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作品一覧

  • 【無料お試し版】「ジョゼと虎と魚たち」試し読み合本
    無料あり

    【無料お試し版】「ジョゼと虎と魚たち」試し読み合本

    小説・文芸

    3.6
    1巻0円 (税込)
    2020年に劇場アニメ化される恋愛小説の金字塔「ジョゼと虎と魚たち」。田辺聖子の原作小説と、映画のストーリーを完全コミカライズした絵本奈央によるコミックの冒頭が収録された、無料の試し読み合本!
  • まごつき一家
    値引きあり

    まごつき一家

    小説・文芸

    4.0
    1巻209円 (税込)
    私は市立高校の二年生。父と弟と三人で団地住まい。母は五年前に亡くなった。母のいない寂しさはちょっぴりあるものの楽しく暮らしている。「どうや、道子に健、明日の朝、ひとつ散歩にいってみるか」――土曜日の晩、父は珍しいことを言った。酔うと理想主義者になる父である。酔っぱらったのかと思ったが、これは、なかなかに意味深長な、意外な伏線であった……。思春期の少女と父の再婚話を、明るく、ほのぼのと描くジュブナイル長篇。
  • 篭にりんごテーブルにお茶…
    値引きあり

    篭にりんごテーブルにお茶…

    小説・文芸

    4.0
    1巻231円 (税込)
    私の好きなもの――静かな冬の午後の暖かい部屋、湯気ほっかほかのレモンティー、スペインみやげの篭に入った小つぶのりんご、いちじく、バラの花……それから他人のウワサ。乙女のようなロマンチックさと、人並みはずれた好奇心を持つ著者が、日常生活の中のあれこれを、たくみな筆さばきで綴る好エッセー集。人生、食べ物、本、旅のことなどをある時は慈愛あふれる目で、またある時はおか目八目冗談半分に眺める本書は、あなたを取り巻く世界を、グンと楽しく、豊かにしてくれるでしょう。
  • 星を撒く
    値引きあり

    星を撒く

    小説・文芸

    3.5
    1巻231円 (税込)
    「たのしきわが家」にするには、主婦が幸福でいなくてはならない。私は「いい気分」でいられるための処方を書いてみたつもりであった。……(「あとがき」より)。独特のお化粧、明かるいおしゃべり、ユニークな発想、やさしい思いやり――些細な日常のただごとも他の人にない特徴で彩られると、とても魅力的になる。フツーに生きてるけどすこぶる個性的であれたらどんなに素敵なことか。「たのしきわが家」にする工夫を星のようにちりばめた、達人のエッセー。
  • 女の目くじら
    値引きあり

    女の目くじら

    小説・文芸

    -
    1巻231円 (税込)
    来し方行く末をじっくり思いきわめ、人生のきびしさを感得する旅の楽しみ。又、町並みの激しい移ろいに比べ、町人の町・天下の台所として栄えてきた歴史が生き生きと息づく生まれ故郷大阪の今昔。そして、友情から出発した結婚がもたらしたさまざまな感慨など。知的で柔軟でしたたかな女の目がとらえた身辺雑事を、しっとりとさりげなく綴った第一エッセイ集。
  • 秋のわかれ
    値引きあり

    秋のわかれ

    小説・文芸

    5.0
    1巻231円 (税込)
    ラブレターにはろくな文例がない、と悦子は発見した。相思相愛の文例はあっても、片恋の苦しさをしみじみ訴えるというのは、ない。――スキデス。いろんなことがありました――これ以上、何も浮かんでこない。親友の信子とすごした、田舎での夏休みは、高校生になったばかりの二人にとって忘れられないものとなった。16歳のひと夏の思い出を、爽やかに描く表題作、他3篇を収録。
  • 人生の甘美なしたたり
    値引きあり

    人生の甘美なしたたり

    小説・文芸

    4.3
    1巻231円 (税込)
    恋愛の究極は、手ェも握らんとこへ還る。しょせん男は気立てと甲斐性。人生、エエとこ取りでよい。血は水より薄い。「死」の対極にあるのは「生」ではなく、「恋」である――。人間への深い愛と洞察力を持つ著者が行きついた、鋭くてユーモラスな田辺流決めフレーズ集。人生をより軽快にするための応援歌であり、ふとこぼれる本音であり、気持ちひとつで手に入る幸福のさまざまなかたちの提言ともいえる。
  • おせいさんの落語
    値引きあり

