あらすじ
その男には誰にも言えない秘密がある! 58歳サラリーマン2児の父。希望もなければ人望もない冴えない男。しかしある日を境に男のすべては一変する――。『GANTZ』で漫画表現の極地を切り拓いた奥浩哉がおくる、全く新しい世界がここに!
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GANTZに次ぐ名作
GANTZ全編読み直した直後に手に取ったため、二匹目のドジョウはいないだろうとあまり期待はしてなかったのですが、見事に裏切っていただきました!
ストーリーの展開としては割とベタかもしれないけど、主役がおじいちゃんってのが今までに見ないものだ斬新で面白かったです!相変わらずの画力で女の子が可愛いですし(笑)
勧善懲悪おじいちゃん
この作品は仕事も家族とのつきあいもうまくいかず、怖くて若者に注意できない無力なおじいちゃん(犬屋敷さん)が空から降ってきた物体と衝突して、気づいたら圧倒的な力を持つロボットになっていたというところから始まります。犬屋敷さんはその力を、困ってる人を助けたり悪い人を倒したりするのに使うという作品です。主人公がおじいちゃんというだいぶ変わっていますが、読んでみるとどんどんおじいちゃんを応援したくなる不思議な作品です。ぜひ読んでみてください。
機械の身体を持つ2人の男の物語
宇宙人によって体を改造され機械人間になった2人の男が主人公の漫画なんですが、この2人が正義と悪それぞれ両極端にいる人物で徐々に絡み合っていくストーリーがすごく面白いです。作者はガンツを描いた奥浩哉先生なので絵がとてもリアルできれいです。時々芸能人そっくりのキャラクターが登場したりする小ネタがあるのも魅力のひとつです。ラストの隕石から地球を救うシーンは思わず感動して涙が出ました。
主人公がおじいちゃん
今までにない斬新なSF系の漫画です。
おじいちゃんが主体の物語なので面白いのか半信半疑で読んでみましたが、良い意味で期待を裏切ってくれる作品でした。
機械の体になった犬屋敷壱郎が悪者を成敗する場面は自分もスッキリ爽快。
最初は蔑まれていた家族とも和解し幸せに暮らす姿はじんわり温かい気持ちになれました。
一味違う面白さを味わえるのでとてもオススメしたい作品です。
Posted by ブクログ
子供が全巻大人買いして来たので、
一気に読んでしまいました。
当初、犬屋敷壱郎のみすぼらしさが笑いを誘いましたが、
何の取り柄もなかった壱郎が最終巻では、
正義の為、人類の為と思って行動を起こす所は小気味良かったです。
それと同時に蔑にされていた家族達も壱郎の事を見直すシーンは、
ちょっとスカッとしました。
結末近くで「いぬやしき」は、家族を取り巻く複雑且つ、
真実のファミリーとは?という問題を取り上げているのかな?とも思いました。
小説では、難しい現実社会と未来との誤差も、
漫画だとスムーズに入って行けるので尚更面白かったです。
最終章、話の内容が映画「アルマゲドン」と少し似ている気がしたのですが、
チョット違うのかな?!
「いぬやしき」はアニメにもなっていて、
DVD&Blu-rayが発売されるまでとなっています。
映画も2018年4月には公開されるそうで、
主演は木梨則武氏だそうです。
コチラも面白そう。
「いぬやしき」は中高年ヒーロー
冴えない中年男性と美形男子高校生を中心に展開していく、ヒーロー要素とあり得ない非現実を組み合わせた漫画です。「ガンツ」を書いた作者なので、そちらの方が有名かも知れません。屈折していく男子高校生と、中年男性が世界を救っていく様子が爽快ですし、そこにそれぞれの家族や友人が絡んできて、話の伏線も盛り上げていきます。老若男女を問わずオススメ可能な少し変わった漫画なのです。
「いぬやしき」は一読の価値あり
「いぬやしき」はとても奥が深く、読む価値のある漫画です。主人公は年齢よりも老けて見える初老の男性であり、最初は地味で暗く、日本社会の嫌な部分が浮き彫りになっただけの漫画のかと思いました。しかし、平凡なありふれた漫画ではなく、途中から奇抜な展開になっていき、続きが気になって仕方なくなります。一度読んでみることをおすすめします。
読み始めると気になる
ガンツで一躍有名になった奥田先生の漫画です。
主人公は50代なんだけど、いつもなぜかプルプル震えていて80代くらいのおじいちゃんに見えるサラリーマン。
小さい一軒家を買って、ちょっとみじめな感じの出だしなんですが、あるきっかけから不死身の体を手に入れて人のためになることを始めます。
主人公の飼っている犬と、もう一人不死身の体を手に入れた少年。少年のほうは人を何人も殺していくんですが、最終回では2人が力を合わせて地球を救います。
それまでの葛藤とかが見どころです。
サラリーマンが正義の味方に!
