アイスさんのレビュー一覧
レビュアー
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危険なワードも鷹先だから面白い
無愛想なヤクザ薫と人懐っこいホスト虎太郎の監禁生活。「言わなきゃ明日は 今日の三倍イかせるからな」…処女を奪われ陵辱されて普通なら病むところなのに、虎太郎の天真爛漫メンタルつよつよ攻撃で逆に薫がむすっとなるくらいに距離をつめてくる。ポジティブかつコミュ力おばけ虎太郎が心のドアを叩きまくるので、ドアがもう閉められないくらいにガタガタきてる…すごいぞ、虎太郎。泣いてるふりしながら監禁場所チェックする頭があってスマホも隠し持ってる頭があるのに逃げないで寿司頼む虎太郎最高!【ちんポジ】直すの、地味にツボだよ虎太郎。脳筋石黒もゴリラだけどイケメンヤクザ…良き。薫の忠実な舎弟、春輝…おバカで可愛い。ストックホルム症候群じゃないよ、薫と虎太郎は過去から救い出しお互いを幸せにするはずだよデスティニー。鷹先生が面白く調理してくれるから監禁や陵辱という単語があっても安心して読めるのでおすすめです!早く下巻プリーズ!
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ショタ好きでも罪悪感免除BL
ニッケ先生の描く受けの可愛さは、自分の細胞が歓喜してるのがわかるレベルで本当に好き。なので…作者買いです!
今回のお話は「まものさん」という イタズラ好きな黒く小さい不思議な生き物と共存するファンタジーな世界で…
大人と子供レベルの体格差がある同い年の幼馴染と恋を自覚するお話。
子供みたいな背格好と可愛くて愛らしいお顔の「まいくん」は、いつも「まものさん」にイタズラの標的にされがち。背も高く体格の良い幼馴染の「たくまくん」は、真っ直ぐでピュアで優しいが故に自分の寂しさや気持ちが言い出せない。「まいくん」と「たくまくん」外見だけじゃなく中身も性格も考え方も正反対。足して割るようなバランスではなくて、両極端だからこそ相手の分まで強くも弱くもなれて 愛し愛されて補い合いながら寄り添っていける…そんな ふたり、日和。 -
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羽化した片思いが罅ぜる
高1の宿泊学習の夜、幼馴染の大志から同級生の松田(男)が好きだと告白される。大志は頭も良くて性格も良くて何より可愛い顔をしていて…小学生の時に女装させられイジメられた事がきっかけで、自分のアイデンティティを見失ったまま。その時に「俺のこと信じてみたらいいじゃん」と真っ直ぐに肯定してくれた国良に信頼を置いていて…
松田に告白する気もなく、高校3年間ただ片思いを国良に話して気持ちを消化していた。
受験当日にうっかり松田の好きなタイプを聞いてしまい「どんな顔でもいいけど 髪長い子にしか興奮しないんだよね」という、万が一にも望みがあるかのような言葉に囚われて受験失敗し浪人生になる大志。国良はそんな大志の拗らせきった片思いの足枷をなんとかしてやりたくて「好きだよ 松田のこと」と話してる大志の動画を撮り優しい脅しをかけて髪を伸ばさせ告白の後押しする。
最初は脅しがきっかけだったが、いつしか国良の「頑張れ」に応えたいに変わっていった。
・髪を伸ばす期間=羽化
・「ふつう」が分からなくて堕ちそうな時に毎回引っぱりあげて1番欲しい言葉をくれる国良
・「おんなのこ」として愛されたいのかすら揺らぐアイデンティティ
・松田への告白は、松田という人間じゃなく世間に「自分はふつうじゃない」ってトドメを刺して欲しかったのかな
・松田の彼女の髪の短さ、「俺 頑張るね」と国良への言葉に読者の私でさえ傷付いたが…誰も悪くないからやるせない
・国良と対等に同じ気持ちを分かち合いたかったのがきっかけで始めた松田への片思いなのかな?
とか諸々想いや感情が爆発する素晴らしい作品でした。
国良の涙は必見!
救い救われ、与え補える関係の2人に幸あれ!
