あしながおじさん

あしながおじさん

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

孤児院育ちの少女ジェルーシャは,奨学金を出してくれた「あしながおじさん」へ,楽しい大学生活を綴ってせっせと送ります.返事をくれない「あしながおじさん」って誰なのでしょう? 永遠の名作を新訳で.

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    あしながおじさん
  • タイトルID
    :
    884764
  • ページ数
    :
    292ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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あしながおじさん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    駆け足で読んでしまった。
    もっと味わいたい気持ちもあったのに、先が気になる気持ちが勝ってしまった。

    序盤は主人公の天真爛漫で怖いもの知らずな物言いに笑い、学年が上がるにつれ思考を深め、自立していく様子が頼もしかった。

    私自身の生い立ちと似ていて、周囲とのギャップへの混乱と奮闘、自立心への思いは共感した。

    一方で、今を生きることの大切さを21歳にして掴んでおり、35歳でやっと向き合っている私は大いに感心した。

    何より、最後の展開。
    少女漫画みたいで何とも幸せな気分になる。
    子供の頃に読んでいたら何度も読み返して憧れたに違いない。

    0
    2026年03月21日

    Posted by ブクログ

    少女時代に好きで何度も読んだ本を30年以上ぶりに再読。面白い。好きだなぁ。ジュディの生き生きとした学生生活、夏休み、クリスマス休暇。そしておじさまの思惑。これは当時は気がついていなかったな。最終的には35歳と21歳。まあ、ぎりぎりかな、なんて考えてしまう大人になった自分。

    0
    2025年04月02日

    Posted by ブクログ

    素晴らしく気持ちのよい読後感。児童文学の名作っていいものですね…大学生の頃に読みたかったなあ。もっとより良く、生きていけた気がする…。大人になって読むジュディは可愛くて尊いです。
    「日々のくだらない、つまらない出来事に、笑いをもってあたることーそれにこそ、精神力が必要だと思うんです。」一番心に残っている言葉です!

    0
    2024年01月17日

    Posted by ブクログ

    数十年ぶりの再読。おもしろいーーー!

    17歳のジェルーシャ・アボットは、生まれてから孤児院暮らしで他の生活を知りません。引き取り手も現れなかったので孤児院の手伝いをしています。
    第一水曜日は憂鬱。だって評議委員のお偉い方々が個人を視察に来るんです。一番年上のジェルーシャは、何もかもを整えなければいけません。
    でもその第一水曜日は違いました。ジェルーシャのユーモアたっぷりの作文を読んだ匿名の評議委員が彼女を気に入り、大学で学ぶ資金を全部出し、将来は作家になる手助けをしたい、と申し出たというのです。
      突然降って湧いた将来への扉!
    この評議員の条件は「手紙で近況を知らせること」。そこでジェルーシャ(ジョディ)は匿名の恩人を「あしながおじさん」と呼びかけて手紙を書きます。

    ===

    これは大人が読んで非常に面白い。
    まずはジョディの前向きさ。生まれてはじめて孤児院から出たジョディには新鮮かつ見慣れないことばっかり。同級生たちが当然知っている常識も全く知らない。周りから驚かれたり、最初は自分でも距離を感じるが、それはこれから学ぶことが多いことだということ。勉強も楽しい、親しくなった友達との交流も嬉しい、そしてなにより本に出会った!ジョディは毎晩染み込ませるように本を読む。
    このお話は大学の4年間だが、その間にジョディの考え方の成長ぶりや自立心が伺える。孤児院にいたときは、自分の周辺のことが全世界で、世界の広さを考えることはなかった。でも人と会話をして考えが深まることに喜びを覚えていく。
    気の合う友達のサリー・マクブライトとその家族は、ジョディにとってごく普通のだからこそ素敵な家族だった。サリーの兄のジミーやその学友とは、大学生グループ男女として楽しく過ごす。
    お嬢様育ちのジュリア・ラトリッジ・ペンドルトンとその親族は…あまり好きになれない。自分が恵まれているのが当たり前で何かを深く考えようとはしないから。でもその一族のジャーヴィーおじさま(ジャーヴィーぼっちゃま)だけは素敵な男性で、話も合う。ジョディはジャーヴィーとの話で社会への考えが広がっていく。

    ときには嫌なこともあり、こっそりと嫌いな人を嫌いと言っているところもある。はっきり書かれないけれども孤児院時代の酷い扱いや、またこの時代の男尊女卑社会が垣間見えることもある。そして明るいジョディだが捨て子で孤児院育ちという自分の生まれ育ちを人に知られたくないという気持ちの強さも感じられる。
    ジャーヴィーぼっちゃまと気が合ったのも、男性主権で貧富や階級の差のあることに疑問を持ち、女性だって公民であり、仕事と家庭を両立したっていいじゃないか、という考えに同調し、自分たちで社会を変えよう、改革者になろうという同じ方向を向き合うことができるからだ。

