこに希望はあるのか。ぞわぞわする終わり方だった。

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    2025年11月22日
  • あひる

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    また良く分からない本を読んでしまった。
    一見かわいらしいタイトルと装画に騙された。
    表紙の装画も良く見るとコップか花瓶のような器に花と一緒にあひるが窮屈に入れられている。この装画の意味するものはなんだろう?

     心がざわざわ、読後モヤモヤさせられる3作の短篇を収録。
    どの物語も幽霊や殺人鬼が出てくるようなホラー小説ではないが読んでいて背筋が薄ら寒くなる。

    〇『あひる』
    一羽のあひる「のりたま」がペットとしてやってきたところから物語は始まる。
    それをきっかけに近所の子供達が集まり始めるが…
    一見、あたたかな絵に描いたような家族だけど
    何か変?どこかおかしい?胸に何かがずっと引っ掛かっている感じ

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    2025年11月11日
  • 星の子

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    登場人物がどこか不気味で、特に主人公の両親が宗教にハマっており、言動一つ一つがおかしく感じた。両親が外で頭にタオルを乗せている描写があったが、あまりにもシュールで笑ってしまった。

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    2025年10月22日
  • あひる

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    どの話も読んだ後にモヤモヤが残って、何の話?何が言いたかったんだ?…となりました。今村夏子さんらしい作品ですね。

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    2025年10月18日
  • あひる

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     『おばあちゃんの家』『森の兄弟』はわからないことが多くモヤモヤしたまま終わってしまったが、表題作の『あひる』はとても好みでおもしろかった。

     読後の感情を表す言葉が見つからない。不安? 不快? どれもしっくりこない気がする。不快といっても悪い意味ではない。じわじわと日常に潜む不安が増幅していって、足元が覚束なくなる感覚。
     あひるや両親、子どもたち、「わたし」までもが、なんだか異様な存在に見えてくる。

     3つのお話はどれも“代わり”について書いているのかな、と思った。気持ちはわからないでもないが、残酷というか、冷たいというか。

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    2025年10月12日
  • 星の子

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    とても読みやすい。すらすらと2時間で読めた。
    病弱だったちひろを救おうと宗教にのめり込んでいく父と母、それと家族の話。年齢を重ねて、周りの反応とも合わせて自分の家庭は少しおかしいことに気づく。でも父と母に悪意はなく、むしろ強い愛を感じる。
    ラストがあっさり終わってしまった。
    ちひろはこの家庭に違和感を感じながらも愛に逆らうことはできないからこれからも一緒にいるのかもしれないと読んだ。

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    2025年10月04日
  • 木になった亜沙

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    感想書くのが難しい。
    現実的な夢を見ているかのような話。
    自分が作った料理、よそった給食など誰も食べてくれず、最終的に割り箸になりようやく自分が手につけたものを食べてくれた話から始まり、残りの話も余韻を感じさせる本だった。

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    2025年09月29日
  • 木になった亜沙

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    ウワァン、と言いたくなるような話たち。

    椎名うみさんの漫画に似た香りを感じる。生々しいのにファンタジックな描写が。救いがないのにあるように見える、もしくはその逆?

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    2025年09月18日
  • 星の子

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    なんだかとても怖いと感じました。
    主人公の女の子は不遇な境遇である事に気づいているのでしょうか?
    お姉ちゃんはどうなったのでしょう?
    最後はハッピーエンドなのでしょうか?

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    2025年09月09日
  • 星の子

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    今村夏子さんの作品を読むと、いつも不思議な気分になってしまう。
    はっきりと「こうだ!」という結末があるわけじゃないからだろうか。
    病弱だったちひろを救うために宗教にのめり込んでいく両親。二人ともいい人だし、自分の事を思ってくれているのがわかるからこそ、何か変だなと思ってもどうしようもない。
    このどうしようもなさに、こちらまでモヤモヤしてしまった。
    今村さんと小川洋子さんの対談で、ラストの流れ星を探すシーンについて、「感動した」という感想が寄せられていると書かれていたけど、どのあたりが感動ポイントだったんだろう。
    愛情は伝わってきたけど、噛み合わないなぁとしか思えなかった。