描き下ろし…神!答えが詰まってる
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理不尽な程に幸せを願う
1度も泣かずに読み終えた事がない程、毎回泣いてしまう。タイトルや表紙、帯を見て結末を想像してはいたけども…正しい死や幸せさえも分からなくなる程悲しくて。
1度目はサナトリウムやマッドサイエンティストを思わせる閉鎖的な怖さも感じつつ、寧のみんなの悲しむ顔が見たくないから笑顔を保てるうちに早く死にたいという気持ちが切なくて苦しくて泣きっぱなし。
寧の幼子のような感受性と涙と笑顔に心が痛い。
生まれ変わるなら風になりたい…とか号泣。死ぬ前に恋が出来て愛し愛されて幸せを一瞬でも感じたのかな…とも思うけど、寧の幸せが儚すぎて苦しい。
来世は健康でやりたい事たくさんさせてあげたい。
2回目は先生の気持ちに寄り添って読んでしまいまた泣く。どんなに手を汚してでも生かし1秒でも長く一緒に居たい気持ちが切ない。寧の共に生きる希望を引き出す為に手を替え品を替え、言葉巧みに誘導しても好きの気持ちはくれるのに欲しい言葉はもらえなくて…
最期の最期、今際の際で「一緒に生きたい」と言ってくれる寧を浮かべるのが先生の切望で…
自分じゃ終わらせる事が出来なかった命と引き換えに見たソムニア。理不尽な程に幸せを願って… -
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人を選ぶ名作
イッキのクスリをやってるような虚ろな表情が目に付いて離れなくて、内容知らないまま購入。結果、無料試し読みしないで買って本当に良かったと思ってる。無料試し読み範囲だと、この作品の良さが1ミリも伝わらないので…
さて、本編ですがイッキ・トシミツ・ロンの3人が主軸となって動く話しで視点も思惑も含めて3人各々が主役のような、読者の私が主役で3人を俯瞰して見ているような不思議な感覚でした。
イッキの何をしても満たされない乾きと孤独…トシミツへ向ける情と後悔を織り交ぜながら、峰山さんとの出会いで前を向いて少しずつでも成長している様を見る。
トシミツのクズでどうしようもないやり方でしか自分の存在証明が出来ない愚かさ・弱さ・脆さをこれでもかと見せつけられる。小さく愛しい存在の龍への劣情や吐き気がする程の生き様に理解は出来ないけど、憎みきれないのは何故か。正気を保ててる時に見せる本音と死という強烈な悲しみが塗り替えてしまうのだろうか…
ロンの初恋は純粋なものなのか、快感と恐怖と嫌悪感と非日常さがドラッグのように脳内に刻まれて求められる事を錯覚したのは分からないけど、思春期の恋心とトラウマをイツキと共有し本当の相思相愛の穏やかな幸せが送れて嬉しい。続編は賛否両論かもしれないけど、私は続編で救われました。2人に強烈に刻まれてるトシミツという呪縛をゆっくりと浄化している様が見れたので。
暴力的な衝撃を1回目で味わい、人間の脳が思い出を塗り替えるように再読する度に3人の印象や気付きが変化していく好きな作品です。 -
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ネタバレなしで読んで欲しい
兄が弟を好きな余りに記憶が…までは、予想通りだけど…まさかのキョンシーとは予想外で度肝を抜かれました。そう来たか!と。作風と世界観でキョンシーも違和感なく読めて、凄いと思った。兄弟の悲しい境遇や身を呈して毒を飲むシーンや撃たれるシーンなど、ずっと泣きっぱなしでした。こんなに儚げで幸せを願わずにいられない気持ちになって、もう結末がどうなるの?って読み進めた先に、こういう結末もこの2人が掴んだ幸せの果てならいいやと思えました。弟の命が尽きる時に兄も尽きる事が出来るので…人間として過ごす生涯よりも強く結び付きがあって。買って良かったと思える好きな作品でした。
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ラストが秀逸
前作の兜合わせのシーンの続きから始まる。離れようとすると引き止められて、ギリギリの危うい恋心をまた繋ぎ止められて身動き取れない。そんな中で、エアドロ事件とかこのチームならではのお話もあり、仲間として認められるような熱い展開もあり、修正の甘いエロも見れて、全裸で仁王立ちとか尻からイヤホンとかの笑いもあり、2人の距離感や想いをこの話数でまとめあげるの本当に凄いと思いました。本当は3巻の予定だったと聞いたので、本当にもったいないしなんなら私はずっと読んでいたかった。特にラストの終わり方、読ませ方が秀逸で大絶賛!!佐藤先生のファンになったので他の作品も買います!