    おせいさんの落語

    小説・文芸

    -
    1巻231円 (税込)
    男女間の色事ではじまり、人情の機微にふれ、煩雑な世事を皮肉り、時に説教をし、やっぱり男と女のお話に果てる。卓抜した発想を、軽妙な大阪ことばで仕上げた笑いのフルコース。洒落た味わいのなかに、醒めて、したたかな文明批判がにじみでる。御存知おせいさんが新境地を拓いた、新作上方落語十一篇を収録。
  • おちくぼ姫
    値引きあり

    おちくぼ姫

    小説・文芸

    4.2
    1巻231円 (税込)
    貴族のお姫さまではあっても、意地悪い継母のせいで、召使い同然、粗末な身なりで一日中縫い物をさせられ、床が一段低く落ちくぼんだ部屋にひとりぼっちで暮らしている――。千年も昔、日本で書かれた王朝版「シンデレラ物語」。姫君と貴公子のラブ・ストーリーを田辺聖子の現代語訳で!(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 浮舟寺
    値引きあり

    浮舟寺

    小説・文芸

    -
    1巻253円 (税込)
    結婚詐欺にあっても、心からは女を憎めず、怒れず、それどころか女の勝手気儘な大らかさを羨望する「浮舟寺」の稲次郎。燃えるような恋の道行には、なりうるはずもなく、何やら佗しいがほのぼのとしたアバンチュールに終わる「中年」の妻子もちの有川とハイミスの私の一泊旅行。――酸いも甘いも知りつくした中年男と女の、あいまい模糊とした愛情のありようを、上方芸人の世界や関西の商家を舞台に自由奔放なタッチで描く好短篇集。
  • いっしょにお茶を
    値引きあり

    いっしょにお茶を

    小説・文芸

    3.0
    1巻253円 (税込)
    宝塚歌劇、おしゃべり、コレクション、手紙、歴史、花、ポプリなど――ささやかな日々の暮らしの中での、女のたのしみ、いろいろ。夢とユーモアにあふれ、ロマンチックな香りがいっぱいの、モノ、コト、人。一生でどれだけ多くの楽しみをみつけ、“ひとあじ”ちがう人生を送れるか。人生を楽しむ達人が提唱する、楽しく生きる術。
  • 鬼の女房
    値引きあり

    鬼の女房

    小説・文芸

    4.5
    1巻253円 (税込)
    王朝の夜は、一寸先も見えない漆黒の闇だった。その闇の中を、鬼は、御所の内に、橋のたもとに、北山に、時に天空を翔り、彼岸・此岸をも自在に往来し、わが物顔に徘徊した――。若く美しい人間の女房をもてあました、中年のユーモラスな鬼、当代随一の歌よみに挑んだ芸術鬼など、さまざまな鬼の姿を軽妙洒脱な語り口で描く、鬼ものがたり六話。
  • 田辺聖子の今昔物語
    値引きあり

    田辺聖子の今昔物語

    小説・文芸

    4.2
    1巻253円 (税込)
    今は昔。いつのころか、一昨年のことだったか――。何だか怪しいなとは思ったが、不思議でならなんだが――。こんな話があった。ほんとの話だ。見果てぬ夢の恋、雨宿りのはかない契り、愛嬌のある欲ボケ、猿の才覚話――。貧しい若者、ならびなき風流男、帝、生霊、動物、遊芸人、美女と主人公は様々だ。徹底して滑稽で、哀切で、怪(こわ)くて、ロマンティックな29話を語り伝える田辺流今昔物語。
  • 女の日時計
    値引きあり

    女の日時計

    小説・文芸

    3.0
    1巻253円 (税込)
    大阪の庶民の生活をこよなく愛している作者が、“長いとし月、日時計が刻をきざむように、くり返しくり返しの日のうちに、女は家の主婦になってゆく”と、古い造り酒屋の若奥さん沙美子を通して語りかける。時として陰湿な女と女の関係までも作者の筆にかかるとからりと明るい。田辺文学独特のやさしさ、おかしさが漂う長編小説。
  • 言うたらなんやけど
    値引きあり

