今村夏子のレビュー一覧

  • 父と私の桜尾通り商店街

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    今村夏子さんの書く登場人物は何故いつも社会的地位が底辺で頭が少し弱く普通と少しズレている人ばかりなんだろ
    今村夏子さんの中ではそれが普通なのか
    普通ってなんだろ

    誰かの夢の話を聞かされているような話ばかり
    本当にありそうで無さそうな
    無さそうでありそうなそんなお話

    キチガイばかりでイラつくけど
    なぜか読みたくなってしまう

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    2024年01月27日
  • むらさきのスカートの女

    購入済み

    妖しい雰囲気に耽溺

    ⚫️至ってシンプルな文章にもかかわらず、妖しい夢を見ているような世界に誘われる。⚫️何が言いたいのかはワケワカメであった。読了感はTV版エヴァンゲリオンを観た後に近い。⚫️むらさきのスカートの女はコミュ障気味のようだ。コミュ障が最低限度の社会生活を営むためには、元気な挨拶と一人でも友達を作ることが必要である。友達作りはハードルが高いように思えるが、ボッチだと思っていても、黄色いカーディガンの女のように友達になりたいと思っている人は意外といるものだ。至ってシンプルな感想を持つ。

    #切ない

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    2023年10月12日
  • こちらあみ子

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    収録2作品に共通する無邪気な闇。

    心に残るザラザラ感は、
    悪意とも偏見とも少し違う薄汚れた傍観者側の行動に、
    無意識で共感してしまったことに対する自分への嫌悪感かもしれない。

    読後の清涼感が皆無なのが逆に心地よくさえかんじる、そんな今村さんの作品をもっと読みたい。

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    2026年05月20日
  • あひる

    匿名

    購入済み

    ほのぼのした悪夢

    シンプルでほのぼのした文体の作品なので軽く読み進められてしまうけど、描かれていることはけしてシンプルじゃなくて悪夢のよう。気がつくとぐったり疲れている自分がいた。

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    2022年06月16日
  • 星の子

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    じりじりと、こわい
    穏やかな学校のシーンがあるから、洗脳されている親の宗教の話がモヤモヤと浮き上がる。
    優しいクラスの少年もいるのに、宗教に手を染めてる大学生もいる。不穏なのよね、ずっと。

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    2025年12月16日
  • あひる

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    解説を読まないと、ゾクゾクしたまま終わる。まあ解説を読んだところで腑に落ちることは数パーセントしかないけれど(笑)

    今村夏子さんの作品は現実感が強い。ファンタジーの世界だと思えないリアルな出来事が発生するので、そこから異世界に徐々に飛ばされていく気持ちいい感覚がある。そして、ふわっと終わる。な!?という気持ち。

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    2025年12月16日
  • こちらあみ子

    ネタバレ 購入済み

    小説とは

    小説とは、読者に気づきを与えきっかけを作るツールなのだなと改めて気付かされた。
    ただただ、現実。
    誰も悪くないけれどそれが現実で痛い。
    あみ子なりに感じ傷つき、忘れ、喜び、悲しみ。彼女の事は誰が1番理解をしてくれてだんだろう、と想像した。各々の関わりの深さと関係性。
    家族ってそれでも家族。生きる上で色々な問題が起こるし、あなただったらどう解決する?と聞かれているような気もした。もし、自分が登場人物の母だったら、同級生だったらと想像した。
    私自身、あみ子の幻聴と決めつけていて面くらい、
    ただの読者としてもあみ子を信じていなかった事に気付かされた。
    天晴。

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    2021年02月03日
  • むらさきのスカートの女

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    むらさきのスカートの女を眺める、きいろいカーディガンの女の一人語りですすむストーリー。
    むらさきさんもなかなかだが、きいろさんもかなりヤバい。

    ラストに明かされるちょっとしたホラー?があり、うぉってなる。

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    2026年10月04日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    消し去りたい苦く恥ずかしい経験を鮮明に思い出してしまいました。
    けれども、惹き込まれる不思議な作品です。

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    2026年09月29日
  • 星の子

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    ネタバレ

    宗教2世という難しいテーマに挑んだ作品だが、それに対する態度は曖昧で、主人公が幸福だとか不幸だとかを外部から決めつけていいのか、という引っかかりを感じさせるような小説だった。

    そもそも今村夏子作品って、一人称視点の人物の認識にのめりこんでしまって、その認識が歪んでいるとしても歪んでいるとは言わせてくれないような、相対化してしまっていいのか引っかかりを覚える作品が多い。「星の子」もまたそういう作品だと思う。

