今村夏子のレビュー一覧

  • むらさきのスカートの女

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    第161回芥川賞受賞作

    最初は、都市伝説的な話だと思っていたけど、
    徐々に現実的になり、
    予期せぬ方向へと進んでいった

    紫スカートの女より、主人公の方が
    奇人で、ハッキリ言ってストーカー
    男に置き換えてみるとヤバさがわかる

    解説を読んで、あれ?そうとも捉えれる?
    と熟考しながら本を閉じて、
    装画を見てゾッとした
    読む前と後で、装画の印象が結構変わる

    短いエッセイも数話のってて、
    この作品ができる経緯や
    その後の反応や悩みも垣間見れて良かった

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    2025年11月26日
  • とんこつQ&A

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    表題作「とんこつQ&A」を含む
    4つの掌編から成る作品。

    日常からすこしずつはみ出ていく感覚と
    そこから滲む現代の病理のようなものの描写がたまらない。

    いちばんストレートに受け取れたのは
    3作目に収録されている「良夫婦」。

    日常の中に棲んでいる歪みを
    ホラーのような描写で浮かび上がらせるような作品が
    増えている印象がある。

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    2025年11月26日
  • とんこつQ&A

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    文庫版表紙かわいいのに中身強烈!主人公たちがみんなどこかズレてて、読み進めるにつれて不安になってくる…。一体どこに連れて行かれるんだ…。怖面白かった!
    何かが心にこびりつく読後感。独特。

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    2025年11月18日
  • むらさきのスカートの女

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    ネタバレ

    前情報を入れずに読んだので、むらさきのスカートの女が何者かに迫る話だと思ってました。
    しかし読み進めるうちに主人公の行動の異常さがじわじわとわかって怖かったです。

    この話は誰かを観察して全くそんなことないのに「自分の方がまだマシだ」と思う自分だと思いました。
    問題を抱えている主人公が自分より少し下に思える女を見つけて「ともだち」になろうとするという。
    他人事のように思えて大小あれどそういうことってあるよなと思ってしまいました。

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    2025年11月14日
  • とんこつQ&A

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    あらまあ、これまたおもろいわ
    うーん、今村夏子って絶対おもしろいのな
    なんだろう彼女の毒に侵されるのって、みょうにクセになるってゆうか…
    村田沙耶香のような強烈に頭をどつかれたような毒ではないのだけれど、遅効性でなんなら毒に侵されてるのにすら気付かぬうちに殺られてる感じというか…。
    強いメッセージ性がないのが逆に良いのか
    ズレてて怖いのにどこか分かりみがあるんだよなー。
    これは才能だよなぁ、うん。
    絶対おもしろい作家、今村夏子オススメです。

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    2025年11月14日
  • とんこつQ&A

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    今村夏子さんの作品は初めて読みました。短編はあまり好まない私ですが、味のある話で楽しめました。とんこつQ&Aと冷めた大根の煮物が好きです。

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    2025年11月10日
  • とんこつQ&A

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    絶妙な人間の狂気とズレてる部分。それを持ち合わせながらそのまま社会と共存している図太さというかなんというか。
    この感想をなんと表現したらよいか難しいですが、とにかく加減のバランスが最高。奇妙でこわくて、さすがで面白い!

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    2025年11月11日
  • とんこつQ&A

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    え、こわこわこわこわこわ
    文章がうまいからスルスル読めるんだけど、どことなくいやな予感が張り付いていて、最後はこええええってなる。
    「とんこつQ&A」、全員が静かに狂ってるのがめっちゃ怖くて、私のほうがおかしいのかと思った。あれ登場人物がおかしいですよね? おかみさんって言ったあとに現実を受け入れるっつーのが意味わからな過ぎてそうはならんやろ!?!?って絶叫したけど、あの話にはまともな人がいないから私の叫びは届かない……
    あと「良夫婦」もめっちゃぞわっときた。一番怖いのは旦那だよ、旦那。でもこれも究極の愛なのか?と洗脳されそうになったけど、やっぱこわいよ。最後もまた不穏な感じで終わるし

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    2025年11月10日
  • 木になった亜沙

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    4.4点
    あちら側(変な人)と、こちら側(まともな人)の境界線があいまいになって、自分はこちら側のつもりの、あちら側なのでは?てか、昔自分はあちら側だったような、どっちもだったような、それ以外だったような、全部ひっくるめて、自分だったような、なんで自分のことが書いてあるの?
    どの立場の状況も経験してたような気がする。。。
    めちゃくちゃ混乱してくるけど、すっと入ってくる、、、
    なんだこれ?
    ちょっと、この本、私のバイブルにします。
    大切なことを思い出せそうだから。

