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Posted by ブクログ 2012年12月18日
ハプスブルク家が皇帝位を世襲してからはハプスブルク家に関する書籍はたくさんあるので良いですが王朝・諸侯入り乱れる神聖ローマ帝国史をテンポよく解説しているのでとても面白く読めました。個人的にはドイツ史(?)=神聖ローマ帝国は統一感もないし血統も複雑なので今まで避けてきた感がありますが良い本に出会えまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月26日
神聖ローマ帝国と言う、ぼんやりとした存在を時系列に、丁寧に説明してくれている本。入門書。
言葉としては知っていてもいったいそれがどんな国だったのかと聞かれたら答えられない国、神聖ローマ帝国。何せぼんやりとしてつかみどころのない国(国と言っていいのかすらも怪しいですが)をざっくり、でも丁寧に教えてく...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月26日
著者の菊池良生先生の、「傭兵の二千年史」かどちらかを読んで、それから「戦うハプスブルク家」を読むと、ドイツを中心とした西洋史についてするすると学べる。
「神聖ローマ帝国」を統べた皇帝と、それを取り巻く人々の歴史絵巻。
端的に言って、面白いです。今まで記号でしか無かった歴史上の人物がいきいきと、丹念に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月16日
■何故に『神聖ローマ帝国』なのか?何が『神聖』なのか?
■何が『ローマ的』なのか?ドイツはこの称号を名乗ることでいかなる歴史を背負わされたのか?
■その称号の祖形である古代『ローマ帝国』という名は中世以来のヨーロッパ人全体の心性にいかなる決定的影響を与え続けたのか?
同じ菊池良生著の『図説神聖ロー...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
面白かったー。
神聖ローマ帝国は複雑怪奇すぎて私には全く理解不能だったんですが、この本読んで謎な部分は大分解明できたかなあ。
あんまり関係ないところですが、何故世界帝国だった大英帝国元首が、ヨーロッパでは皇帝(もしくは女帝)と名乗らず、王(もしくは女王)と名乗り続けたかがこれを読んでわかりました。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月08日
神聖ローマ帝国
著:菊池 良生
紙版
講談社現代新書
神聖ローマ帝国の推移は複雑である
前半は3王朝時代、後半は、神聖ローマ帝国の宣言後である
3王朝時代は、ドイツ、フランス、イタリアを対象として、血縁、ローマ教皇との対応、諸侯からの推戴などである
神聖ローマ帝国になってからは、ドイツに限定される...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月07日
「神聖ローマ帝国ってなんなのだ?」から始まる、面白く読める神聖ローマ帝国入門と言った感のある一冊。ただし、注意点はある。各所に物事を単純化する傾向、参考文献のつまみ食い的傾向がある。また、フリードリヒ3世の評価やウェストファリア条約の評価についてなど、今となっては古い説になってしまっている箇所がある...続きを読む
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