    最後の場面にある不穏な雰囲気はバッドエンドかどうかの考察を呼び込むだろうし、実際主人公が成長した後、この時を振り返って何かを思うかもしれない。けれど、この時の主人公が感じている幸福さは、読者側が「幼さゆえに悲しい未来が待つことに気付いていないだけだ」と相対化してしまえないような確かさがある。だから揺さぶられるのだと思う。

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    2026年09月28日
  • むらさきのスカートの女

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    ある女性を執拗に観察する「わたし」の視点から人間の執着や狂気を描いた不気味な小説です。
    派手な怖さではなく日常の中にある違和感が徐々に大きくなっていくのが魅力だと思います。
    誰が本当におかしいのか分からなくなる、じわじわ怖い作品。

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    2026年09月23日
  • こちらあみ子

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    「ピクニック」の認知が歪んでいるところが好き。とずっと言ってきたが、『花束みたいな恋をした』で取り上げられてしまい、大声では言いづらくなってしまった。でも好き。

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    2026年09月23日
  • とんこつQ&A

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    いろいと考えさせられる作品でありながら、読み始めと読み終わりでの感想、惹きこまれ方が面白い作品。

    不思議な世界観に引きずり込まれて気づけば読み終わっていた。

    作品の中に入ってみたい気持ちと、俯瞰してみていたい気持ちが込み上げてくる作品で面白かった。

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    2026年09月22日
  • とんこつQ&A

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    『むらさきのスカートの女』を読んで以来、今村夏子さんの独特の世界観とユーモアたっぷりの文体にすっかり魅了されてしまいました
    今作も4作品が収められた短編集ですが、どの作品もほのぼのと不穏が入り交じった、いい意味で奇妙な作品群でした
    「とんこつQ&A」は危うい閉塞感を伴いながら、最終的にほのぼのとしたハッピーエンド(?)で終わっています
    また「冷たい大根の煮物」も、最後まで芝山さんとの距離は縮まらないけれど、
    あとに残された「自炊」という行為にほのかな温かみが余韻となって残ります
    今村さんの描く人間はちょっと変わり者だけど、どこにでも存在して、
    そして皆自分の中にも少しずつ潜んでいるから、共感できるのだと思いました

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    2026年09月22日
  • とんこつQ&A

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    今川さん… この方が活躍できるまで見守る父と子
    使えない人とレッテルを貼って切り捨てる世の中で
    彼、彼女はどうしてそうなのかと考えさせられ 当たり前なんてないんだとユーモアを交え知らしめる 町中華に駆け込みたくなる作品

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    2026年09月20日
  • むらさきのスカートの女

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    「紫のスカートの女」という対象を追いかける主観描写の小説。
    理由のない執着を見せつけられる本作は、
    詳細な心理描写からか、
    終盤まで劇的なことこそなかれど、
    手に汗握るといった読書体験を楽しめた。
    結局主人公の属性は何一つわからないが、
    異様なまでの執着を持つことは楽しい、
    という非道徳的な愉悦を体験できた気がする。
    俗物的な言い方だが「最低最悪の推し活」。

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    2026年09月13日
  • あひる

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    ネタバレ

    一人称視点で描かれる不気味さが際立っていてすごく面白い。途中庭に遊びにくる男の子が主人公を見つけ、声を上げるところが好き。

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    2026年09月13日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    面白くてサクサク読めた。
    それぞれ4編とも、どこかずっと嫌〜な、不穏な空気が漂っている。

    「良夫婦」
    お節介って程でもないけど自分の見たいものしか見えず、夫の意見を跳ね除け突っ走ってしまう主人公。ヘルパーの職権乱用というか、トイレ使わせてもらうために利用者の家に許可なく侵入しているの腹が立つ。

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    2026年09月12日
  • むらさきのスカートの女

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    序盤からの精度の高いストーキングにびっくりしたけど、続きが気になって一気に読んでしまった。日常的にいないものとして扱われているからこんなにも自分と近しいものに執着するのかなと思った。

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    2026年09月09日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    言ってみれば何も起こらない、ただある街での小さな出来事のお話なのに。
    読者である私は、気づけば「むらさきのスカートの女」を観察する「黄色いカーディガンの女」を観察する女になっていました。
    はじめは「むらさきのスカートの女」がどこか異質で、鈍臭く、近寄りがたい存在として感じていた私ですが、次第にそんな彼女を執拗に観察し、もはやストーカーのように追い続ける「黄色いカーディガンの女」に対し気味の悪さを感じてしまい、、、
    一体何が起こったんだろうと思わせる、はっきりとは示されない結末にサイコ的な怖さを感じます。
    そして本を閉じて、表紙を見てまた静かな怖さを感じました。

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    2026年09月09日