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  • スプリット・イメージ

    スプリット・イメージ

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    国立安槻大学の二回生・野呂ゆかりら、女子大生5人は、伊井谷秀子が祖父から譲り受けたという、郊外の洋館に10日間の合宿に出かける。しかし、家の持ち主である秀子が急用で行けなくなった上、料理をするはずだった後輩もドタキャン。急遽料理要員として参加することになった匠千暁と女子大生4人は、きままな合宿へと出かけるのだった。しかし、合宿2日目の朝、洋館の裏手の雑木林で男の他殺体が発見され…。人気の本格ミステリー「タック&タカチシリーズ」の1冊『黒の貴婦人』に収録された傑作短編。
  • 雷鳴の轟く塔の秘密

    雷鳴の轟く塔の秘密

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    T県U湖に近い山奥の森の中にひっそりと建っている《雷鳴城》。名探偵・増加博士と助手の加々美光一、博士のライバル・目減卿等々…複数の男女が、ピラミッドに関する謎を解いたと豪語する男の話を聞くため、今宵《雷鳴城》に集っていた。だが、その夜、城の隣にそびえる《首吊りの塔》で、伝説をなぞるような密室殺人事件が発生する。果たして、博士たちは密室の謎を解くことができるのか? 作品の登場人物たちが、自分が推理小説の中のキャラクターであることを知っているという設定のメタミステリー。
  • 花影

    花影

    小説・文芸
    5.0
    1巻440円 (税込)
    女の盛りを過ぎようとしていたホステス葉子は、大学教師 松崎との愛人生活に終止符を打ち、古巣の銀座のバーに戻った。無垢なこころを持ちながら、遊戯のように次々と空しい恋愛を繰り返し、やがて睡眠薬自殺を遂げる。その桜花の幻のようにはかない生に捧げられた鎮魂の曲。実在の人物をモデルとして、抑制の効いた筆致によって、純粋なロマネスクの結構に仕立てた現代文学屈指の名作。
  • 化粧

    化粧

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    さびれた芝居小屋の淋しい楽屋に、一人の女が座っている……。女の名前は五月洋子。大衆演劇「五月座」の女座長である。やがて客入れの始まる音が聞こえ、いよいよ初日幕開きの時刻が近づいてくる。洋子が舞台化粧を始めたその楽屋に、かつて彼女が捨てた息子だという人物が現れた――。捨てたのではない、ああするより他に仕方なかったのだ。わかっておくれ……。洋子の語る物語に、観客は幻惑されていく。井上ひさし初の一人芝居にして、一人芝居というジャンルの中でも最高峰と讃えられる傑作中の傑作戯曲。併せて松尾芭蕉の生涯を描く、歌仙仕立ての名作『芭蕉通夜舟』も収録。モノローグの至芸を味わえる戯曲集。
  • 瓦礫の中のレストラン
    値引きあり

    瓦礫の中のレストラン

    小説・文芸
    4.3
    1巻440円 (税込)
    戦争が終わり、すべてが瓦礫と化した街。復員した丑松(うしまつ)の脳裏に浮かんだのは「食堂の社長になりたい」という戦死した幼なじみが語った夢だった。大阪の闇市に向かった丑松は、戦争孤児や戦友とともに無一文から商売を始める。「皆が腹一杯になる世の中に」。復興を支えた「戦う男(ビジネスマン)」の物語。『ごっつい奴――浪花の夢の繁盛記』を改題。
  • 恋するヴァージン・コンプレックス

    恋するヴァージン・コンプレックス

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    恋愛小説好きに贈る珠玉の一本。2年目のOL紗理奈は地味子と呼ばれるほど冴えない女の子。そんな紗理奈にやさしくしてくれたのは社内一のイケメンでエリートの東城課長。しかしやさしくてきれいな由美子先輩と二人はつきあっているともっぱらのうわさ。勇気がなくて変われない紗理奈。後押ししてくれたのは憧れの東城課長。どんどんきれいになっていく紗理奈だが、再びトラウマを思いだす。せつなくてキュンとして最後は濃蜜なラブストーリー。
  • 頭痛肩こり樋口一葉

    頭痛肩こり樋口一葉

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ぼんぼん盆の16日に地獄の釜の蓋があく…。夭折の天才女流作家、樋口一葉の19歳から死後2年目まで、それぞれの盆の16日に巡り来た運命は――。幽界(あのよ)と明界(このよ)にまたがる卓抜な仕掛けと会話で綴る樋口一葉像。没落士族の女家長・樋口夏子が、いかにして家族のために闘い、生き抜き、作家・一葉となって奇跡のような名作を生み出したのか。井上ひさしがユーモアをちりばめて描く、明治という激動の時代を駆け抜けた一人の女性の短くも美しい人生。再演のたびに新たな感動を呼び起こす傑作戯曲。
  • みずいろの花びら

    みずいろの花びら

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ミステリ短編小説。 4年前に事故死した兄の海。けれどそれは事故ではないかもしれないと仄めかされた音色。事故ではなければ? 他殺? それとも……自殺? 共感覚を持つ音色。スキルを駆使して社内で検索をかける中、音色が見つけたキーワードは三つ。 兄の恋人だった今は亡き時子に自分の研修係だったマッド、さらには8年前暗躍したテロリスト集団ドーンコーラス。さらに、そのドーンコーラスの残党が犯行声明を出した。 事件が事件を呼ぶ。海の死の真相はいったい?
  • 明るい怪談~恐がりさんでも読める49ストーリー~

    明るい怪談~恐がりさんでも読める49ストーリー~

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    著者が体験してきたことのなかで、不思議な話ばかりをまとめた明るい怪談49ストーリー。 怨念・恨み・呪い系は除外して、恐がりさんでもOKな読み物に仕立てました(※個人差があります)。 確かめられないものに対して、私たちは怯えがちですが、それらは決して邪悪なものとは限りません。大切なものは目には見えないことも多いのです。ぜひご自身の感覚を開き、感じてみてください。今、ここにあるものをキャッチできれば、次の語り部はあなたかもしれません。
  • オズの魔法使い

    オズの魔法使い

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    カンザス名物の大竜巻に家ごと運ばれたドロシーは、見知らぬ土地にたどりつき、頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキのきこり、臆病なライオンたちと出会う。故郷カンザスに帰りたい一心のドロシーは、変わった仲間たちと、どんな願いもかなえてくれるというオズの魔法使いに会うために、エメラルドの都をめざす……世界中で愛され続ける魔法と冒険がいっぱいの物語。
  • 雨

    雨

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「雨」はモームの短編の代表作。魔窟から魔窟へ流れ歩く年増女のただれた魅力。情欲に狂う水夫と現地人の女たち。雨季のサモア島を舞台にくりひろげられた宣教師と娼婦との霊肉の闘争は、予想外な結末を告げた。他に心にくい短編の技巧を見せた「ホノルル」、《東南アジアの植民地もの》の「東洋航路」を収める。
  • 人間的要素

    人間的要素

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    モームの短編集『一人称単数』First Person Singular, 1931 から選んだ「ジェーン」「人間的要素」「美徳」の3編を収録する。どれも男女関係、結婚を扱った作品で、「幸福」の質にもいろいろなレベルのものがあることがテーマになっている。
  • 十二人目の妻