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    2025年09月05日
  • 星の子

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    お父さんとお母さんがちひろにすごい優しくてそこが切なくなる...。
    終わり方がなんか腑に落ちない感じではあった。
    宗教とか洗脳って怖いけど、その中で生きてる人たちの世界を見れた気がする。あと南先生の罵倒するシーンがもう辛い。

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    2025年08月25日
  • あひる

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    今村夏子さんは、星の子、紫スカートの女に次ぐ3冊目。日常を描いているのに、そこに潜む孤独が見透ける今村ワールドに引き込まれる。

    タイトル作含む短編3本。どれも奇妙で不気味な話だけど、なぜか、かつて自分も経験したことあるような気もしてきて、心をざわつかせる。かつて見た悪夢かな…?

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    2025年08月16日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    今村さんの作品は、読んでいて途中ぐにゃっとまがる瞬間がある。あれ、何これ?怖!みたいな、よくわからないものを目の当たりにしてしまってフリーズしたみたいになる。登場人物が妙というか、不可解な感じを醸し出してくる。
    この本だって、題名と装丁からは想像つかないくらい、なんだかあらぬ方向に着地したなと、とまどってしまうくらい。
    でも、またちょっと読んでみようか、となってしまうから不思議だ。

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    2025年08月01日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    ネタバレ

     「むらさきのスカートの女」を読んで以来2冊目の今村夏子さん。やはり不思議ワールドで、「世にも奇妙な物語」っぽい。「それで真相は?」と思っても答えは書かれておらず、「なんだったんだろう」と読み終わった後ぼーっとする。読者の想像力に任せるということだろうか、絶妙だ。
     登場人物はみな孤独なようでいて人と繋がっているのがほっとさせられるところだ。

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    2025年07月26日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    ネタバレ

    日常のちょっとした気になる状況に出くわした主人公たちが、とんでもない行動をしていく。そのとんでもない行動がどうなるかを…ほっておいて、とんでもない行動をただ読まされる短編集。こういうちょっと変なヤツの変な行動を写実するっていう手法で純文学を成り立たせることもきできるのかぁ。

    周りにも変なヤツはいる。SNSで妻と娘を愛してるモード全開の投稿をしてるのに、複数の女性をストーカーしてるヤツとか(捕まれ!)、仮装登山投稿でファンを獲得しておいて、突然関係のない不幸話を投稿して視聴者を混乱させるユーチューバーとか、失恋した友人の肩を持ったまでは良いが、あまりにもしつこく振った相手を攻撃して、肩を持った

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    2025年06月22日
  • 木になった亜沙

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    !?!?!?
    の連続で、この人の頭の中どうなっているんだ…が止まらない…
    すでに体験しているかのリアル感もあるのに、終始どういうこと…を繰り返しまさに本を捲る手が止まらない状態。
    他の本も挑戦してみたいな

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    2026年02月17日
  • あひる

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    ネタバレ

    全編を通して少し不安になる空気が漂っていた。物語の中の一部として生きているものがとても不安定で捉えどころがないからかもしれない。
    あひるののりたまは家族の生活の一部としてとても大切な位置にいた。家族の会話のきっかけになり、明るい雰囲気を与えてくれる。
    それが突然いなくなり、姿が少し変わって帰ってくる。いなくなったあとに流れる家族間の空気が不安になる。のりたまが果たしていた役割は近所の子供達に変わり、最後弟に取って代わったように見える。
    家族は何かに依存することで、明るい家庭を築いていたように見えた。

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    2025年06月16日
  • 木になった亜沙

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    「木になった亜沙」「的になった七未」「ある夜の思い出」の短編三作が入っている
    今村先生の本はどの本を読んでもなんというか『普通』という枠に収まらない話が多いけれど、この本は特にそれが顕著だと思う
    奇妙な哀しみを主人公たちに感じる
    表題作が一番よかった!
    難しい表現はないのに、所々難解だった…
    今村先生の本はなんだか分からないのにぐいぐい読みたくなるんだよな〜文章に吸引力がある

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    2025年05月11日