    言うたらなんやけどシリーズ

    小説・文芸

    -
    1~2巻275円 (税込)
    男のワルクチは言いたかないが、女としてはちょっと蒙を啓いていただきたい部分があるから、あえていう。――男の作る政府も政治も、腐敗堕落しきっていますよ。仏のお聖さん変じて、時に、怒りのお聖となって、男女論、世代論、教育論と、世相のあれこれに言及する。また、野坂昭如氏、筒井康隆氏など作家仲間との交流、趣味のお酒のことなど、日々の暮らしの中でみつけた楽しい遊びを披露するみごとなエッセイ。
  • 不機嫌な恋人
    値引きあり

    不機嫌な恋人

    小説・文芸

    4.0
    1巻275円 (税込)
    三条油小路に住む小侍従は、宮廷きっての美女、という噂。香を調合したり、染め物をしたり、ちょっとした縫物をしたり、というのがとても上手。蓄財の才に長け、女一人で生き抜くのにもそつはない。今、年下の恋人・二条の少将に首ったけ。男と恋が楽しみなのだ。少将は名うてのプレーボーイ。恋の冒険に明けても暮れてもうつつを抜かして倦むことを知らない。ほんの遊び心でかいま見た女(ひと)は、暗い妖しい情趣と愛らしい少女の雰囲気を合わせもつ子持ちの未亡人だったが……。恋、背信、心がわり。――揺れる大人の恋を美しい季節の移ろいとともに描く、王朝の長編恋愛小説。
  • ぼちぼち草子
    値引きあり

    ぼちぼち草子

    小説・文芸

    -
    1巻275円 (税込)
    大阪人は、「ぼちぼちにいく」のを好む。バランスよく世渡りする、自分の甲羅に似せた穴を掘る、まあ何とかアタックする、あまり手を拡げなくともよいなどの気分、一種の処世方針の表明なのであるが……。大阪に生れ育った著者が、「ぼちぼちにいく」知恵で、現代人の抱える「家族」や「愛」の難問に答える名著。
  • 感傷旅行
    値引きあり

    感傷旅行

    小説・文芸

    3.0
    1巻297円 (税込)
    党員のケイを気まぐれに愛し、いつか、熱烈に傾倒し破れ去る有似子。愛とは一体何なのか? 昭和39年度の芥川賞受賞作「感傷旅行」をはじめ、裸のままの人間を真向から描き続ける著者のやさしさが滲みでている次の好短篇を併せ収む。「大阪無宿」「女運長久」「鬼たちの声」「山家鳥虫歌」「喪服記」「容色」「とうちゃんと争議」
  • 人生は、だまし だまし
    値引きあり

    人生は、だまし だまし

    小説・文芸

    4.1
    1巻297円 (税込)
    人間はこの世のお客。だから、気随気儘は許されない(ヨソの家に上がり込んであれ下さい、これ使いますと言えないのと同じこと)。こういう窮屈な現世でほどほどに楽しく幸福な暮らしの煙をたてること、それが人間のプロだと著者は言う。家庭の運営、上品・下品、男と犬、恋と友情、嘘と欲、別れの処方…世の中の全科目について、「人間のプロ作家」が絶妙な言葉で解き明かした、ユーモラスで真に迫る、平成生き方読本。
  • ほどらいの恋 お聖さんの短篇
    値引きあり

    ほどらいの恋 お聖さんの短篇

    小説・文芸

    4.3
    1巻297円 (税込)
    真面目が取り柄のオトーサンが、十年間も浮気をしていたなんて――。気がむいた時に付き合う気楽な恋人がいる私に縁談が持ちあがり――。中年女のなで肩を水蜜桃のようだと愛しむ老人は――。移りゆく季節の中で、ほどらい(ちょうどよい加減)の恋を育む男と女。彼らの身上にふりつもる小さな喜び、悲しみをユーモラスにしっとりと描き切った、珠玉小説集。
  • 残花亭日暦
    値引きあり

