今村夏子のレビュー一覧

  • 木になった亜沙

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    4.4点
    あちら側(変な人)と、こちら側(まともな人)の境界線があいまいになって、自分はこちら側のつもりの、あちら側なのでは?てか、昔自分はあちら側だったような、どっちもだったような、それ以外だったような、全部ひっくるめて、自分だったような、なんで自分のことが書いてあるの?
    どの立場の状況も経験してたような気がする。。。
    めちゃくちゃ混乱してくるけど、すっと入ってくる、、、
    なんだこれ?
    ちょっと、この本、私のバイブルにします。
    大切なことを思い出せそうだから。

    ってなる小説です。
    伝われ〜笑

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    2025年11月09日
  • 木になった亜沙

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    ネタバレ

    いつも以上に辛く身を切られるようなエピソードが多くて、、、特に2つ目の的になった七未は結末まで本当に辛くて見てられない。

    拒絶され続けた亜沙は人ならざるモノになり希望を手にするもやはり幸せとは程遠いエンディングを迎え、2つ目の的になった七未にいたっては生まれて間もない段階で世界からの拒絶を味わい辛い最後を遂げる。
    でもやっぱりどこか他人事とは思えない感情が芽生えてくるのが今村夏子作品らしい。

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    2025年10月31日
  • こちらあみ子

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    ネタバレ

    「こちらあみ子」
    発達障害、知的障害と思われる主人公あみ子。
    両親、兄、同級生ののり君はいずれも寄り添う姿勢で接しているが、あみ子の言動に振り回され、のちに離れていく。
    何が起こっているか、何が問題かも分かっていないあみ子。
    何がまずかったのか教えてあげれればよかったのかな。教えてあげたら、彼女は理解できたのかな?周りのキャラクターたちには、とっくに諦められてしまっている。(諦めていない同級生もいるのだ泣。あみ子は興味なさそうだけど)
    彼女は一応幸せそうに暮らしているようだから、そこは救い。

    いつまでも幼い子供のように純粋で素直なあみ子に憧れる、という方も多いようであるが、私はどうしても周り

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    2025年10月27日
  • 星の子

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    ネタバレ

    病気がちな子供を治すためにどんどん怪しい宗教にのめり込んでく両親…
    頭に濡れたタオル乗っけたり、お葬式で勝手にお祈りの言葉みたいなの大声で唱えたり…
    こんな両親怖すぎる…
    最後の終わり方が途中で終わった感じでモヤモヤする。
    子供もこのまま親と同じように生きて自分の子供にも宗教やらせるのかなって思った。
    とんこつQ&Aのが面白かった。

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    2025年10月20日
  • 星の子

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    今村夏子さん『むらさきのスカートの女』からの2作目!
    ある出来事から宗教を信仰する主人公ちひろとその家族の話。
    ちひろは実際のところ宗教を信仰しているかは分からないが、ちひろの友達や親戚の宗教に対する感じ方も書かれており、ちひろは当たり前のことをしている感覚だが、客観的に見た時に全然違うのが気味悪い。実際にちひろが公園で両親がある行動をしているところを見かけた時の気持ちは計り知れない。

    読後感はスッキリするわけでは無いが、「もしかしたらこういうこと??」みたいな感じはあって怖い。
    ただちひろには家族に振り回されず自分らしい人生を歩めるといいなと思った。


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    2025年10月15日
  • こちらあみ子

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    いわゆる普通から外れた女性たちの人生を描いた短編集。良くも悪くも彼女たちの言動は周りを巻き込み、周囲の人たちの“普通”を揺さぶる。
    こんなにも読み手の感じ方で印象が変わる本は初めてかもしれない。読む人の経験や価値観によって、まるで違う物語になると思う。読んだ人同士で語り合いたくなるそんな一冊。

    『こちらあみ子』
     おそらく何かしらの障害があると思われる主人公・あみ子の無邪気な言動は、周囲の人たちの心に鋭く突き刺さる。壊れていく家族の中で、ただ一人、純粋なままのあみ子。あみ子の目を通した世界と、客観的な視点が交互に描かれることで、人と人との微妙な距離感や、理解し合えないもどかしさが浮かび上がっ

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    2025年10月18日
  • 木になった亜沙

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    心がぐちゃっと押し潰されるような苦しい場面が多かった。だけど終わり方がきれいで主人公にとっての救済があったので安心した。
    ボーナスエッセイの「日記」で作者さんのことがより身近に感じられて嬉しかった。
    今村夏子さん、結構好きです。

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    2025年10月02日
  • あひる

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    繊細で、視点が独特で、脆くてなんとも切ない書き方をする今村さん。
    2作目なんですね

