MIRA文庫の検索結果

  • ブロートン・ハウス
    イングランド、ウィルトシャー州の田園に立つ美しい館。その館を手に入れれば人生のすべてがうまくいくはずだと、3人の女性が考えていた。冷えきった結婚生活に疲れはて、たった一度の思い出だけを心の支えにして生きるファーン。家族や同僚との心のすれ違いに言いようのない孤独を噛みしめるエリナ。同じ喜びを共有できると信じていた恋人の苦悩に衝撃を受けるゾーイ。それぞれの愛のかたちが、今まさに試されようとしている!
  • 初恋はほろ苦く
    その口づけが、二人の関係を変えてしまった――リンダ・ハワードも絶賛するD・パーマーの切ない恋物語。 テキサスに暮らすケイトは、隣に住む牧場主ジェイソンに憧れていた。ジェイソンはケイトより10歳も年上で、気性の荒さから誰もに恐れられる男。そのうえ根っからの女嫌いだが、なぜかケイトにだけは兄のように親しく接してくれるのだった。そんなある嵐の日、二人はふとしたきっかけでキスを交わしてしまう。もしかしたら彼も、妹以上に見てくれているのだろうか……ほのかな期待に夢見心地のケイトだったが、やがて突きつけられたジェイソンの冷たい言葉に打ちのめされた――君と真剣な関係を結ぶつもりはない、この先ずっと。
  • ハイランドの侯爵の花嫁
    さえない令嬢が愛したのは、英国一の美女の婚約者――J・リンジーが19世紀の社交界に奏でる、叶わぬ恋のメロディー。 サブリナ・ランバートは、社交界の誰もが認める壁の花だ。とうに結婚をあきらめ、ひとりで生きていく覚悟を決めた彼女は、とある青年に出会う。燃えるような赤毛、息をのむほどハンサムな彼は、侯爵位を継ぐために英国へとやってきたハイランダー。ぱっとしない顔立ちではなく、心そのものを見てくれる彼に、サブリナは強く惹かれていく。しかし彼は、数日後に英国一の美女と結婚する運命にあった。完璧な二人の間に、平凡な自分が入っていけるはずもない――サブリナは切ない想いを胸に秘め、いい友人として彼に接するが……。
  • 愛の選択【MIRA文庫版】
    令嬢は伯爵のもと、大人の女に成長しようとしていた――大ベストセラー作家P・ジョーダンの語り継がれる名作。 スペインの修道院で暮らすホープは、厳格な父の希望どおり外の世界をいっさい知らずに成長した。そして18歳になったある日、ホープのもとに父の代理だという見知らぬフランス人の伯爵が迎えに来る。言われるがまま、ブルゴーニュにある伯爵の豪奢な屋敷へ連れていかれたホープだが、そこで聞かされた話に戦慄した――父がホープを修道院に閉じこめていたのは政略結婚させるため、それまで娘の純潔を守ろうとしてのことだったという。言葉を失うホープに伯爵は告げた。僕は君の父親に復讐するため、今夜君を傷ものにするつもりだと。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 修道院で永遠(とわ)の誓いを
    神の花嫁になる前夜、乙女は見知らぬ騎士に捧げられた……。愛と微笑みの伝道師、リンゼイ・サンズが贈る中世ロマンス! イングランド王の愛人だった母を亡くし、修道院で育てられたロザムンド。外界と切り離された静かな日々は、修道女となる前夜、突然終わりを迎える。父王が修道院を訪れ、今夜おまえは勇猛な騎士の花嫁になると宣告したのだ。しかも、会ったばかりの彼とすぐさま結婚を“完全なもの”にしなければならないと。意味もわからぬまま、気づけばロザムンドは誓いの言葉を口にしていた――荒々しくも繊細な顔立ち、歴戦の覇者にふさわしい鋼の肉体をした花婿アリックの隣で。その夜、夫は震えるロザムンドにそっと触れようとしたが……。
  • 花の巴里で待ち合わせ(巴里:パリ)
    灰色のロンドンから、愛と自由がきらめく、魅惑のパリへ――放蕩貴族の手練手管と街の魔法が、堅物秘書を美しく花開かせて……。 秘書として慎み深く生きてきたインディアの最愛のおばが、たった一人で海外旅行に出かけ、消息を絶った。いても立ってもおれず、彼女はおばの旅を斡旋したと思しきデレク・ソーンダーズを訪ねる。放蕩者として悪名高いこの次期伯爵は、責任をもっておばを連れ帰ると宣言したが、彼を信用できないインディアは自らも捜索の旅に同行する決心をする。かくて二人は万博開催中の華やかなりしパリへ赴くが、花の都のめくるめく魔法と放蕩貴族の巧みなエスコートに、堅い蕾のようだったインディアの心は、甘く優しくほどかれていき……。
  • 吐息に灼かれて
    一度愛が燃えあがってしまえば、もう後戻りはできない――ロマンス界の女帝L・ハワード、待望の最新作が遂に日本登場! 首都ワシントン、6月。テロ対策特殊部隊GOチームの通信部で働くジーナは戸惑いを隠せなかった。世界各地で危険な任務を遂行する精鋭チームに突如、転属を命じられたのだ。戦闘経験は勿論、今までろくに体を鍛えたことすらないというのに……。翌日から始まった地獄のような訓練に必死で食らいつくジーナの前に現れたのはチームの屈強な男7人。なかでもひときわ長身で危険な雰囲気の男、リーダーのリーヴァイは冷たく言い放った。「おれたちは、きみにいてほしくない」その言葉が、くじけそうだったジーナの心に火をつけた――。
  • イングランドから来た花嫁
    花嫁は、見も知らぬハイランダーの手に落ち……。大人気作家リンゼイ・サンズの真骨頂ロマンス! カイラは底意地の悪い義姉の策略により、とある一族の当主との縁談を勝手に決められ、スコットランドへと荷馬車で送り出された。だがその道中、突然ハイランダーの一団に襲われてしまう。赤毛で屈強なリーダーは、カイラが嫁がされる男と深い因縁のあるマクドナルド一族の当主ゲイラン――事情を知らぬ彼は、宿敵の花嫁カイラを復讐のため奪おうとしていた。そして抵抗むなしく意識を失ったカイラは、そのままゲイランが住む城へと運ばれる。目を覚ましたときにはすでに婚姻の式は終わり、カイラはゲイランの妻になっていて……。
  • 涙のあとに口づけを
    幾度も流した涙のあとを、あなたの唇が癒やしてくれる。ロマンス界を牽引するマヤ・バンクス、心震わせる最新刊! 傷を癒やす力を持つジェナは、その特殊な力のせいで幼い頃にカルト教団に拉致され、以来囚われの生活を送ってきた。性的暴行こそ受けずに済んだものの、世間から隔絶され、動物のように扱われる日々。だが20年あまりの月日を経た今、ついにジェナは施設を逃げ出す。そしてぼろぼろの服に傷だらけの足で必死に逃げる中、警備会社に勤める長身で筋骨たくましい男性、アイザックに出会う。彼はジェナが何者かから逃げていると察し救いの手を差し伸べてくれた。初めて知る優しさにジェナの心はとろけるが、容赦なく追っ手は迫り……。
  • 伯爵の想いびと
    巧みなストーリー展開と知的なユーモアは唯一無二。MIRA文庫初登場のL・サンズが贈る、珠玉のヒストリカル! シャーリーは男装し、双子の妹を連れて非情な後見人から逃げ出した。道中、二人は若き伯爵ラドクリフと出会う。彼はまだ幼さの残る“兄妹”に同情したらしく、ロンドンの屋敷に匿ってやると申し出てくれたが、彼との旅には予想もしない困難が待ち受けていた。そんなに軟弱では妹を守れない、と彼は手取り足取りシャーリーに射撃を教え、2部屋しかない宿では当然のように1部屋を妹に与えて「我々は相部屋だ」と言う。シャーリーはハンサムな伯爵を間近に感じるたびに心臓が飛び出しそうになり、彼の戸惑いには気づきもしなかった。
  • 呪いの城の伯爵【MIRA文庫版】
    宵闇はすべて隠してしまう――後ろ暗い秘密も、密かな愛も。全米のベストセラーリストを席巻した、話題作が復刻! ヴィクトリア朝時代イギリス。カミールはその知らせを聞き、恐怖に凍りついた。愛する養父が盗みを働こうとしてカーライル城に忍びこみ、捕らわれたというのだ。先代の城主夫妻が悲惨な死を遂げて以来、その城には呪いがかかっているともっぱらの噂。さらに現在の城主である伯爵ブライアンは、両親は殺されたのだという妄想のもと世間を恨み、復讐に燃えているらしい。でも……たとえそこが呪いの城だとしても、養父を見殺しにはできないわ。カミールは勇気を振り絞り城に赴く。待っていたのは奇妙な獣の仮面をつけた伯爵だった。■“ロマサス傑作選フェア”第3弾。トリを飾るのはこの人、押しも押されぬベストセラー作家ヘザー・グレアム。発売するなりベストセラーリストを席巻して話題をさらったヒストリカル・ロマサスを、どうぞお楽しみください! *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • あなたの吐息が聞こえる
    愛する人を守るためなら、この命さえいらない。絶対的人気のマヤ・バンクス、涙の最新作! 里親のもとを転々としながら、孤独で壮絶な少女時代を過ごしたイライザ。心の傷はまだ癒えていないが、信頼できる仲間もでき、今は警備会社で唯一の女性スタッフとして働いている。目下の悩みの種と言えばある事件を通し知り合ったウェイド。尊大な彼とは顔を合わせれば喧嘩ばかり。それなのに突然、ウェイドからパーティの招待を受けたうえにすてきなドレスまで贈られ、思いがけない出来事にイライザは胸をときめかせる。だがその背後には危険が忍び寄っていた――10年前の忌まわしい悪夢が、今また彼女を地獄へ連れ戻すため。■USAトゥデイ、NYタイムズのベストセラー作家、マヤ・バンクスの最新作です。前作では脇役ながらも圧倒的な存在感だったイライザ。ウェイドとは初対面のときからうまが合わず、喧嘩ばかり。しかし、快活なキャラクターのイライザにまさかこんな壮絶な過去があったとは……担当編集も驚きました。イライザの異変に気づき、彼女のあとを追って守ろうとするウェイド。シリーズに出てくるほかのヒーロー同様、強烈な庇護欲を発揮します♪ハラハラドキドキ、そしてとっても甘い極上ロマサスに仕上がっています。
  • 子爵が恋した一輪の薔薇
    彼女は子爵にとって、闇を照らす麗らかな木漏れ日――RITA賞受賞作家が紡ぎだす、リージェンシーに咲いた恋。 小さな村に暮らす準男爵の娘ルイーザは、名付け親の遺言によって社交界デビューをすることに。とはいえ愛ゆえに悲しい最期を遂げた母の影響で結婚に興味はなく、ロンドンへも渋々赴いたのだが、そこで滞在先の隣の豪邸に暮らすウェイクフィールド子爵と出会う。彼は、もう何年も公の場に姿を現していない隠遁貴族――この世のすべてに背を向け、本来は見目麗しいであろう容貌もすっかり陰を帯びている。なぜこの人はここまで心を閉ざしてしまったの? ルイーザはいてもたってもいられず、子爵の力になりたいと奮闘するが……。■結婚できない呪いがかけられた英国ケンプトン村のレディたちが、真実の愛を見つける本シリーズもついに4作目! 今回のヒロインはシリーズ内で“嵐を呼ぶ双子”と噂されていた、テンペスト姉妹の片割れルイーザです。「テンペスト=嵐」の名の通りロンドンにやってきて早々、飼い猫が隣家でちょっとした騒動を起こしてしまい、その騒ぎに目を覚ましたのが、屋敷の主ウェイクフィールド子爵。『美女と野獣』を思わせるような伸び放題の黒髪にぼろぼろの服で、彼女を怒鳴りつけ追いだそうとします。何年も太陽のもとに出ていないその姿は、まさに野獣のごとく恐ろしいものでしたが、ルイーザは怯まず、ある提案を……。優しいだけでは物足りない、傲慢で荒々しい(でも、猫にだけは優しい!笑)ヒーローが好き――そんな方はうっとり堪能できること間違いなし。傷ついた心が愛を知っていく優しい物語に、どうぞご期待ください!
