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インバスケットとは、限りある時間のなかで架空の立場になり、多くの案件をより成果が出るように処理するビジネストレーニングです。企業の昇進昇格試験にも使われます。 そこで必要とされる、思考力、判断力、問題解決力を磨くためのノウハウを、マンガのストーリーを読みながら身につけられるのがこの1冊。 主人公は実家の居酒屋を継ぐことになった岩崎あかね。オープン初日の混乱をインバスケット思考で乗り切ります。
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Posted by ブクログ
なるほど。これを『インバスケット」というのか。普段何気にやっていることを系統立てて考えると整理出来ますね。
タスクの優先順位付けの方法が驚くほど分かりやすく、漫画も相まって理解しやすい。 最初は「インバスケットってなに?」から始まったが、読み終えた今はどういう風に仕事に取り込んでいこうかと考えるほどに。仕事だけでなく日常生活にも使える思考法だと思う。 これからB象限を意識して仕事に取り組んでいきたい。そし...続きを読むてこの本も何回も繰り返し読みたい。
・①「重要かつ緊急度が高いこと」の優先順位を早く(高く)してやるのは当たり前だけど、 ②「重要度が高いけれど、緊急性は高くないこと」も意識し優先度を上げ、かつ継続的にやっていかないと、②の事案がどんどん①に移行していってしまうので、まずマトリックスを作って、優先度と使える時間を意識して実行していこう...続きを読む。 ・「定量情報」(「あと3時間ある」)…受け取る人によって誤差が出ない。 「定状情報」(「まだ時間がある」「あまり時間がない」)…具体的な数字で言ってないので、発信者と受け取った人によって思い違いが生じてしまう可能性が大きい。相手がこういう表現で言ってきたら、具体的な数字などで確認し合って、思い違いが生じないようにしよう。 ・何を優先順位を高く持ってくるかは個人によって本当に違う。なので、 「自分にとって何が重要か?」という軸をもっと意識してみよう。
インバスケット思考を仕事だけじゃなく、プライベートでも取り入れることによって、より充実した人生が送れそう。
シンプルでわかりやすく、自分仕事を見直すことができた。出来ているつもりだったが、いくつか新しい発見があった。
仕事を進めていく中で、 いろんな課題やイレギュラーが 発生するのは日常茶飯事。 イレギュラーを発生させないよう、 計画・準備を入念に行う事は当然だが、 全てを想定して取り組むことは不可能といってよい。 ただ、そういった不測の事態は、 全て最優先で取り組まなければならないわけでなく、 緊急度と重要...続きを読む度を軸に判断していけば取り組む順番を決めて、 あせることなく、取り組んでいくことが出来る。 特に優先順位を決めることで、 問題と問題の関係性も判断することが出来るし、 問題のまとめ(まとめてやるべきこと)も出来、 結果的に対応する時間の削減が可能となる。 課題管理やタスク管理の重要性を あらためて認識することが出来ました。 【勉強になったこと】 ・インバスケットで優先順位をつけるときによく使う軸は、 緊急度と重要度。 緊急度: 時間軸のことで、期限や納期のこと 重要度: 案件を処理しないときに発生する影響 このやらなかったときの影響で考えることがポイント やらなくても影響がないならやらなければよい ・優先度を決めるときは自分の考え方の軸を明確にすること 例えば、お客さま満足度を最優先とするのか、 品質を最優先とするのかといったポリシーを決めること。 ・問題解決のときは、その問題をあらゆる角度から見る。 全体・詳細・これまでの経緯といった視点で問題を見る。 ・判断するときは、判断に至ったプロセスを大切にすること。 プロセスを通して考えていくことで、改めて何をすべきか が整理されていくし、お客さまに対しても説明がしやすい。 判断に至るまでのプロセス: 問題発見→仮説→情報収集→対策立案 →関係各所への調整→意思決定→行動 →適任者決定 ・対策立案するときは複数案を出して比較すること また、客観的に見る事が大事。 ・判断のタイミングを決めるコツは、 判断したときのリスクとしなかったときのリスクで決める ・判断した内容は伝わってナンボ。 相手に伝わるようにするためにも、 判断に至ったプロセスは重要。 常に何故それをやろうと思ったのか?を考えるために、 仮説→情報収集のプロセスは特に重要。
