今村夏子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
え、こわこわこわこわこわ
文章がうまいからスルスル読めるんだけど、どことなくいやな予感が張り付いていて、最後はこええええってなる。
「とんこつQ&A」、全員が静かに狂ってるのがめっちゃ怖くて、私のほうがおかしいのかと思った。あれ登場人物がおかしいですよね? おかみさんって言ったあとに現実を受け入れるっつーのが意味わからな過ぎてそうはならんやろ!?!?って絶叫したけど、あの話にはまともな人がいないから私の叫びは届かない……
あと「良夫婦」もめっちゃぞわっときた。一番怖いのは旦那だよ、旦那。でもこれも究極の愛なのか?と洗脳されそうになったけど、やっぱこわいよ。最後もまた不穏な感じで終わるし -
Posted by ブクログ
今村夏子さん『むらさきのスカートの女』からの2作目!
ある出来事から宗教を信仰する主人公ちひろとその家族の話。
ちひろは実際のところ宗教を信仰しているかは分からないが、ちひろの友達や親戚の宗教に対する感じ方も書かれており、ちひろは当たり前のことをしている感覚だが、客観的に見た時に全然違うのが気味悪い。実際にちひろが公園で両親がある行動をしているところを見かけた時の気持ちは計り知れない。
読後感はスッキリするわけでは無いが、「もしかしたらこういうこと??」みたいな感じはあって怖い。
ただちひろには家族に振り回されず自分らしい人生を歩めるといいなと思った。