    しかしそんな嫌なことや不合理なことがあるにしても、ジョディにとって毎日はキラッキラで、真っ直ぐ。自分が援助した少女からこんな手紙をもらったらそりゃー嬉しいよなあという、自分が「あしながおじさん」の気分。
    手紙には挿絵も描かれているのだが(著者のウェブスター直筆)これがまた味があっていい!
    <人の人格が求められるのは、人生で大きな問題が起こったときなんかじゃありません、誰だって、危機に直面したら、ぱっと立ち上がり、勇気を持って、悲劇に押しつぶされそうになっても乗り越えようとします。でも、日々のくだらない、つまらない出来事に、笑いを持って当たることーそれにこそ、精神力が必要だと思うんです。P77>
    <人生で最も大切なものは、はなばなしい大きな喜びなんかじゃありません。ささやかな喜びの中に、多くの楽しみを見つけるkと尾がとても大事なんです。ーあたし幸せになるほんとうの秘訣を見つけました。おじさん、それはね、今を生きる、ということです。P206>

    そして「あしながおじさん」。
    ※※※以下、「あしながおじさん」の正体がわかるような記載をしていますので、読んでいない方はお気をつけください。※※※



    最初は反骨精神のある「あしながおじさん」が、孤児院に世話になっているのにユーモラスたっぷりにしかし辛辣に孤児院生活の内情を書いた作文に「おもしれー女」として興味を示しただけで会うつもりはなかったのかもしれない。それが手紙のやり取り、たまたま実際に会ってみたらどんどんと…ということなんだろうなあ。
    私は彼が何者か知っていて読んでいるので、ジョディの手紙を読みながらも、彼がどんな気持ちで手紙を読んでいるのか、実際に何をしたのかが分かってまたまた面白い。さらになかなかのプレゼント攻撃仕掛けているし(笑)。
    たまに「あしながおじさん」はジョディに行動を規制するかのような態度に出る。ジョディは楽しみを奪われた気持ちから、または自立しなければいけないという気持ちから、「あしながおじさん」に反発を見せる。
    …でも読者は知っている。それは一心に勉学に励めというのではない、ただただヤキモチを焼いているんだよ(笑・笑・笑)


    しかし明るいジョディは、けっしていつまでもくよくよしたり恨み言を言ったりはしない。
    知り合った人たちの影響もあり徐々に社会での自分のあり方、考え方、将来のことを決めてゆく。

    そして最後は素敵な出会いとなるわけで。
    物語の最初は「憂鬱な水曜日」で、最後は「幸せな木曜日」になる。
    水曜日は終わった、これからは自分たちで作る新しい日々。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    今、人の親になってから読むと、この本の楽しさがとてもよくわかる。
    ジュディの毎日や成長のみならず、その文章の面白さ。
    そして、描かれてはいないけれども、その手紙を読む「あしながおじさん」の心の動きまで感じることができる。
    読者的には早い段階で「あしながおじさん」が誰であるのかに気づくけれども、当事者としてはなかなか気づけないであろうことにも、面白みやちょっとした歯がゆさや、リアリティを感じる。
    ジュディと取り巻く人たちに視点を移しても面白いし、いろいろな角度から味わえる作品だと感じた。
    正しく、永遠の名作!

    0
    2018年10月26日

    Posted by ブクログ

    真綾さんのミュージカル
    「ダディ・ロング・レッグス」の影響もあって
    往年の名作をやっとこさ読みました。

    うん、長年読み継がれているだけはあります。
    子供にも十分読めるのに、おなじみロマンス要素もあり
    大人でも読めるお話ですね。

    ただ、これは子供用より、大人用の翻訳を読んだほうが
    絶対面白いですね。
    おそらくジュディが言葉遊びや意味を含めて
    他の言葉で書いている箇所が(フランス語で)とかで
    訳されてしまってるので、ちょっと面白味半減。

    しかしながら「キャンディ・キャンディ」などが
    この物語がモチーフなのがよくわかりますね。
    クライマックスなんかまんまじゃないか!というくらい
    オマージュというかですね。
    おまけで「キャンディ~」の小説版が後半手紙構成なのは
    これもこの作品の影響か…

    続も読んでみたいけど、こちらより探すの大変かもだな;

    0
    2014年05月26日

    Posted by ブクログ

    「あしながおじさん」が、純愛物語だったとは!ユーモアがあって飽きないし、主人公の気持ちになって、一喜一憂しながら読み進めることができた。時代背景から、女性に選挙権をなどなど、作者の願いも込められている。
    韓流ドラマやガラスの仮面(漫画)が好きな大人にぜひお薦めしたい。

    0
    2012年12月21日

    Posted by ブクログ

    岩波文庫は作者の挿絵が入っているので、おススメです。
    小学生の頃、よく分からずに「シルクの靴下」に憧れてました。
    サリーが主人公の続編も大好きです。

    0
    2010年10月04日

    Posted by ブクログ

    幼い頃、魂をゆさぶられた本。
    恵まれない境遇にある少女が、「あしながおじさん」の手に救い出されて、
    楽しく幸せな学生生活を送る。
    その描写にうっとりした。
    どんでん返しありで、構成も凝っている。

    0
    2010年09月06日

    Posted by ブクログ

    大人になってから読むと、すっごく楽しい!
    なんだかモエモエです。
    話とともに、手紙の内容も成長していく姿が、とても感じ良かったです。

    0
    2010年04月28日

あしながおじさん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    あしながおじさん
  • タイトルID
    :
    884764
  • ページ数
    :
    292ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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