きのこの国からさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
泣けてしまう‥
うわぁ‥
初見の作家さんでした。
絵どストライク、ストーリーどストライク。
転生ものです。
思い出せない記憶のかけらがチリチリしています。
前世の残った残酷な(死とかではないけれども心は死んだかも)記憶に気持ちが揺さぶられて、それでも好きでいたい、離れたくない、でも命令だし、グイグイ来るし、突き放したいけどやっぱり無理!の感情が大暴れしています。
絵がとてもキレイで中世っぽい世界観もドンピシャで服のドレープが映えています。
最後は涙がでちゃうので泣きたい人はぜひ読んで欲しい作品です。
だからこそ、だからこそ一つだけ‥
表紙がお話のイメージと何かちょっと違う
背景の四角がちょっといらなくないで -
ネタバレ 購入済み
何度も何度も読んでます
こんなお話よんだことない。
似たようなお話はあるかもしれない。
でも私は初めて。
1960年
私が生まれるずっと昔から縁で紡がれ絡み合い千切れそうになりながらもずっとずっと惹かれ合い求め続けていた縁。
1番濃い一年を過ごした常盤と浅葱。
その一年があったからこそ生き延びることが出来たし思い出すこともそして遥か未来で再び出会うことができた。
長い旅が報われてよかった。
なぜ存在していたのかわかってよかった。
撫子と藍の長い長いそして短い物語の終わりが始まる。
その物語をもっと読みたかったけど、ここで終わるのが美しいと思う。
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ネタバレ 購入済み
丁寧に描かれているんです
もう3巻分ぐらいの内容がギューっと濃縮1巻に。
しかもタイトルとは別にもう1本町田くんの同級生中山くんのスピンオフのお話があるので私的には1巻分のお値段で2倍お得に感じました。
初見の作者さんですが短編や読み切りがものすごい上手い方なんだろうなぁと。絵もとても私好みで丁寧です。古淵くんの切れ長の三白眼はどストライクです。モブであろう由美ちゃんも素直で可愛いです。
嫌な子が全く出てきません。安心して読めますし全員優しい子ばかりです。
もちろん町田くんと古淵くんのお話をずっと読んでいたい気持ちもあるのですが、足早にストーリーを進めている感じもなくこのページ数で苦悩やら葛藤やら嫉妬やらを丁寧に描か -
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甘酸っぱいです
pixivでお見かけしました。
初見の作家さんでしたが、目の描き方がとても綺麗で私のドストライクです。
ウルウル、キラキラ、とてもドストライク(2回目)です。
1巻ではふとした事から同衾はあるもののムチューキスのアダルティ要素はありません。代わりに甘酸っぱい空気はあちらこちらに漂っています。
私の遠い過去、もう忘れつつあるあの付き合う一歩手前のキュンキュンですよ。皆様にも思い当たるフシはありませんか?
デートしたからイケるかも?いやまだダメかも?でもあの反応は?やはり勘違いかも?ねえ好きなの?それとも嫌いなの?告白してこないのなんで?私から言うの?
JUJU姉の歌を聞きながらモヤモヤドキド -
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ただただ涙
1巻から一気読みでした。
旭先生と秋山さんの細かな馴れ初めを知りたいところですが。
時折流す高嶺くんの溢れる大粒の涙が悲喜交々でいじらしく、旭先生の思い悩みながらも真っ直ぐさが混ざり合ったお話しでした。
実子の養育ですら悩み千万だと言うのに他人の子供となるとなんとも言えない気持ちになるかと。
そんなプレッシャーを養父母側も里子の側も受け止めるとなるとここは市政の応援や後押しが必要で、そこら辺も説明がなされててわかりやすかったです。
全ての里子里親に当てはまるとは思ってはいませんが、少しでも幸福になれる子供が増える事を願っています。
こうのとりのゆりかごに預けられ、里親の元に育った宮 -
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え!ちょ、何?