  • 公爵と星明かりの乙女
    汚れなき乙女を守るのは、危険な隻眼の公爵。ヒストリカル・ロマンスの新星が紡ぐ、珠玉の歴史絵巻。 両親に命じられた結婚を拒んだせいで縁を切られ、“伯爵家令嬢”からその日暮らしの身へと堕ちたマーガレット。困っている人を見ると放っておけない性格も災いし、ドレス一着買えない慎ましい毎日を過ごしている。そんななか貧困地区へ人助けに向かったマーガレットは暴漢に襲われてしまう。間一髪のところを助けてくれたのは隻眼のレイシャム公爵。傲岸不遜で誰にも心を開かず、ロンドン社交界で最も恐れられる異端児だ。だがマーガレットは公爵を知るにつれ、厳めしい外見の奥に驚くべき真実の姿が隠されていることに気づき……。
  • 銀の沙漠にさらわれ
    求婚を断った相手が、まさか沙漠の君主だったなんて。大人気作家J・リンジーの伝説のデビュー作、満を持して登場! 18歳になった令嬢クリスティーナの初めてのロンドン滞在は、フィリップという男のせいで台なしになる。裕福そうな身なりに、社交界で異彩を放つ漆黒の髪と浅黒い肌――セクシーな風貌に惹かれたのも束の間、彼はいきなりクリスティーナに求婚し、唇を奪ったのだ。思わず彼の頬を打ち、クリスティーナは逃げだした。数日後、彼女は就寝中に襲われる。目隠しをされ、肩に担がれ、何日も経て辿り着いた場所は、見渡すかぎりの砂の国。暴漢が顔を覆っていた布を取る。クリスティーナは息をのんだ。それは、あのフィリップだったのだ。
  • 伯爵と秘密の小部屋で
    19世紀初頭、秘密にあふれた英国マナーハウスを舞台に、1冊の本が、薄幸のヒロインを真実の愛へ導く――。 美しき郊外に立つ瀟洒な館、ソーンクリフ。両親らとしばらくそこに滞在することになったクロエは、亡き祖父の旧友から頼まれ事をしていた。館からある1冊の本を捜してきてほしいというのだ。その本があれば祖父の死の謎がわかるかもしれない――そう聞かされ、クロエが図書室を探っていると、同じく館を訪問中のウッドフォード伯爵にでくわす。不幸な生い立ちの伯爵は、見目麗しくもどこか陰のある男。どぎまぎしつつ、あたりさわりのない会話をしたクロエだが、まさか伯爵も同じ本を捜しているとは、そのときは思いもせず……。
  • 伯爵がいざなう破滅のキス
    たった一度のくちづけが、わたしのすべてを奪い去った――ローラ・リー・ガークが贈る、甘く危険な英国社交界ロマンス。 アメリカ富裕一族の令嬢リネットは、落ち込んでいた。一族に爵位をもたらすため夫となる英国貴族を探すよう母に命じられ、ロンドンに渡ったのは1年前のこと。だが、近づいてくるのは持参金目当ての男ばかりで、すっかり傷ついたリネットは、故国アメリカに戻ってきたのだった。英国貴族にはもううんざり――そう思っていたが、運命は実に皮肉だった。帰国後のとあるパーティで、あろうことか“持参金目当ての英国人伯爵”ジャックに公衆の面前で唇を奪われてしまったのだ。あげく、彼と結婚せざるをえない状況に追い込まれ……。
  • 伯爵と日陰に咲くレディ
    身分違いでも、すべてを失っても、貴方のそばにいさせて――『公爵の愛しのシンデレラ』に連なる、珠玉のリージェンシー! 準男爵の娘ハリエット・ハサウェイは一夜にして、この世の喜びと絶望のすべてを味わった。出会ったときから運命を感じた幼馴染み、ロクスリー伯爵とついに愛を確かめ合った直後、彼はハリエットの前から忽然と姿を消したのだ。恋心も名誉も、結婚するチャンスさえも奪われた彼女は、8カ月後、ロンドンの舞踏会でロクスリーと再会する。自分がいるはずだった伯爵の隣には、裕福で完璧なレディが婚約者として寄り添っていた。それでも彼のそばにいたいと願うハリエットは、伯爵家の伝統だという“花嫁候補試験”の存在を知り……。
  • 公爵と物言わぬ花
    “公爵夫人”になるために生きてきた美貌の令嬢と、思いがけず“公爵”になったプレイボーイの運命は……? 厳しい両親のもと、完璧な花嫁になるための教育を施されてきたイザベラは、いつの日か婚約者のゲイジ公爵に嫁ぐためだけに操り人形のような毎日を送っていた。愛してもいない人との結婚――幸せな未来など諦めていたある日、実は相続の問題で、本当のゲイジ公爵は別の男性だったと判明する。真の公爵として現れたのは、あろうことか放蕩者として悪名を轟かすニコラス。以前の公爵も好きになれないような人だったけど、まさかこんな不埒な人の妻になるなんて……何もかも見透かすようなニコラスの視線に、イザベラは身を震わせた。
  • 真夜中の壁の花
    切なる願いを胸に、無垢な花はその純潔を放蕩公爵に捧げた。ロレイン・ヒース、待望の新シリーズ開幕! ロンドンじゅうの紳士淑女が集う背徳の館〈ナイチンゲール・クラブ〉。これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごした令嬢ミニーは、仮面をつけて正体を隠し、この秘密クラブへやってきた。結婚はもう諦めたが、ただ一度、生涯忘れられない甘やかな経験をしてみたい……そう切に願うミニーの前に現れたのは、放蕩者として名を轟かし、女性なら誰もが憧れるアシュベリー公爵その人。まさにミニーが望む相手だった。かくしてミニーは、社交の場でのお堅い顔を仮面に隠したまま公爵に身を委ねる――それは切ない愛の始まりだった。
  • 金色のアドニスの花嫁
    あまたの女を泣かせる東欧の放蕩伯爵……彼がわたしの婚約者?大人気J・リンジー、『運命の王女をさがして』関連作! 25歳になっても馬にしか興味がない令嬢アレクサンドラ。そんな娘に業を煮やした男爵はある日一計を案じた。亡き親友の息子とアレクサンドラが15年前から婚約していたことにして、花嫁を迎えに来るようにという偽りの手紙を先方に送ったのだ。対面の当日に突然婚約者がいると父に聞かされアレクサンドラは反発するが、現れた伯爵ワシーリーを前にしてさらに驚く。きらめく金髪、透けるような肌、蜂蜜色の瞳――金色に輝く、まさに絶世の美男子だ。だが一方の伯爵は貧相なアレクサンドラを見て、その麗しい目に嫌悪の色を浮かべた。■人気作家ジョアンナ・リンジー。ご好評いただいた前作『運命の王女をさがして』は東欧の小王国を舞台にした大人のヒストリカル・シンデレラ・ストーリーでしたが、こちらを読んでいただいた方は、ヒロインから“クジャク”呼ばわりされていた傲慢な美青年を覚えていらっしゃいますか? 本作のヒーローは、ギリシア神話の美青年アドニスの名でも呼ばれる放蕩伯爵その人。そして、そんな彼のお相手は、25歳になった今も馬にしか興味のない、男まさりの男爵令嬢です。望まぬ婚約で結びつけられてしまった二人は、相手の不興を買って婚約破棄をさせようとあらゆる手を使うのですが…著者お得意のじゃじゃ馬ヒロインが仕掛ける計画の数々(!)は必見ですが、もちろん華やかでロマンティックなシーンもたっぷり! 甘いロイヤルラブストーリーをじっくりお楽しみください。
  • たそがれに恋した伯爵
    行き場のない私に残された道は、放蕩伯爵との結婚だけ。人気作家ジュリア・クインが贈る、珠玉のリージェンシー! 牧師の娘エレノアは窮地に陥っていた。父親と二人で暮らす家に冷酷な継母がやってきて、今すぐ夫を見つけて家を出ろと迫ってきたのだ。そんなときエレノアの前に文字どおり“降って”きたのは、放蕩者として悪名高い伯爵チャールズ。泥酔して木から落ちたところを介抱してあげたのだが、驚くべきことに彼は突然エレノアに求婚してきた。じつは伯爵も、二週間以内に妻を娶らなければ遺産を失うという窮地にあり、エレノアは契約結婚の相手として申し分ないという。愛のない求婚に困惑しながらも、ほかに残された道はなく……。 ■MIRA文庫初登場作『月をくれた伯爵』も好評を博している人気作家ジュリア・クイン。その物語につらなるリージェンシーがさっそく登場、先物取引が趣味(!)という個性派ヒロインに要注目です。父と二人暮らしをしていたエレノアは、冷酷な継母から、夫を探して家を出るよう迫られます。虎の子貯金で一人暮らしを始めようとしても、父のサインなしにはお金もおろせず――そんな窮地に現れたのが、州一番の放蕩伯爵。泥酔状態で木から落ちてくる、という登場からしてインパクト抜群ですが(笑)、直後にいきなりのプロポーズ。実は彼にも結婚せねばならない理由があり…著者お得意のユーモラスな会話が冴えわたり、くすくす笑って読み終えた後は、じんわり温かい気持ちに。可憐でロマンティックなお話が好きな方、絶対におすすめです!