    十二人目の妻

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    モームの短編集『一人称単数』First Person Singular, 1931 から選んだ「創作衝動」「変り種」「十二人目の妻」の3編を収録する。どの作品にも、独自の人間観察眼が光っている。
  • 好奇心は猫を殺す

    好奇心は猫を殺す

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    その男はいつも、同じ曜日の、同じ時間、同じ席に座り、市営の科学技術館を訪れていた。 そのフロアでは、毎回、同じ内容が上映されているだけだった── 男の目的とは一体何か? 数ヶ月が経った頃、疑心暗鬼に陥ったオーナーは、ある取引を持ち出した。 「この金と引き換えに、もう来ないでくれ」 それは実に率直なものだった。 そして男は大金を手にした── 影で暗躍するオーナー、フロア主任、映写スタッフ、消えた探偵、妻と名乗る女…… その男の真の目的とは?
  • おぼろな肖像

    おぼろな肖像

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    気だるい日曜の朝。ニュースに知り合いの吉本が映っていた。殺人事件を起こし、いや相手がロシア要人であったが為に国際問題へと発展しようとしていた。私は、知り合いを擁護したくてブログを書く。その為には、このエピソードとあのエピソードをと欲張りな私は、覚束ない記憶を元に尾ひれの付のおぼろな肖像をブログに書き出した。こうなったらついでに私のことも書かなければ。そんな袋小路へ入り込むと結局、知り合いのためなのか私のためだったのか。私はワケがわからなくなって。
  • 老いぼれ刑事

    老いぼれ刑事

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    定年間近の郷田功。交通課・車庫証明係で勤務する警察事務職員。彼は常に仕事をサボることしか考えていないお荷物社員。反対に自分の仕事以外全く興味がなく、就業規則優先で融通の利かない若手堅物職員の石狩悠太。ある日、定例業務である車庫保管の現場検証に渋々二人で向かうことになった。ある一軒家で二人はある予想だにしない事件に巻き込まれてしまうのであった…。
  • その日東京駅五時二十五分発

    その日東京駅五時二十五分発

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    ぼくは何も考えてない。ぼくは、何も何もできない。頑張って、モールス信号を覚えたって、まだ、空は燃えている――。終戦の日の朝、19歳のぼくは東京から故郷・広島へ向かう。通信兵としての任務は戦場の過酷さからは程遠く、故郷の悲劇からも断絶され、ただ虚しく時代に流されて生きるばかりだった。淡々と、だがありありと「あの戦争」が蘇る。広島出身の著者が挑んだ入魂の物語。
  • レフトハンド
    値引きあり

    レフトハンド

    小説・文芸
    3.6
    1巻440円 (税込)
    製薬会社の研究室で致死率百%のレフトハンド・ウィルスが漏洩。だが、主任の影山は研究の続行を要請する。受け入れられなければウィルスを垂れ流すと脅しながら。第4回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。
  • 若宮撰哥合 編者蔵

    若宮撰哥合 編者蔵

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新古今時代の典型的歌合三種、四本を影印。『水無瀬恋十五首歌合』(親長自筆本=日大図書館蔵、異本=編者蔵)建仁九月十三日、後鳥羽院が水無瀬殿に於て催され、俊成判とされている。『若宮撰哥合』(編者蔵本)「恋十五首歌合」より更に撰歌したもので、後鳥羽院の御自判、建仁二年九月二六日に成る。『桜宮十五番歌合』(書陵部蔵本)「恋十五首歌合」からの撰歌によるもので、俊成が追判して建仁二年九月は、新古今集撰修の最中であり、「十五首歌合」からは新古今集に十五首も入集されている。また、新古今歌風の頂点に立つ問題作が含まれている点でも注目される書。
  • 慟哭の家
    値引きあり

    慟哭の家

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    妻と障害を抱えた息子を殺し、自殺を図るも生き残った一人の男。複雑な家庭環境ゆえの無理心中として同情が集まる中、男は強硬に自らの死刑を望む。弁護を引き受けることになった長嶋駿斗は、接見を重ねるごとに、この事件への疑問を抱き始める。「愛しているから、殺しました」。この言葉に真実はあるのか。社会の「無関心」が生んだ、家族の「悲劇」。江上剛が迫る、家族の「絆」とは。
  • 二重螺旋の悪魔(上)
    値引きあり

    二重螺旋の悪魔

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻440円 (税込)
    遺伝子操作監視委員会に所属する深尾直樹は、ライフテック社で発生した事故調査のため、現地に急行した。直樹はそこで、かつての恋人・梶知美が実験区画P3に閉じ込められていることを知る。だが、すでに現場は夥しい血で染め上げられた惨劇の密閉空間に変質していた……。事故の真相に見え隠れするDNA塩基配列・イントロンに秘められた謎。その封印が解かれるとき、人類は未曾有の危機を迎える!恐怖とスリルの連続で読者を魅了する、極限のバイオ・ホラー。
  • コナン・ドイルの海洋ミステリーI

    コナン・ドイルの海洋ミステリー

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    コナン・ドイルはホームズ物以外にもさまざまな分野の小説を書いており、その作品群は生前にテーマ別に整理され刊行されている。本書に収録した短編はそのうちの『海賊と青海原の物語』と題する一巻で「青海原」に分類されている六編である。幕末の横浜が舞台になっている作品も含まれていて見逃せない。
  • ブラウン神父の醜聞1

    ブラウン神父の醜聞

    小説・文芸
    -
    1~2巻440円 (税込)
    チェスタートンが晩年に書いたブラウン神父もの最後の短篇集。特有のユーモラスな味が一層濃厚になってきて、神秘的な雰囲気がやや薄れ、なかには、純粋のユーモア小説といってもおかしくないような作品もある。だが、どれも、含蓄のあるユーモアたっぷりな書き出しでちょっと滑稽な人物紹介をやってゆきながら、いつか深い瞑想の世界へ読者を引きこんでゆく。これは探偵小説の根本になるトリックが他の追随を許さないほど独創的で巧妙だからだ。本編には「ブラウン神父の醜聞」「手早いやつ」「古書の呪い」「緑色の人」「青君の追跡」の5編をおさめた。
  • 怒りの器

    怒りの器

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「南海もの」といわれるモームの短編集の総決算『阿慶(アーキン)』から「密林の足跡」「機会の扉」「怒りの器」の3編を収録。「私の観察によると、いかなる場合でも、善人と悪人との間には、世の道学者流が私たちに信じさせようとしているほどの違いは、ないように思われる」と書いたモームの姿勢がよくうかがわれる。
  • 白夜

    白夜

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ロシアの都ペテルブルクに出てきて以来、友人が一人もできず、夢想的で孤独な生活を送る青年が、神秘的な白夜のある晩、橋のたもとで一人の少女とめぐりあう。青年は少女に淡い恋心を抱き、逢瀬のたびに気持ちは高まる。だが、その想いは蜃気楼のようにはかなく散ってしまう。ヴィスコンティによって映画にもなったドストエフスキーの初期短編名作。
  • ビンゴ
    値引きあり