    残花亭日暦

    小説・文芸

    4.3
    1巻297円 (税込)
    関西の瀟洒な家で、車椅子の夫、老母、パート夫人、ミド嬢、数数のぬいぐるみと共に忙しく暮らす田辺さん。ある日、夫に新たな病が発覚。別れの時を予感しながら、看護と介護と作家仕事を切り盛りしていく。毎日の食卓、原稿執筆、夫の憎まれ口、お葬式、納骨――。作家のありふれた一日から主婦の一大事まで、日々の思いをユーモラスに書き留めた人生日記。発表時、感動の声が続々届いた話題の書。
  • 歌がるた小倉百人一首
    値引きあり

    歌がるた小倉百人一首

    小説・文芸

    3.9
    1巻297円 (税込)
    いまから七百数十年前、当時、最高の歌人だった藤原定家が十冊の和歌集の中から一人一首ずつ百首選りすぐったものが、小倉百人一首。そこには四季の美しさ、人間の悲しみ、喜び、恋の悩みが鮮やかに豊かに描かれています。私たちのこころのふるさとであるこの百首について、成り立ちから味わいまで田辺聖子がわかりやすく解説した楽しい入門書。索引リンクが充実。
  • 魚は水に女は家に
    値引きあり

    魚は水に女は家に

    小説・文芸

    5.0
    1巻319円 (税込)
    舅・姑・小姑のいる大家族に嫁ぎ、「どっちでもいいの、私」方式で我を押しころし、さしたる波風もたてず、二十年。やっと、親子夫婦だけの生活がはじまった時、舟子は、せせこましい仕事にからめとられ、世の中の回転から全くそれている夫を啓蒙したい、と思った。共に楽しい人生を送るために。魚は水に、女は家にいるもの、と思っている世の男たちに、そして、すべての女たちに贈る、自立への出発(たびだち)の物語。
  • 川柳でんでん太鼓
    値引きあり

    川柳でんでん太鼓

    小説・文芸

    3.0
    1巻330円 (税込)
    世に紹介されることの少ない文学である、現代川柳の良句佳吟を選び、笑いと共感、庶民の本音を楽しむエッセイ。懐かしくおかしい句、型破りの新しいタイプの句、反戦、反逆の句、恋愛や性の周辺の句、食べもの、動物の句など、格調高く、ふところ深いさまざまな句を語り、大衆に愛される芸術の魅力を、見事に説き明かす名著。
  • 『源氏物語』男の世界
    値引きあり

    『源氏物語』男の世界

    小説・文芸

    3.0
    1巻330円 (税込)
    光源氏亡き後の、ジュニアたちの愛の物語――薫・桐壺院・頭の中将・朱雀院……光源氏を囲む貴族たちを、鮮やかに説き語る名著。タイプも雰囲気も違う男たちが、現代の読者の身近に、息づかいさえ感じられる、『源氏物語』現代語訳の一つのヴァリエーション。光源氏と嫡男・夕霧の魅力を伝える好著『〈源氏物語〉の男たち』(講談社文庫既刊)につぐ、パート2。
  • 『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見
    値引きあり

    『源氏物語』の男たち ミスター・ゲンジの生活と意見

    小説・文芸

    4.5
    1巻330円 (税込)
    名作を深く読んで、男の本質を探る名著。源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。鮮明に描かれた光源氏の姿と心――情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。
  • 女が愛に生きるとき
    値引きあり

    女が愛に生きるとき

    小説・文芸

    4.0
    1巻330円 (税込)
    男と女のあいだには、深くて難儀な愛がある。愛ほど幻想、錯覚、誤解にみち、人間を喜ばせたり苦しめたりするものはあるまい。しかし、人生にはこれが必要だ。とりわけ女性にとって、愛は行動と心理の拠点である。「人生の楽しみは人を愛し、人から愛されること」という著者が、愛を軽快に語る人生論。
  • 古川柳おちぼひろい
    値引きあり