  • 大富豪の婚前契約書
    君の時間は僕のもの――それは、甘くてあぶない契約。愛を知らない大富豪との、ちょっと切ないセクシーロマンス。 世界有数の資産を持つ実業家にして誰もが認めるプレイボーイ、アダム・ラクロワ――新しいクライアントとして事務所に現れた彼を前に、弁護士のマディは顔をしかめた。アダムはかつてある事件で関わった因縁の相手だ。そんな人の依頼を受けるなんて、とんでもない話。そもそもどうしてわたしを指名するの? だが妹を親代わりに育てているマディにとって、大口の仕事は必要だ。悩んだすえ、彼女はアダムの依頼を引き受けることにする。ただ、余裕たっぷりなアダムのほほ笑みに、なぜか胸のざわめきを抑えることができずにいた。 ■前作『あなたが私を見つけるまで』で華麗に日本デビューを飾ったカーラ・コネリー。彼女の2作目を早くもお届けいたします! ヒロインは妹の学費を稼ぐため、検事補から弁護士になったマディ。経済的に苦しく嘆いているところにさっそうと登場するのが、超セレブで世界的なプレイボーイのアダムです。二人はかつて、ある事件で知り合い犬猿の仲でしたが、今回はアダムの依頼によって、マディが彼の代理人になることに。アダムの本宅のあるイタリア・ポルトフィーノに連れていかれ……。欧米のセレブたちはこのような遊びをしているのか!と、夢心地になるようなシーンの連続。日常を忘れさせてくれるような、切ないながらも甘くハッピーな物語に酔いしれてください。
  • 貴公子と秘密のラブレター
    結ばれてはいけない相手とも知らず、二人は手紙で愛を育み……。E・ボイル最新刊! 『公爵の愛しのシンデレラ』関連作。 “当方、良識ある資産家の紳士。手紙の交換を通じてのち結婚を希望”――最近婚約した親友のように自分もすてきな恋がしたいと、令嬢ダフニはその花嫁募集の広告に思い切って手紙を出した。謎の男性は紳士的でユーモアがあり、一カ月ほど文通を続けるうちに、ダフニはまだ見ぬ彼にどんどん惹かれていく。そしてついに舞踏会の夜に会う約束を交わし、迎えた当日。近づいてきたのは誰もが振り返るほど見目麗しい紳士だった。この人が手紙の主だわ……そう確信したのも束の間、彼の名前を知るや、胸高鳴らせていたダフニは凍りついた。 ■実力派E・ボイルが19世紀英国を舞台に描く、『公爵の愛しのシンデレラ』に続く人気シリーズ第2弾。今回の主人公は、前作ヒーローの叔父ヘンリーと、前作ヒロインの親友ダフニ。親友の恋を見守るうち、自分も愛を見つけたくなったダフニは名前を変え、ひそかに新聞の花嫁募集広告に応募します。一方、甥のいたずらで花嫁募集を載せられ、手紙が殺到して怒り心頭のヘンリー卿。ふと目にしたダフニの手紙に心惹かれ、手紙の交換が始まります。しかしそこには問題が。どちらも名前を変えているため、相手が長年敵対しあう一族の人間だと知らないのです。絡まる糸はさらにもつれ……二人の恋にどんな結末が待ち受けているのか。今回も一気読み必至! 魅惑のラブストーリーをお楽しみください。
  • 氷の紳士に拾われた家政婦
    心に闇を抱える紳士は、ある晩、汚れなき天使を拾った。人気作家ロレイン・ヒースが紡ぐ、記憶喪失ロマンス。 社交界で浮名を流すドレーク・ダーリングには“天敵”とも呼べる相手がいる。伯爵家の令嬢オフィーリアだ。どうやら放蕩の限りを尽くす成り上がりのドレークのことが許せないらしく、やたら辛辣な態度で接してくるのだ。そんな折、舞踏会の帰り道で、ドレークはテムズ川の近くで倒れている女性を見つけた。全身ずぶ濡れで意識を失っていたのはオフィーリアその人。しかも目覚めたとき彼女はいっさいの記憶を失っていた。途方に暮れるオフィーリアを前にしていたずら心に火がつき、ドレークは告げた。「実は君は、僕の家の家政婦なんだ」 ■ご好評いただいた『公爵とリトル・ローズ』関連作。前作でも人気の高かった富豪ドレークがヒーローの物語です。路上生活から身を立てた彼は、そつのない紳士でありながら暗い生い立ちを背負って生きる、影のある美男。そんなドレークを女性が放っておくわけがなくもちろんモテモテなのですが、ヒロインのオフィーリアだけはその放蕩ぶりを“不道徳”と言って、彼を目の敵にしています。ところがある事情からヒロインが記憶を失ってしまい……。素顔を見せたヒロインの、けなげでかわいいこと! ヒーローが恋に落ちてしまうのも納得。ヒーローにもヒロインにもときめく、珠玉のストーリーです。
  • 遅咲きの花と貴公子
    つつましい蕾は初めて、愛のせつなさと激しさを知り――RITA賞受賞作家L・カーライルが贈る、極上ヒストリカル。 1850年、英国。ある晴れた日に馬で出かけた男爵家長女ケイトは、見目麗しい紳士と衝突し、脳震盪を起こさせてしまう。慌てて屋敷に連れ帰るが、目を覚ましたとき彼はいっさいの記憶を失っていた。持ち物からわかったのはエドワードという名前と、彼が裕福だということだけ。医師にも絶対安静と告げられしばらく屋敷で介抱することになるが、彼はなぜか地味で冴えないケイトに興味を持ったらしく、誘惑めいた視線を向けてくる。どこの誰かも知れない人に惹かれてはだめ――そう自分に言い聞かせながらもケイトの胸は甘く疼き……。 ■MIRA初登場! RITA賞受賞作家リズ・カーライルのヒストリカル・ロマンスをお届けします。1850年、英国サマセット。ヒロインのケイトは28歳のしっかり者で、気まぐれな妹と母に振り回されてばかり。結婚はとうに諦めていたのですが、ある日、事故を起こして記憶を失った見目麗しい男性を屋敷で介抱することに。自分のことを地味で冴えないと思っているケイトは、彼が求めてくるのは一時のことと言い聞かせますが…。まっすぐな性格でヒーローの癇癪もどこ吹く風と受け流し、軽妙な切り返しをみせるケイトにヒーローが惹かれるのはよくわかる気がします。熱いロマンス、ヒーローの過去に秘められた謎、魅力的な脇役や犬(!)も登場する、読みどころのつまった本作をどうかお楽しみください!
  • 公爵と見る十日間の夢
    RITA賞受賞作家が贈る、華麗なる英国社交界ロマンス。愛なき結婚をした二人の、10日間の賭けの行方。 エディーは社交界で、“夫に捨てられた公爵夫人”と噂されている。それもそのはず、夫マルグレーブ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し……。 ■人気ヒストリカル作家ローラ・リー・ガークがお届けするのは、『侯爵を結婚させる方法』の関連作。前作にも登場し、結婚仲介人のヒロインに「最大の失敗」と言わしめた男女が今回の主人公です。傷ついて渡英してきたアメリカ人令嬢エディーとチャーミングでモテモテ、でも借金まみれの公爵。二度と会わない約束で、二人が愛なき結婚を誓ったのは5年前のこと。以来、公爵は遠い異国へ。エディーは「捨てられた公爵夫人」と噂されながら、ひとり地所を管理する日々。互いに満足な取引に思えたものの、大けがを負った公爵が突然帰国し、妻にやり直したいと告げたことから事態は一変します。突然のことに戸惑う彼女に、公爵はある賭を持ちかけ…。RITA賞受賞作家が贈る切なさといとおしさが胸いっぱいに広がる恋物語をお楽しみください!
  • 月をくれた伯爵
    あの頃わたしはあなたに愛され、月さえもらえると信じていた。人気作家が描く、リージェンシー2部作の華麗な幕開け! 17歳の牧師の娘ヴィクトリアは、ある日、村で美しい青年に微笑みかけられ、ひと目で恋に落ちた。彼の名はロバート。領主の息子で爵位を持つ彼は信じられないことにヴィクトリアに愛を囁き、結婚を約束する――だがふたりの恋は身分違い。駆け落ちの夜に彼女は父親に閉じこめられ、翌日、真実を知らされた。ロバートは彼女と結婚する気など毛頭なく、ロンドンへ発ったと。打ちのめされたヴィクトリアは家を出て家庭教師となり、辛いながらも平穏な生活を手に入れた。7年後ロバートが屋敷の客として現れ、彼女を睨みつけるまでは。 ■世界中のファンを魅了するベストセラー作家がMIRA文庫に初登場! ジュリア・クインの甘く切ないリージェンシー・ロマンスをお届けします。本作のヒロインは世間知らずな牧師の娘、ヴィクトリア。17歳の彼女は偶然知り合った伯爵ロバートとひと目で恋に落ちます。でも身分違いの恋が祝福されるはずもなく、二人は駆け落ちを決意しますが、ヴィクトリアはロバートに捨てられてしまいます。7年後、家庭教師となったヴィクトリアの前にロバートが現れて……。若い二人の夢見るような恋がとてもロマンティックなぶん、失恋の悲しみは胸が張り裂けるよう。米国ロマンス作家協会で名誉ある“殿堂入り”を果たしたジュリア・クインならではの、胸を打つ作品をご堪能ください!
  • 公爵と家庭教師
    叶わぬ恋なのに、心も体も公爵に溺れゆく――。日本初上陸の期待の星による、華麗なるヴィクトリア朝絵巻。 ラザフォード公爵から“娘の家庭教師を探してほしい”と依頼が舞いこみ、求人仲介を営むリリーは驚きを隠せなかった。公爵と言えば女王陛下と王族の次に偉い身分。そんな相手から依頼がくるなんて……あいにく家庭教師の人材はあいていないけれど、好機を棒にふるわけにいかないわ。リリーは自らが家庭教師になろうと腹をくくり、豪華絢爛な公爵邸に出向いた。だが待っていた公爵は想像と違い、こちらが赤面するほど見目麗しく、女を魅了してやまない類いの男性。奇妙な胸のざわめきを覚えつつ、リリーの家庭教師生活は始まった。 ■イギリス・ヴィクトリア朝、女王陛下と王族の次に高い身分だったのが公爵。ヒーローは想定外にその爵位を継いでしまい、怠惰な日々を送っていましたが、今まで会ったこともなかった自分の娘がたずねてきた事件をきっかけに、人生を見つめ直していきます。その手助けをしたのが、娘の家庭教師となったヒロインのリリー。彼女は人に言えない過去がありながらもユーモアを忘れない持ち主。公爵は初心な家庭教師を怒らせてはその反応を楽しんでいましたが、やがてそのからかいが互いの視線に熱を帯びさせ…。米国Amazon2015ベストロマンスtop15にも選ばれた、注目作家の日本初登場作品。今後、大化けしそうな作家だけに今から大注目です!