    ビンゴ

    小説・文芸
    3.9
    1巻440円 (税込)
    東北の小さな高校で一人の女子生徒が首を吊った。黒板には、誰が書いたか席割りと同じ5×5のビンゴの図。その中央が彼女の席だった。森に響き渡る「リーチ!」「ビンゴ!」の声。そして、恐怖が始まった。
  • グリーン・アイズ
    値引きあり

    グリーン・アイズ

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    雪で孤立した高原に引きこもった青年、内藤健介を待ち受けていたのは、緑の目をした無数の亡霊だった。彼の危険を察知した恋人の奈々子も白銀の高原に向かうが、想像を絶する恐怖が彼らに襲い掛かる。
  • 黒魔術の家
    値引きあり

    黒魔術の家

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    黒木夏夫の家は、母と妻と子供の6人家族。妻の未紗がある日「6っていう数は縁起が悪いのよね」とつぶやいた。そして彼女は人数が「幸福な絶対数1」になるまで人数を減らそうとする。戦慄のサイコ・ホラー! ※本書は、2003年1月に有楽出版社から刊行された『Black Magic Woman』を改題した文庫が底本です。
  • こよなく自由な句集

    こよなく自由な句集

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    日本の各地の自然の風景が浮かんでくる作品で、様々な地で感じたままの感性を表現されている句集。四季折々の風景と自然の素晴らしさが心を和ませてくれます。
  • 私の職業はサラリーマンやくざです。

    私の職業はサラリーマンやくざです。

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ごくごく普通の電気工事士のサラリーマンが仕事で知り合ったやくざの親分に気に入られて可愛がられ、その男気に惚れて入門してしまったのです。しかし一家は企業化し真っ当な家業をし、なんと「サラリーマンやくざ」だったのです。 そんな稼業にまつわる出来事とその男のプライベートな出来事のフィクションとノンフィクションのお話です。 殆どが本当のお話です。 最後にやくざの宿命という結末で終わります。
  • 刹那の奇跡

    刹那の奇跡

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    少しでも一緒にいたいと、遅くなっても会いに来る彼(19歳、大学生、モデル)。 僕(28歳、画家)から見る彼は、ガラスで仕切られた向こうの世界にいるように遠かった。 僕に飽きて彼が離れていっても平気でいられるようにと考えている僕と、僕の過去の恋に傷つきながら、その恋を僕に訊く彼。 以前彼を好きだった通称『姫』との再会。 一年前のささやかな隠しごとにずっと罪悪感を抱いていた彼は、僕との約束の日にある決心をしていた。 「永遠と刹那」の主人公の恋人視点での続編。
  • かもめ

    かもめ

    小説・文芸
    3.9
    1巻440円 (税込)
    19世紀末ロシアを舞台に描かれる作家志望の男と女優を夢見る女の恋。35歳のチェーホフが“恋だらけの物語”として構想した戯曲は、様々な演出家や時代によって形を変え、100年以上の時を経てなお、世界各地で愛され続けている。「人生の本質を見る真の繊細なまなざしを獲得した」と評された演劇史上不朽の名作が今、現代を生きる人々のための瑞々しい名訳となって甦る。
  • エマージェンシー(上)

    エマージェンシー

    小説・文芸
    -
    1~2巻440円 (税込)
    デパート勤務の波子は、弟の隼人と二人暮らし。交際中の彼氏・隆矢との結婚も決まり、幸せいっぱいで隆矢と同棲生活をスタートさせるが……。その直後、隼人の行方が分からなくなってしまう。 隼人は、航空自衛隊の事務官をしている。波子は、隼人が職場の内部事情を知ってしまったが故に失踪したのだろうと考え、隼人の職場である美浜基地に潜入することを決意するが……。
  • 謎の二重墜落~消えた大韓航空858便~

    謎の二重墜落~消えた大韓航空858便~

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    南アフリカ航空機がインド洋上に墜落した翌日、大韓航空機がビルマ上空で消息を絶った。航空関係に強いルポ・ライター、滝雄介は早速取材を始めた。南ア機の乗客名簿の一人「佐伯真一」宅を訪ねると、本人は在宅していた。そして、大韓機にも同じ名前が……!? 自らも操縦桿を握る著者が、謎の大事件を新説で描破する!
  • 本院侍従集 甲本 宮内庁書陵部蔵

    本院侍従集 甲本 宮内庁書陵部蔵

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 甲本・乙本ともに書陵部蔵本を原寸にて影印したもの。殊に甲本は諸本伝わる中、独自のものとして、また原形を最も良く具える伝本とし重要。正確な校本を掲げたに依って、本書の周辺までが窺える。講読、演習に好適。
  • 清少納言集 流布本・異本 宮内庁書陵部蔵

    清少納言集 流布本・異本 宮内庁書陵部蔵

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 流布本の31首(連歌を2首に扱う)、異本の42首、いずれも宮内庁書陵部蔵の影印。両本の差違は流布派生の間に生じたものとみられる。清少納言晩年の心象が垣間見える。
  • 桜宮十五番歌合 宮内庁書陵部蔵

    桜宮十五番歌合 宮内庁書陵部蔵

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新古今時代の典型的歌合三種、四本を影印。『水無瀬恋十五首歌合』(親長自筆本=日大図書館蔵、異本=編者蔵)建仁九月十三日、後鳥羽院が水無瀬殿に於て催され、俊成判とされている。『若宮撰哥合』(編者蔵本)「恋十五首歌合」より更に撰歌したもので、後鳥羽院の御自判、建仁二年九月二六日に成る。『桜宮十五番歌合』(書陵部蔵本)「恋十五首歌合」からの撰歌によるもので、俊成が追判して建仁二年九月は、新古今集撰修の最中であり、「十五首歌合」からは新古今集に十五首も入集されている。また、新古今歌風の頂点に立つ問題作が含まれている点でも注目される書。
  • 王女の渇き
    値引きあり

    王女の渇き

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    自傷跡の残る左手首が発見された。老刑事・井出川は女性ばかりの会社「約束の地」に不審を覚えるが、捜査半ばで謎の言葉を残して不慮の死を遂げる。父の死の原因を探る文博は、その会社へと引き寄せられ、やがて姿を消す。世紀の変わり目に急成長を遂げたその会社は、自傷癖のある男女を集め、演劇公演を企画した。演目は、王女が男の生首を求める劇「サロメ」。その舞台にすべての悪夢が集結していく――。(『サロメ後継』を改題)
  • 喪われた道
    値引きあり

    喪われた道

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    尺八、黒衣、天蓋―青梅山中で殺された男はなぜか虚無僧姿だった。調査を開始した浅見光彦は、尺八名人だった男が、以前住んでいた修善寺ゆかりの名曲「滝落」だけは拒絶していたことに疑問を抱いた。急遽伊豆へ赴き、事件当日、修善寺でも虚無僧が目撃されていた事実を掴む。偶然なのか?直後、第二の殺人が起きた!
  • ゴッド・ブレイス物語

