あらすじ
全国バレエ・コンクールから1年が経ち、奏も小学6年生になった。海外のコンクールで活躍し、バレエ留学を手に入れたさくら。一方、中学生になった翔子は将来のバレエ留学に備えて、英会話レッスンを始めた。周囲の友達の変化に戸惑う奏は内心の焦りを紛らわすためにバレエの練習に打ち込むのだが…。
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オーディションとか
英会話のレッスンで一緒になった絵麻さんも、ライバルではあるんでしょうね。さくらさんとはまた違うタイプというか。
奏さん、オーディション、補欠合格みたいになったものの、捻挫で出演はできないのは悔しそう。プリンシパルの人とか、やはり綺麗でしたね。
女の子達もだいぶ背が伸びて、お綺麗な感じになってきていますね。
Posted by ブクログ
やる気や才能のある子ほど教えるのは難しい。
真面目で熱意のある先生ほどそうなるだろうなと思う。
オーディションを受けることにした奏が
今まで受けた注意を全て覚えていて丁寧に気を付けて踊る姿が素晴らしい。
翔子ちゃんと一悶着あった絵麻ちゃんも実は良い子そうだ。
そもそも翔子ちゃんも事情も知らずに随分喧嘩腰だったのが良くないし。
ソロの役が貰えなかったらバレエをやめないといけないと話していた子。
大人の言いたいことも分かるが、受験が一番大事で
その為にバレエを辞めさせられるのはきつい。
大人は「あとで大人たちに感謝することになるから」と言いくるめようとするのはありがちだが
実際は一生後悔する。
オーディションに落ちて、
悔しい、待ってて追いつくからと言える奏は強いし
それはできない、と言う翔子ちゃんも良い。
辞退した人がいて、と言われると、
あの子かなと読者は思うだけで、悲しいものがある。
奏のポジティブさは本当に凄いし、
翔子もそれに救われることがあるだろう。
翔子は真面目だからこそ、人からちゃんとできていないと思われるのはすごく嫌だろうな。
絵麻から指摘されたり他の人から注意されてしまうのがきつい。
奏のお父さん、バレエを勉強しようと言うのは偉いけれど
見ながら途中で眠ってしまうなんて本当に興味がないのだなと思う。
絵麻ちゃんが疲労骨折をした過去があったとは。
奏の様子を見に来るなんてさくらも結局良い子だ。
そのお蔭だとは言え、
怪我しててもできる練習をしようと考えられる奏は本当にポジティブだ。