あらすじ
沖縄で再会することができた更紗(さらさ)と朱里は、安里(あさと)と運天の政権争いに巻き込まれてしまう。更紗たちは、日本との和平を望む安里大統領側につき彼を助ける。しかし運天の刺客に追いつめられ大統領共々、鍾乳洞へ逃げ込んだ。ナギたちの助けを得てなんとか刺客を倒すことができた更紗。意識を取り戻した大統領は更紗を呼んで、運天との誓いを語り始めた。自分は日本と和解をめざす。運天はそれが叶わない時に、日本と通じて最小限の被害で沖縄を明け渡す。決して沖縄を灰にはしない、そのためにはどちらかが残ればいいと。一方、海上では、元赤の王の艦隊が沖縄に迫る。対する朱里は一計を案じ…。
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運天さん…
郷里を愛する方法や実践の仕方も多様なのかな。
つきつめると悪役さえ動機があるから、片方だけの見方をしてしまうことのないように、広くいろんな立場を理解したいと思いました。
いっときの幸せ
さらさとしゅりの一番幸せな時間が沖縄だったのではないでしょうか…
そして沖縄は独立しているべきか、日本に再び取り込まれるべきか…薩摩藩に攻め込まれた時の歴史を見ている様でした未来の世界なのに
いつの時代も沖縄は攻め込まれる脅威に怯え、生き残る為に外交重視している
作者さんの知識に脱帽です
Posted by ブクログ
運天の最期に涙。いい人だったー。朱里と更紗、それぞれが出会い、別れるたびに成長してるのがいい。朱里にはユウナと今帰仁という仲間が出来たし、更紗は仲間に真実を伝えることができた。浅葱もなんか人間らしくなってきた。よかった!と思ったら正太がとんでもないことに。続きが気になります!
Posted by ブクログ
沖縄で再会することができた更紗(さらさ)と朱里は、安里(あさと)と運天の政権争いに巻き込まれてしまう。更紗たちは、日本との和平を望む安里大統領側につき彼を助ける。しかし運天の刺客に追いつめられ大統領共々、鍾乳洞へ逃げ込んだ。ナギたちの助けを得てなんとか刺客を倒すことができた更紗。意識を取り戻した大統領は更紗を呼んで、運天との誓いを語り始めた。自分は日本と和解をめざす。天運はそれが叶わない時に、日本と通じて最小限の被害で沖縄を明け渡す。決して沖縄を灰にはしない、そのためにはどちらかが残ればいいと。一方、海上では、元赤の王の艦隊が沖縄に迫る。対する朱里は一計を案じ…。
とうとう
様々な出会いと経験が朱理と更紗を変えてゆき、また、人々が変わっていく様子が素敵でした。
時代によっては、寿命が短く、また会えるというわけではない、というセリフが印象的でした。
そして、とうとう、更紗がタタラではないことのカミングアウト!大転換の予感です。
Posted by ブクログ
沖縄でのあれやこれやを経て、信頼できる仲間2人を得た朱理。部下全部に裏切られるって相当へこたれる出来事だと思うけど、復活しましたねー。スティーブ・ジョブズのように、華麗に返り咲いてくれるといいですが。まだまだ王者の座に戻るのは先っぽい。
Posted by ブクログ
国土を守る為の決裂。
やり方が違っても、どちらかが国を守れればそれで良い。
あまりに悲壮な決意だ。
負けた方は事実を明かすことも出来ないのが辛い。
この出来事をきっかけに、仲間に自分が更紗であることを
打ち明けることにしたタタラ。
揚羽の言いたいこと、やりたいことは分かるが
双方にとって騙し討ちのような形なのは良くないな。
恋愛話をできるようになったのはちょっと良いし、
隠し事がなくなったことで色々楽にもなったのでは。
中には心中穏やかでなくなる人間もいようが、
信頼している仲間内でなら大丈夫だろう。
それにしてもラストは衝撃。
どんなタブーを犯したかわからないが、
よそ者でルールもわからないだろう2人にあまりの仕打ちだ。