作品一覧

  • 小学館世界J文学館 エロシェンコ作品集
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    1巻880円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 世界を旅した盲目の詩人が贈る、珠玉の作品集。 泳ぐこともできず、ドジョウを食べられないのに、なぜか仲間とではなくあひるとばかり遊ぶひよこ。やがてひよこの体は衰えていき……「ひよこの悲劇」 「愛」や「同情」を知らず、競草(きょうそう)や闘草(とうそう)の実を食べ、戦草(せんそう)の花をお茶にして飲む、寒い国の人々。「世界でいちばん偉い王になる」と予言された王子は、世界中を幸福にするという「理草(りそう)花」を咲かせようと一心に育てるが、理想花は枯れゆくばかり。絶望した王子は自らの胸を刺す。ところがその血潮を浴びて……「理想花」 ほかに、「智恵の壺--インドでひろった話」、「おちるための塔」、「せまい檻」、「沼のほとり」、「落葉物語」、「一本の梨の木--セルビヤの話」、「鷲の心」、「魚の悲しみ」、「バイタール物語--インドでひろった話」、「ある孤独な魂--第一モスクワ盲学校の思い出」の全12作品を収録。ロシア生まれの盲目の詩人、エロシェンコは、日本、インド、中国などを放浪し、現地の民話を取材しながら多くの傑作を書いた。理想を求めて進み、傷つき、しかし歩みを止めない人々の物語は、時を超えて多くの人の胸を打つ。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス
    4.0
    1巻1,705円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』が1冊に! 楽しくて不思議なふたつのアリスの物語を 60点を超える、イメージ豊かな北澤平祐の挿絵とともにお届けします。 <中学生以上の漢字にルビつき>
  • トムは真夜中の庭で
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.

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  • 鏡の国のアリス
    4.0
    鏡のなかを通りぬけたアリスは、またまた奇妙な世界へ。おしゃべりな花たちの咲く庭をふりだしに、鏡の国を歩くアリスのまえに、つぎつぎとおかしな住人があらわれて――。「ふしぎの国のアリス」につづくルイス・キャロルの名作で、チェスゲームを織りこんで構成された、夢とユーモアにあふれたファンタジーの最高傑作。鏡の国に飛び込むアリスの楽しい物語!
  • トム・ソーヤーの冒険
    -
    1巻770円 (税込)
    遊びのことならまかせとけ! わんぱく少年トムのいたずらは、いつだってゆかいでスリル満点。海賊になろうと家出をしたり、洞窟を探検して迷子になったり……。おかげでポリーおばさんは、はらはらどきどきの連続です。ミシシッピ川沿岸の小さな町を舞台に、少年の夢と冒険をいきいきと描いたアメリカ文学の最高傑作。何度でも読みたい、腕白トムのスリルと笑いあふれる愉快な物語。子供の世界の楽しさ、のびやかさを描いた名作。
  • ふしぎの国のアリス
    3.0
    1巻550円 (税込)
    川べりでうとうとしていたアリスが、チョッキを着たうさぎを追って穴にとびこむと、そこは奇妙で不思議な冒険の世界――。これまでの教訓的な児童文学とちがって、ゆめとナンセンスとことばあそびで構成され、一見子どものためのお話に思えるが、そこにもりこまれているのは真実と深い洞察。世界の児童文学の歴史であり、「ファンタジー」のジャンルを切りひらいた、夢と笑いあふれる不朽の名作。
  • ピーター・パン
    4.5
    1巻660円 (税込)
    星のきれいな夜、妖精の粉をふりかけられて、ウェンディと二人の弟は、ピーターを先頭に窓から飛びだしました。行く先は、夢と冒険の島・ネバーランドです。そこには、ご存じ海賊フックが待ちうけています……。だれでも愛さずにはいられない、永遠に大人にならない少年=ピーター・パンを描いた、イギリスの名作童話。高杉一郎の名訳でお届けします!
  • オズの魔法使い
    -
    1巻440円 (税込)
    カンザス名物の大竜巻に家ごと運ばれたドロシーは、見知らぬ土地にたどりつき、頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキのきこり、臆病なライオンたちと出会う。故郷カンザスに帰りたい一心のドロシーは、変わった仲間たちと、どんな願いもかなえてくれるというオズの魔法使いに会うために、エメラルドの都をめざす……世界中で愛され続ける魔法と冒険がいっぱいの物語。

ユーザーレビュー

  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    久しぶりにいい本に出会えた。庭の美しさと癒やし、少年の心の動きの描写が澄んだ水のようなキレイさで描かれている。翻訳がおかしいところがたくさんあるけど、そのおかしさをはるかに超える気持ちよさ、心地よさを感じながら読み続けられた。映画があることを知ったので、近い内に見てみよう。

    0
    2025年11月18日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    弟がはしかにかかり、一人で親戚のお家に預けられたトム。
    おじさんのアパートで退屈しきっていたトムは
    真夜中、不思議な庭に通づるドアを見つけます。
    バーネットの「秘密の花園」みたいな雰囲気。
    ラストは期待を裏切らない「薄々そうだとは思ってましたよー!!」
    魅力あふれる庭で、トムと一緒に思いきり遊べる一冊です。

    0
    2025年09月17日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    主人公トムは、夏休みをおじさんの家で過ごします。その理由は弟ピーターが、はしかにかかったため。やむなく預けられるのです。

    退屈な夏休みかと思うとそうではなく、真夜中になると、昼になかった素敵な庭園がトムの前に出現し、ハティという少女との出逢いがありました。想像の世界は広がります。自然描写にうっとりです。

    自分にとっての、ハティにとっての「時」や「時間」とは何なのか。自問自答するトム。

    最後にトムが、真にハティのことを理解する物語の展開、構成は素晴らしいとしか言いようがありません。謎が解けたとき、感動が溢れました。

    本書の巻末に作者ピアスの文章があり、この作品の理解が深められます。

    0
    2025年06月26日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    自分もトムと一緒に真夜中の庭に遊びに行っているようなそんな気持ちになりました。

    スケート靴をみつけてからどんどん面白くなってきました。
    ラストシーン素敵でした。

    0
    2025年05月30日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    導入部分では風景描写が延々と続き、長いなー、と思ったし、バーソロミューのおばあさんが、まあ、そうだろうと初めから考えてたが、中盤になるにつれ、物語に引き込まれた。最初は長いと感じた風景描写も全く気にならなくなり、自分がトムになったように庭園や街を散策していた。最後から考えてた結末だったにもかかわらず、それを忘れたかのよに驚き、感動したのはなんなんだろう。
    作者の後書きにみんな自分の中に小さな子どもを持っていると書かれていたが、私もこの本を子どものトムとなって読んだ。とても面白かった。

    0
    2025年04月21日

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