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ギリギリな2人
オシャレな表紙に惹かれて購入。潜入捜査やバディものが好き+BLが合わさるなんて!私の為の本だ!と思いました。
中学時代の初恋の相手を無理矢理記憶から消して10年間離れていたのに、仲間に引き入れられてまた一緒に過ごす事で2度目の恋を再スタート。
少しでも長く一緒に居たい気持ちと好きだから相手にされない辛さで、いつもギリギリ立っているような危うい恋心を募らせてる里中くん。いつ爆発してもおかしくないギリギリなラインを行ったり来たりしてるから、突然キスしたり感情ぶつけたり兜合わせしたり…。里中くんの恋が無事に実りますように!作者様のファンになりました!絵が好き!続編も読みます。 -
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耽美でシュールで変態でギャグ
タイトルが面白かったので買ってみたら…クセになる突き抜けた世界がありました。お花もそこかしこに描かれていてまつ毛バサバサの耽美な作画で、可憐な美少年パラダイスなハズなのに…世に放っていけないレベルの突き抜けた2名の変態がシュールでコテコテかつ卑猥と狂気を兼ね備えていて…もう通報案件です。そして動物のお医者さんを読んでるんだっけ?と思わせるくらいに、突拍子もなく様々な動物が登場し華を添えてる…と信じてる。
話数が進むにつれ変態度とギャグが絶頂に近づいてて、どうなるのかな?と思ってたら…キスまでが精一杯のキュンなBLで締めくくられた!なにそれ!ヘタレ具合も可愛いじゃん!2人で悦楽地獄を乗り越えてね! -
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初体験
初めての血の繋がった近親相姦BLをガッツリ読んでしまった…。今まで血の繋がった兄弟ものは敢えて手を出さないできたのですが…。内容も知らずに表紙だけで購入。ろう先生の他作品良かったし作者買いです。上巻は、重めのストーリーと劣情だけのエロと乾いた暴力がちりばめられながら、ろう先生の読ませる作画と力で最高傑作の予感を感じつつ読了。そのままの勢いで下巻を読んだらまさかの血の繋がった兄弟もの!びっくりはしたけど、やっぱりろう先生の読ませる力で兄弟ものアリだわ。あの設定なら兄弟だわ、うん。と、納得。
もう、兄弟設定以外ありえないだろ、とさえ思う。ろう先生凄いな、やっぱり好き。あとエロの描き方、やばい。公衆トイレでのエロのアクロバティックな体位、たまらん。 -
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終焉の果て
正直3巻で終わりだと分かった上で読み進めてたからか、どのシーンでもこれが終焉でも、ここのシーンで結末を迎えてもいい感じで、読み応えが凄い。そしてマコトがJを超えるのは1巻からの予言で知っていたので、ある程度の予想はしていたけど…なるほど。Jが歩んだ道をマコトが辿るのね。悪魔が輪廻するか分からないけど、ジョナサンの生まれ変わりとマコトが出会えないかなと思ったり…そうすると呪縛が解けて両方消滅しちゃうのかな?
イニシャルを棄てて、スラムでなら愛し合っても生きられるならその未来も見たかった。とにかく、凄い作品を手にした高揚感はエロを摂取するより刺激的で覚醒が止まらない。総じて購入して良かったです。 -
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ずっと泣きっぱなし
表紙に惹かれて購入。愛され方を知らないで生きてきたから、愛情の受け取り方が分からなくて…相手を想うばかりに不器用な選択をしてしまう。
父と兄の真意が分からなくて非道すぎないか?と、ただただ巴が可哀想で泣きっぱなしでしたが…読み解けば父も兄も不器用なだけという。それでも長年の非道な扱いは許せないけど。
父は自分1代で不動産業を大きくしたのかな?お花屋さんで働いていた優しくて素敵な奥さんと結婚したはず。勉強は出来なかったかもしれないけど、母親似の心優しい可愛い子に育ってるのに…奥さんと子供たちへの愛情がね…
兄も出来る子ゆえに空気を読んで父の教えに従い、笑顔で取り繕っていただけで母の愛情を受けてる弟を羨ましかっただけなのかな、と。
だからと言って、赤の他人の中学生に住み込みで巴の面倒見させてるネグレクトは許せないけど。
