あらすじ
転生者の常磐(トキワ)、タイムトラベラーの浅葱(アサギ)は、転生とタイムトラベルの謎を少しずつ紐解きながら仲間と楽しい日々を過ごしていた。
しかし、浅葱の次のタイムトラベルが刻一刻と迫っており…。
「――さようなら
あなたと過ごせて楽しかったです」
転生者×タイムトラベラーが織りなす、時と時代をかけたサイエンスファンタジー最終巻。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
切ないラストになるのかな…と身構えて読んでたら、思わぬハッピーエンドで、よかった!
伏線もきれいに回収されたし。皆がそれぞれの望む形で幸せでよかったなぁ。
1つの大作映画のよう。
題材的にけっこう難しい思うんですが、3巻で綺麗にまとまっていてその中にも笑えるところや考えさせられるところ、シリアスなシーンや泣けるところと、いろいろな落としどころがあって、超大作な映画を1本見ている気持ちになりました。
3巻のいちばんの盛り上がりの部分に関しては、とめどなく涙が溢れて来てしまって、感動という言葉では表せられないほど良かったです!
あっくんは、トッキーのことをトッキー自身ではなく姿かたちが違ったとしても魂の部分で愛しく思っていたのも、とてもエモでした。
トッキーは転生の1番初めの花の時も次もその次も、すでにあっくんに出逢っていたんだね。最初から惹かれていたのがもう、なんていうか凄いよね(語彙力)
本当にいい作品でした!
何百年を超えた運命に出会う話
出だしあたりは、えっBL?と思いきやそうでもなさそうだから、男の友情物語かあと思って読み進めていたら「あーそうだったのかぁ!」と感動、そして腹に落ちたエンディングの名作でした。溢れかえってるファンタジー作品の中から、私の勝手なマイファンタジーランキングの上位にグイッと入り込んだ、近年稀に見るお話です!!!
何度も何度も読んでます
こんなお話よんだことない。
似たようなお話はあるかもしれない。
でも私は初めて。
1960年
私が生まれるずっと昔から縁で紡がれ絡み合い千切れそうになりながらもずっとずっと惹かれ合い求め続けていた縁。
1番濃い一年を過ごした常盤と浅葱。
その一年があったからこそ生き延びることが出来たし思い出すこともそして遥か未来で再び出会うことができた。
長い旅が報われてよかった。
なぜ存在していたのかわかってよかった。
撫子と藍の長い長いそして短い物語の終わりが始まる。
その物語をもっと読みたかったけど、ここで終わるのが美しいと思う。
匿名
切なくて幸せな気持ちになります
何年後とかに再会系はリアルに感じない派ですが、この作品は本当にしっくりくる。設定がしっかりしてるせいかな。みんな幸せになっていてほしいです。
続編とかあったら見たいなー。
号泣
なるほど、そうかぁ〜。こういうハピエンってのもあるんだ。関係者全員が幸せなんて結末は無いと思ってたから、ホントに凄い。
BLもオッケーだったら、トッキー時代もありだったんだけどなぁー。あれはちょっと辛かった。
タイムトラベラーと転生者、似て非なるものだと、この作品で知った。
最後までどうなるかヒヤヒヤしたけど本当に幸せになってよかった。。。
友達からはBLとも聞いてたけどそんなの超えて魂の繋がりだと思いました。
感動の結末。
あっくんは「タイムトラベラー」理由もわからないまま、同じ年齢で違う時代を生きる。トッキーは「転生者」一番最初の生命である花の時の恩を返すために人生を何度も巡る。同じく時代を巡り続ける2人でしたが、噛み合ったはずの一年では最後のピースが足りずすれ違ってしまいました。
その後突然タイムトラベルができなくなったあっくん。止まった時で探し求めた人はあの人で。
相手側もあっくんを探し求めていました。
条件が噛み合い、出会った2人は互いを必要としなくなるまで。死が別れを告げても一緒にいることでしょう。
最後の最後に素敵な結末が待っていて、とても嬉しかったです!