  • 運命の王女をさがして
    使用人同然の娘に知らされる真実――わたしが東欧の王女?ベストセラー作家が贈る、珠玉のロイヤル・シンデレラ物語! 両親を知らぬまま、幼くして酒場の夫婦に引き取られたターニャは、毎日のように杖で打たれてこき使われてきた。20歳になった今では身を守るため、美しい顔立ちに老けた化粧を施して店に出ているが、ある日、立派な身なりの紳士たちが現れて思いがけないことを告げる。自分たちは東欧の小国から来た国王と護衛で、ターニャこそ行方知れずの王女――そして、王の許嫁に違いないと。もちろんターニャには信じられない話。しかもその中の一人、顔に傷のある悪魔のような魅力の男はゆうべ、ターニャを娼婦と間違えて買おうとしたのだ! ■ついにMIRA文庫に初登場、人気作家ジョアンナ・リンジーのロイヤル・ロマンスです。個性的な登場人物たち、華やかでドラマティックなストーリーが魅力のリンジー作品。19世紀初頭、東欧の国の新王が許嫁の王女をさがしに米国に赴くところから物語は始まります。両親の顔すら知らないまま酒場夫婦にひきとられ、身を粉にして働くヒロイン。そこへ突然、見目麗しい紳士が現れ「あなたこそ東欧の国の王女だ」と告げたのだから大変。もちろん、なかなか信じることができません。もしも自分だったら…やはり信じられそうにはないかも。ちょっぴり(いや、かなりの)ひねくれ者ヒーローと惹かれあいながらももつれあう、海をわたるふたりの恋物語のゆくえ。見守っていただければ幸いです!
  • 子爵と孤独な花嫁
    意に染まぬ結婚さえも、彼女は拒むすべがない――不遇の令嬢に訪れた、奇跡のシンデレラ・ロマンス。 継母に疎まれ、異母妹たちのために裕福な男性と結婚することを期待されている令嬢サラ。社交界シーズン真っ盛りのある日のこと、サラたちは一家そろって郊外の瀟洒な館ソーンクリフへ休暇に訪れる。そこで両親の選んだ“有望な独身男性”と初対面し、サラは打ちのめされた。相手は親子ほど年の離れた年寄りで、好色な目を向けてきたのだ。結婚とは名ばかりで、売り払われるも同然だわ。悲嘆に暮れていたとき、同じく館に滞在中のスペンサー子爵と出会う。サラの胸はときめくが、彼女には幸せな結婚など望めない理由があって……。 ■広大なお屋敷、ソーンクリフ・マナーを舞台に繰り広げられる、華麗なリージェンシー・ロマンスをお届けします。ヒロインのサラは親の決めた相手との結婚を迫られた令嬢。それも相手の男性は親子ほど年が離れ、好色で卑劣。サラは嫌悪感をおぼえますが、ある事情からこの結婚を断るすべはありません。一方、同じ屋敷に滞在するスペンサー子爵は、独身主義なのに母親からも5人の妹たちからも結婚を急かされて辟易しています。偶然サラと知り合った子爵は、彼女を助けたいと思うようになりますが…。子爵のまわりで活躍する妹たちがとってもキュート。ぜひ縁結びに奔走する彼女たちの視線でお楽しみください。
  • 隣人は切ない嘘をつく
    ペッパーが全身に熱い視線を感じてふと顔を上げると、窓辺に彼がいた。2週間前に越してきた隣人ローガン──罪深いほど魅力的な彼が、なぜ地味な私に興味をもったの? ペッパーはある事情から姿も名前も変え、この古びたアパートメントで息を潜めて暮らしてきた。だがローガンと他愛もない会話を交わし、ささやかな食卓を囲むようなってから、もっと多くを望むようになってしまった。身も心も……彼とつながりたい。ローガンの誘惑にまさに陥落しようとしていたペッパーは、まだ知らなかった。彼もまた正体を隠していることを。
  • 月下に咲くは恋の華
    ある凄惨な事件で心身に傷を負い、故郷を飛び出したライラ。都会でひとり、本名を誰にも明かさず、類まれな美貌を冴えない服装に隠してひっそり暮らしていたが、そんなときにショーンと出会う――近代的なこの街で人間と共存している、ヴァンパイアのひとりだ。美しくも恐ろしい存在のはずなのに、ショーンといるとなぜか無性の安心感に包まれ、ライラはいつしか心癒やされていく。今ふたたび、過去の悪夢が背後に迫りつつあることなど知らず……。C・ハリスの〈トゥルーブラッド〉番外編とN・シンの未邦訳作品を、豪華収録!■新年を飾るにふさわしい豪華競演! テレビドラマ化もされて大人気のあの〈トゥルーブラッド〉の番外編と、ナリーニ・シンの幻の未邦訳作品を収録した、読み応え200%の極上ダーク・ロマンスをお届けします。どちらの作品の主人公たちも“普通ではない”壮絶な運命を背負っていて、そんな二人の恋は宿命と呼ぶより他ないほどドラマティック。1話目「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」は、ヴァンパイアが市民権を得て人間と共存する世界が舞台で、猟奇的なストーカーに狙われるライラと、数百年生き永らえてきたヴァンパイアのショーンのお話。2話目「漆黒の君主」は滅亡に追いやられた王国を舞台に、幼児期の記憶を消された王子マイカと、国を滅亡に追いやった男を父に持つリリアナのお話。どちらも、読み始めたら現実を忘れてしまうほどどっぷり浸れてしまう、太鼓判を押しておすすめできる作品です! ちなみに「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」の主人公ライラとショーンは、〈トゥルーブラッド〉第7話に登場しています。
  • 聖母は涙にキスをする
    内気なアリスは人付き合いが苦手で、近所の住人とも深くかかわらないようにしている。だがつい最近、彼女の防御の壁を破り、声をかけてきたハンサムな隣人がいた。リース――たくましくて色気のある彼の魅力にアリスは圧倒されるが、刑事である彼の部屋が荒らされ、やむを得ず彼を部屋に泊まらせることになってしまう。アリスはリースに微笑まれ、熱い視線を向けられるたびに胸がときめいた。でも親密になんてなれない……。きっと彼は、わたしがどうしていつも怯え、過剰なほどに周囲を警戒しているか知ろうとするだろうから。

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  • ベルベットは愛の語りべ
    侯爵令嬢ルーシーは、きらびやかな社交界の花という仮面の下に、愛されたいと願う気持ちを隠していた。彼女に無関心な両親が望むのは、爵位のある男性と結婚して跡継ぎを生むことだけ。父が押しつけてくる花婿候補のサセックス公爵は堅物で冷ややかで、キスさえも礼儀正しい。確かにハンサムかもしれないけれど、彼には心なんてないに違いないわ。周囲が公爵を賞賛するほど、ルーシーの心は頑なになった。だがあるとき、彼女の向こう見ずな振る舞いに怒った公爵は思いがけず情熱を燃やした声で告げた。「きみを誰にも渡さない」
  • オリンポスの咎人 ストライダー
    最強の種族に生まれたカイアは大胆不敵な女だと思われているが、秀でた姉や可憐な双子の妹に比べられて育ち、自分に自信を持てずにいる。そんな彼女が惹かれているのは暗黒の戦士ストライダー。カイアは強気な振る舞いで傷つきやすい心をひた隠し、ゴージャスでセクシーな彼を一途に想い続けてきた。だがストライダーは“征服”の魔物を宿し、どんな勝負でも負ければ激痛に苦しめられるため、戦士たちよりも強い彼女に見向きもしない。ついには拒絶の言葉を告げられ、カイアは涙をこらえた。彼のためならなんだってするのに……。
  • オリンポスの咎人 アムン
    アムンは体内に取り込まれた無数の魔物の声に正気を失いかけていた。他人の“秘密”をのぞく力を持つ彼は数週間前、仲間を助けるために地獄に赴き、邪悪な思考を取り込みすぎたのだ。その重荷を仲間に背負わせぬよう、彼は固く口を閉ざして一人苦痛に耐え続けている。ところがそこへ、謎めいた金髪の女が現れたとたん、悪しき声が静まり返った。アムンは安らぎを与えてくれた彼女に強い結びつきを感じるが、彼女の頭から飛び込んできた秘密に恐怖をおぼえる。そんなことがありうるだろうか?彼女がかつて仲間を殺した敵だとは。
  • オリンポスの咎人 ギデオン
    遥か昔より、ブダペストの町には天使とも悪魔ともささやかれる美しい男たちがいた――それはギリシャの神々に呪いをかけられ、心に魔物を閉じ込められた不死身の戦士たち。その中のひとり“嘘”の魔物を宿すギデオンは、仲間が捕らえた女スカーレットに妙な懐かしさをおぼえていた。すると彼女はかつてギデオンの妻だったと告げ、彼は衝撃を受ける。結婚していたことどころか、彼女のことさえまったく記憶にないのだ。ギデオンはそれ以上の説明を拒むスカーレットから真実を引き出そうと決意する。彼女を誘惑し、快楽の虜にして。
  • オリンポスの咎人 サビン
    屈強な戦士たちが部屋になだれこんできたとき、グウェンは怯えてガラスの檻の奥に身を寄せた。伝説の生き物ハルピュイアを内に宿す彼女は実験のために監禁され、この一年、自由になる日を夢見てきた。わずかな希望を抱いて目を上げ、息を止める。戦闘の指揮を執るサビンという名の男が彼女を崇めるように見つめていたのだ。そして彼は解放すると約束して鍵を開けた。グウェンは安堵をおぼえ、彼の温もりに引き寄せられるように足を踏み出した。ところが、サビンはほかの戦士に向かって告げた。この女は利用できるから、おれの手元に残す、と。
  • もう、涙はふいて レイクショア・クロニクル
    キンバリーの人生は順風満帆のはずだった。華やかなパーティーの席で婚約者とけんかになったすえ、手を上げられるまでは。深く傷ついた彼女はなにもかもすべて投げ捨てて飛行機に飛び乗ると、母の住む静かな湖畔の町へ向かった。やがて現地の空港に降り立ったとき、背の高い見知らぬ男性に声をかけられる。女性を誘惑するのなどお手のものといった態度に反感をおぼえ、キンバリーはつんと澄ましてその場を立ち去った。まさか、母の家でその“プレイボーイ”と再会し、心ならずもせつない恋に落ちていくことなど知るよしもなく……
  • オリンポスの咎人 Iマドックス
    かつてギリシャの神々に仕えた暗黒の戦士たちは、パンドラの箱を開けたために神の怒りを買い、世に解き放たれた悪魔をそれぞれの心に閉じ込める罰を与えられた。ある者は“死”、ある者は“苦痛”というように。内なる魔物と闘い続けて数千年がたったある日、城を構える森に不審な侵入者が現れ、“暴力”を宿すマドックスは排除に向かう。魅惑的な女は戦士の宿敵“ハンター”に違いない。ところが予想外にも助けを求められ、マドックスは罠と疑いながらも欲望に屈して城へ連れ帰った。始末するのは女の体を味わい尽くしてからにしよう、と。
  • 冷たい夢
    沈没船の引き上げ作業をしているダイバーのジュヌヴィエーヴは、海のなかで女性の死体と遭遇する。驚いた彼女に向かって、死体は声なき声でささやいた。「気をつけなさい」ジュヌヴィエーヴは仲間たちに報告し、全員で海中を捜すが、何も見つからない。死体を見たと言い張る彼女に、仲間たちは困惑する。なかでもソアは断固としてその話を信じようとせず、二人は反発し合う。だがその後、悪夢に悩まされるようになったジュヌヴィエーヴに寄り添ってくれたのは、ほかでもないソアだった。やがて一体の死体が浜辺に打ち上げられ……。
  • 砂漠に消えた人魚
