円城塔の作品一覧
「円城塔」の「紙魚の手帖」「コード・ブッダ 機械仏教史縁起」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「円城塔」の「紙魚の手帖」「コード・ブッダ 機械仏教史縁起」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東北大学理学部物理第二学科卒。2007年『Self-Reference ENGINE』でデビュー。『道化師の蝶』で第146回芥川賞受賞。同年『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で第31回日本SF大賞特別賞、第44回星雲賞日本長編部門受賞。『これはペンです』、『Boy’s Surface』など数多くの作品を手がける。
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Posted by ブクログ
その作家の作品全て読みたいと思える作家に出会えるチャンスは、偏読傾向のある私にはかなり稀なものになってしまうのですが、今絶賛傾倒している劉慈欣先生の未読作品が残り一冊という絶体絶命の境地に立たされていた中で円城塔先生が救いの手を差し伸べてくれました。
本作は第39回日本SF大賞を受賞した「文字」に関する短編集です。
文字について「人間が記録を残したり、何かを伝達するためのツール」以上の印象を持ったことはないし、書道の良し悪しもわからないし、フォントについてもパワポや動画編集でみんながなんとなく使ってて読みやすいものの中から何となく選ぶ程度の美的感覚しか持たなかったけど、読み終わる頃には文字に
Posted by ブクログ
お盆でございます。
何年かに一度、このころになりますと読みたくなる物語がございます。
はい。雨月物語でございます。
特にわたくしは「浅茅が宿」が好きでございます。
下総の国 葛飾の郡、真間というところの1455年辺りのお話でございました。
勝四郎という夫が、秋には戻るという言葉を残して京へ商ひに出たのを待ち続けた妻 宮木(みやぎ)の悲しいお話でございました。
折しも夏には戦が始まって、村人が里を捨てて逃げてしまっても、夫が秋には戻りますからと言って、里に残った宮木。。。
雨月物語とはよく言ったものでございます。
そぼ降る雨の夜にお読みくださりませ。
上田秋成さんが切なくも不
Posted by ブクログ
大きく3章に分かれた、15篇からなる連作短編集。異世界ファンタジーにはあまり触れてこなかったこともあり、自分の想像力の限界を感じ、序盤はなかなか読み進められなかった。
後半に差しかかると、物語は少しずつ収束し始める。「設定」を逆手にとった壮大なメタ。そこで初めてこの作品の構造の面白さに気づき、始めからもう一度読み直した。
最後には、このややこしく、こんがらがったこれまでの物語は、試練だったのだとわかる。
一緒に最終章への突入を果たした読者にしかわからない。本物の、飛び出す本だった。
大真面目にルラィ・ララララスドなどという名前の人物が登場するセンスも好き。