一生懸命働いて稼いだお金で念願のマイホームを手に入れたのに、家族からは感謝の言葉もなく、肩身の狭い思いをしているサラリーマンお父さん。胃がんで余命宣告された主人公がある日を境にロボットの体を手に入れて困っている人を救う正義の味方になるという非現実的な話ですが、日常にありそうなストーリー展開なので、共感できる所も多く、これから平凡なサラリーマン主人公がどのようになっていくのか気になって続きが読みたくなる漫画でした。
命の使い道を見出した犬屋敷
余命宣告された犬屋敷が兵器の体に改造されてヒーローとなる、という破天荒な設定に惹かれて読み始めました。他人の命を救う事でようやく生きている実感が得られる、と涙する犬屋敷の姿は強く胸を打ちました。自己犠牲が利他の精神へと昇華する過程が巧みに表現されており、見事でした。この作品を読み終わった後、人間は自分の命の使い道を見出した時に初めて心から輝けるのだ、と感じました。ネット掲示板のユーザー達がスマホ経由で次々と獅子神に射殺されるシーンは衝撃的で、漫画の『デスノート』における遠隔殺人の描写を超えるインパクトがあり興奮しました。
主人公の正義感に惚れる
主人公は冴えないおじいさん、ところがある日アクシデントに巻き込まれ、気付くと全身アンドロイドのような体に。耳も良くなり人々の助ける声が聞こえるようになり、次々と人を助けます。そして自分の力がどれだけ強くなったかを知った時、その力は人を助けるための力に使おうと決めます。しかし時を同じくして同じアクシデントにあっていた青年が居ました。彼は主人公とまったく違う方向に進んで行きます…。
写実的な絵とアクションが見ごたえがあります。さらに、最強のヒーローが冴えないおじいさんというのは中々ない設定ですね。でもこのおじいさん、挫折を受けながらも何度も立ち上がります。読み手はどんどんおじいさんの魅力に惹きこまれていくのです。アニメ化もし、実写化も決まったのでこれからが楽しみです。
冴えないおっさんが主人公!
2児の父親で58才の犬屋敷一郎がある日宇宙人の事故にまきこまれ、人間ならざる力を手に入れます。その力を使って、一郎は人助けやトラブルに巻き込まれていきます。さえないおっさんが一夜にして力をもち、それまでの人生観が変わってしまうことが面白いです。また、同じく力を手にした高校生との考えの違いにおっさんならではの魅力を感じます。
Posted by ブクログ
見た目はすっかりおじいちゃんの、58歳の中年男性が主人公。うだつの上がらない日々を過ごしていたが、ある日未確認生命体の事故に遭遇して……
機械の身体にされ人間ではなくなった犬屋敷さんだが、強大なパワーを手に入れたことで、その力を人のために使おうと考える。
何も出来なかった事故の前よりも、むしろ人間で無くなってからのほうが人間的な活動が可能になったとはなんという皮肉なのでしょうか。
つかみは申し分無し。
もう一人、同じ事故の被害にあった若者も動きだし、非常に気になる展開へ!
爺ちゃんカッコイイ!
お爺ちゃんが主人公という珍しい切り口と、意外性のある話でとても気に入っています。基本はバトル系漫画ですが、人間の意識とは何かを考えさせられる哲学的一面もあり、ちょっと大人のストーリーが魅力です。絵も美しく、ストーリー展開がいつもハラハラさせられて次の巻が待ち遠しいです。
匿名
面白い
どこにでもいる老け顔のおっちゃん。冴えないし家族にはなんか嫌悪されてるしガン宣告される。そんなおっちゃんが小型宇宙人の乗る宇宙船と衝突事故。宇宙人の雑な「修理」で平気ユニット搭載のスーパーロボになっちまった。どうなるおっちゃん!?