    古代エジプト遺跡の発掘調査に乗り出した英国貴族たち。彼らが迷いこんだのは、呪いよりも危険な愛の迷宮だった。★19世紀末のロンドン。ある朝突然、サー・ハンターの屋敷に画家の娘キャットが駆けこんできた。切望していた遺跡発掘旅行への参加を後援者のエイヴリー卿に禁じられてしまったのだが、どうしても諦められないのだという。彼女の姿を眺めながら、サー・ハンターは理解した。女神のように美しい容貌、炎のような赤い髪。この娘の魅力の前では、学生たちが遺跡調査に集中するのは難しいだろう。エイヴリー卿の意向は絶対なのだと説明する彼に対し、キャットは驚くべき提案をした。「ひとつ方法があるわ。あなたが私と婚約するの」
  • あの日の風が恋しくて
    ★私たちは大人になって、再び出会う運命だった――傷ついた心をかかえて。S・ウィッグスが繊細に描く、コンテンポラリー・ロマンスの極地!★海辺のイタリアンレストラン〈セレスタズ〉の閉店が迫った時刻に、一組の客が店に入ってきた。夏になるとこの地方を訪れる東海岸のセレブ、別荘族のグループだ。その中の一人の視線に、レストランオーナーのローザは凍りついた。アレックス・モンゴメリー――昔、庭師の父が通っていた別荘のお坊っちゃま、そして幼いローザの、夏の間だけの親友。二人がティーンエイジャーになったとき、その友情は未熟な愛情へと形を変えた。直後に引き裂かれる運命だとは知る由もなく……。予期せぬ再会に、ローザの胸に忘れたはずの痛みが走った。
  • 白い迷路
    ニッキは誰かの声で深い眠りから覚めた。ベッドのそばに女友達がいて、助けを求めている。はっきりと意識が戻らないまま再び眠りに落ちたニッキは翌朝、その友人が死んだことを知った。死因はヘロインの過剰摂取――そんなはずはない。麻薬中毒の過去がある彼女だが、きっぱり縁を切ったと自慢げに話していたのだ。死亡推定時刻はまさに彼女が枕元に現れた午前4時。私は何を見たの……? 不可解な出来事に動揺するニッキの前に、ブレントという男性が現れた。彼は訳知り顔で微笑み、こう言った。「僕なら君を助けてあげられる」
  • あの頃、憧れは遠くに レイクショア・クロニクル
    ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた――親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに……。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。
  • ふたたび、遥かな恋を レイクショア・クロニクル
    湖畔のホテルが閉鎖されたのを機に、少女の頃からそこで働くのが念願だったニーナは自ら支配人となって再開する契約を取りつけた。将来的にはオーナーになるつもりだ。ところが旅行で留守中に、その契約もろともホテルが他人に売り渡されてしまった。しかも買い手は、叶わなかった初恋の相手、グレッグだった! 当時若すぎたニーナに未来の可能性をほのめかしておきながら、別の道を歩いていってしまった男。いくら時を重ね魅力を増したといっても、夢を奪った彼の下で働くなど想像もつかず、彼女はただ途方に暮れるが……。
  • 光に舞うは美しき薔薇 ド・ウォーレン一族の系譜
    海賊の娘アマンダはジャマイカ島で育ち、その自由奔放さから“ラ・ソヴアージユ野生児”と呼ばれていた。父が見せしめに処刑され悲嘆に暮れる彼女に、私掠船船長のクリフ・ド・ウォーレンが救いの手をさしのべた。英国社交界にいる生母のもとに彼女を送り届けてくれるという。粗野なアマンダが上流階級になじめるはずもなかったが、クリフは彼女を“淑女”に育て上げると宣言する。親切にしてくれる彼に、アマンダは恋心を募らせた。だが、ある夜、意を決して彼の寝室を訪れると、そこには冷たい拒絶が待っていた。「君と関係など持ちたくはない」
  • 夢に想うは愛しき君 ド・ウォーレン一族の系譜
    伯爵令嬢のエレノアは物心ついたときから義兄ショーンを慕ってきた。しかし彼女が花盛りを迎える頃、彼は突然、出奔してしまった――いつか帰ると言い残して。エレノアはひたむきに待ち続けたが、彼が消息を絶って4年が過ぎ、やむなく家族の勧める縁談を受けることにした。結婚前日、迷いを振り払おうと馬で駆けていると、行く手に男が現れた。誰よりも会いたかったショーンだと気づき、エレノアは彼を抱きしめようとした。だが彼は人が変わったようにその手を拒んで言った。「明日、僕はアメリカへ発つ……もう戻らないだろう」
  • あの夏、湖面にまばゆく レイクショア・クロニクル
    少女時代、太めで分厚い眼鏡をかけていたオリビアは冴えない思春期を送った。祖父母が経営するキャンプ場に毎夏やってくるコナーと会うのが唯一の楽しみだった。容姿端麗でなんでも器用にこなす彼に恋をしていたのだ――コナーが彼女の心を奪い、傷つけ、捨て去ったあの夏までは。時が過ぎオリビアは今、見違えるほど美しく変貌を遂げ、室内装飾家として活躍していた。老朽化したキャンプ場を改修したいという祖母の願いを叶えるため、彼女は苦い思い出の残る地へ向かう。そこに予期せぬ再会が最悪の形で待っているとも知らず……。
  • 心を捧げた侍女
    1561年、フランス皇太子の夫と死別したスコットランド女王メアリー・スチュアートに付き従い、侍女のグウェニスは久々に祖国の地を踏んだ。港で一行を迎えた貴族たちの中に、ひときわ目を引くローアン・グレアム卿の姿があった。彼は忠臣ながらメアリーの手腕に懐疑的で、グウェニスは猛烈な反感を抱く。女王は珍しく激した侍女に、彼に恋してはだめよ、と意味深な忠告をした。しばらく後、ロンドンのエリザベス女王のもとへ遣わされることになったグウェニスは、メアリーの決定に動揺する。同行の護衛役がローアンだというのだ!
  • 仮面舞踏会はあさき夢 ド・ウォーレン一族の系譜
    リジーは長年ティレルを慕ってきた。相手は名だたる伯爵家の長男。決して実らぬ恋とわかっていた。それでもせめて美しい姿を見せたいと、伯爵邸での仮面舞踏会の夜、彼女は懸命に着飾った。舞踏室で海賊服の男性に声をかけられ、見るとそれはティレル本人だった。驚くリジーに迫り、彼は言った。「深夜12時に、西の庭で待っている」信じられない誘いに舞い上がるリジーだったが、誤ってドレスを汚してしまった姉に衣装を交換するよう頼まれ、帰宅を余儀なくされる――まさか姉がティレルとの約束の場所へ向かうなど知る由もなく。
  • 明日、天使の住む街で
    誰もが祝祭気分に浸るクリスマスイブ、マクブライド家の幼い姉妹たちはアルコール依存症の父親に怯えていた。母親が帰宅したとたん、酒に酔った父親が銃をとりだしたのだ。そして、とりかえしのつかない悲劇が……。年月は流れ、長女モリーは神に身を捧げる修道女となり、救急治療室で働いていた。次女のレナは医師と結婚し、何不自由なく暮らす若妻に。そして三女テッサは、女優を夢見てハリウッドを目指していた。いまだ心に癒えない傷を抱えながらも、明るく懸命に生きる三人の姉妹たち――それぞれの愛と人生を描いた超大作。
  • 眠れぬ珊瑚礁
    かつて貴族令嬢と船乗りの悲恋の舞台となった哀しくも美しい島、カリオペキー。ベスはそこで家族たちと楽しい週末を過ごすはずだった――頭蓋骨を見つけるまでは。思わぬ発見に動揺しているところへ男性が現れたため、彼女はとっさに頭蓋骨を落ち葉で隠した。キースと名乗るその男性に不審を抱きながらも、ベスは彼の魅力に心をかき乱される。だがその後、隠したはずの場所に戻ってみると、頭蓋骨はあとかたもなく消えていた。楽園に漂いはじめた不穏な空気……。真相を突きとめようと動き出したベスの身に新たな恐怖が忍び寄る。
  • 一度の夏では足りなくて
    静寂なクレセント湖畔のコテージに、ケイトはこの夏もやってきた。家族が所有する別荘はテレビも電話もインターネットもなく、まさに陸の孤島。しかも今年は幼い息子と二人きり。新聞記者の職を失った今、将来を見つめ直すいい機会になる。そんな彼女の隣のコテージに、JDという男がひっそり滞在していた。実は彼は大統領の命を偶然救い、マスコミによって国民的ヒーローに祭りあげられた話題の人。だがケイトはそれに気づかず、謎めいたJDと恋に落ちる。秘密をはらんだ二人の愛を連れ、美しい夏が早足で過ぎ去ってゆく……。
  • 遙かな森の天使
    連続殺人鬼がロンドンを震撼させていた19世紀末の英国。森のコテージで大切に育てられた孤児アリーは美しい女性に成長していた。後見人であるスターリング卿の城へ向かう途中、アリーは黒い覆面をした盗賊に襲われる。だが彼女の名前を聞いた盗賊は、なぜかアリーをそのまま解放した――彼女の心だけを奪って。城に着いたアリーは、自分に婚約者がいたことを知らされる。驚愕の事実に戸惑う一方で、心ならずも盗賊に惹かれ、葛藤するアリー。世間の喧噪から守られた穏やかな日々は終わり、激しく揺れ動く運命の扉が開かれた。
  • いま、心をとかす愛 レイクショア・クロニクル
    国際的法律家のソフィーは世界平和のため家庭も顧みずに働き、離婚も経験した。だが、ある事件で命を落としかけ、家族の大切さを思い知る。キャリアを捨て、元夫が引き取った子供のいる湖畔の町に住むことにした彼女だったが、初日に雪道で事故を起こし、地元の獣医師ノアに助けられた。その後も、町に不慣れな彼女を世話してくれるノアにときめく一方、理性では分にはもう恋など無縁だとわかっていた。ところがある日、ソフィーは募る想いに屈して思わず彼にキスしてしまう。それが障壁だらけの切ない恋の始まりとも知らずに。
  • いつも同じ空の下で
    あなたは恋人で家族で親友で、わたしの人生のすべて――夫婦の愛と絆を描ききった、人気作家シャロン・サラの珠玉作! シェリーの人生でいちばん幸運だったのは、初恋相手が人生の伴侶になったことだ。ハイスクールでの出会いから何年たっても、シェリーは少女のような気持ちで夫に恋をしつづけ、ジャックも情熱的な愛で応えてくれる。ここ数年、FBIの潜入捜査官である彼とは離ればなれの日々だったものの、いま捜査中の事件が解決すれば、またふたり一緒に暮らせるのだ……。しかし、運命は残酷にも、ジャックが捜査中に凶弾に倒れ、行方不明になったという知らせを届ける。夫婦の絆を試すかのように、涙にくれる彼女をさらなる試練が襲い――。
  • カムフラージュ
    わたしがあなたの“カムフラージュ”になる――リンダ・ハワード作の中でも傑作との呼び声高い1作! ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆破事件に巻き込まれて大怪我を負い、全身を包帯で覆われた目の前の男には、かつての面影の片鱗もない。なにかがおかしい――頭のなかで警報が鳴り響いたが、ジェイは確かに彼本人だと証言してしまう。その行為が自らの運命を大きく狂わせるとは夢にも思わずに……。リンダ・ハワードが贈る、珠玉のラブ・サスペンス。
  • もう戻れない
    夏と海にかこまれて、名前も知らない貴方を愛した。同じ色の目をした小さな奇跡が、今も私を生かしている―― その日もサマーはあどけない娘の瞳に、過ぎ去った夏を思い出していた。海で溺れかけたサマーを助けてくれた、琥珀色の目をした男性。母を亡くし、荒れた毎日を送っていたサマーは、彼のなかに同じ孤独を感じとり、傷を癒やし合うかのように愛を交わしたのだった。あれから2年半がすぎ、名前も訊かずに別れた彼は、サマーの人生に再び現れた――ニューヨークの名門一族に生まれ、莫大な財を生み出す不動産業界の寵児、ライダー・クレイグとして。はじめて娘の存在を知った彼は、あのときの優しさが嘘だったかのように冷淡で……。
  • 誘惑の湖【新装版】
