作品一覧

  • 子爵と忘れな草の恋人
    -
    わたしを忘れないで――本当はそう言いたかった。英国貴族との恋から身を引いた踊り子。6年後、二人は運命に引きあわされ…。RITA賞受賞作家が贈る19世紀の叶わぬ恋。 カンザスの貧しい農家に生まれ、15歳で天涯孤独の身となったローラ。以来、生きるために踊り子に身をやつすが、海を渡ったパリで転機が訪れる。英国から来たソマートン子爵と激しい恋に落ちたのだ。しかし、貴族と踊り子に未来はない。悩み、苦しみ、ローラは彼の幸せのために身を引いた――それから6年後、運命は残酷にも二人を再会させる。温かだった子爵の瞳に浮かぶのは、今や憎しみだけで……。
  • 伯爵がいざなう破滅のキス
    3.0
    たった一度のくちづけが、わたしのすべてを奪い去った――ローラ・リー・ガークが贈る、甘く危険な英国社交界ロマンス。 アメリカ富裕一族の令嬢リネットは、落ち込んでいた。一族に爵位をもたらすため夫となる英国貴族を探すよう母に命じられ、ロンドンに渡ったのは1年前のこと。だが、近づいてくるのは持参金目当ての男ばかりで、すっかり傷ついたリネットは、故国アメリカに戻ってきたのだった。英国貴族にはもううんざり――そう思っていたが、運命は実に皮肉だった。帰国後のとあるパーティで、あろうことか“持参金目当ての英国人伯爵”ジャックに公衆の面前で唇を奪われてしまったのだ。あげく、彼と結婚せざるをえない状況に追い込まれ……。
  • 公爵と見る十日間の夢
    4.0
    RITA賞受賞作家が贈る、華麗なる英国社交界ロマンス。愛なき結婚をした二人の、10日間の賭けの行方。 エディーは社交界で、“夫に捨てられた公爵夫人”と噂されている。それもそのはず、夫マルグレーブ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し……。 ■人気ヒストリカル作家ローラ・リー・ガークがお届けするのは、『侯爵を結婚させる方法』の関連作。前作にも登場し、結婚仲介人のヒロインに「最大の失敗」と言わしめた男女が今回の主人公です。傷ついて渡英してきたアメリカ人令嬢エディーとチャーミングでモテモテ、でも借金まみれの公爵。二度と会わない約束で、二人が愛なき結婚を誓ったのは5年前のこと。以来、公爵は遠い異国へ。エディーは「捨てられた公爵夫人」と噂されながら、ひとり地所を管理する日々。互いに満足な取引に思えたものの、大けがを負った公爵が突然帰国し、妻にやり直したいと告げたことから事態は一変します。突然のことに戸惑う彼女に、公爵はある賭を持ちかけ…。RITA賞受賞作家が贈る切なさといとおしさが胸いっぱいに広がる恋物語をお楽しみください!
  • 侯爵を結婚させる方法
    3.5
    縁結びの達人も、自分の恋には無頓着……!?放蕩侯爵が始めた花嫁探しが、社交界に波瀾を起こす! ある日、社交界一の結婚仲介人として知られるベリンダのもとに、トゥルブリッジ侯爵が訪ねてきた。侯爵のことは噂でしか知らないが、常に女性をはべらせる、ベリンダがこの世で何より嫌いな“放蕩者”らしい。身構えるベリンダに侯爵は、自身の困窮した経済状況を明かし、「裕福な花嫁を探してほしい」と切り出した。お金目当ての結婚だなんて! 彼にはどんな女性も紹介したくないわ――だが半ば強引に説得され、ベリンダは渋々花嫁探しを手伝うことに。そればかりか侯爵は、なぜか誘惑めいた不埒な眼差しをベリンダに向け……。■MIRA文庫に人気ヒストリカル作家ローラ・リー・ガーク、初登場です! この物語、実は作家仲間エリザベス・ボイルのちょっとした助言(?)がきっかけで生まれたのだとか。ヒロインは英国社交界で“凄腕の結婚仲介人”と噂されるべリンダ。アメリカ生まれの彼女は、英国紳士と、アメリカからやってきたレディたちとをくっつける縁結びを行っています。それもひとえに「自分と同郷の子たちが不幸な結婚生活で傷つかないように」したいから。なのにある日「花嫁を探してほしい!」とやってきたトゥルブリッジ侯爵は、女遊びに目がないと噂のトンデモナイ男! もちろん侯爵の花嫁探しは一筋縄ではいかず、やがて社交界に波瀾を巻き起こし…。RITA賞受賞経験もある実力派がお届けする、ゴージャスで小粋な社交界ロマンスです♪