    ゴッド・ブレイス物語

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    【第2回小説すばる新人賞受賞】朝子は、活気あふれる19歳のロックシンガーだ。ライブで人気を集めるバンドを率いている。騙されて行った京都で、そんな彼らが遭遇する愛と冒険の日々…。切ない恋心に胸を焦がしたことのある人なら、自分の不誠実な生き方に後ろめたい想いを抱いて生きている人なら、読んで涙せずにはいられない、花村萬月、鮮烈のデビュー作!
  • 恋愛びより

    恋愛びより

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    門限は8時。当然、女友だちとの外泊も禁止。何人かのボーイフレンドもいたものの、親の言い付けをひたすら守ってきた女子大生の妃佐。就職活動をしようとしても、働くことを許されず、両親に結婚を押し付けられた彼女は、遅い反抗を始めるが……(「窓から髪を垂らしておくれ」より)。愛の切なさを知るたびに、少女から魅力的な女へと成長していく女性たちを描いた三篇の恋愛物語集。
  • 柔らかい心
    値引きあり

    柔らかい心

    小説・文芸
    3.0
    1巻440円 (税込)
    肩肘を張って一人生きつづけてきた律子の元に突然謎の女・美弥が押しかけてきた。運命が、私と美弥を会わせてくれたんだと思う。そして、あなたとも……。ヴェニス・ミラノ・近江、様々な都市を転転とし、やがて三人の男女は本当の自分に辿りつく――。『29歳のクリスマス』をはじめ、女たちの心情を絶妙に描き圧倒的な支持を得た脚本家・鎌田敏夫が、3人の男と女の、果てしなく揺れつづける心を綴る。
  • golden drop

    golden drop

    小説・文芸
    3.5
    1巻440円 (税込)
    学者の卵でリーダー格の都織子、自由な恋を謳歌する映画評論家の千映、婿養子を求めて見合いを重ねる真由美、結婚を目前にマリッジブルーの周子、平凡な自分の人生にいら立つ実奈代、旧家に嫁いだ2人の子持ちの薫。高校時代の仲間たちが数年ぶりに集まった。10代に得た友人は特別だ。その後別々の人生を歩んだとしても……。しかし久々の再会の喜びもつかの間、どこかで虚勢を張り、偽りを演じてしまう彼女たち。25歳の揺れ動く女心を、紅茶のイメージとともに繊細な筆致で綴った、香り豊かな小説。
  • 波間のこぶた

    波間のこぶた

    小説・文芸
    4.2
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こぶたのタッくんのかわいい瞳に人はくぎづけ。あの、玉のような一拳手一投足に思わず笑みがこぼれます。タッくんは、はずかしがり屋だからちょっと無口になる時もあるけど、キヌちゃんはそういうとこよくわかっていて、なにもかも全部、心から好きなんです。甘えて、フキゲンになったときは、いじめていじめてこらしめるように愛してあげると、思わず笑ってしまって、もうどうでもよくなってしまうもので、余裕のある恋っていいですね。思わず抱きしめたい小アクマ的こぶたのイラスト・ストーリー。
  • ナルシス ナルくん

    ナルシス ナルくん

    小説・文芸
    3.3
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ナルくんは、かわいい正直者。ちょっぴり自分のことをよく考えすぎるところはありますが、最後には、やさしさが感じられます。かわいい弟がいて、なかよく遊んだり、ふざけあったりしています。学校には友だちもいます。女の子たちからも、よく話しかけられます。不思議な同級生のようせいくんとは、どんな子なのでしょう。ナルくに近づいてきます。さて、どんなお話がはじまるか、おたのしみです。
  • おでこちゃん

    おでこちゃん

    小説・文芸
    4.5
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おでこちゃんはおさる好き。そして散歩や遊びが好き。今日もトコトコ歩いてます。何かぴかりとくるものを見つけるために。かわいくておてんばな、おでこちゃんの日常。イラストストーリー。
  • 岩場のこぶた

    岩場のこぶた

    小説・文芸
    5.0
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 銀色ワールドを確立した「波間のこぶた」の純で愛さずにいられないキャラクターが待望の再登場! 主人公“タッくん”の日常をほのぼのと描く、愛しくて切ないイラストストーリー集。
  • 泡とそよ風

    泡とそよ風

    小説・文芸
    3.0
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ……泡はきれめなくたちのぼり その無数のつぶつぶできれいに洗い落としていく 悪夢も夢も葛藤も……泡がたちのぼるように生まれつづける思い。ハートフル・イラスト詩集。
  • 校本成尋阿闍梨母集

    校本成尋阿闍梨母集

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵本を底本とし、表記ほか、本文中の傍注、書き入れ等、すべて底本通りを第一義とし、厳密さを期して翻刻。冷泉家蔵本をもって校合し、その差異を示した。解題篇では、伝本の成立、作者及び子息成尋の出自、作品の内容、研究史等多角的に考察している。
  • Red Moon~ヴァンパイア~

    Red Moon~ヴァンパイア~

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    颯太とあおいは、ラブラブカップル。ある日、颯太がインドに出張に行くことになり、あおいは、颯太が早く帰って来るように、本に載っていた赤い満月の魔法をかける。次の日、颯太は帰ってくるが、様子が、おかしい。実は、帰ってきたのは颯太に化けたヴァンパイアのテミナだった。あおいは間違えて、ヴァンパイアを呼び起こす魔法をかけてしまった。テミナは、人間になりたくて『あおいを本気で好きにさせ、血を吸うことができれば、テミナが人間になり、あおいはヴァンパイアのなる』約束を、上級ヴァンパイア、ライアとしていた。
  • ただ、愛しただけなのに~男たちの恋愛事情~

    ただ、愛しただけなのに~男たちの恋愛事情~

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    目が覚めると、そこはラブホのベッドの中で下着姿だった私。 慌てて着替えて帰宅すると友達の優美から連絡があり、テレビをみろという。 言われた通りにテレビを見ると、さっきまでいたラブホで事件があったらしい。さらに優美のイトコの拓巳さんが訪ねて来て、飲み会のあと、どうしたのかを聞かれる。 関わりたくない私は嘘をついてしまうのだけど、その嘘が後々厄介なことになり、私たちは事件に関わってしまう。 ただ愛しただけなのに…その感情がある人を狂わせただなんて…複雑な恋愛感情が絡み合うミステリ。 ※作中、スペルや記号が出てくるので「横書き」表示をお勧めします。
  • ろまん燈籠

    ろまん燈籠

    小説・文芸
    3.9
    1巻440円 (税込)
    〈兄妹五人あって、みんなロマンスが好きだった〉。退屈になると家族が集まり、“物語”の連作を始めるのが習わしという風変わりな一家、入江家。兄妹の個性的なキャラクターと、順々に語られる物語世界とが重層的に響きあうユニークな家族小説「愛と美について」ほか、「ろまん燈籠」「秋風記」など、バラエティに富んだ秀作七編を収録。
  • 吉野北高校図書委員会

    吉野北高校図書委員会

    小説・文芸
    3.9
    1~3巻440~484円 (税込)
    気の合う男友達の大地とかわいい後輩がつきあいだした。彼女なんて作らないって言ってたのに。地方の高校を舞台に、悩み揺れ動く図書委員たちを瑞々しく描いた第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞受賞作。
  • さいはての二人

