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  • 失敗の本質
    4.2
    敗戦の原因は何か? 今次の日本軍の戦略、組織面の研究に新しい光を当て、日本の企業組織に貴重な示唆を与える書。ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ沖海戦、沖縄戦という大東亜戦争における6つの作戦の失敗の原因を掘り下げ、構造的問題と結びつけた日本の組織論の金字塔。
  • アメリカのジレンマ 実験国家はどこへゆくのか
    3.8
    反米/親米を超えて変わりゆく大国の素顔をとらえる 「貧困大国」等々のアメリカ衰退論は、どこまで的を射ているのか。これからの対アジア政策、中東政策、日米関係はどうなるのか。そして“ポストオバマ”のアメリカはどこへ向かうのか――。戦後70年を機に、気鋭の文化人類学者が、「歴史認識」「政治」「社会」「外交」から、アメリカ社会の実相とダイナミズムを鮮やかに描きだす。 ※写真の一部をカラーで収載しています。 [内容] 第一章 アメリカの「歴史認識」──日本像から見る (1) 不可解な日本の「保守」 (2) なぜ右派が警戒されるのか (3) 更新される「歴史認識」 (4) 「ディスカウント・ジャパン」への反応 第二章 アメリカの「戦後」──保守とリベラルの相克 (1) 「自由社会の盟主」はいかにつくられたか (2) 「黄金の五〇年代」を起点とするアメリカ現代史 第三章 戦後社会の変質──自由大国のジレンマ (1) 「個人化」する社会 (2) 保守化する経済、拡大する格差 (3) 超資本主義化する政治 (4) 新自由主義的「自治」の加速 (5) 社会のリベラル化 第四章 オバマ外交の現実──「世界の警察官」からの退却 (1) アメリカ再建への要請 (2) アジアへの「リバランス」 (3) 転機を迎える日米関係 (4) 中東をめぐる混迷 第五章 「アメリカの世紀」は終わったのか──親米/反米を超えて (1) アメリカ衰退論を検証する (2) アメリカの自画像 (3) アメリカへのまなざし
  • 自宅で親を看取る 肺がんの母は一服くゆらせ旅立った
    3.5
    とことん寄り添う。 そう覚悟を決めて臨んだ 最期の日々。 悔いはほぼ、ない。 病院から在宅へ――88歳の母と過ごしたかけがえのない時間。 自宅で穏やかに最期を迎えさせたい。 迷いはあったが、私は決意した。 母を退院させ自宅療養に切り替える、 そして、私が自宅で母を看取る。 この時点で私は覚悟を決めた。 病院から在宅へ――穏やかな看取りを実現するために何をすればよいか。ケア・マネージャーとの連携、在宅医/看護師との相性、公的支援を賢く使う方法など、自らの経験を明らかにすることで、読者に大きなヒントを与えてくれる一冊。
  • 円安インフレが来る
    -
    黒田異次元緩和が目指す2%のインフレ目標。国民経済を明るくするはずの政策だったが、円安による輸入物価の上昇、人手不足に消費増税が加わり、消費も実質賃金も一向に上昇しない。日本人の知らない人工インフレは本当に日本を再生させるのか――。本書は、週刊エコノミスト9月16日号の特集「円安インフレが来る」をまとめたものです。 主な内容は以下のとおり 第1部 不都合な現実 ・円安、増税、減収 三重苦インフレの始まり ・円安「負の効果」・輸出が増えにくく国民の負担が増えやすい ・プロが見通すドル・円相場予想 ・中低所得層に大打撃! 本当は怖い「2%インフレ」の正体 ・インタビュー 浜田宏一 内閣官房参与(米エール大学名誉教授) ・原油高ショック 秘策はガソリン課税の停止 ・実質賃金はマイナス 家計の「体感インフレ率」は4%超の現実 ・金融緩和も財政政策も弊害に 「アベノミクス」の四つの誤算 第2部 歴史に学ぶインフレ ・Q&Aで分かる!インフレの歴史と正体 ・インフレで債務を圧縮した英国の歴史から学ぶもの ・昭和恐慌の歴史 高橋財政の失敗に学べ ・賃上げの歴史 インフレが作った賃金体系とベア
  • 日本人のための「集団的自衛権」入門
    3.8
