感情タグBEST3
一コマ一コマがドラマチック
本当に引き込まれる。
「ドォン」だけでいくらでも眺めていられる。
その背景の山の様子や周囲の音、それぞれの人物の心の声が多重音声のように響いてくる。
焦り、喜び、怒り、悲しみ…
そして勇気と元気。
前向きなエネルギーしかない。
茶々かっこいい!
茶々がすごいかっこいい。姐さんってこのひとのためにある言葉だと思った笑死の踊りのところはすごいドキドキしてよんでました。三巻目ですが、ドキドキ一巻からとまりません。
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茶々が登場!出てくる人がいちいちかっこいい。赤の王、さすがです。単なる暴君ではない。紅丸の自爆シーンは鳥肌立った。朱里と四道、茶々と座木、それぞれの絆に胸を打たれる。更紗の周りにもかけがえのない仲間が増えてきて、いいなあこの漫画。好きだなあ。
Posted by ブクログ
更紗(さらさ)は長老の遺言の通り、朱雀(すざく)の宝刀を求め、九州・桜島に向かった。途中、朱雀一族のハヤトを仲間に加えることができた更紗は宝刀のある朱雀の村を目指す。ところが、ハヤトの母親にもらった地図に描かれている朱雀の村の場所は、朱雀の宝刀ごと海に沈んでしまっていた。呆然としていた2人は、この辺りの海域を根城にする海賊に捕まってしまう。海賊たちによって異国に売られそうになる更紗。しかし海賊と自分の敵が同じだと知った更紗は、なんとか仲間になってもらおうとした。そのために、負けたら異国に売り飛ばされ、勝ったら共に戦うという条件で海賊の頭首・茶々に勝負を挑むが…!?
Posted by ブクログ
たとえ運命がおまえを翻弄するように思えても、運命とは自分の手で綴ってゆくもの。
たとえ一見意味のない人間関係でも、すべては前世から定められていた、大切な約束事。
大変今さらながら、田村由美さんの著作を初めて手にとりました。 舞台は、現代の文明が崩壊した未来の日本。 ただ村人たちを助けたいだけだった更紗が、王族を追放し新しい国を作る、という大きな流れの中で、"運命の子供"として民を率い革命を起こすことを期待され…。 たった15歳の少女が背負うには、あまりにも重い運命。 何度も壁にぶち当たり、理想と現実の差に打ちのめされながらも成長していく更紗の幸せを祈るようにぺージをめくりました。 多くの魅力的な登場人物の中でも、とにかく揚羽の生き様がかっこよすぎてしびれます…! 奴隷として育った過去がありながら、いやだからこそ、気高く崇高な揚羽の魂が眩しくて、終盤の神がかったような美しさは息を飲むほど。 彼の中に光る、揺るぎない信念がそうさせているんですよね。 誰にどんな扱いをされても決して魂は汚されない、その強さに心を打たれたし、わたしもそうありたいと思いました。 相手を激しく憎みながらも、愛さずにはいられない…人の心はままならないものですね。 綺麗事ではない、様々な形の愛を描いた作品。 同時に、国について、政治について、自分の生き方について、考えさせられる物語でもありました。 20年ほど出遅れましたが、この作品に出会えてよかった! これからも読み継がれてほしい名作です。
海周辺の戦い
この巻は、海賊や海戦・陸海戦の問題が中心でした。
未来の日本なのに古事記とか、全然弱体化した日本なのに、ヨーロッパ船が戦って奪う国か友好するべき国か迷っているなど、理解に苦しむ所があったけど、まあファンタジー?としては面白かったです。
それにしても、サラサとシュリはそう何回も戦地や戦地へ向かうところで出会ったら、敵が相手であるとわかりそうなのに。