    さいはての二人

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    あなたはあたし、あたしは、あなた。どこにでもいそうな中年男と、日本人離れしている容貌の二十六歳の女。寄り添い、抱き合い、慈しみあい、二人はごく自然に求めあっていった――。
  • ロックンロールミシン2009(小学館文庫)

    ロックンロールミシン2009(小学館文庫)

    小説・文芸
    4.5
    1巻440円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 社会人三年目の賢司は変わりばえのしない仕事に燃え尽きぎみ。彼女もいて傍目には悪くない生活に見えたが…。フリーターをしていた高校時代の友人・凌一が仲間達とインディーズブランドを立ち上げることになった。戦略ゼロながら熱く服づくりに励む彼ら。ファッションにまるで興味がないものの、ほとばしるエネルギーに圧倒され、賢司は次第に重要なメンバーとして頼りにされる存在になっていく。1998年度三島由紀夫賞を受賞、2002年に行定勲監督により映画化された作品を全面改稿、大幅加筆。ミシンと糸が紡ぎ出すロックな「青春ワーキング小説」決定版。
  • 私と遊んで

    私と遊んで

    詩集「指差すことができない」(青土社刊)で第19回「中原中也賞」に選ばれた大崎清夏初の電子詩集。今回はマイナビブックスブログ「日々が紙から飛びだして」で冬から春にかけて連載された作品に、書き下ろしなどを加えた全15編を収録。「雪」「啓蟄」「海」……。普通の言葉が読みやすく心地いい作品です。季節を感じながらお楽しみください。 【目次】天地創造の日は雨だった/地図/二十四節気なんて知らない/雪の映画祭/挨拶/春の師匠/特別な日/たのしいデモ行進/我ら装う/ベッドと朝食/聞く係り/アルプ/私は私に/沼津の少年愛/アンヘリート/あとがき
  • 白い手

    白い手

    小説・文芸
    3.4
    1巻440円 (税込)
    親分格のヒロミツ。括約筋の働きが悪い松井。コロッケ屋の息子・神田パッチン。そして思い出しても“しん”とした気持になる〈白い手〉の女の子。海がひかり、風がおどり、森がさわいでいたあの頃。歩いていく先すべての風景が優しくするどく輝き、いつも何かがキラキラしていた少年たちの黄金時代。シーナとその仲間たちがくりひろげる、冒険と試練と友情の物語。
  • お犬様捕物帳

    お犬様捕物帳

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「親分、大変だッ」「おめえの大変は耳にタコができてらァ」ポンと長火鉢に煙管を打ちつける朝日の親分。ルパンはなんと軽業一座で南蛮渡りの珍獣に……。元禄時代の江戸を舞台に、ルパンと盗賊団の死闘! ――お話かわって現代。探偵小説クラブで合宿中の健と美々子の前で殺人が! 大好評迷犬ルパン・スペシャル第3弾!
  • 精神分析殺人事件

    精神分析殺人事件

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    「また宿題をやってこなかったのね!」若い女教師中原みどりは、クラスの中でいつも一人だけ反抗的なその少年の頬を激しく打った。だが少年はたじろぐどころか、逆に燃えるようなまなざしで彼女を見返した。数日後、郊外の桑畑でみどりの死体が発見された。捜査線上に例の少年が浮かび、彼の部屋から血のついた小刀が発見された。さらに、ミドリ色の昆虫に限って切りきざむ少年の奇癖が明るみに出たのである……。犯罪者の深層心理を鋭く抉る異色の短編集。表題作ほか四編を収録。
  • 信さん(小学館文庫)

    信さん(小学館文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 福岡・飯塚の炭坑町。私の小学生時代、町で知らないものはいないひとりの悪童がいた。その少年、信さんは、内向的で漫画を読むことが唯一の楽しみだった私を、ある日、いじめから助けてくれた。直後、その場を偶然通りかかった私の母は、誰もが恐れる信さんに微笑みかけた。その日から、信さんと私はいつも一緒だった。昆虫の群れる樹木の在りかから、鉄人28号の似顔絵まで、信さんは様々なことを教えてくれる遊びの天才でもあった。しかし、そんな日々も長くは続かなかった-。人生という名の野っ原を全力で駈けた少年が、いた。心に青く沁みる、名もなき魂の物語。
  • 兄いもうと 子規庵日記
    値引きあり

    兄いもうと 子規庵日記

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    正岡子規の妹・律は、幼いころ「私は兄さまのお嫁さんになるんよ」が口癖だった。実際、二度結婚し、二度とも離婚して実家に戻る律。やがて、脊椎カリエスを病み、激痛にのたうちまわりながら仕事を続ける子規の闘病生活を、彼女は命を燃やすかのような献身的な看病で支える。壮絶な兄妹愛を描く傑作長編!
  • 売り出された花嫁

    売り出された花嫁

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    友人と入ったパーラーで「愛人契約」の現場を目撃した水畑貴士。女に契約を持ちかけていたのは、中学生時代に世話になっていた家庭教師・落合だった。突如放たれた銃弾から、咄嗟に恩師をかばった水畑は――。一方、落合の紹介で老人と契約を結んだ双葉あゆみは奇妙な「愛人生活」に困惑。老人の企みとは? 女子大生・亜由美は友人の水畑、同じ名のあゆみを救うために大奮闘! 表題作ほか「泣きぬれた花嫁」収録。
  • 食べてしまいたいほど

    食べてしまいたいほど

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    「食べ物を粗末にしてはなりません」 人間と同じ姿をし、人間を捕食して生きるあやかし、《人喰い》。その1人である薄羽(うすば)は、なりゆきで拾った人間の子供を柾(まさき)と名づけ、非常食として育てることに。 18年後、食べごろに成長した柾と薄羽の関係に、変化が生まれる。いっぽう、2人の住む街にも、気付かないうちに異変が……。 異種族間の奇妙な絆を描いたオカルト・サスペンス。 通常価格400円のところ、期間限定100円でお買い求めいただけます。
  • 春雷

    春雷

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    父清四郎が94歳で不慮の事故で死亡。母千代もその2年後にこの世を去った。重度の痴呆症であった母に父清志郎の死を伝えるすべはなかった。夫婦それぞれの骨は、父は本家のカトリック教会の納骨堂に入り、母は代々の墓がある浄土宗のお寺に入ることになった。『父ちゃん死んだら一緒に天国へ行こうね』と生前繰り返し言っていた母であったが…。死して二人は、宇和島と松山、100キロも離れた別々の場所に納骨されることとなった。 残された子供たち5人それぞれの思いと三男構造に伝えられた母からのメッセージ。母の思いは遂げられるのか。 松山、宇和島を舞台背景に、主人公毛利構造の母への思いを、情感あふれる筆致で書き綴る「春雷」書き下ろし。 通常価格400円のところ、今だけキャンペーン価格100円で読むことができます。
  • フランダースの犬