    集団的自衛権の行使を容認すべきか否か。真っ向から意見は対立し続けているが、そもそもその由来や意味をどれだけの国民が知っているのだろうか。政界きっての安全保障政策通が、その成り立ち、日本における解釈の変遷、リスクとメリット等々、あらゆる疑問に正面から答える。「地球の裏側に行って戦争する権利だ」「日本が戦争に巻き込まれる」といった誤解、俗説の問題点を冷静かつ徹底的に検討した渾身の一冊。
  • マンガで読む国防入門
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この本は2007年2月発行の底本『マンガで読む国防入門』(石破茂/あおば出版)を電子書籍化したものです。 憲法第9条とは? 日米安保とは? 集団的自衛権とは? ほんの少しの興味からでも、まずはこのマンガで触れてみてください。 <石破茂氏による「はじめに」より> 防衛庁長官退任後の2005年1月、『国防』と題する本を出版しました。 正直な話、このような硬いテーマの本がそうそう売れるとは思っていませんでした。しかしそれから二年弱の間に、この種のものとしては珍しく五万三千部も出て、まだ絶版になることもなく、少しずつ出続けているそうです。 我々政治家は「国民はどうせ安全保障なんかに興味がない」と思いがちですが、実は国民の皆さんのほうが安全保障に対する意識が高いのではないか、我々がそれに向かって発信する意欲や力に欠けていることこそが問題なのではないかと思うことがあります。 (中略) 今回、その『国防』をマンガにしてみないか、というお話があったとき、最初はその内容がまったく想像できませんでした。 しかし、本とはまた別の形で、違った層の国民の皆さんに日本の安全保障の現状と問題点をお伝えすることができるのであれば、という想いで、お引き受けさせていただきました。 原望さんという素晴らしい漫画家さんによって、新たな味付けをされたこのマンガ版『国防』が、皆さんの忙しい日常の中で、ほんの少しでも「日本を守ること」を考えるきっかけとなれば、と考えています。 <目次> 第一章 今そこにある危機 第二章 テロを防ぐには 第三章 イラク戦争とは何だったのか ★impress QuickBooks(R)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです。
  • リアップ「効く使い方」(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日本初の毛髪剤「リアップ」。初回出荷数65万本はたちまち売り切れ。メーカーには予約注文と問い合わせが殺到している。これほどまでに全国の壮年性脱毛症に悩む男性の熱い期待のまなざしを集めている「リアップ」。だがしかし、ただ塗っているだけでは期待の発毛は望めない。より早く、確実に発毛効果が高まる使用法と正しいヘアケアの方法を徹底取材。リアップの秘密の発毛のメカニズムがこの一冊でまるわかり!(1999年発表作品) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 文化と外交 パブリック・ディプロマシーの時代
    3.8
    いかに相手国の人びとの「心と精神を勝ち取る」か-。政府要人同士の伝統的外交と異なり、相手国世論に直接働きかけるパブリック・ディプロマシー。世界各地の反米主義へのアメリカの対抗策として急速に広まったこの文化戦略は、対外広報、人物交流、国際放送など多彩であり、日本でも「クール・ジャパン」といった形で取り入れられてきた。欧米中韓が積極展開する中、文化と外交の融合戦略の実態と思想を明らかにする。
  • 外務省革新派 世界新秩序の幻影
    3.7
    一九三八年七月、時の外相宇垣一成の私邸を八人の青年外交官が訪れ、所信を披瀝するとともに、彼らがリーダーと仰ぐ白鳥敏夫の外務次官起用を強く訴えた-ときに軍部以上の強硬論を吐き、軍部と密着して外交刷新を実現しようと行動した外務省革新派。彼らが主張した「皇道外交」は、満洲事変後の「世界史的大変動」の中で大衆に受け入れられ、世論を先導していく。戦争へ向かう時代を新たな角度で切り取る意欲作。
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    4.1