南雲も巴も遠回りした分、これから沢山の幸せを一身に受けて2人で笑顔いっぱいに過ごして欲しいです。 -
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運命の隣人
基本は「目が覚めたら 昨日よりもっと 春海さんの事すきになってました」と甘さと癒しをくれる、ほのぼのとした恋愛模様炸裂な話なのに、たまに「心臓と股間が爆発しそう」というパワーワードを直球で投げてくるのがいいスパイスになってるお話。春海さんは駆け出しの新人漫画家という点でスパダリ感が軽減されてるけど、イケメンだし努力家だしサラリーマン時代は仕事も出来たと思うし上手く物事をこなせる器用なみんなの彼氏タイプ。拓人くんは乾燥に強そうだからと手を加えてないサボテンなだけで、愛情注げば花が咲くように世界一の最高スパダリに変化する超優良物件。優しさも愛情も惜しみなく日常的に与えてくれるし、営みも情熱的なのに手つきは優しくて甘い…最上級彼氏降臨。
そんな2人の甘い日常を垣間見れるから好きです。個人的には新居でのベッド事情(拓人くんが持ってたベッドの高さに合わせて春海さんがベッドを買って2つ並べるのが好き。新しくはダブルベッドを買わないで)が2人らしくて好き。 -
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甘酸っぱい初恋とレモネード
人生の中の何気ない日常を切りとるのが上手い作者様の印象があるので、今回も愛ちゃんにとっては初恋で大事な人生のイベントではあるけど長い目で見たら1つの分岐点とも言えるので、それを甘酸っぱいレモネードと共に爽やかに見させて頂きました。愛ちゃんは純粋培養で真っ直ぐに育った優しい子なので、愛ちゃんの初恋がレモンと共に育って良かった。そして倫ちゃんの生い立ちと生家への執着はなんとも言えずに切ない。倫ちゃんが幸せだった頃の生家での想い出だけじゃなく、後に住んだ小さな愛ちゃんとの想い出があるから懐かしさと愛しさが混ざって倫ちゃんの脳と心に刻まれたのかなと思う。最初は郷愁もあったと思うけど、成長した愛ちゃん相手に卑屈にならずに素直で懐に自然に入ってきて必要不可欠な存在として愛してると思う。それぞれが子供時代を過ごした生家だけど、これからは2人で愛ある日常を積み重ねていってください!
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ネタバレ 購入済み
表紙やタイトルに一目惚れ
タイトルや金魚を口に咥えている衝撃に好奇心が刺激されて即購入。ユウタのあどけない可愛さとトモヒサの屈折した溺愛加減に、どれだけの訳ありが隠されてるのかゾクゾクしながら読み進めてみた。いくつか心に刺さるポイントがあったので書いてみる。
①ユキからユウタという人格を生み出すきっかけとなったユキの父親の事故。
個人的には正当防衛になる気がする。当人が嫌がってるのに道具として見合い結婚を強要されたり、「損でしかない」と口にして、雨の中引きずり回した結果の事故だし、川へ落ちる時も息子のアクセサリー引っ張ったり服にしがみついた形なので引き剥がされても正当防衛だと思う。…結果として父親が事故死した結末に罪の意識があるかもだけど、2人は幸せになって欲しい。
②優柔不断な性格なのに、二者択一の思考で苦しむトモヒサ。ユキに会いたいし記憶を戻してあげるべきだ…だけどこのまま記憶がないユウタと一緒に居たい…。
ユウタに大小の誕生日プレゼントを用意して、ユウタがどちらか迷いながら手を伸ばしてる時、じっと見守ってるトモヒサの膝上の手が心情を写しているし、トモヒサの揺れ動く苦悩が見ていて切ない。
③トモヒサから別れを告げられるユウタの涙。こっちまで悲しみが伝染して泣いた。
④ユウタの誕生日は、ユキの誕生日と同一日なのか、あの事故の日にユウタの自我が誕生した日なのかが気になってる。ユウタが生まれた日とトモヒサが言っていて…どちらなんだろうと。
ユウタが生まれたのは、ユキのトモヒサとの赤ちゃんが欲しかった願望も相まって生まれた人格だからこのまま二重人格との共存でも2人が幸せな愛のカタチならいいのかなって思います。
幼児退行したのかな?と思ってたけど、二重人格の結末だった事含めて色々面白く読ませてもらいました。
これ、結末知ってから再読しても伏線回収してるなって感じで面白かったです。
ついでに金魚の鳴き声も調べるくらいハマりました。
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