道化師の蝶

道化師の蝶

作者名 :
通常価格 605円 (550円+税)
紙の本 [参考] 660円 (税込)
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作品内容

無活用ラテン語で書かれた小説『猫の下で読むに限る』で道化師と名指された実業家のエイブラムス氏。その作者である友幸友幸は、エイブラムス氏の潤沢な資金と人員を投入した追跡をよそに転居を繰り返し、現地の言葉で書かれた原稿を残してゆく。幾重にも織り上げられた言語をめぐる物語。〈芥川賞受賞作〉

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
電子版発売日
2015年04月10日
紙の本の発売
2015年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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道化師の蝶 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2016年06月30日

     旅の間にしか読めない本があるとよい。などという本をすわって読む。飛行機の中では考えがどんどん後ろに取り残されて読めないからである。いやそんなことはない。頭の中の考えも、頭の持ち主と一緒に飛行機で移動しているのだから、考えにも慣性がある。いや考えには質量がないから慣性はないのか。
     飛行機の中で捕虫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月29日

    個人的には、非常に脳を揺さぶられる感があり、とても楽しめた。時空を飛んで、鏡の中を行き来するようなそんな錯覚を覚えるような、話の展開。年に一冊くらいこんな本に巡り合えたらどんなにか楽しいか。良作だと思いました。

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    Posted by ブクログ 2015年06月05日

    非常に面白かったが、難解で、何が面白かったのかを表現するのが難しい。主題が言葉や物語それ自体の性質について深く言及していて、語りの構造自体を巧みに利用したトリックがふんだんに盛り込まれていたのが面白かった。解説もまた良い。

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    Posted by ブクログ 2015年02月21日

    何を言ってるのかよく分からないのに文字を追うのが気持ちいいのは、
    やっぱり言葉の一つ一つを、音の一つ一つを慎重に選び取っているからなのだろう。
    それでいてそういう過程を少しも感じさせず、むしろ
    自らが自動筆記プログラムそのものであるかのように振る舞って見せているあたりが、人間業とは思えない。
    いや、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月19日

    多層的な(あるいは円環する)物語。「道化師の蝶」も「松ノ枝の記」も一筋縄ではいかない構造をもっているがどちらも最高に刺激的でした。またこの二篇が一冊にまとめられていることもなんだか感ずるところはあります。かんぺきな一冊だと思います。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2015年01月30日

    祝文庫化!
    久しぶりに美しくて、知的で、楽しい読書の時間を持てたと思った。

    こちらに納められているものは中編が2つ。『道化師の蝶』と『松ノ枝の記』どちらも書くという行為の意味を問いかける内容だ。特に『松ノ枝の記』はある小説を翻訳してみるという行為から始まる物語の冒頭が秀逸である。

    小説を読む為に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月12日

    掴み所がないというか、何だか騙されているような、そんな不安定な印象を受けながら読めるのが面白い。バナナ剥きを借りたときも同じようなことを思った気がする。松ノ枝の記の方が好きだ。
    171011

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    Posted by ブクログ 2017年01月28日

    二作収録されている。
    「道化師の蝶」はおもしろく、「松ノ枝の記」はつまらなかったが、いずれも自分が理解できているとは思えない。

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    Posted by ブクログ 2016年04月01日

    『屍者の帝国』を除けば、『Self〜』『Boys〜』に続き自身3作目の円城作品。体としてSFではなく文学を取っている円城作品を読むのは初めてだったが、なるほど、同様のテーマでもこういう描き方ができるのかと。掴みどころのない文章で、どこかわかったようなわからなかったような読み心地は健在なのだが、しかし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月09日

    言語の自動生成的お話を書くと、円城氏はほんとうまいな。
    それに加えて円環構造が幻想文学感を付加していて良い。
    ボルヘスやエーコに通じるものがある。

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