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子どもの日常生活におきる,小さいけれど忘れがたい不思議なできごとの数々.『トムは真夜中の庭で』の作者による,夢と現実の世界を行き来する印象的な短篇8編をおさめる.
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Posted by ブクログ
どうしてこんなに、子どもそのものが描けるんだろう。 子どもの気持ちで、なんて言葉が陳腐に聞こえるくらい、ここには子どもそのものがいる。 できなかったことができるようになった瞬間。自分より小さな子に振り回され、うんざりしたり、大人からしたら危なっかしくてハラハラする小さな冒険。 でも、いつだって大人の...続きを読む目を盗んで、叱られそうなことをやってしまう。だってワクワクするから。 やっちゃったあとのがっかり感と疲れ切った気持ち。 そういう子ども時代の感情が記憶の彼方から思い出された。 トムは真夜中の庭で、に比べるとこちらは短編だし地味かもしれないけど、子どもそのものが描き出されているという意味ではこちらの方になるだろうと思う。 宮崎駿さんが、岩波少年文庫の100作を選んだとき、ピアスの作品からはこの本を選んだ理由が少しわかった気がした。
1959~1972年の作品 ピアスはなんで子どものこと(特に少年の冒険心)がこんなにわかるんだろう。 何気ない日常の中に、ああこんなこともあった、こんなこともあったと自分の子ども時代を思い出した。 さ、す、がピアス。
この方の作品の雰囲気が好き。 子どもの描き方がリアルで、変な創作感がない。 緊張感の高め方がうまい。特に最後の作品の一連の描写。
余分なものがなく、淡々としているけど、いつの間にか自分もその空間に滑り込んでいるような感覚。こんなに素晴らしい本だとは思っていなかった…。
子ども時代のある出来事を切り取って、そのスリルをよみがえらせてくれたお話し。自分も一瞬で子どもに戻ってしまい、ドキドキしっぱなしだった。まるで映画のような小話集。
大好きなピアスの短編集。 8編が収録されています。 よごれディック、真夜中のパーティ、アヒルもぐりが気に入りました。 幼い頃、なんでもない日常のちょっとしたことにワクワクした、あの感情を思い出させてくれる。やはりピアスは名作家なのでした。
謎めいたお隣さん。宝物の秘密の貝。子どもの日常生活におきる、小さいけれど忘れがたい不思議なできごとの数々。夢と現実の世界を行き来する印象的な8つの短編をおさめる
子供の日常で起きるささやかだけど、大きな出来事の短編。 近所から嫌われていても気にせず、動物を飼っている謎めいたお隣さん。 川で見つけた貝を、いとこにあげる前に逃がしてしまおうとしたこと。 古い木の解体途中でとんだいたずらをしてしまい、それでもそれがきっかけで、男子グループに入れたこと。 祖...続きを読む父と孫の互いを思いやる気持ちと真夏の早朝の車いす遠足。 木の実を取りに行った先で、お父さんを怒らせてしまい、慌てて逃げた結果迷子になり、助けてくれた若夫婦のこと。 全部じゃないけど覚えてる範囲。 ひとつひとつはどうってことない些細なことだけど、 子供にとっては大切で心に残る記憶たち。 短編だったから読みやすい。
子どもの頃に感じた小さな冒険心や、心細さや苦い気持ちが思い起こされる短編集。「真夜中のパーティー」と「ふたりのジム」が好き。
表題作を含む短編集。 実際に起こった出来事をモチーフに 書かれているから、自分が昔に体験 したような気持ちになる。 子供の話の中に出てくる大人が悪かったり、 子供のように純粋だったり、 その為に他の大人から馬鹿にされていたり、 多くの大人は子供の感情を忘れているけれど、 本当は繋がっていたはずなの...続きを読むに、 子供の世界と大人の世界は 随分隔たっているような感じがする。 挿し絵の世界観も素晴らしくて、 良い作品群だと思います。
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