私はBLが好きです。
この作品は少女漫画に分類されてますけどやんわりとBLの香りがします。
行方不明から戻ってきた幼馴染の違和感に気づくところから始まります。
恐らく人間ではないもの、でも人間になりたかったものが幼馴染に成り代わって生活しています。
なんとも言えない感情が渦巻く中、日常は過ぎていきます。ですが山にいるはずだったものが町に降りてきた辺りから異変が起こり始めます。幼馴染との関係もギクシャクし始めもう平凡な日常ではなくなりつつある中で2巻へと続く‥
幼馴染と年相応のふざけたりするシチュエーションなんかは見ていて胸がトゥンクとなります。
このままなら人ではないものもと過ごすのも悪く -
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世の無職夫に伝えたい妻側の心情
知人にずっと無職のご主人がいる。
体調不良で休職からの無職。
家事は炊事以外はするそうで、奥様のパート収入とご主人側の親からの援助で暮らしている。
『体調不良だから仕方がない』『コロナで不景気だから』『腕が痛い』『なんとなくだるい』からのもう3年目。
簡単でいいから、給料は安くてもいいから、とにかく働きに出て欲しい。
知人の言葉とこの本の作者の悲鳴がリンクした。
家に居られる事が苦痛なのだ。
その気持ちを知ってか知らずか、ご主人はずっとのらりくらりと精神的にも物理的にも寄生するのだろうか。
簡単な仕事でいい、と言っている事がそんなに難しい事なのだろうか。
奥様側の気持ちを想像すると、家族 -
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いやぁ良かった!
まず絵がきれい!
そしてお尻の美しいこと!
もちもちふわふわのプリっとした質感まで伝わってきそう!
そしてストーリーがほろっと泣ける。
途中少し痛いシーンがあるものの全般的にエロ多め。クスッと笑えるところも多々。
色々と覚悟をしたスピカのキレイな目がアップになる度に『そっか‥そうだよねぇ‥』とついほろっと涙が。
私はあまりBLでは泣いたことがないのに。
後日談がこれまたほろっと泣ける。
また泣きましたよ、私。
お互いを思いやりというか、思い合うというのはこういうことなんだな、と。
2人が優しくて毎日読みたい一冊です。
作者さまフォローいたしました。
次回作ももちろん購入!
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続編です。
前作の20×6年の三宅日記で涙した者です。
今回も三宅日記とその三宅日記に応える大橋に涙いたしました。
この作者様の作品が大好き。
殆どの登場人物が『過ぎる』性格の方々ばかりで笑えるほど愛しくなる。
心配し過ぎ、愛し過ぎ、無頓着過ぎ、そしてこの前作の下巻では初の『死』がチラつき始めます。
とても重いです。重いが過ぎる。
その『死』の原因になっていたかもしれない大橋の罪悪感、踠き足掻き、それでも好きでどうしようもできないグズグズの感情。
その大橋を救ったのが三宅と日記。
相手の本音に触れるのは怖い事です。全て壊れるかもしれない、壊してしまうかもしれない。
でも知りたい。だから覗いてしまった -
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何これ可愛いんですけど!
平民の辻くんと金持ち山路くんのお話し。
金持ち山路くんがイヤミな感じなのかしらー?って想像するけども、想像の斜め上いくフワフワ少年。
お坊ちゃんだけどもしっかりしていてお坊ちゃんらしくない。巻末のエピソードを読んで元々芯がしっかりしている性格なんだろうなぁ、と。
辻くんもツンツンな硬派かと思いきやこれまた面倒見が良いというか分け隔てなくフラットな性格。
山路くんの猛プッシュには若干引いたもののわりとすぐに慣れるというかむしろアレ?的な。
2人とも正直で真っ直ぐなところが似たもの同士。
最後まで爽やかに読むことができました。
何となく表紙でポチっと購入しましたが、作者さまの他の作品もチェックした -
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この絵柄が泣けるんです。
最近のBL界にはない絵柄だと思います。
少し前の作品でガラケーとか出てきます。
この中にちょいちょいギャグと言うかおもしろワードが出てきて笑えます。ヒゲ、ハゲ、ムナゲ、マユゲ、とちょちょっと書いてたりするのがツボでした。
せんぱいとはじめの関係性が意外とプラトニックでもどかしく、時折すこーし触れ合うぐらいでほとんどがはじめの一方通行のような愛情表現の物語です。
言葉にはださないもののはじめを思う強面せんぱいの優しさが作品のあちらこちらから滲みでて、1巻の最後では優しさ大爆発しています。
不器用なんでしょうね。きっと。
この漫画は泣きたいときに1巻の最後の方だけ読んでも泣 -
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1回目に読んだら悲恋だけども!