本書はインバスケット思考、すなわち「捌ききれない仕事がある中で、より成果を上げるための判断方法」について解説された本である。 そもそも仕事とは、全ての業務を100%達成することは不可能であり、またその必要もない。 そしてパレートの法則にあるように、物事は、ごく僅かな一部分が残りに多大な影響を与えて...続きを読むいる。 つまり仕事で成果を上げるためには、その影響力の高い一部分を見つけ出し、優先度の高いものから的確に対応していくことが重要である。 「どうやって全て終わらせるか」ではなく、「限られた時間の中でどれだけ成果を上げられるか」という発想が大切と言える。 そのための思考法が「インバスケット思考」である。 では、どうすれば正しく優先度を判断できるか? まず最も大切なのは、自分の優先度の軸を持ち、それをぶらさないこと。 軸がぶれてしまうと、何を優先すべきか判断できず、結局場当たり的な対応になってしまう。 お客が大事ならそれを軸にすればいいし、売上を求めるならそれでもいい。 自分の価値観を持ち、それを保つことが重要である。 そして次に、「見えない問題」を見つけられるようになること。 例えば従業員の態度にクレームが来たときに、問題を「従業員の態度が悪いこと」として捉えたとする。 だがその裏には「従業員の教育をしていない」という「見えない問題」があるかもしれず、それを見逃してはいけない。 そして見えない問題に対処していかなければ、次々と「見える問題」になって降り掛かってきてしまう。 なので表面的な問題に捕らわれず、いかに根本的に対処していくかが重要になる。 加えて、正しく情報収集することの大切さも挙げられている。 一つには、定性情報(主観の混じった情報)で判断すると間違いの原因になるので、定量情報(客観的な情報)に変換しよう、としている。 例えば「近所に安いカレー屋ができた」という情報は主観が混じっており、本当に近いか、安いかどうかは、人によって基準が異なってしまう。 従って「駅から50mの場所に、600円で食べられるカレー屋ができた」という定量情報を入手して、そこから判断すべきである。 そしてもう一つは、複数の視点を持つこと。 判断を間違える人の特徴に、「一つの情報だけで良し悪しを判断してしまう」というものがある。 よって、複数の視点、つまり『鳥の目(全体を俯瞰する)・魚の目(流れを読む)・虫の目(細部まで見ること)』を持つことや、他の案と比較することが重要性である。 自分を振り返ってみても、やはり仕事というのは忙しいもので、どんどん仕事が積まれてるのにさっぱり終わらない、なんてことは日常茶飯事である。 そんな中で本書を手にとってみたが、「全て終わらせる必要はなく、時間内でいかに成果を上げるか考えるべし」という考え方は目からウロコが落ちるようだった。 他にも優先度づけや意思伝達のノウハウが多数紹介されており、色々と参考になった。 同じように悩んでる人に是非読んで欲しい一冊。
インバスケット、直訳すると「未処理箱」 優先順位を決める。何をやるかよりもなにをやらないかを考える。 定性情報…他人の主観が入ったり人によって捉え方の異なったりする情報のこと。 定量情報…誰もが一定に捉えることのできる情報。 判断に使えるのは定量情報。 鳥の目…全体を俯瞰すること。 魚の目…流れ...続きを読むを読むこと。 虫の目…現実に起きてることをしっかりと細部まで見つめる視点。 漫画はちょい出来すぎてる話だった。
●インバスケット思考とは ➡︎限りある時間の中で裁ききれない仕事がある状態。つまり、インバスケット状態のなかでより成果を出す仕事の進め方や判断方法の事 ●優先順位とは? ➡︎何をやるかよりも何をやらないかを考える。全体的に影響を与える重要な案件に絞って、深く精度高く処理する ●問題解決は、問...続きを読む題発見から ➡︎問題には見える問題と、見えない問題がある ●事実を確認する
主人公視点になって、どの選択肢を選ぶか考えさせる→解説、がマンガ内で進んでいく形式なのは面白いと思う。
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マンガでやさしくわかるインバスケット思考
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鳥原隆志
星井博文
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