ユーザーレビュー

  • 侯爵を結婚させる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教養もある元伯爵夫人が持ち前の人脈と誠実な人柄を武器として、「結婚仲介人」を仕事としている。そのフェザーストーン伯爵夫人の元に、名うてのプレイボーイである侯爵が花嫁捜しにやってきた。
    彼は「持参金を持った令嬢」とすぐにでも結婚したいのだという。
    愛ではなく金のために結婚するのだと広言してはばからないイケメン侯爵に、伯爵夫人ベリンダは激しい嫌悪感を覚えるが、、、

    実はベリンダが覚えたのは嫌悪感だけではなく、当の侯爵ニコラスも同じで、共にひとめで惹かれ合ったということになります。
    結局、ラストで二人は結ばれ、他人の金を当てにせず、自らビール醸造業で身を立てようとするニコラスに、ベリンダも愛情だけ

    0
    2017年11月28日
  • 伯爵がいざなう破滅のキス

    Posted by ブクログ

    リネット:アメリカ人富豪令嬢 
    フェザーストーン伯爵:ジャック 放蕩者兄(父も放蕩者)が亡くなった為、爵位を継ぐ  

    ジャックは自分の食い扶持しかない貧乏伯爵故、金持ち令嬢との結婚は必須 兄の元嫁が結婚仲介人ベリンダ 

    これぞ「ヒストリカルロマ」 出だしからスピードよく読めた パコダ(西洋風仏塔)での一件は笑った 
    全491P、厚さもちょうどいい

    0
    2017年07月23日
  • 伯爵がいざなう破滅のキス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじを読んだ時には放蕩者がヒロインの体面も考えず気まぐれにキスして傷付けるヒーローかな、なんて思ってたら全然そんなことはなく理由あっての事件だった。この出来事になった秘密を最後まで隠し通すのが新鮮でまた良いな。
    その後もひたすらに結婚を拒否するヒロインに尽くす姿がよかった。喜ばせようとマフィンのレシピを入手したりと可愛いヒーロー。
    突然知らない男にキスをされ結婚しようなんて言われるヒロインの気持ちも分からないでもないけど前半はヒーローの話を全く聞かない頑固者で困った。けど後半辺りから二人のやり取りが楽しくなって最後のデレデレっぷりにニヤリ。

    0
    2017年07月04日
  • 侯爵を結婚させる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アメリカ女性の結婚仲介人をしているヒロインと信託資金を打ち切られたので結婚せざるを得なくなったヒーロー。
    いきなり最初からヒロインへの欲望を感じるヒーロー。ヒーローへのちょっとした意地悪やズバズバ言うヒロインが楽しかった。最初はヒロインに結婚相手を探してもらう為だったけど、誰かを紹介されるにつれヒロインじゃなきゃダメだと思い始める。そこからヒロインに正論をグサリと言われ、ヒロインから尊敬されるような人間になろうとするヒーローが良い。
    遊び呆けてないでもうちょっと計画的に生きてこればねーとも思うけど(笑)
    ヒロインの亡き夫がナチュラルクズだったからエピローグでヒーローと幸せな姿が見たかったな。

    0
    2017年03月31日
  • 侯爵を結婚させる方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重くも、深みもなく、さらっと読める一冊
    ヒロイン最後に大博打 こつこつ貯めた虎の子全財産をヒーローの事業に投資する 
    大丈夫か? 不安を残す終わりかただったw

    0
    2016年05月27日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!