    フランダースの犬

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    みなし子となったネッロ少年には、忠実な老犬パトラッシェと一緒に、アントワープの町の人たちに牛乳を届けに行くのが残された唯一の暮らしの道だった。絵を描くことが好きだったネッロの夢は、町の教会堂にあるルーベンスの絵を見ることだった。ある日、放火の疑いを受け村を追われたネッロは凍てつくクリスマスの朝、教会堂までたどり着く。ルーベンスの絵は目の前にあった。だが……
  • 手と目と声と

    手と目と声と

    小説・文芸
    4.2
    1巻440円 (税込)
    「長いあいだ、ぼくは抵抗してきたよ。長い抵抗だった」――在日朝鮮人水泳選手のきびしい生きざまが、中学生たちの心を熱く揺さぶる「水の話」。沖縄を旅する少女の心情を細やかに綴った「手」。インドネシアで出会った子どもたちの澄みきった瞳が印象的な「目」。そして、障害を持つ子どもたちが内に秘めた豊かな世界を生き生きと描き出す「声」。さまざまな人生、さまざまないのちを真摯に見つめ、読む人の心に豊かな光をやどらせる、宝石のような四編の小品。
  • エジプト・ツアー ショック療法

    エジプト・ツアー ショック療法

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    団体ツアーは、一種のショック療法である。日ごろ、関わる機会のない人たちと、四六時中一緒にいて、過酷なスケジュールで未知の土地を駆けずり回る。この経験は、二つの側面から、自分を、より客観的に見つめる機会を与えてくれる。まず、未知の土地に身を置くことにより、住み慣れた環境での「常識」から開放される。また、未知の人々と一緒に過すことにより、限られた人間関係の中で硬直していた感情や思考方法からも自由になれる。これらにより、同じような毎日を繰り返しているうちに、一つの型に固まってしまいそうだった自分自身の瓦解、新しい自分の再構築というプロセスを経験できる。  仕事で多忙を極める主人公が、敢えて団体ツアーに参加しようと決めたのも、自分の状態に対する本能的な危機感ゆえだったのかもしれない。会社での重責、配偶者の死、遺された三通の手紙、そして記憶―主人公を取り巻く全てのものが、前に進もうとする気持ちを萎えさせる。このままではいけない―そんな思いに駆り立てられるようにして、主人公は旅に出る。  旅先での思いがけない出会いと別れを通じて、主人公は理解する。自分がどんな人間であって、それが、周りにどんな影響を及ぼしてきたのか。そして、苦しみながら、過去をありのまま受け入れる。  そうして初めて、新しい「始まり」が、いつでも可能であることに気がつく。旅から戻った主人公は、はっきり理解している。過去の過ちを繰り返さないために、自分が今、何をするべきかということを。
  • 土星を見るひと(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    土星を見るひと

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    作家椎名誠の日常を切り出す私小説的短編集。学校の宿直中にもぐり込んできた女との秘かな体験をする「壁の蛇」。土星専門の観測者を取材するなかで、いのちを感じる「土星を見るひと」。 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 <目次> うねり 壁の蛇 クックタウンの一日 桟橋のむこう コッポラコートの私小説 ボールド山に風が吹く 土星を見るひと あとがき 対談 椎名誠×目黒考二 電子書籍版あとがき 椎名誠の人生年表

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  • 殺人の赴任

    殺人の赴任

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    まるで迷い込んだ蝶のように目の前に現れた明日めぐみに道浦良一は急速に傾斜していく。単身赴任による二重生活を続けるうち家族との絆を完全に失ってしまっていた道浦には、少女の面影を残したそのコールガールと過ごす時間が、心に鬱積したしこりを癒してくれるように思われたのである。――ところが、めぐみはホテルの一室で常連客の死に遭遇し、警察に通報したまま消息を絶ってしまった。やがて彼女も死体となって発見される……。森村ミステリーワールド。(「猫型の宇宙」改題)
  • 殺人の組曲

    殺人の組曲

    小説・文芸
    5.0
    1巻440円 (税込)
    新入社員の何気ない言葉に不安を募らせ自ら破滅の道をたどる男の心理を克明に追う「藪の狼」、人生の縮図“終電車”を舞台に複雑に揺れ動く男女の内面を鮮やかに描き出す「殺意」「新たな絆」、偶然スナップに写っていた女のわずかな表情の陰りから事件の真相が明らかになって行く過程を描いて知的興奮を誘う「写真」など、犯罪が形作る現代社会の断面の人間模様を描破する知略と愛情に満ちた九つの傑作を収録する、オリジナル短編集。
  • 女流

    女流

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    女流作家・太田満子の前に現れた夫の弟子にあたる年若き青年。若さゆえの一途な想いに心揺れる満子。恋する想いの純粋さと残酷さを、細やかに描きつくし“この日本では稀な真の恋愛小説”の誕生と絶賛された名作。女流作家の愛と生と死の軌跡。
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

    若葉のころ(凜一シリーズ)

    小説・文芸
    4.2
    1巻440円 (税込)
    京都の大学に進学し、二度目の春を迎えた凛一。氷川と逢える平穏で幸福な日々がようやく訪れたかに思えたが、三年ぶりに帰国した有沢が、再び凛一の心に波紋を広げていくのだった。そんなおり、大学フットボール部の主将として活躍する氷川に関する情報を外部に漏洩しているという疑いが凛一にかけられる。ふたりはこのまま逢うことができなくなるのか……。好評シリーズついに完結。
  • 逢はなくもあやし

    逢はなくもあやし

    小説・文芸
    3.8
    1巻440円 (税込)
    旅に出たまま戻らない恋人を探すため、OL・香乃は彼の故郷である奈良・橿原を訪ねる。しかし彼の母親から彼は既に亡くなったと告げられる。「すぐ戻るから待ってろよ」と言ったのに、なぜ…。時が止まったような町で答えを探す香乃は、考古学者から亡き夫の復活を待ち続けた女帝・持統天皇の逸話を聞かされる。「待つ」ことの意味とは――。時を超え、男女の想いが交錯する。カンヌ映画祭出品『朱花の月』原案小説。
  • 坊主頭と訓練と、青い空

    坊主頭と訓練と、青い空

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    塚本翔平は航空自衛隊の自衛官になることを志し、崎浜基地の教育隊で厳しい訓練を受ける日々。同部屋で生活を共にする森島や小幡に助けられ、何とか毎日を過ごしている。恋心を寄せる女性・琴乃も現れ…。 そんな中、小幡が壮絶なイジメに遭っていることが判明し、同部屋の翔平も処分を受けることに…。 男同士の友情や確執、そして淡い恋模様を描いた青春グラフティ。
  • アイドル彼氏と10の不思議な恋

    アイドル彼氏と10の不思議な恋

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    すうは、地味で、おとなしいOL。仕事帰りに、寂れた珈琲店で、店に置かれた本を読むのが日課。ある雪の日に、怪しげな黒ずくめの男が店に入ってきて、知り合う。彼は、なんと国民的なアイドルだった。すうとアイドル、ジュンは互いに惹かれあい付き合いだすが、ジュンはアイドルな他にも、不思議なことが、よく起こるのだった。優しくてカッコイイ王子様みたいなジュンが、影、ツンデレ、ヴァンパイア、鏡、パラレルワ─ルド、幽霊、天使など、変貌を遂げる、オムニバス形式の不思議な恋愛物語。
  • ポワロ登場! 1

    ポワロ登場!