    この時からきっと繊細で、見たものしか書かない人なんだろうな。

    私が今村夏子さんの作品を読むのも2作目。

    どんどんのめり込んでしまう本を書けるのはなんでだろう。
    悲しいアヒルの話が1番のめりこんだ。

    他の作品もまとめて買ったのでよんでみます

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    2025年09月15日
  • あひる

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    こちらもじわっと怖かった
    あれ、夢かな自分の勘違いなのかななんでみんな普通なの?って日常でもわりとよく感じる感情

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    2025年09月12日
  • 星の子

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    じわっと怖いラスト
    じわじわっとくる作風 何がくるのか言語化できないけどじわじわ迫ってきてゾワっとするのがなかなかクセになる作家さん

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    2025年09月12日
  • 木になった亜沙

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    木になった亜沙のあらすじが気になって気になってしょうがなかった作品。
    不思議な世界で、でもスッと入り込めて面白かった。
    定期的に思い出してしまう。

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    2025年08月27日
  • 星の子

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    いわゆる宗教2世である、中学3年のちひろの目線で
    物語は進みます。
    両親が宗教にのめり込んだきっかけは病弱だった自分。
    なんとも言えない状況だけど、そして姉は出て行ってしまったけど、意外にもちひろは明るく過ごしている。
    その明るさが切ないなぁ。
    信仰って救いなんだろうけど、難しい。
    ラストは私には薄ら怖かった。

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    2025年08月21日
  • 木になった亜沙

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    非現実的なのに、どこかリアル。表題作もよかったけれど、「的になった七未」は読んでいて痛々しく複雑な気持ちにさせられた。

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    2025年08月16日
  • あひる

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    ネタバレ

    ”代替可能”がテーマの短編が3篇入った一冊。主人公も、あひるも、漫画も、おばあちゃんも、もしなくなってもその代わりの役割をするものはいくらでもある。私がいなくなっても誰も困らなないだろうと考えたことは何度もあるが、それを小説で読むと不気味で、本当は代わりなんていないのではないかという気分にもなった。

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    2025年07月28日
  • あひる

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    納得のいく読み方が自分の中で見つからなかった。けれど、腑に落ちないからこそ漠然とした不安を感じて印象に残る3編だった。

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    2025年06月17日
  • 星の子

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    ネタバレ

    この本はとても自分に合っていた。読みやすい文体ということもあって、心にすっと染み込んでくるように読むことができた。
    ちひろはずっと狭い世界で生きている。両親がちひろを狭い世界に閉じ込めているようだった。
    ちひろを取り巻く環境の中で宗教が絡み、不穏な空気が漂う瞬間がある。それがなぜか心地よかった。
    騙されている両親が悪いとは言えないかもしれない。両親は娘を救うため何かを信用して頼る必要があった。みんな騙されて、みんな何かを信用して生きているのではないか。
    そうして息が詰まるような狭い世界で、生きづらさを感じている。
    ちひろにもいつか人生どうにもならなくなる瞬間がくるだろう。そのとき何に頼るのだろ

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    2025年06月16日
  • 木になった亜沙

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    表題作ももちろんおもしろかったのだけど、個人的に印象が強いのは「ある夜の思い出」の方だった。
    地面を這い回って生活する様子は、カフカの「変身」と同じイメージで頭の中で再生されて、まるで映像を観たような強烈な印象が残った。
    非日常的な生活と運命的な出会いとアクシデントで最後は日常に戻って、「ある夜の思い出」として回顧される。
    ある夜の思い出で済む話かよ…と思いながら笑いが込み上げて、今村さんは天才だなと思った。

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    2025年05月25日
  • あひる

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    どの話も主題、今村夏子さんの伝えたいことが分からないのに独特な雰囲気があり面白かった。今村さんが描く人間はどこか偏りがあって生々しく、時には愛おしくも思えるのが良い。

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    2025年05月12日
  • あひる

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    心をざわつかせる3作の短編。
    「あひる」「おばあちゃんの家」「森の兄妹」
    解説 今村夏子は何について書いているのか 西崎 憲

    何だろう、心のささくれが取り切れないような感覚の
    読後感。まだ残っている小さなささくれが、痛い。
    普通の日常が不条理な日常へ進行する不安感が漂う。
    違うあひるに換わる不可思議さ、夜中に来た男の子の不穏さ。
    歪な親子関係。“わたし”はどうなってしまうのか。
    おばあちゃんの変化は高野文子の「田辺のつる」が脳内を過る。
    彼女に出会うモリオという子供の視線は、
    子供時代に味わう不可思議な体験を自分の成長で
    置き去りにしてしまう、一時の記憶のように感じた。

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    2025年05月10日
  • 木になった亜沙

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    どうやったら思いつくのか分からない、独特で不気味な話だった。途中で止めるのが何か不安で、読む手が止まらなくなってしまう、不思議な感覚だった。
    ところどころギャグ要素もあるが、それがちゃんと笑えつつも、不気味な世界観を全く壊していないのもすごいと思った。

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    2025年04月06日