【感想・ネタバレ】【小説3巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」のレビュー

読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!


ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。

本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!


「本がなければ、自分で作ればいい。」


本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…

病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!

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面白かった

順調になのかわからないけれど、ひとまずマインの延命の手段が見つかったのは良かったかなあ。夢に向かって行く子供たちもすごいけども、周りの大人たちの度量の大きさも感じるし、ちゃんと子どもたちを育てようとしてくれているところも良いなと思ったり。巫女になったらどうなるのか、続きが気になります。

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2024年05月21日

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ネタバレ

洗礼式でグ○コのポーズに爆笑して倒れるマイン。水場を探して貴族ゾーンに入り本を見つける。神殿長に直訴して神殿巫女になった。
すっごく面白いしオススメ!

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2023年07月08日

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ネタバレ

身食いで倒れたマインはフリーダの魔術具でなんとか魔力の熱を抑える。
そのためしばらくフリーダの家で世話になり、とうとう家族に身食いについて説明することに。

そして洗礼式では念願の本と図書室を見つけ、神殿の巫女見習いになりたいと神殿長と家族に直訴する。
結果として、身食いの魔力で神殿長を威圧し、条件を突きつけて通いの青色巫女として神殿の巫女見習いとなる。

マインが本と家族を天秤にかけ、どちらか一つを選べないほど家族も大切になっている。
神殿での話し合い?ではマインと家族の絆が読めてよかった。

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2023年03月16日

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ネタバレ

 多分5回目の再読。今回気づいたのは、旅商人が忌避されるのは、ジプシーと蔑まされていたロマの人達が故郷を失ったことに近いと。国境門を閉ざされ、帰る場所を失った人達が、旅商人にならざるを得なくなり、定住者に迫害される構図ができてゆく。
 こんな所まで、伏線?考えすぎ?いや、でもこの事を知っていたから、国境門と旅商人を結び付けられたんだよね?うーむ、深い。

 そして、ついカトルカールを焼いてみた。読書友達に食べさせたら、感動してくれたので、よしとしよう。

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2023年02月11日

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第一部、完

体を蝕む熱と闘いながらも家族との時間を大切にするマインの奮闘が描かれる第3巻。
そして本作の中でも抜群の人気を誇るフェルディナンドもいよいよ登場。
書籍やWEBで完結まで読んでから戻ってくると、神様の名前がすっかり理解できてる自分に驚きが 笑

すべての巻が面白いです。
食わず嫌いの方は本当に読んでみてほしいです

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2022年09月29日

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ちょうどアニメ1期の終わりくらいまで。

生活がぐっと変わる主人公、これからどうなるの? で、2部へ


環境が変わってしまうのでベンノさんを始めとする商人さんたちの出番が減りそうなのは残念だけど、今後がますます楽しみです


巻末付録(?)のそれぞれ視点の短いお話が楽しい。いろんな裏話とか、それぞれの思惑がわかって、さらに物語世界が広がりますね

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2020年12月29日

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とても善きです!

ついに神殿に行って巫女見習いになるとこまできました!
そして神官長の登場ですごく心踊りましたw
家族の絆を感じて胸があつなるシーンはもちろん、いつも通りのマインの暴走でルッツやベンノさんたちが振り回されてるシーンもありとても読みごたえがありました。
今回もいくつもの書き下ろしがあり、マイン以外から目線の話というのは中々面白く、こんな風に思ってたんだ!と楽しんで読めました。
次巻から巫女見習いの話になっていくのがとても楽しみです✨

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2020年04月22日

koa

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面白さが加速

マインとその家族との繋がりの強さが印象的な巻でした。
命をかけて娘を守るギュンターに涙です。

神殿巫女となることが決まったマインは、命を長らえるだけでなくこの世界にはない物(料理含む)を作り出していこうという意欲がすごいです。
紙作りなど、安易に再現できず苦労して作り上げていく様子がリアリティを出していていると思います。

ネット小説にはなかったギルド長視点での話が、とても新鮮でした。ただの意地悪で強欲な商人ではなかったのですね!