    小説・文芸
    4.5
    1~7巻440~495円 (税込)
    ミステリの女王クリスティの創造したポワロものの面白さ、抜群の冴えは、短編でも遺憾なく発揮される。おなじみヘイスティングズとの絶妙なコンビのやり取りにも、各所でニヤリとさせられる。このシリーズには、6巻と7巻に重厚なポワロもの中編4編をくわえ、ポワロもの中短編全集といってもよいほど、ほとんどの作品を収めてある。
  • ミス・マープルのご意見は? 1

    ミス・マープルのご意見は?

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻440円 (税込)
    セント・メアリ・ミード村で静かな暮らしを送るミス・マープルは、人のうわさ好き。どんな出来事にも興味をもち、好奇心旺盛で記憶力も抜群。編物をしながら、じっと話に耳を傾けている。ガーデニングも好きで、通りかかる人物にも注意を怠らない。そして驚くべき洞察力で、事件の謎を解いてしまう。ミス・マープルは長編「牧師館殺人事件」で初めて顔をみせ、 その後、多くの短編・長編で活躍した。「ミス・マープルの物語は、書いていてとても楽しかった。わたしは、自分が作ったこのおだやかなおばあさんが大好きになってしまいました。読者のみなさんにも好きになってほしいと心から願っています」作者はこう書いた。
  • 水平線ストーリー

    水平線ストーリー

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    心をとらえた一枚の写真(ワン・シーン)が、僕の胸で、潮の香りにつつまれて一編の小説になる。砂浜に並んで坐り、最後の夜を一緒に過ごした彼女。オール・ブラックスに憧れて、チョコレート色の肌を汗のしずくで輝かせながら駆けていった少年。失った恋の思い出に、一粒の涙をこぼしたあの娘。汗も涙も思い出も、海からの熱い光で、少しだけ大人の色に変わる。34編の恋の真空パック。鮮やかな日々を描いた小説集。
  • 老人と海

    老人と海

    小説・文芸
    5.0
    1巻440円 (税込)
    舞台はキューバの港町とメキシコ湾流の広大な海、84日間も魚を釣り上げることができなかったサンチャゴ老人は、いままた使い慣れた舟の帆を張り、ひとり外海へと出かけてゆく。目指すは《まかじき》だ。…ついに大物がかかる、二日にわたる死闘のあと、老人はとうとう「わしの大きな魚」を引き寄せ、その姿を目にする。ヘミングウェイの代表作。
  • 狭き門

    狭き門

    小説・文芸
    5.0
    1巻440円 (税込)
    ジェロームのアリサへの愛は、「頭脳の恋」であった。相手のなかに自己の理想の反映を見出し、偶像として祭り上げてしまったとき、それを知った相手は「あるべき姿」を負担に思うようになる。アリサの死後、ジェロームに贈られた遺書「アリサの日記」はその心の葛藤を生々しく語る。「この作品はまことに平易な文章で綴られている。それなのに、その行間がもたらす緊張感とこの作品を読みながら促される思索の一貫性については、まったく類がないほどの質になっている。まさにアンドレ・ジッドの彫琢だ」…松岡正剛。
  • 恋愛自由自在

    恋愛自由自在

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    この本には、どうしたら、相手の男のコに気に入ってもらえるようになれるのか、どうやったら、いつまでも彼の気持ちを引きつけておけるのか、ってヒミツのテクニックが、ギッシリと詰まっています。何回も読み返してください。デートする前にもした後にも、恋愛の文法や法則を暗記しちゃうくらい、何回もです。なぜって、学校のお勉強同様に、恋愛にも予習や復習が必要なんですから――。街でのデートの仕方から具体的な恋愛相談まで、クリスタルな恋愛講座。
  • 闇の中の黄金

    闇の中の黄金

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    邪馬台国を取材中、親友の自殺を知らされた津野田は、その原因を探るべく調査を開始した。そして死の直前、彼もまた邪馬台国のありかを追って、国東半島を訪れていたのを知った。国東に向かった津野田は、そこで見た世界の金市場を牛耳る黄金商人の集まりで、日本歴史に隠された重大な秘密に気づいた。邪馬台国の秘密につながる莫大な黄金の夢を取り巻く人々と、背後に暗躍する“嘘部”一族。古代より、日本歴史を陰から動かす謎の一族嘘部の活動を雄大な構想で描くシリーズ第2弾。 カバーイラスト/杉本一文
  • 聖母伝説

    聖母伝説

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    私がバーでマネージャーをしていたある日、突然チンピラが乱入し店内で発砲した。撃たれたのは幼なじみの谷口怜悧男。しかし彼は、重傷を負ったものの、超人的な回復力をみせたのだった。以前から、怜悧男にはどこか得体の知れないところがあったのだが……。怜悧男が背負う驚くべき出生の秘密が明らかにされていく――。不思議な男とのかかわりを半自叙伝風に綴る、伝奇ロマンの秀作! カバーイラスト/杉本一文
  • 獣人伝説

    獣人伝説

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ある朝、神崎順一郎は来ているはずのない伊東のホテルで目ざめた。しかもポケットには“G・O・D”と記された一枚の奇妙なカードが入っていた。これは何だ。どこで手に入れたのだろう。――だがこの日から、彼は不思議な力を持つようになった。まるで悪魔のように薄気味悪く、いやらしい尾をたらした“有尾人間”が見分けられるようになったのだ。そして彼等に出会った時、神崎はいつの間にか襲いかかり、首を締めあげていた。鬼才が現代の悪魔狩りをテーマに描く、会心の伝奇長編。 カバーイラスト/杉本一文
  • SPEAK EASYの魚たち

    SPEAK EASYの魚たち

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    大都会の片隅にある、ほんとのモグリ(ダイバー)たちが集まる安酒場。ここで働いている私が耳にした愉快な常連モグリたちの、とっておきの物語。少し回ってきたついでに話しちゃいます――、ボラ目〈ノブオ〉必死の純愛ダイビング・プロポーズ。見てくれも本人の話もどうも女タラシッぽい滑止大学〈タラ〉の真面目な“イントラ殺し”。誰よりもやさしい〈KIN坊〉の南の海でのラブストーリー――ああ、話をしていたら、私、楽しくなっちゃってますます回ってきたみたい。
  • 下町探偵局PART1

    下町探偵局

    小説・文芸
    -
    1~2巻440~484円 (税込)
    下町(しもまち)探偵局、ところが東京・両国にあるところから人呼んで下町(したまち)探偵局。仕舞屋(しもたや)の二階でひっそりと開業中。久しぶりに登場した依頼人は、なんと顔見知りのラーメン屋の出前の女の子。実は、ある大金持ちの家にお手伝いさんとして転職したいので、そのお屋敷の内情を探ってほしいというのだ。さっそく、調査は開始されたが……待てよ、なんとはなくオカシイゾ。探偵局の面々に、大家のお婆さんや下駄屋の悠さんが絡まってくりひろげる人情探偵劇。
  • 恋人たちの憂鬱