    古川柳おちぼひろい

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻330円 (税込)
    川柳は座右におき、いつも眺めているのがいい。年を重ねるほどに、今までわからなかった句がわかるようになる。こうして面白い句を拾いあげ、掌にためるのがおちぼひろいの楽しみである。ユーモアの達人である著者が、先達の作品から秀句を拾いあげ、掌上で男心や女心の微妙な味わいを楽しんでみる、卓抜エッセイ。
  • おせいさんの団子鼻
    値引きあり

    おせいさんの団子鼻

    小説・文芸

    -
    1巻330円 (税込)
    痛快新奇な見方で人生を考える好エッセイ――みる、うたう、なめる、おがむ、いばる、だます、どじる、おちこむ等の動作に、はからずも現れる人間心理の種々相を取り上げて、痛快新奇な角度から人生を考える。さまざまな見方をすると、ハタと思い当ることが多い。人間という生き物の、矛盾と面白さをさぐって、軽く読んでずしりとこたえる、傑作エッセイ集。
  • ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき
    値引きあり

    ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき

    小説・文芸

    3.8
    1巻330円 (税込)
    女の人生の充実とは何かを考えるエッセイ。いい女になるための手引き、男たちとのつきあい方…女の一生に起こるさまざまな問題を面白く味わい深く語り、女の心のひだを深くする! ――お嫁にいくのも大事だけれど、もっと多様な生き方も、探してみたい。慕わしい先輩にめぐりあい、女であることのときめきを、受け継いでいきたい。ものを考える力がついたとき、女は色あせない魅力を持ち、そのとき、視線はあるがままの男に、やさしく注がれるでしょう。女の人生の充実を語る、楽しいエッセイ。
  • ジョゼと虎と魚たち
    値引きあり

    ジョゼと虎と魚たち

    小説・文芸

    3.7
    1巻330円 (税込)
    足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。世間から身を隠すように暮らし、ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、管理人として同棲中の、大学をでたばかりの恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」のほか、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。
  • おくのほそ道を旅しよう
    値引きあり

    おくのほそ道を旅しよう

    小説・文芸

    5.0
    1巻352円 (税込)
    みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。 江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。 それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。 そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。 気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。 原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。 (『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)
  • あかん男
    値引きあり

    あかん男

    小説・文芸

    3.0
    1巻374円 (税込)
    35歳・独身の貞三は、奥ゆかしくやさしい「ニッポンの女」を追い求めて20回も見合いをしたが、いまだ結婚相手は見つからない。 そうこうするうち甥に先を越され、会社では女の子に見向きもされぬが、見果てぬ夢を追い続ける――。(「あかん男」) 夫が突然、隣りの奥さんと蒸発した。取り乱す隣の旦那を慰めるうちに、どうもこの旦那が、純情素朴で可愛らしい、ええ男のように思えてきた。(「へらへら」) 男と女の悲喜こもごもをあたたかなユーモアで包み込む7つの作品集。 田辺聖子2ヶ月連続復刊・第1弾。 解説・酒井順子
  • 田辺聖子の小倉百人一首
    値引きあり

    田辺聖子の小倉百人一首

    小説・文芸

    4.4
    1巻385円 (税込)
    古くから日本人に愛された望郷歌、若々しい匂いやかな恋歌、機才頓智が人気の歌、四季の風趣を愛で静かな情感をたたえた歌。王朝びとの風流、和歌の雅びを心ゆくまで堪能できる百人一首。私たち、現代人にも通じる感懐をうまく掬いあげ、千年を歌いつがれてきた魅力の本質を、古典に造詣の深い著者が、新鮮な視点から、分りやすく、縦横無尽に綴る――。百人一首にドラマチックな魅力を加えた、会心の入門書。
  • 私の大阪八景
    値引きあり

