さちさんのレビュー一覧
レビュアー
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おこぼれ姫と円卓の騎士 11 臣下の役目
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購入済み
ネタバレ 購入済み今巻は綺麗事だけでは終わらず、悲しい余韻を残して軍師編が完結しました。
レティがたくさんのタスクに追われて余裕がなくなってからの騎士達への采配は見事でした。
久々に全員が活躍(一名除く)してワクワクしました。
最近、同じような経験をして人に指摘されたばかりだったのですごく印象に残った箇所です。
私も人に任せる→結果が悪くてもそこから改善していくことをやっていこうと思いました。
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丁寧にこうしてほしいと説明し、資料を添えておいた。けれど今回はそれを一切省いて、全てを託す。 手伝ってもらうではなく、任せきる。
そんなやり方をレティは今までしたことがない。
できるから自分でやってしまう、そして完璧にできてしまうから他を頼るということに不安になってしまう。
(でももう……そのやり方では限界が来ている。全てをやりたがる癖は、今のうちに改善しておかなければならない)
任せた結果が悪くても、任せることに慣れておくというレティの目的は果たされる。 -
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おこぼれ姫と円卓の騎士 8 伯爵の切札
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購入済み
ネタバレ 購入済み巻を増すことによりいっそう目を離せない展開が多くなっていきます。
前回は騎士達の行動による部分がメインでしたが、今回はレティがメインの活躍をみせてくれます。
『初めは銀のスプーンを。次は陶磁器の小さなカップ。そして家庭用のスープ皿。明日はきっとサラダ用ボウル──日に日に貴方への恋心が溢れて、零れないよう大きな器に変える。私は食器棚を漁る日々』
すごく情熱的な詩で印象に残りました。
もう一つ
「……人の感情はスープに似ていると私の恋人は例えたことがあります」
「一度嫌いと思ったら、塩を入れても砂糖を入れても香辛料を入れても、更にスープがまずくなるだけで、美味しくはならないと。そうなったら全部捨てて、作り直すのが一番早いそうです。それに倣って、全てを捨ててから彼女への想いを『親愛』として一から育て直す……つもりですね、今のところは」
「けれど私は未練がましい男です。きっと全部は捨てず、どこかに残りのスープを取っておくのは間違いありません。そして時々、しまっておいたまずいスープを取り出して、味を確かめるんです。ああ、やはりまずいなと」
「まずくなっても、きっと大事なものはあります。私の大切なものは、私が管理する権利があります。これぐらいはいいでしょう?」
捨ててしまうのではない。しまっておくだけ。そして時々、蓋を開けてみる。
こんなこともあったのだという、思い出にするために。
この台詞すごく心に響きました。
いつかこんなふうに言えるような恋愛ができたらいいなと思います。 -
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購入済み
試し読みから設定が気に入ってまとめ買いをした作品。
鳥獣郵便が、銀狼のリンがひたすら可愛い。もふもふが文面から伝わってきて作者の動物愛が感じられる。
恋愛においても呪いにより直接の触れ合いができないのだが、キスが無くとも終始甘い作りとなっている。
どの巻も締めの一文があっさりしつつも余韻の残る綺麗なまとめ方だと感じた。
世界観も可愛らしくもふもふとときめきが欲しい方には是非とも読んで欲しいシリーズだ。
しかし、内容については消化不良の部分が多く続編を期待せずにはいられない。というか目下の問題は解決しても原因はなに1つ取り除けていない。大人の事情なのだろうか。
また、イラストの男性達がみんな同じ顔で表情がないことが少し気になった。美麗イラストではあるが見ていて違和感が拭えないのは私だけか。