    率先垂範の精神を欠くリーダー、硬直化した官僚的組織、プロフェッショナリズムの誤解――かつての日本軍と同じように、日本の企業や政府は、いま「失敗の拡大再生産」のスパイラルに陥ってしまっている。 最大の問題は、傑出したリーダーが出現しないことだ。
  • アメリカン・コミュニティ―国家と個人が交差する場所―
    -
    強固な外壁に囲まれたロスの超高級住宅街、保守主義の牙城・アリゾナの巨大教会など9つの地域を丹念に調査。国家と個人をつなぎ、多様性を象徴するコミュニティこそが、アメリカ現代社会を映す鏡である。なぜこの国はダイナミックに変化し続けるのか、真の力の源泉とは何か――現代アメリカ論の新しい名著、装いを改め選書化。
  • 国防軍とは何か
    3.5
    前防衛大臣 森本敏、現自民党幹事長 石破茂、憲法学の泰斗 西修が、日本の安全保障の全てを語り尽くす! ますます深刻化する日本の安全保障。それにもかかわらず、国防についての真っ当な議論がなく、その結果、多くの国民が自衛隊と軍隊の違いすら理解できていない。ここはまず、国防とは何か、国防軍とは何かを知ることから始めたい。現在の問題をどうクリアし危機を脱するのか、安全保障のスペシャリストたちが明らかにする。改憲を目指す人も、護憲を標榜する人も必読の書。

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  • したたかな韓国 朴槿恵(パク・クネ)時代の戦略を探る
    4.3
    1987年の民主化以降、経済的にも政治的にも急速に存在感を増した韓国。いっぽうで現職大統領の竹島上陸など「突飛な行動をとる不可解な国」という印象を持つ人も多い。しかし、韓国の政治はじつにわかりやすいルールの下で動いている。韓国の〈政治ゲーム〉を体現するような戦略家・朴槿恵大統領誕生の経緯を検証しつつ、膠着化した竹島領有権問題、慰安婦問題への適切な対処法を提言する。

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  • 女性が活きる成長戦略のヒントvol.1 ─ 20/30(にぃまる・さんまる)プロジェクト。
    4.0
    現在たった1%。 2020年までに日本の女性リーダーを30%にします! 2012年現在、日本の上場企業取締役に占める女性比率は約1%と世界最低水準。 そして国会議員の女性比率は7.9%、管理職員の女性比率は11%。 [20/30(にぃまるさんまる)プロジェクト]は、 2020年に日本のあらゆる分野で、指導的地位の女性の割合を30%以上にする自民党の公約。 小池百合子、上野通子、小渕優子、片山さつき、金子恵美、佐藤ゆかり、 島尻安伊子、野田聖子、三原じゅん子、宮川典子、森まさこが論じる 日本版ウーマノミクスの入門と実践。 【目次より抜粋】 ■小池百合子:女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ ■上野 通子:何回泣かされても、前例をつくっていく。それが私の仕事 ■小渕 優子:「男性」とは、意外に繊細で、なかなか立ち直れない生き物なんです ■片山さつき:どうすれば「男社会」で圧倒的なキャリアを築けるか? ■金子 恵美:何をしても「女のくせに」。私は戦う、それが絶望的な勝負であっても ■佐藤ゆかり:適切な実力の評価こそが、「女性リーダー」を増やす道 ■島尻安伊子:なぜ、台所の発想なら、政治を変えられるのか ■野田 聖子:「社会人として、母として」多様性のある社会での女の生き方 ■三原じゅん子:「三原じゅん子に抜かれるくらいなら……」と車で体当たりされた ■宮川 典子:あなたにとって、何が優先なの?いま、何を一番したいの? ■森 まさこ:なぜ、日本では子育てと仕事が両立しないのか
  • 日本財政 転換の指針
    4.3
    「破綻」や「国債暴落」という警告の言葉に脅え、財政を「再建」することが、本当に社会に共通の善なのか。尊厳と信頼の社会を構築するための財政の条件とは何か。赤字の原因を日本社会の構造から解き明かし、「ユニバーサリズム」の視点から、受益と負担の望ましいあり方、そして新しい財政のグランドデザインを提言する。

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