    私の大阪八景

    小説・文芸

    3.7
    1巻418円 (税込)
    〈上の天神さん〉の境内で行われるラジオ体操。カタコラカタコラ下駄履きで集まると、在郷軍人の小父ちゃんが台に上って号令をかけていた。/トコのちぢれ毛をまっすぐにして下さい。中原淳一の絵の女の子みたいにして下さい。/チョロ松と二人で、ゆぶねに腰かけて唱歌をうたった。「旅順開城 約なりて 敵の将軍ステッセル 乃木大将と会見の 所はいずこ水師営」/あとを頼むぞ、とか何とかいって戦地へいくと、若い盛りにパッと桜のように散る。そしてほめられる、新聞にのる、勲章をもらう、みんなに泣かれる、いい気なものだ。男のほうが人生の花を独り占めして、女はカスの部分をつかまされる。/日常のささやかな描写の中にすべて戦争が描き込まれた名連作短篇集。
  • むかし・あけぼの 上 小説枕草子
    値引きあり

    むかし・あけぼのシリーズ

    小説・文芸

    4.4
    1~2巻418~440円 (税込)
    美しいばかりでなく朗らかで怜悧、文学的才能もゆたか、類まれな女主人・定子中宮に仕えての宮中ぐらしは、家にひきこもり、渇き喘いでいた清少納言の心をいっきに潤して余りあった。男も女も、粋も不粋も、典雅も俗悪も、すべてがあった。小さな身のまわりの品、事象を捉えて書きつけた『枕草子』。平安の才女・清少納言の綴った随想を、千年の時を経て、今清少納言・田辺聖子が物語る、愛の大長編小説。
  • ほとけの心は妻ごころ
    値引きあり

    ほとけの心は妻ごころ

    小説・文芸

    3.0
    1巻429円 (税込)
    家ではよくしゃべるが外ではおとなしい夫。勘定に細かく、会社でのあだ名は「カンコマ」。中年にもなって美貌が自慢で妻を野獣呼ばわり。オロカな夫を見つめる妻の日常を、鋭い筆致とユーモアで描く10編。
  • 九時まで待って

    九時まで待って

    小説・文芸

    4.2
    1巻440円 (税込)
    蜜子は31歳。作家浅野稀と共棲みして5年。つつましいアパートから始まった暮らしは、稀が売れっ子になるにつれて豊かになっていく。甘え上手で子どものように寄りかかってくる男との生活。だが最近、彼は独身を装い、蜜子の存在を世間に隠すようになった。心に少しずつ澱を感じ始めた蜜子の前に、味わい深い中年男と少年らしさを残した青年が現れて……。華やかな都会を舞台に描くほろ苦い恋物語。
  • 恋のからたち垣の巻 異本源氏物語

    恋のからたち垣の巻 異本源氏物語

    小説・文芸

    4.0
    1巻440円 (税込)
    貴公子として名高いウチの大将こと光源氏。恋のドキドキとスリルを味わわぬとオジンになってしまうとばかり、以前に増してマメマメしい。今宵も、新しい恋を求め、ご婦人がたの間を飛び歩く。猛々しい貞女。男嫌いの姫君。色気より酒気の女房。りりしい武者姿の女盗賊……。お供は、人生キャリアたっぷりのヒゲの伴男。おお忙しの主従コンビが京の都でくりひろげる恋と笑いの大冒険。面白源氏物語。
  • オムライスはお好き?

    オムライスはお好き?

    小説・文芸

    -
    1巻440円 (税込)
    窓際族とさげすまれ、女房、子供にいびられる中年男は卵料理に生きがいを見いだした。シブチンでええ格好しいの妻、親爺を煙たがる子供らに囲まれて、孤独で寡黙なお父さんの胸の中の呟きが、おかしくて哀しい表題作。やっと建てたマイホームを女房一族に占領され、挙句の果てに転勤命令。愛家家の悲哀を描く「かたつむり」他、男権弱化の世の中で夕暮れを迎えた男女の甘くも苦い極めつきの7編。
  • 愛の風見鳥

    愛の風見鳥

    小説・文芸

    3.0
    1巻440円 (税込)
    愛に定義など本来ありはしない! 数人の男性から愛を打ちあけられて、ピンクムードで幸せいっぱいの亜以子が得たものは……。麻子が突然の事故を目撃したとき、その妻ある男のうろたえぶりは…。さまざまな愛と、愛のたどる道を、ある時は甘く、ある時は辛辣に、情感豊かに読者に語りかける。
  • ベッドの思惑