他の方もレビューに書かれていますが、もう一回じっくり読むとハッピーエンドに思えます!
思えると言うのは作者さんが描いてないのであくまで想像ではあるのですが^^;
鴻さんはおじさんから司朗の身の上を聞いて、両親から愛情を掛けられる事なくひとりぼっちにしてまだ16なのに気持ちを押し殺すようになってしまった原因が自分だと気付いてしまった。
過去に戻って、今度は逃げずにちゃんとおじいさんと話し合って、おじいさんの置いてきぼりになった気持ちを溶かす事ができたら、おじいさんは家族を愛することができて、その家族も司朗をちゃんと愛することができて、そうなればきっと司郎は家族というものは気持ちを伝 -
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夫婦関係に悩んでる方の参考書!
本書の内容は不倫だけども、これDVや他の案件でも参考になりそう。
特に誓約書や離婚届不受理のページなんてなかなか見た事ない。
本編では不倫女の太々しさにもっと慰謝料出しなさいよ!と他人事ながらイラっとした。なんで不倫女って被害者ぶるんだろう。
本妻さんの悲しみや苦しみなんて少しも分かろうとしないのならやはり金銭的にダメージを与えるしかないよね。
なんだか最近起きたお笑いのご家族や女優さんも現在進行系でお辛いんだろうなぁ、と。
ますます本妻さんがいるのに脳内お花畑の不倫女が腹立たしい!
旦那さんと雨降って時固まる、で良かった。
私も向学の為にしっかり読みこんでおきます!
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菱本さんが力強くてカッコいい!
やんわりな佇まいなのに、ビシッと決めるところでは力強く引っ張ってくれる。
いやぁ、良い男のパンツを拾って良かった良かった。
できれば続編を、と願いたいけれども彼らには元彼とか元妻とか登場して波乱万丈になるのではなく、家事のノウハウや仕事の効率の良いTODOリストの作り方など日常的なモノを表現してほしいなぁ。
愛のある2人を今後も覗き見したい気持ちになる。
病めるときも健やかなるときも、そして死が2人を別つまで、残されたどちらかの泣き顔と今までの気持ちが溢れて言葉にならない情景を思うだけで胸がグッとなる。単なる想像だけど。
うん、この2人は死ぬまできっと別れない。
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大工いいね!
ちょっとレビュー長くなるかもですが、つまり良い!です!
当方、建築現場でニッカポッカ大工さんばかりの中で働いているニッカポッカ女です。
大工さんと言うとおっさんのイメージありますが、作中の様なキレーな男子が結構いたりします。
大工さんしかり、設備屋さん、電気屋さん、建材店さん、軒並み重たいものばかり運んでいるのでガタイの良い人たちばかりです。しかもほとんどの人が明るくて面白い!
そんな中にも寡黙な人もいるわけで‥
そんな私は、あの人がこーして、この人があーして、など人々の動きや仕草を見ながら毎日不埒な妄想をしておりました。
寡黙な大工さんとおしゃべりな中年ガタイのよいおっさんが図面を見なが -
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続編希望!
某漫画サイトで気になり購入。
りょうちゃんの気が長くて良いこともそうでないことも全て受け入れてる感がグッときます。
新くんの自覚なしの色んなお付き合いにモヤモヤしますが、ラスト遠回しながらもりょうちゃんのことがやはりずっと好きだったんだなぁと、良かったねぇ、と。
とても長い年月のお話を1冊にぎゅっと入ってます。サラサラ〜っと過ぎて現在に至るわけです。
しかしそのサラサラ〜の間に初彼女と初彼氏もいたりするわけで、もっともっと見たい!と思うわけで。
なのでクリスマスとか、バレンタインとか、初彼と別れ際とかもっともっとお話があるのではないかと外伝のおねだりがしたくなるのです。
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