五木寛之の作品一覧
「五木寛之」の「五木寛之傑作対談集」「一寸先は闇」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「五木寛之」の「五木寛之傑作対談集」「一寸先は闇」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部露文科中退。1966年『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。数えきれないほど多数の作品を手がけている。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞を受賞している。代表作のひとつ『青春の門』は少年時代に住んだ筑豊を舞台に、第七部まで書き継がれる大作となった。最近では『親鸞』上・下で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞している。
Posted by ブクログ
この本が新刊として書店に並んだ時に購入しましたが、当時はとても難しく思えて理解ができず、
読めませんでした。最終章が発売された事をきっかけにようやく読めました。
この世はそもそも地獄、だから時折感じる幸せが天国、生きているうちに天国は味わっている。
どんなにもがいても、どんなに抗っても、
所詮人生は大河に流れる水の一滴に過ぎない。
もうこの2つだけでどんなに心が救われたことでしょう。
取り返しのつかないくらいの後悔があり、
落ち込む時期もありましたが、そもそもここは地獄だったのか、と思った瞬間から霧が晴れました。
どんなに泣いても後悔しても私の人生は大河の一滴に過ぎないんだ。
自分の悩みを
Posted by ブクログ
中学生のころ、『青春の門』を少し読んで、読みやすすぎると感じてそっと閉じた。生意気な年頃だった。難解な文体にこそ文学的価値があると思い込んでいた。
あれから何十年。読みやすい文章を書くことが、どれほど難しいか。読書歴を積み重ねてようやくわかってきた。五木寛之の文体は変わっていない。変わったのは、こちらの目のほうだ。
CFプロデューサーを主人公に据えた本作は、情報を操る闇の組織が絡んでくると、しだいにオカルトめいた様相を帯びてくる。かつての自分なら荒唐無稽と笑い飛ばしたかもしれない。だが今は笑えない。ネット社会とAIが情報流通を根底から変えつつある現在、この物語はもはや寓話ではなく、現実の輪