    ベッドの思惑

    小説・文芸

    3.5
    1巻440円 (税込)
    恋も仕事もキャリアを積んだ、あかり31歳。ワンルームマンションで念願の一人暮らしを始めた。お気に入りのベッドを買って、バスルームで身体を磨き、妄想と希望は膨らむばかり。年下の文夫、同僚の梅本、オッサン角田など、言い寄る男は多彩だが、なぜか結婚にはいたらない。ソノ気になる相手は、いつ現れるのか。人生を楽しく優雅に過ごす女達の夢と本音をユーモアに包んで描く長編恋愛小説。
  • 男の結び目

    男の結び目

    小説・文芸

    -
    1巻440円 (税込)
    ご存知、愛子せんせとお聖さんがユーモアとペーソスを交えて語り合う人生の哀楽、男女の仲、男のあれやこれや。演題は“男の背中・女のお尻”“可愛げのある男・ない男”“夫婦ゲンカのコツ”“一物自慢”……話はとどまるを知らずますますソーレツに! 酒の肴にさせていただいた男性諸氏よ、ご海容あれ。
  • 楽老抄 ゆめのしずく

    楽老抄

    小説・文芸

    4.5
    1~4巻440~555円 (税込)
    男女の不思議、現代世相への感慨。人形遊びや松竹座通いなど著者を育んだ幼い頃の思い出。読書が心に彫りつけた感動の数々。文壇仲間の司馬遼太郎や吉行淳之介らとの親交と哀切な別れなど、老いをたのしみ、おとなの時間をはんなりと生きる芳醇なエッセンスが満載。昔を懐かしみ、今を愛おしむ名品揃いのエッセイ集。
  • 女の長風呂 I

    女の長風呂

    小説・文芸

    4.0
    1~2巻440円 (税込)
    男と女がかもしだす性の微苦笑をこれほどおもしろおかしく訴えてベストセラーになった読物は、古今東西に例を見ない。軽妙洒脱、ここと思えばまたあちら、おだやかな語り口にのせて、やんわりほんわり、はたまたずんばらり──本書俎上にあがったお題は、男の欲望、女の性欲、セーラー服に乱交パーティ、痴漢に混浴、身内とエッチ、面食い男の単純回路、女からみたキビシイ男の品さだめ。たおやかなカマトト顔で男性の本音に迫りくる才女作家の、あっけらかんとしたお色気談義!
  • ヨーロッパ横丁たべあるき

    ヨーロッパ横丁たべあるき

    小説・文芸

    5.0
    1巻440円 (税込)
    食通おせいさんがカモカのおっちゃんと、ローマ、ヴェニス、マドリッド、バルセロナ、パリの五都市で赤堤燈、屋台(もちろん、一流レストランも)を求めて飲み食いのハシゴをしながら、ヨーロッパの食文化、そして日本の食文化を大考察する。はたしてふたりがたどりついた「横丁の味」とはなんだったのか? 名所旧跡めぐりの旅では見えてこない、現地に住むひとびとが味わう等身大の食を通して、ヨーロッパの下町の生活を胃袋で体験したグルメ紀行。
  • 夢の菓子をたべて

    夢の菓子をたべて

    小説・文芸

    -
    1巻448円 (税込)
    愛と幸せの体験、宝塚歌劇を語るエッセイ。愛の理想、愛の美しさを謳い上げて七十余年、清々しく展開する宝塚歌劇の魅力の秘密を、はじめて説き明かした愛の教科書。 本作品は、1987年12月、小社より講談社文庫として刊行されたものを電子書籍化したものです。電子書籍化にあたり、刊行時本書に掲載されていた写真とイラストは割愛させていただきました。
  • 田辺聖子の恋する文学―一葉、晶子、芙美子―

    田辺聖子の恋する文学―一葉、晶子、芙美子―

    小説・文芸

    4.5
    1巻473円 (税込)
    貧しさにあえぎながらも、一途に恋心を守り抜いた樋口一葉。燃えるような愛憎を作品に注ぎ込んだ与謝野晶子。〈俳人〉と〈主婦〉、二つの己に引き裂かれた杉田久女……。女性の地位が低かった時代、明治生まれの作家たちは創作への情熱と、愛や生活の狭間でもがき続けていた――。恋愛小説の名手がたおやかに語る、五人の女性文学者の作品と生涯とは。『続 田辺聖子の古典まんだら』改題。
  • 蝶花嬉遊図

