あらすじ
司波深雪が次期四葉家当主となることが「慶春会」にて決定され、同時に達也と深雪の婚約が公表された。 すぐさま、その婚約について一条家より異議が申し立てられる。深雪へ、将輝との婚約を申し込んだのだ。 一方、魔法科高校。 達也と深雪に血の繋がりは無いという「建前」が公表され、ほのかは大きなショックを受ける。幹比古と美月は達也たちとぎくしゃくしてしまうなど、衝撃が走っていた。それはいつしか、深雪と達也を敬遠する空気となり……。 そんな中、世界中の魔法師が注目する十師族選定会議が開会される。厳粛な協議の結果、『十師族』は再び決定された。 ――その刹那、謎の爆発が会場を襲う。 魔法師による自爆テロ。この卑劣な作戦を企てたのは、あの『賢人』だった。 同じ頃、米軍最強の魔法師部隊も動き出しており……!
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Posted by ブクログ
四葉の後継者指名と婚約発表により各方面に衝撃が走る。友人たちとは最初ギクシャクしながらも元通りの関係に。
2月になり十師族会議が開催され、新しい十師族が決められる。
しかしそこにジード・ヘイグが操る自爆テロが行われ、己を守ることを優先した魔法師に対する世論の非難が大きくなる。
師族会議編ということで師族会議が舞台かと思ったらあっさりテロ終了。とはいえ十師族が活躍していきそうなので次が楽しみ。
Posted by ブクログ
師族会議編上巻。二人が四葉家の人間だったり、婚約者になったりしたことが公表されて、周りの反応に苦労する裏で、ほかの十師族からの横やり、主に七草家の陰謀が入ってくるというのがメインストーリー。
後は、これまで対立してきた大陸系の道士のボスがとうとうでてきて、師族会議でテロを起こすところで終わり。
横浜動乱編の後、なんで周りの人たちの達也への反応が変わらないんだろうと不思議だったけど、今回はだいぶ様相が異なって大騒ぎになりました。
全32巻折り返し直後、という感じで、作品の雰囲気がガラッと変わったタイミングですかね。イレギュラーであることがばれた中で、社会の中で生きて抜くためにどうするか、が今後の展開なんでしょうね。