    その制裁は何よりも甘く、どこまでも冷酷で――ロマンス史に燦然と輝く不朽の名作を、新装版で復刊! 大企業を統括するロバート・キャノンは財界随一の切れ者と評判の男。そんな彼をある日思いがけない事態が襲った。傘下の企業から国家機密のプログラムが流出したのだ。FBIには任せておけず、ロバートはみずから捜査に乗りだすことに。容疑者のひとりは湖畔でマリーナを営むエヴィー。入手した不鮮明な写真を見る限りひどく野暮ったくて田舎くさい女だ。だがさっそく客を装って湖畔に近づいた彼の前に現れたのは、服こそ写真どおり冴えないものの、美しく魅惑的な女だった。ロバートは疼く欲望とともにある計画を思いつき……。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品の新装版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 男爵の花嫁【MIRA文庫版】
    薄幸な家庭教師は、男爵と知らずに彼を好きになってしまう。日に日に気持ちは深まり、切なさは増すばかりで…。 住み込み家庭教師ジョアナは、好色な貴族の主人に手込めにされかけたところを夫人に見とがめられ、屋敷を追い出される。無一文で馬にも乗れず、兄が管理人として働いている地所まで歩いて訪ねるが、既に兄は解雇されたあと――代わりに現れたのが、端麗な容貌をした紳士ネッドだった。行き場のないジョアナに、住み込みの仕事を与えてくれるという。上流階級の男性とは二度と関わりたくないと思っていたのに、ジョアナは彼の誠実さに胸の高鳴りを覚えてしまう。だから気持ちを封じようとした。ネッドの優しさに搦めとられる前に。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 伯爵夫人の出自【MIRA文庫版】
    こんなにも彩りに溢れた世界があるなんて、知らなかった――19世紀英国に舞い降りたシンデレラ・ストーリー! 煙突掃除人の娘ジェマイマはある日、余興のため貴族の結婚式に呼ばれた。上流階級の人に囲まれ居心地悪く佇んでいたところ優しく声をかけてきたのが、見目麗しいセルボーン伯爵――思わず胸ときめかせるジェマイマだが、もちろん彼は住む世界の違う人。もう二度と会うこともないだろうと思っていた数日後、その伯爵がジェマイマの家を訪ね、あろうことか便宜結婚を申し込んでくる。聞けば亡父の遺言で花嫁を迎えないと遺産が手に入らないらしい。「結婚してもきみはきみ、ぼくはぼくで暮らそう」思わぬ申し出にジェマイマは……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 涙は雨音にかくして
    傷ついた心にあなたの愛が、やさしい雨のように降り注ぐ――涙の作家シャロン・サラが紡ぐ、心震える珠玉作。 誰もがうらやむ美貌の持ち主でも、サハラには隠し通してきた傷があった。名家の主人と使用人のあいだに生まれた彼女は、その美しい容姿に目をつけた女主人に無理矢理引きとられ、気の向くときだけ“名家の令嬢”を演じさせられてきたのだ。大人になり、独立して、ようやく手に入れた平穏な日々も束の間、サハラは何者かに命を狙われ始める。過去の影に怯える彼女の前に現れたのは、最強ボディガードとして名高いブレンダンだった。優しくたくましい腕に24時間守られるうち、かたくなに生きてきたサハラの心は少しずつ解けていき……。
  • 霧の彼方に【MIRA文庫版】
    彼女の靄を引き裂き、最初の光となったのは――13世紀、霧の大地に展開する、容赦なき無慈悲な運命の渦……。 修道院に閉じ込められ、長らく世間と隔絶していたノルマン貴族の娘メアリアン。だが彼女はその、花をもあざむく美貌のせいで、兄の計略により、好色な老人公爵に妻として今まさに献上されようとしていた。このままでは非情な兄に利用され、操り人形になるだけ……。思いつめたメアリアンは、その夜、幽閉されていた部屋を抜けだす。ところが、あと一歩のところで、男性の居丈高な声が響き渡ったのだ。「君は誰だ?」顔を蒼白にして震えながら振り返ると、あろうことか兄の客人、氏族長の子息アデアが眼光鋭く立ちはだかっていた。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツスペシャルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • イタリアの花嫁【MIRA文庫版】
    灰かぶりの乙女は、ある夜、社交界一の放蕩男爵と出逢った――情熱のシンデレラ・ヒストリカル・ロマンスをご堪能あれ! 両親の死後、アレグラを引き取ってくれたおじが、献身的な看病の甲斐なく亡くなった。悲しみにひたる間もなく、翌日アレグラは、意地悪なおばの仕打ちで埃まみれの使用人部屋に追い払われる。やがて、ようやく夜会で社交界デビューを果たすことができたが、悪名高き放蕩男爵ウィリアム・タヴァナー卿に目をつけられてしまった! “うぶな生娘を手玉に取るなど彼にはたやすいこと”――悪評に震え上がるアレグラは、案の定ウィリアムに求婚される。実はある事情から都合のいい花嫁を探している彼に、熱く唇を奪われた瞬間……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 傷だらけのエンジェル
    愛も恋も知らないあの頃、あなたが世界のすべてだった。運命のいたずらが、大人になった二人を再び巡り逢わせて……。 各地を転々としながらその日暮らしを続けるクィン。里親からの虐待、孤独、人間不信。彼女の人生は試練の連続だったが、新天地ラスベガスへ向かうその道中でも、新たな試練がクィンを襲う。交通事故現場で少年を保護した直後、何者かの発砲を受けたのだ。しかし、瀕死で警察署に逃げ込んだ彼女は知らなかった。たくましい腕で抱きとめてくれた刑事が、かつて一人だけ心を許した少年――20年前に同じ里親のもとで絆を結んだ、ニック・サルダーノであることを。あの頃の少年少女は、一人の男と女として、今ふたたび巡り逢った。
  • 黄昏どきの眠り姫
    その指先が、はじめての愛を教えてくれた――RITA賞受賞作家がつむぐ、現代のおとぎ話の結末は……? マット・ウォーカーの我慢は限界に達しようとしていた。この20年、彼は幼なじみであるフランキーを妹のように見守ってきたが、内心は兄らしからぬ感情で爆発寸前。というのも、恋愛恐怖症のフランキーは女性として見られることを極端に恐れ、少しでも彼が男の顔を出せば、野良猫のように逃げていってしまうからだ。しかし、さえない服と眼鏡の奥には、官能的な曲線と可憐なまなざしが隠れていることをマットは知っていた。進まない関係にしびれを切らした彼は、仕事という名目でフランキーをリゾートへ同行させることに……。
  • 七年目のアイラブユー
    望むことすら許されなかった、貴方との未来。7年後の悲劇が、止まってしまった二人の時を、ふたたび動かしはじめる……。 父の介護に明け暮れるタリアは、突然の訃報に驚いた。かつて将来を誓い合ったボウイの父親が何者かの凶弾に倒れたという。7年前、スコットランドの血を引く黒髪の恋人ボウイにプロポーズされ、タリアは幸せだった。だが時を同じくして父がアルツハイマーを発症していることが判明。タリアはこれからの介護の日々を思い、理由は告げぬまま断ったのだった。ボウイは町を去り、二人の仲は終わった。だが父親の死の謎を解くためにボウイが帰郷した今、愛する男性に別れを告げて以来止まっていたタリアの時間は、再び時を刻み始め……。
  • 幾千もの夜をこえて
    ずっとずっと永い間、あなたを待ち続けてきた――ロマンス界の女王リンダ・ハワードが描く、世紀の恋。 タロットカードに描かれた絶世の美女、レナ――命を吹き込まれながらも、何千年ものあいだ狭い世界に閉じ込められてきた彼女だが、ある日助けを求める誰かの声に呼ばれ、気づいたときには人間の世界に。そこには母親を目の前で殺されて犯人から逃げてきたという、怯えきった幼い少年がいた。このまま放っておけずレナは少年と行動を共にすることに決めるが、そんな二人の前に現れたのが、5日以内にレナを連れ戻せと厳命を受けた、冷酷と悪名高い傭兵ケイン。レナは反発しつつも、彼の冷たい漆黒の瞳からなぜか目が離せず……。
  • 星降る街のシンデレラ
    今夜だけは、きらめく魔法よ解けないで――UKベストセラー作家がマンハッタンを舞台に描く、運命の恋! 憧れの街ニューヨークで働くペイジは、順調なキャリアから一転、突然クビを言いわたされた。落ち込み、途方に暮れる彼女の前に現れたのは、もっとも弱みを見せたくない相手――兄の親友で、かつてペイジの幼い恋心を踏みにじったジェイク・ロマノだった。「それなら、自分で会社を作ればいいじゃないか」世界的企業のオーナーであり、セクシーな辣腕実業家でもある彼の助言を拒む理由はなかった。だが、アドバイザーとして何くれとなく世話を焼く彼が側にいると、忘れたはずのペイジの想いは、否応なくかき立てられてしまい……。
  • 翳りゆくハート
    別人のように変わり果てた二人は、愛を取り戻せるのか。涙の作家S・サラが贈る〈ハート〉3部作、感動溢れる最終章! 最愛の恋人サムはアフガニスタンから帰還したが、レイニーのもとへは戻ってこなかった。「もう昔の僕じゃない」と彼女を冷たく捨て、町を去ったのだ。あれから10年――今やレイニーも昔のままの彼女ではなかった。家族を失くし、乳がんを発症した。美しい赤毛と両の乳房を失い、仲のよかったサムの家族とも縁を切った。たった独りでつらい闘病生活に耐えていたレイニーには、知る由もなかったのだ。サムの母親が何者かに殺され、サムがついに町へ帰ってきたことを。そして、レイニー自身が、事件の重要な鍵を握っていることも……。
  • 凍てつくハート
    悲劇を経て恋人達は再び巡り合う。もう二度と離れないために。S・サラの〈ハート〉3部作、早くもクライマックス! メリッサは故郷の町に帰ってきた。高校を卒業したての頃、初恋の人マックの子を身籠り二人は結婚を誓ったが、彼は流産を中絶と誤解して憤り、無慈悲にも彼女を捨て去った。懐かしい町で思い出がよみがえるだけで辛いのに、彼との再会は思いもよらない最悪の形で訪れた。メリッサが車の修理を頼んだマックの父親が、その車の下敷きになり無残な圧死状態で発見されたのだ。10年前マックは赤ちゃんを失い、今度は父親を失った。すべてわたしのせいで。自責の念に打ちのめされる彼女の前に、ある夜マックが現れ衝撃の事実を告げる。
  • 灰かぶりの令嬢
    凍える夜、慈悲を乞い村を歩く少女に訪れた温かな幸せ――ヒストリカル・ロマンス界の至宝カーラ・ケリーの名作! 英国の小さな港町の片隅で、エレノアはひもじさに耐えていた。子爵の非嫡出子であるばかりに世間から見放され、宿屋を営む祖母と暮らしているが、この半年はひとりの客さえ来ない。ついには長い髪を切って売り払ったとき、港に停泊した船の艦長オリヴァーが宿泊に訪れる。到着するなり体調を崩したオリヴァーをエレノアは懸命に看病した。オリヴァーは厳めしいが、彼女たちの窮状を察すると温かい食事を与え、心地よく暮らせるように取り計らってくれる。エレノアは淡い思いを募らせるが、人並みの幸せなど望めるはずもなくて……。
  • シルバー【MIRA文庫版】
