トムは真夜中の庭で

トムは真夜中の庭で

知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.

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トムは真夜中の庭で のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    ストンとハマった。児童文学を読み漁る結果を生んだ元凶だ。描写が生きていて、その庭が目に見えるようで、流れがいい。少しずつ読み進めても、昨日の内容を覚えている。面白さで素直な私を生んだファリパピアスの世界。別の物語も読んでみたい。

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    児童書なんだけど、おとなのほうが楽しめるかも?
    めちゃめちゃ面白かった。

    冒険への期待と不安、部屋からスケート靴が出てきたときの興奮!ハティとの別れを予感したときの寂しさ、再会できたときの喜びときたら!

    今目の前にいるハティは、いったいいつのハティなのか?庭園の謎も深まり、ミステリー要素もあって

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    物語は時間を支配している。現実と過去と、かるがる思い出さえも飛びこえてしまう軽やかさに、もうただただ最後は泣くことしかできない…やさしい…SF

    0
    2024年02月21日

    Posted by ブクログ

    岩波”少年”文庫だけど、やはり岩波少年文庫。
    大人が読んでもしっかり楽しめる。
    緻密に編まれたストーリー。
    時空を超えて育つ友情。
    ラストシーンはずっと胸に残る。

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    星5個じゃ足りないくらい。
    読み終えるのが勿体ない、でも先を知りたい、そして読み終えてみると、また反芻したり、読み返したくなるような、本当にステキな本に出会えました。

    弟がはしかにかかり、隔離するために、子どものいないおじとおばの家に預けられることになったトム。
    退屈な日々を送ると思っていたところ

    0
    2022年06月09日

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