Posted by ブクログ
以前にも4巻くらいまで読んでいたままだったのを、完結したのではじめから読み直す。『GANTZ』は人体再生と強化服だったのだが、こっちは記憶と容姿がそのままで機械人間で戦闘力が兵器並で、プルプル震える小柄なおじさんがヤンキーを圧倒するところが痛快だ。
それにしても家族の雰囲気が悪すぎる。あんな家、いたたまれない。
切なくも応援したくなる
主人公は58歳のサラリーマンです。始まってしばらくは切ない展開が続きます。家族の為に頑張って働いて購入した家にも文句を言われ、子供達には期待されず、やがて主人公に病気が見つかると言う展開は読んでいて辛いのですが、ある日宇宙人によって機械の身体にされてしまいます。そこから何か吹っ切れた様に生きていく主人公の変わりばえは応援したくなります。
絵が綺麗でサクサク読める!
綺麗な絵でサクサク進むストーリー。機械の描写がサイボーグ感溢れ、心躍る。
主人公がまさかのおじいさんということも面白い。そしておじいさんの純粋な動機が胸に刺さる。一方、敵対する悪い行為をして回る相手が若者という構図も映える。
主人公が頼りないおじいさんなのにしていることがかっこよくて、体に慣れなくてあわあわしているところなども含めギャップが可愛い!
これからもどんどん悪を蹴散らして欲しい。
強くなりたい人におすすめ
主人公はしがないサラリーマン。ある日突然、ありえない話ですが超人になってしまいます。
もう一人、偶然にも超人になった男子高生が居ます。これが美男子でクールな感じの子。
とても対照的な2人で、相容れなくて同じ超人なのに一方は救う・一方は殺害する、の対決になります。
最後のほうは一緒に協力して、地球の危機を救ってハッピーエンド。
いぬやしきの魅力
おじいさんがロボットになってしまうという話、実際にロボットになってしまう人がもう一人いて、その二人の対比がとても面白いです。
自分ももしロボットになってしまったらと考えると、どうなってしまうのかおじいさんみたいになってより世界に貢献できるようになるのか。
ひっそりと能力を使って、いろいろとしたいなと思いました。
定年間際のおっさんがヒーローに
最初はギャグマンガかと思ってたのですが、漫画を読み進めるうち主人公のおっさんである『いぬやしき』さんのかっこよさに気がつきました。
いぬやしきさんはある日突然、
自分がとくべつな力に目覚めて、人間じゃなくなります。だけどそれでも家族のために人間のフリをしなければならない。
そしてとくべつな力を持ってしまったせいで、さまざまな苦悩が待ち受けているのです。
Posted by ブクログ
以前から気になっていた『いぬやしき』をついに読んでみた。『GANTZ』含め、奥浩哉の作品はどれも未読なので作風など全く知らず。しかし、気になって仕方ないので読んでみたら苦手なSFモノ。だが、SFモノが苦手な私でも楽しめてしまう作品で奥浩哉ってすごいなと思ったりした。58歳サラリーマンの犬屋敷さんは不憫なお父さんだが、はな子と仲良く頑張って生きてほしいな。
シチュエーションは面白い
リアルな絵に反して、キャラクターの存在感が希薄。そこはほっぽり出したような感がある。58歳のおっさんにしては風貌がジジイ過ぎるのが変。
Posted by ブクログ
無料アプリ。映画化されてキャスト的にも気になってたので無料の機会に読んでみた。思ってたようなのと違ったけど普通に面白かった。ガンツの絵に似てるなーと思ったら同じ作者さんだったとは。家族にも蔑ろにされて余命数ヶ月とか言われて存在意義がわからなくなった中年おじさん犬屋敷が思わぬ事故に遭遇して機械人間になってしまう。犬屋敷のおじさんの方はなんか切ない境遇から人を救える人になっていい展開期待できるけど、若者の方はどうなんだろう。機械人間になった獅子神くんと不登校の安堂くん顔似てて区別付かなかった。最初から最後まで不穏なスッキリしない空気のままいくところはガンツに雰囲気とか似てた。
奥浩哉感満載のマンガ
GANTZが好きな人だったら好きなマンガ。
主人公のおじいちゃんが心底いい人でよかったなぁ。
相手役の獅子神も、本当は寂しいだけの不器用なひとであるがゆえに、悪役になってしまった。
最新刊9巻は、ほぼほぼこの2人のバトルシーンで、正直10分かからないぐらいで読み終わってしまった。
もうすぐ終わるからいいけど、GANTZも途中でバトルシーンに飽きてしまった私としては少々つまらないです…
58歳の主人公
地球外生命体に改造されてスーパーマンになった58歳の冴えないサラリーマン…設定についていけるかな?と初めは思いましたが、面白かったです。ただ傍若無人な若者の不愉快さや主人公の現実社会での報われなさがあまりにも度を過ぎているというか、いくら冴えないサラリーマンでもそこまで馬鹿にされないだろうと感じてしまいました。