    美しき胸のうちで燃えさかる、決して消えない憎しみの炎。波瀾の愛憎劇を書かせたら、P・ジョーダンの右に出る者なし。 一度見たら忘れられない、完璧な美貌とすばらしい肉体で人々の注目を集める謎の女シルバー・モンテーヌ――彼女はスイスの豪奢な山荘にこもり、金で買った盲目の男ジェイクから愛のテクニックを手ほどきされていた。すべては、純愛を踏みにじられ最愛の父親を殺された、幼き日の復讐を果たすため。世間知らずの伯爵令嬢から魔性の女へと変貌を遂げたとき、彼女の華麗なる復讐劇が幕を開ける……! 総発行部数1億部を誇る、ベストセラー作家P・ジョーダン。中でも傑作との呼び声高い会心のサスペンス・ロマンスが、ついに復刻! *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 初恋のラビリンス
    没落貴族の娘アンジェラは使用人の少年キャメロンと恋に落ちた。輝くような喜びも束の間、アンジェラは資産家と結婚させられ、キャメロンは追放された。13年後、夫の暴力に耐えかねて離婚したアンジェラは、実家の窮状を救うため、ふたたび意に染まぬ結婚を強いられる。アメリカの富豪だという求婚者の姿を見たとたん、アンジェラは驚きに身を硬くした。「こちらがトレモント社社長のミスター・キャメロン・モンローです」ヒストリカルの女王C・キャンプがヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に描く、切なくも美しい愛の物語。
  • オートクチュール
    苦難を乗り越えてデザイナーとしての名声を手にしても、アレグザンドラはザックへの叶わぬ思いに苦しんでいた。一方、デパートチェーンの社長ザックは愛情のない結婚に打ちひしがれながらも、アレグザンドラへの想いを抑えようと必死だった。そんなとき、ザックの義理のおばであるデパートのオーナー、エレナが、アレグザンドラこそ2歳のときに誘拐された孫娘だと言いだした。富と権力の世界を舞台に繰り広げられる、あまりに激しい愛と憎しみの物語。
  • 涙がかれるまで
    少女は必死に願った。誰よりも、ただ一人の幸せを。話題をさらった不朽の感涙作が、ついに文庫化で復刻。 16歳のジェニファーは生まれたばかりのわが子を抱き寄せた。それは別れの前に許された数十秒のふれあい。相手の青年に裏切られ、両親に見放され、養子に出す以外道は残されていない。そのとき誓ったのだ――自分の幸せは望まないから、この子を幸せにしてください、と。12年後、ジェニファーは恋愛もせず、一心不乱に仕事に打ち込んでいた。そんな折、友人の個展で出会ったのが、優しい目をした広告代理店経営者ブライアン。あの誓いを立てて以来初めてジェニファーの心はときめくが、彼が近づいてきたのにはある理由があった。 ■知る人ぞ知る名作が、ついに文庫化で復刻! 16歳で幸せを諦めたヒロインに起きた、12年後の奇跡。思わず涙腺を刺激される1作です。
  • 風の谷の約束
    有能な看護師としてキャリアを積んできたエラが、つかのまの休息地として選んだ場所はサウスカロライナの美しい田舎町だった。水と緑に囲まれた小さな家で、新たな雇い主となるハリス・ヘンダーソンは幼い娘を看病しながら野鳥の保護に明け暮れている。彼は鳥たちの傷ばかりでなく、娘の心も顧みるべきだ―父娘の問題を即座に見抜くエラだったが、近い将来を予見することはできなかった。この父娘との出会いを境に、大きく変わりゆく自らの運命を。
  • 公爵とリトル・ローズ
    “リトル・ローズ”と呼ばれたあの日、彼女は恋に落ちた。人気作家L・ヒースが描く、可憐で一途な初恋物語。 「求婚者が自分を本当に愛しているのか、持参金目的なのか、どうしたらわかるの?」――社交界にデビューしたばかりの令嬢グレースは、ある日の真夜中、不安を抱えてラヴィングドン公爵を訪ねた。幼いころにいじめっ子から助けられて以来、9歳年上のラヴィングドンはいつも彼女の救いの騎士だ。だが、2年前に最愛の妻子を亡くした彼は世捨て人のように荒んだ生活を送り、最近は会うこともなくなっていた。グレースはすっかり陰りを帯びた彼に驚きつつ、助けを求めた。彼女には、愛のある結婚をしなければならない理由があって……。 ■USAトゥデイやNYタイムズのベストセラーリスト入りを果たす人気作家がMIRA文庫に初お目見え。華やかなヴィクトリア朝のロンドンを舞台に切ない恋を描きます。ヒロインは19歳のグレース。持参金が多く世慣れていない彼女は、愛のある結婚を夢見て、幼なじみのラヴィングドン公爵に婚活のアドバイスを求めます。愛する妻と娘を亡くして以来、世を疎み孤独に生きてきた公爵は迷惑だとはねつけながらも、渋々彼女に助言を与えます。本当に彼女を愛する男なら――ただ花を贈るのではなく、“君の好きな花を選んで贈る”、ワルツのあいだは“君から目を逸らさない”。それを実演されるうち、いつしかグレースは手の届かない彼を愛してしまい…。ラヴィングドン公爵の誘惑の数々はため息もの。胸に染みわたる感動的な物語です。
  • 一つの顔、二人の女
    このみじめに壊れた生き物は、第2の傑作の素材になる。天才外科医の鋭い目が、狂信的な光を放った。半年後、鏡を見たブロンテは愕然とした。事故以前の平凡な顔立ちは見る影もない。そこに映っていたのは、絶世の美女と謳われたマダム・デブリン―長年彼女を苦しめていた亡き母の顔だった。いったいなぜ、こんなことに?期せずして美しく生まれ変わったブロンテを待ち受けていたのは底なしの闇と罠、そして瓜二つの美貌を持つ邪悪な妖婦だった。
  • 追憶のフィナーレ【MIRA文庫版】 運命のモントフォード家 III
    フランス革命下で生き別れた伯爵家3兄妹がついに巡り合う――人気作家が紡ぐ〈運命のモントフォード家〉、感動の終幕! 亡き恋人ギルを想い独身を貫いてきた令嬢ニコラは、妹の家へ馬車で向かう道中、憂鬱になっていた。妹の夫こそ、かつてギルを死に追いやった憎い男なのだ。そのとき急に馬車が止まった。外を見ると黒覆面の盗賊の一団に囲まれている。その優雅な物腰から“紳士”と呼ばれる賊の首領は馬車から金品を運び出し、さらにニコラに要求した。「あなたから頂きたいものがもう一つある」彼はそう言ってニコラの唇を奪った。その口づけは彼女を罰するようで……。 ■キャンディス・キャンプの人気シリーズを復刻! 『黒い瞳のエトランゼ』、『盗まれたエピローグ』に続く、〈運命のモントフォード家〉第3話をお届けします。ヒロインの令嬢ニコラは10年前に恋人を亡くし、以来独身を貫いています。そこに謎めいた盗賊が現れて彼女の唇を奪って……。亡くなった恋人を想い続けるニコラの一途な姿に、胸を締めつけられました。フランス革命の混乱のなかで生き別れてしまった伯爵家の3兄妹のその後、そして陰謀のすべても明らかになります。どうぞご期待ください。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 密使
    <死>は泥酔した男を嫌悪の目で見下ろし、火のついた煙草を屑入れに落とした。 裁きの業火が燃えさかる。 これを正義と言わずして、何を正義と言うのだろう……。 過失による焼死事故から数カ月、警察官メラニーは一連の死亡事故に共通項を見いだした。 すべての被害者は暴力男だったのだ。神を気取った殺人犯は“闇の天使”と名付けられた。 過酷な捜査の果てに、メラニーを襲う衝撃の事実とは?全米ベストセラー作家の筆が冴えるサスペンスの決定版。
  • シルバー
    一度見たら忘れられない完璧な美貌とすばらしい肉体で人々の注目を集める謎の女、シルバー・モンテーヌ。スイスの豪奢な山荘にこもり、金で買った盲目の男から愛のテクニックをレッスンされる彼女の胸には、激しく燃えさかる憎しみの炎があった。幼い日の純愛をふみにじられ、最愛の父を奪われた伯爵令嬢は、いま、復讐を誓った魔性の女に変身する!ベストセラー作家ペニー・ジョーダンが描く会心のサスペンス・ロマンス。
  • 天使は同じ夢を見る
    仕掛けられたゲームは真実への入り口か、それとも過ちへの序章か……? ■5年前、3人の幼い少女が次々と殺害された。その遺体がまるで眠る天使のように美しかったことから、犯人はSAK――スリーピング・エンジェル・キラーと呼ばれ、世間を騒がせた。そして今、再び少女が殺された。SAKの手口をそっくり再現するかのように……。当時あと一歩のところで犯人を取り逃がした刑事キットは、今度こそはと逮捕を心に誓う。しかしその翌日、SAKを名乗る人物から一本の電話が入った。「僕はあの少女を殺していない。誰かが手口を盗んだ。まねしたんだよ。僕はそいつを捕まえて、犯行をやめさせたい」
  • 大人のためのエロティック童話13篇 美女と野獣 他
    部屋の灯りをそっと消して……ようこそ、恍惚のおとぎの世界へ。大人の女性たちに捧げる、官能ベッドタイム・ストーリー。 雪のように白い肌、瑞々しい唇――その美しさを継母である妃に妬まれ、城を追われた白雪姫。森で心優しい7人のこびとたちに出会い、彼らと一緒に暮らすことになるが、“自分を愛してくれる王子にはもう出会えない”と思うと悲しくてたまらない。ある夜、一人泣いている白雪姫に気づいたこびとたちは囁いた。「白雪姫、ぼくたちに任せて」そして白い柔肌に14本の手がいっせいに伸び……。こびとたちと白雪姫のめくるめく物語『白雪姫』、野獣との刺激的な愛の形『美女と野獣』他、子供には語れないもうひとつの有名童話13篇。 ■美女と野獣、白雪姫、シンデレラ――誰もが知っている有名童話。でもそれが本当は、エロティックで官能的なお話だったとしたら? 本作はそんな妄想が炸裂した、子供にはとてもじゃないけれど教えられない、もうひとつの有名童話集です。こびとたちと“違う意味”で仲良く暮らしている白雪姫はじめ、見知った主人公たちのあんな姿やこんな姿に、「えええ!」っとページをめくるたび衝撃の連続。でも行間にはちょっとした著者からの人生のメッセージがこめられたりしていて…これぞまさに、大人の女性のための童話なのです。原題にも「EROTIC BEDTIME STORIES FOR WOMEN」とありますが、眠れぬ夜、部屋をほんの少し暗くして、ぜひ禁断の世界をのぞいてみてください。【収録タイトル】美女と野獣/青ひげ/猫とネズミ/シンデレラ/太陽の東、月の西/3匹のくま/鏡よ鏡~白雪姫と7人のこびと/奥さまキツネの嫁入り/白雪姫と7人のこびと/裸の王様/がちょう番の娘/羊の皮をかぶったオオカミ/みにくいアヒルの子(計13作) *本書に収録されている「美女と野獣」「太陽の東、月の西」「3匹のくま」「裸の王様」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 楽園の闇に抱かれて
    ホイットニーはある日突然、医師から余命半年と宣告される。絶望に打ちひしがれながらも、彼女は残された時間を謳歌しようと決意して楽園のように美しいカリブ海の島へと旅立った。奔放な女性に変身し、これまで想像したこともないくらい情熱的な恋をするのだ――ただし、期間限定で。そしていま、まさに理想の男性が目の前に現れた。驚くほど整った顔立ち、神秘的な褐色の瞳。しなやかな指が肌をかすめた瞬間、ホイットニーの体を電流が駆け抜けた。
  • 過去が壊れる時
    絶対にこの館を手に入れる。古びたデベリル館を前にして、ジェンナは固く心に誓った。競売は数日後。館を改築すればインテリア・デザイナーとしての腕試しになるだけでなく、過去と決着をつけられる気がしていた。憎きデベリル家の栄華の象徴を手に入れ、15年前の悲しい出来事を葬り去りたい……。振り返ったジェンナは、いつの間にか背後にいた男を見て絶句した。屋敷内部の肖像画と瓜二つではないか。デベリルの子孫は完全に絶えたはずなのに……?
