あらすじ
最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高級遊郭へ売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが……。 ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.7』に収録されています。重複購入にご注意ください。
...続きを読む感情タグBEST3
女郎宿に売られながらも、生き別れの姉との再開を夢見て頑張る少女の物語。きっと、こういう時代、こういう立場の人たちは本当にいたんですよね… 読んでいて胸が痛む描写もかなりありましたが、話の展開が面白くてなんだかんだ結構読み進めてます。主人公のチヌちゃんが、美人ではないけど人柄で成り上がっていく展開も好きです。
時代が語る
女郎物語です。
売られて、泣いて、恋して…
今の時代からは考えられないような出来事だけど
今の時代も似たような形
続きが気になって一気に読みました。
早く続きが読みたい!
こんな世界が
昔は女郎部屋ってこんな世界だったのかと
思いました。売られた少女が商品のように売られ
病気になって死ぬ世界で主人公がどんなラストを迎えるのか楽しみです。
せつない
良くある女郎物語。綺麗すぎない絵柄のせいか、こ時代の女性の苦しみがとても良く伝わって来る。内容は重いけど主人公の前向きな性格のおかげで読み続けてます。
今の時代からは想像しがたい
100年も経ってないのに日本ってこんなこともあったのかなぁと思いつつ人の悲哀は変わらないとも思える
けなげで素直な主人公に惹かれるました