    蝶花嬉遊図

    小説・文芸

    3.6
    1巻492円 (税込)
    売れっ子脚本家という立場を捨て、おしゃれを捨て、50代の妻子ある男、レオとの恋愛を選んだ33歳のモリ。ただレオがいて、楽しくおしゃべりして、美味しくご飯を食べる。3年続いているそんな生活が「幸福の極限」だった。幸せの絶頂は、永遠に続くのか。人生の本質を教えてくれる、恋愛小説。
  • 源氏紙風船

    源氏紙風船

    小説・文芸

    -
    1巻495円 (税込)
    「源氏物語」は、何ゆえ千年にもわたって絶えることなく読みつがれ、語りつがれてきたのか――。光源氏と彼をとりまくあまたの女、物語を飾る着物、美術工芸品などなど、舞台背景となる宴について、作者・紫式部のこと……。それぞれのテーマごとに、「源氏狂い」「源氏酔い」を自認する著者が、思いがけない角度から限りない優しさをこめて語る、くめども尽きぬ〈愛の古典〉の魅力。

ユーザーレビュー

  • 女のイイ顔

    Posted by ブクログ

    男性に対する母性も感じるし、女性に対するやさしさも半端なく感じました。ずっと読んでた田辺聖子さんの小説、もっと早くこのエッセイと出会えていたら、感じ方、読み方が変わったのに、、再読します。

    0
    2026年09月04日
  • 私的生活

    Posted by ブクログ

    昭和51年、私の生まれた年に出版された本。50年前の話だが、全く古さを感じない。乃里子の考えていることは、今の女性も考えているに違いないこと。剛の機嫌をとるくだりは秀逸だなと思う。そして、ちょっと面倒に思うのも。お芝居なのだ。お芝居だからこそ、楽しめることもある。そこに現実が入ってきてしまえば、破綻する。これまでと同じ、というわけにはいかないのだ。
    さて、乃里子は次はどんなふうに生きていくのかな。楽しみだ。

    0
    2026年08月30日
  • おちくぼ姫

    Posted by ブクログ

    童話っぽいかんじでめっちゃ好きだった!
    シンデレラストーリーと書かれているのでハピエン確定なのはわかってたけど、展開が気になって夢中で読み進めちゃった。田辺聖子先生の訳し方が良かったのもあるのかも。
    一夫多妻が普通のこの時代でも、自分だけを愛してほしいと主張する女の人と一人の妻を愛し続ける男の人がいたのかなと思うと親近感が湧く。わたしもこの時代だったら絶対ヘラってた。
    阿漕が本当に強くて有能で大好き。てか阿漕&惟成夫婦がいい味出してて大好き。
    もっと古典のこういう話読みたくなった。

    0
    2026年08月20日
  • 楽老抄 ゆめのしずく

    Posted by ブクログ

           人間の読書の手持ち時間は、意外に少ないのである。

    田辺聖子さんのおっしゃることは、今この年齢になるとしみじみ沁みるわぁー。
    世代がかなり離れてるのに、古臭くない、説教臭くない、嘘くさくないって感じるのがすごい。
    ずっと大好きな作家さんのひとり。

    0
    2026年08月08日
  • 春情蛸の足

    Posted by ブクログ

    中年の恋が絡んだ、可笑しくてほろっと哀しさもある短編集。
    いつか読もうと思いつつ通り過ぎていて、誰かの本で改めてこの本が紹介されているのを見かけ、
    読まねば!と読み始めたら、人間臭さがいい。
    おいしいものもそれに対しての表現も、押し付けがましくなく、かつとにかく美味しそう。
    小川糸さんの解説まで美味しかった。
    食の好みの合う男女っていいよね、と改めて思ってしまった。
    不倫の話よりも、別れた夫婦の続きが気になるのは、まだ夢みがちなんだろうか。

    0
    2026年07月22日

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