  • 愛の選択
    スペインの修道院で暮らすホープは、厳しい父の希望どおり、外の世界を知らずに成長した。18歳になったホープのもとに、父の代理だという見知らぬフランス人伯爵が迎えに来た。ブルゴーニュの彼の屋敷に連れていかれたホープは、伯爵の話に慄然とする。父がホープを修道院に閉じ込めたのは、政略結婚のため娘の純潔を守りたかったからだというのだ。言葉を失うホープに、伯爵はさらに言った。父上の破滅を望む僕は、君を今夜、傷物にするつもりだ、と。
  • 屋根裏の男爵令嬢
    零落した貴族の娘は、生きるために働くほかなかった。RITA賞2度受賞作家が贈る、感涙のヒストリカル! 男爵令嬢のグレースは、不安に押しつぶされそうになりながら、パン屋の扉を叩いた。借金の山を残して父親が亡くなり、住み慣れた屋敷を追い出され、働かざるを得なくなったのだ。もはや結婚も望めないだろう……。下働きにも慣れ始めたある日のこと、グレースはパン屋の常連で、変わり者の老侯爵と友人になった。そして思いがけない遺産を託される。居心地のいい屋敷と十分な手当、それから戦争で捕虜にされているという侯爵の子息を――。グレースは遺言に従って子息を迎えに行った。予期せぬ運命が待ち受けているとも知らずに。 ■抜群の人気を誇る、カーラ・ケリーの新作をお届けします。名誉あるRITA賞を2度も受賞したベテラン作家である彼女は、日の当たらない場所に生きる人々や、苦境に立たされている人々を細やかに描くことでも知られています。本作のヒロイン、グレースは男爵令嬢でありながら家族を亡くして一文無しとなり、パン屋で働かざるを得なくなった身の上。働きはじめたとたんに、貴族の“元”友人からは蔑まれ、口もきいてもらえません。それでもグレースは辛い仕事に不平を言わず、誰よりも真面目に働いています。そんな彼女にある日転機が訪れます。パン屋の常連の老侯爵が思いがけない財産を残して亡くなったのです。グレースに託されたのは、老侯爵の子息。彼女は身元引受人となって、彼を迎えに行きますが、ここから物語は意外な方向に進みます。読み応えたっぷりの名作。はらはらどきどきしながらお楽しみください!
  • ときめきの宝石箱
    カサンドラは途方に暮れた。父が他界した今、没落寸前のわがヴェレア家を存続させるのは私の役目。代々伝わる財宝を見つけ、お金に換える必要がある。それには宿敵ネビル家に協力を請い、両家に伝わる二枚の地図をもとに隠し場所を探さなければならない。なのに昨夜…人違いとはいえ私のベッドに忍び込み、強引に唇を奪った彼こそ、ネビル家の当主サー・フィリップ。いくら家のためでも、レディを愚弄したあの放蕩者に頭を下げることになるなんて。
  • 罪深きウエディング
    3年前、ジュリアの兄は信託財産を横領した罪に問われ、狩猟小屋で謎の死を遂げた。だがジュリアは今もなお、兄の無実を信じていた。真犯人は、兄を告発したストーンヘヴン卿デヴェレル・グレイに違いない。真相を暴くため使用人に彼を誘拐させようとしたがうまくいかず、ジュリアは大胆な計画を思いつく。みずから彼に接近し、色仕掛けで口を割らせるのだ。高貴な身分を隠して賭博場に潜入し、デヴェレルと間近で向き合ったジュリアは、誘惑のゲームを開始した――あまりにもハンサムな敵の姿に、驚きと戸惑いをおぼえながら。
  • 容疑者
    愛する夫が謎の凶弾に倒れ、何もかも完璧だったスペンサーの人生は狂い始めた。一向に進まない警察の捜査に業を煮やし、自ら事件の解明に乗り出した彼女に次々と魔の手が襲いかかる。もう誰も信じられない。猜疑心に苛まれる彼女を支えたのは、私立探偵デイヴィッド―かつて熱烈に愛し合った元恋人だった。危険な捜査が最後の容疑者をあぶり出したとき、二人の命運は既に尽きかけていた…。ベストセラー作家の筆が冴えるノンストップ・サスペンス。
  • 秘密のコテージ 伯爵夫人の縁結び I
    未亡人ながら変わらぬ美貌で、社交界の名花であり続けるフランチェスカにはひとつの才覚があった。それは、恋に不慣れな男女の縁談をとりまとめること。あるパーティの席、旧知のロックフォード公爵に挑発された彼女は、勢いで彼と賭をしてしまう――このシーズンが終わるまでに、彼が選んだ女性を婚約させてみせる、と。そして公爵が指さしたのは、父の看病で行き遅れ、財産もなくて壁の花となっている冴えない令嬢コンスタンスだった。ところがフランチェスカの思惑に反し、コンスタンスは予想外の男性と恋に落ちてしまい……。
  • 夜に終わりを告げて
    キャットは満ち足りた気持ちで恋人ウィルソンに寄り添っていた。彼は仕事中に銃で撃たれて生死の境をさまよったものの、順調に回復している。父を惨殺した男に復讐するためだけに生きてきたキャットは、長いあいだ彼の愛を拒んでいた。だがウィルソンを失いかけたとき、ようやく彼を愛していることに気づいたのだ。危険な仕事を引退して、温かい家庭を築きたい――キャットは初めて人生に希望を感じていた。しかしそのころ、ウィルソンを銃撃した犯人は金と車を奪って逃走を続けていた。ふたりが平穏に暮らす、この地に向かって。
  • 沈黙
    医師が自宅のガレージで燃料をかぶり、自らの体に火を放った―アヴェリーは愛する父の自殺のニュースに打ちひしがれた。もっと話を聞いてあげていれば…。罪悪感とともに帰郷した彼女は、謎めいた女からの脅迫電話を機に真相を探り始めた。そして、町を恐怖で牛耳る秘密組織の存在を知る。父は彼らに殺されたのでは?黒幕の正体を暴こうとしたとき、アヴェリーの命運はすでに尽きかけていた。全米ベストセラー作家のノンストップ・スリラー。
  • 裸足の伯爵夫人
    「デュア卿、私と結婚してください」デュア伯爵サイモン・ウェストポートは面食らった。結婚するなら物わかりのいい大人の女性が望ましい。しかし目の前に突然現れた見知らぬ美女は、社交界デビューもそこそこの世間知らずな令嬢だ。サイモンは即座に断ろうとしたが、頬を赤く染めたチャリティ・エマーソンが懸命に語る“便宜結婚のメリット”に、つい耳を傾けていた。全米屈指のベストセラー作家が贈る、キュートでセクシーなヒストリカル・ロマンス。
  • 終われないふたり
    何が目的なの?突然の怪電話、脅迫にジュリアーナは恐怖のどん底あった。司会を務めるトークショーに出演したテキサス州知事選候補者の女性スポークスマンの毒殺事件以来、生活は一変してしまった。いや、わたしが最も恐れているのは、彼かもしれない。長年避けつづけてきた元夫、テキサス・レンジャーのゲイツが捜査に介入したのだ。愛と陰謀が交錯するロマンティック・サスペンス。事件の真相を追うふたりに突きつけられる真実とは……。
  • 淡い夢のほとりで
    小学校教師のオータムは繰り返し見る奇妙な夢に悩まされていた。金髪の少女が男に連れ去られ、山の中で暮らしている夢だ。記憶を頼りに新聞を調べると、それが6年前に失踪したモリーという少女で、有名な実業家ベン・マッケンジーの娘であることがわかった。かつて夢に見たとおりの事故で友を亡くしたオータムはベンのもとに押しかけ、一刻も早くモリーの捜索を再開すべきだと主張する。だが、娘は何年も前に死んだと思い込んでいるベンは、オータムを金目当ての詐欺師と決めつけて……。全米で話題のロマンティック・サスペンス!
  • 愛の輪舞
    娘が結婚するという。相手は富豪の子息で、まずは彼の伯母の審査をパスしなければならないの、と半ば楽しそうに話す。一人娘の幸せを心から願う一方で、クローディアの思考は遠い昔の記憶へと舞い戻った。元夫ガースとの愛の日々、そして裏切り。小さい娘をこの腕に初めて抱いたあの日の真実…。娘は知る由もない忌まわしい過去が、純粋に愛し合う二人を引き裂くことになったら―思わずクローディアは受話器を取り、ガースの番号をプッシュした。

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