読めば読むほど夢中になれる小説です。

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2022年09月28日

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ネタバレ

家族の愛情をひしひしと感じる巻。
マインに注がれている愛情はとても温かいものだった。
ひとまずこの巻で一段落ではあるが、これからマインは新しい世界へ踏み出すことになる。
一体何が待っているのか、話がどんどん面白くなってきている。

巻末の短編集と書き下ろし番外編も面白かった。
マインではない視点で書かれるからこそ、周りがどうマインを見ているのかが分かる。
また、その人物の考えていることも見えてくる。
特にギルド長視点の話は必見。
この話のおかげで、ギルド長のイメージが変わった。

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2019年03月30日

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ネタバレ

一命は取り留めたものの、まだまだ安心できないマインの「身食い」。今回は、そんな「身食い」と神殿を巡って波乱万丈でした!

やっと洗礼式を終えたマインとルッツ。ここまで成長できただけでも読者としては感慨深いです。初登場の神殿の神官たちがたくさん出てきました。マインが神殿に入ることからも、神殿長と神官長はこれからもたくさん出てきそうです。
神殿長の態度の豹変っぷりにはびっくりしました。ですが、神官長がとても常識のある、話の通じる人で良かったです。完全に信用しきれはしませんが…。

第1部の間でお馴染みになったルッツ&マインペアを見る機会が減ってしまうのがなんとも悲しいです。しかしこれは2人が決めた道。ついに見習いとして仕事を始める2人の奮闘に注目です。

今回もベンノさんとギルド長の言い合いをたくさんみましたが、やっぱり私の予想通り、ギルド長全然悪い人じゃないよな…。ただ伝え方が悪い、言葉足らずなだけな気がします。

やっと本に触れられる権利を得たマイン。ですが、身食いは全く安心できない状況。第2部も楽しみです。

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2024年04月04日

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ネタバレ

色々とこのファンタジー世界観が明確になる巻
マインの宿痾である「身食い」による急な命の
危機、熱に倒れたマインをフリーダの家で用意
された魔術具のおかげで一命をとりとめた
この病は完治することはなく、日々彼女の中で
暴発を待つだけとなり、今回のような救命措置
は次回は叶わない、貴族に身売りするか朽ち
究極の二択しかなく余命1年と宣告される
そして・・・フリーダとの緊張ある友情と打算
家族への真実公開、特別な洗礼式、ルッツの独
立、事業の成功と工房長就任(と、神殿勤務)
何と言ってもフェルナンドとの運命的出会い
(ギルド長の善意=当社比の行為がベンノには
悪意・陰謀に満ちて見えたという謎解きは牽強
付会すぎたw)

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2023年12月23日

A

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本の少ない異世界で、本作りに奔走するマインは、ようやく紙作りが上手くいったのも束の間、身食いと呼ばれる病に倒れてしまう。周囲の助けもあり、少しずつ元気を取り戻していく。

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2022年09月30日

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ネタバレ

マインの体調を脅かしていた身食いが魔力と分かり、商人の見習いから神殿の神官見習いになることになった話の筋。本編だけでなく、巻末の書下ろしサイドストーリーもそれぞれのキャラの心情が分かりなかなかいい。7歳の子供にしては非常に聡いマインではあるけれど、その世界の社会常識に合わせて知識をだし入れせず時々勢いだけで話に乗ってしまうのは元の麗乃が学生だったからということにも尽きるのかなとも思う。でもだんだんとマインがこの世界に慣れて愛着が出てくるという部分も読んでいてほのぼのとするが。続きも読んでいきたい。

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2017年12月13日

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ネタバレ

マインが身食いの熱で倒れてから、神殿に入るまで。これで第1部終了。

web版の第49話〜第77話の範囲。

エピローグからのマイン以外の視点での話しが多い。

書き下ろしが、3つ。
・プロローグ
フリーダ視点・三人称で、マインが倒れてフリーダの家に向かっている時のギルド長との会話風景。ただし、3ページ
・商人見習いの生活
ルッツ視点での商人世界の生活風景を伝える話し。
・ギルド長の悩みの種
ギルド長視点のお話し。ギルド長はギルド長で、実はいろいろ考えてるよっていう話し。

あと、
エピローグ
は、
閑話 門番という仕事
を三人称へ変更。

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2017年03月02日

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