    ってなる小説です。
    伝われ〜笑

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    2025年11月09日
  • とんこつQ&A

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    なんなんだこれは、また新しい読後感で新鮮な気持ち。
    背筋に嫌な汗をかくような、じんわり不穏で不快な物語ばかり。でもものすごく沈むかというとそうでもなく、あくまでも登場人物たちにとっては日常の一部分でしかなく、そのまま、何も変わらないまままた生活が続いていくような終わり方をすることになんとも言えない不思議な気持ちになりつつ、どこか安心するような、でも救いがないような……。面白かった。

    生活感のある歪みというか……。善意が招く結果と、人として善であることは必ずしも一致しない。

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    2025年11月08日
  • とんこつQ&A

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    どこか不思議なキャラクターたちが動いてる短編集。
    表題作のとんこつQAは、読んでいくとゾッとした…

    直木賞の面白さより、芥川賞を取りそうな不思議なテイスト

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    2025年11月02日
  • 木になった亜沙

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    ネタバレ

    いつも以上に辛く身を切られるようなエピソードが多くて、、、特に2つ目の的になった七未は結末まで本当に辛くて見てられない。

    拒絶され続けた亜沙は人ならざるモノになり希望を手にするもやはり幸せとは程遠いエンディングを迎え、2つ目の的になった七未にいたっては生まれて間もない段階で世界からの拒絶を味わい辛い最後を遂げる。
    でもやっぱりどこか他人事とは思えない感情が芽生えてくるのが今村夏子作品らしい。

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    2025年10月31日
  • 星の子

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    今村夏子さん『むらさきのスカートの女』からの2作目!
    ある出来事から宗教を信仰する主人公ちひろとその家族の話。
    ちひろは実際のところ宗教を信仰しているかは分からないが、ちひろの友達や親戚の宗教に対する感じ方も書かれており、ちひろは当たり前のことをしている感覚だが、客観的に見た時に全然違うのが気味悪い。実際にちひろが公園で両親がある行動をしているところを見かけた時の気持ちは計り知れない。

    読後感はスッキリするわけでは無いが、「もしかしたらこういうこと??」みたいな感じはあって怖い。
    ただちひろには家族に振り回されず自分らしい人生を歩めるといいなと思った。


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    2025年10月15日
  • 木になった亜沙

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    心がぐちゃっと押し潰されるような苦しい場面が多かった。だけど終わり方がきれいで主人公にとっての救済があったので安心した。
    ボーナスエッセイの「日記」で作者さんのことがより身近に感じられて嬉しかった。
    今村夏子さん、結構好きです。

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    2025年10月02日
  • あひる

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    繊細で、視点が独特で、脆くてなんとも切ない書き方をする今村さん。
    2作目なんですね

    この時からきっと繊細で、見たものしか書かない人なんだろうな。

    私が今村夏子さんの作品を読むのも2作目。

    どんどんのめり込んでしまう本を書けるのはなんでだろう。
    悲しいアヒルの話が1番のめりこんだ。

    他の作品もまとめて買ったのでよんでみます

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    2025年09月15日
  • あひる

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    こちらもじわっと怖かった
    あれ、夢かな自分の勘違いなのかななんでみんな普通なの?って日常でもわりとよく感じる感情

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    2025年09月12日
  • 星の子

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    じわっと怖いラスト
    じわじわっとくる作風 何がくるのか言語化できないけどじわじわ迫ってきてゾワっとするのがなかなかクセになる作家さん

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    2025年09月12日
  • 木になった亜沙

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    木になった亜沙のあらすじが気になって気になってしょうがなかった作品。
    不思議な世界で、でもスッと入り込めて面白かった。
    定期的に思い出してしまう。

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    2025年08月27日
  • 星の子

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    いわゆる宗教2世である、中学3年のちひろの目線で
    物語は進みます。
    両親が宗教にのめり込んだきっかけは病弱だった自分。
    なんとも言えない状況だけど、そして姉は出て行ってしまったけど、意外にもちひろは明るく過ごしている。
    その明るさが切ないなぁ。
    信仰って救いなんだろうけど、難しい。
    ラストは私には薄ら怖かった。

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    2025年08月21日
  • 木になった亜沙

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    非現実的なのに、どこかリアル。表題作もよかったけれど、「的になった七未」は読んでいて痛々しく複雑な気持ちにさせられた。

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    2025年08月16日