    恋人たちの憂鬱

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    どんな恋人たちにも時間は等しくながれる。愛し合い、いさかい、投げかけるキスや言葉のどこかにやがて見えかくれする別れの予感。それでも男と女は熱いため息で不安を吹き消し、真実のひとかけらを探そうとする。喜び、哀しみ、別れの後の未来を胸にしまいこんで――。さまざまな愛のきらめきを描いた、10の恋物語。
  • 幻視街

    幻視街

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    大暴風の襲来に荒れ狂う海。その中に浮かんでいた一つの生命が、波が激しく打ち寄せる岸壁を這いのぼり、近くの家に助けを求めた。それは記憶をなくした全裸の男だった。彼は、温かく迎え入れてくれた一家をまたたく間に惨殺し、東京へ向かった。なぜ、そうするのか、彼にはまるでわからなかった。ただ、そうしなければならぬような指令が、どこかから与えられるのだ。その命令者とは……。そして男は誰なのか……。現代社会の中に突然ひらく、恐怖のかずかずを描く傑作群。 カバーイラスト/杉本一文
  • カムナビ(上)
    値引きあり

    カムナビ

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻440~462円 (税込)
    若き考古学者・葦原志津夫は、前代未聞の土偶を発見したとの報を受け、茨城県の石上遺跡へと向かった。しかし、現場には無残な焼死体が転がっており、情報提供者とも連絡が取れなくなってしまう。彼は十年前に行方不明になった志津夫の父に関する情報も手に入れていたようだった。志津夫はわずかな手掛かりを頼りに調査を始めるが、徐々に、この事件が人類を破滅へと導く幕開けであることに気づかされる……。前人未到のスケールでおくる、傑作サイファイ・ホラー。
  • 棒の哀しみ

    棒の哀しみ

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    グレーのスーツ、地味なネクタイ、きちっと刈った髪。よく独り言を呟く神経質な男。一見普通に見えるが、田中という、棒っきれのようにしか生きられないやくざ者だ。強欲な親分の下、苛立っていた。素人をいたぶり、若い衆がやるようなことをする日々。先頭に立って抗争を乗り切り、跡目をとったつもりになるが、分家を言い渡される。のし上がらねばならぬと肝を決めた。文体の実験的試みが話題を呼んだ記念碑的な連作短編集。
  • 魂の岸辺

    魂の岸辺

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    東京は下町、向島の料亭に生まれた川田周一。十四歳。母はすでになく、父も別居していた。義兄が家を出て、二人の異母姉と周一だけになった。刑事や物騒な連中が来るようになり、店を嵐の気配が包む。そんな中、周一は煙草や酒を覚え、喧嘩を女を知っていく。しっかり眼を開けていろ、との板前・久我の言葉を胸に、男という向こう岸へ、泳ぎ渡りはじめた少年の成長を描いたハードボイルド青春小説。
  • コースアゲイン

    コースアゲイン

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    「コースアゲイン」とは「進路を元に戻せ」という船の専門用語だ。男はどこへ向かい、なぜ元に戻ろうとしているのか。この言葉は何を意味しているのか。物語の中には、酒があり葉巻があり、船があり海がある。そして男がいて女がいる。壮年の作家を主人公とした、一作一作が著者の心の傷から滲み出しているような、あたかも私小説とも思える20の短篇が収められている。
  • 真夜中の五分前―five minutes to tomorrow side-A―

    真夜中の五分前

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻440~484円 (税込)
    少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。洒落た語りも魅力的な、side-Aから始まる新感覚の恋愛小説。偶然の出会いが運命の環を廻し、愛の奇蹟を奏で出す。
  • 罅・街の詩

    浅生シリーズ

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻440~550円 (税込)
    30歳を前に商社を辞めて転職した。やくざまがいの探偵稼業。それまでの自分は投げだした。なぜこんなことを始めたかも、考えないようにしていた。そして、汚れた都会の罅の間から聞こえてくる人々の呻きに耳を傾け、その声を胸底に深く沈めてきた。女に言われた。街に詩を書いている。人の心が綴る詩を書いている。探偵、浅生。32歳。哀切で情感あふれる北方ハードボイルドの名編。
  • 詩集 すみわたる夜空のような

    詩集 すみわたる夜空のような

    小説・文芸
    4.1
    1巻440円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見上げると、夜の広さ、しんしんと降りそそぐ、夜の深さ――。何かがだんだんあいまいに死んでいくようなつきあいより、すみわたる夜空のような孤独を。片思いをしているすべての人に捧げる詩集。
  • 石濤

    石濤

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ある日突然、中国の画家・石濤の絵が一点舞い込んできた。深夜、ウイスキーの水割を飲みながらその軸に対い合っていると、不思議にアレルギー地獄から解放される。だが、どこからともなく聞こえてくる持ち主の嗄れた声。以後、度々交わされる老人との挑発的な対話……忍び寄る死の予感と対峙するような表題作他、「生きる」など全五篇を収録。作家の生涯の仕事を凝縮した最後の短篇集。
  • 夜の声

    夜の声

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    交通事故で負傷した万葉研究家の千沼鏡史郎は、深夜、病院の一室で神の声を聞いた。「人間の心を正せ、世の紊れを直せ!」今や汚辱と虚偽に満ち満ち、魔ものどもの跳梁するこの世に闘いを宣し、万葉の浄らかな心を取りもどさねばならぬ――崇高な使命を自覚した彼は、家人の目を盗み、最愛の孫娘を連れて旅に出た……。ほのかなユーモアの底に現代への鋭い批判をこめた異色作。
  • この人と結婚するかも

    この人と結婚するかも

    小説・文芸
    3.3
    1巻440円 (税込)
    気になる男性と出会うたび、「この人と結婚するかも」って直感する。けど、結果はいつも外れ。このままじゃ私、ただのイタい妄想独身女!? 二度と変な直感は抱かないと反省したのも束の間、英会話教室で出会ったケンのことが早速気になって……(『この人と結婚するかも』)。その他、迷走する男の勘ちがいを描く『ケイタリング・ドライブ』を同時収録。女も男も、恋をしたら妄想がとまらない!
  • ベリーショート

    ベリーショート

    小説・文芸
    3.5
    1巻440円 (税込)
    放課後の教室、休み時間のおしゃべり、川沿いの通学路――「昨日、私は一年と三か月ぶりに学校へいった」。片想い、ともだち、いじめ――切なくて心が痛くなる。17歳。「大した悩みがあるわけじゃないのに、生きてるって大変なことだって、この頃思う」。ピュアで多感な高校生のリアルな日々を、小さな物語に紡ぎだした26篇。甘酸っぱいベリーの味がするショート集。
  • 自殺倶楽部

    自殺倶楽部

    小説・文芸
    4.0
    1巻440円 (税込)
    「私」は高校二年生。ある放課後、図書館で「海の泡同盟」と称する詩を読む会に誘われたが、その集まりは、実は自殺を目的とする集団だった。そこで「私」に課せられた役割は死を見守ること、他人の死を記録することだった――。「ヒカルモノ」である死と、その対照にある「ヨドムモノ」としての生。真っ直ぐに生きようとすればするほど、死に近づき魅了される十代の純粋な魂の軌跡を描く問題作。

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