あらすじ
戦いは、王城にて大詰めを迎える。そして、王城を崩壊させる仕掛けが作動し、更紗たちは絶体絶命のピンチに陥る。更紗のために、王城の地下で城の崩壊を食い止めようとするは揚羽だったが、夜郎組に見つかってしまい…。
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この物語の一番のハイライト
タタラでもさらさでもしゅりでもなく…
揚羽と陽炎のシーンだと思います
揚羽は最初からタタラの為に死ぬキャラとして作られたのでしょう
けど、何故ここまで見知らぬ少女に尽くす!?
そんな存在は親だけだと思ってます
ただ、ただ愛してその人の幸せの為に成長の為に身を犠牲にするのも構わない
通りすがりに出会った男がするでしょうか?
しゅりより、揚羽の方がさらさの運命の人だと思う
完結
27巻まであるので、終わりはまだ先だと思っていたら、この巻で完結でした。26巻と27巻は余話でしょうか。
最初からかなり飛ばしたドラマ展開だったせいか、何故か終わりがあっさりしている風に思えました。
アゲハが死んでしまったことがとっても残念です。
白の王が…
昔連載中にも白の王の外伝がすご過ぎてティーンだったので衝撃を受けたのですが、今回読み直してみてもやはり銀子は物語中最も何も選べずに死んでいった女性だったんじゃないでしょうか?
初恋の柿人には夫を殺され、父親に犯されて子を産み、どこの子か分からない子を浅葱と名付けてずっと自分と王家が朽ち果てるのを待っていることしかできない、白の王がしたことは許されることではないですが
柿人の名前を呼びながら最期崩壊してゆく城に落ちてゆく彼女を見ていると
銀子のまま柿人と幸せになる道とかは無かったのか?とか悲し過ぎてつい妄想してしまいます
感想
なんで書いたらいいのかな。
素敵な大団円でした。
その後の各自のストーリーが悲惨…
揚羽が強くなったのは、女性の優しさに触れたからでもあるけれど、ありえないほど立派に…
誰に慰めてもらうことも求めず、水準が高い人として生き切ったかのような…
あと、銀子と柿人にあんな生々しい描写があったとは知りませんでした。生=性の一場面。何かが壊れた瞬間。未来に進めず、そこに留め置かれる生。
一方で茶々たちにはその点、未来に向かって愛を育んできた様子が窺えるし、ユウナさんも、志麻ちゃんもそれぞれに未来へ繋がる要素を孕んでる。最初から産み育む性として存在していた千手姫はスタートが早かったよう。一水さんも、マー君のお母さんも。
戦いが終わり、更紗も女の子に。
男女が愛し合うことで人類って未来を作り続けてきたんですねぇ。
なお、この作品中では、子供を健全に育んでいくには、周りの手によるサポートも必要な様子が、読み取ろうとすると読み取れました。
個々人が過去や憎しみを超えて、共に手を携えて、そして良い社会を目指すという未来志向の一大戯曲です。進化あるのみ。
…うんと現代版の久能整君の世代になると、繊細極まる心の動きがテーマになってくる。より良い社会になった筈なのに、未だに多くが傷だらけ、、それをどのように乗り越えて次の社会を目指そうというのか、作者の創造もまだまだ続いていきます。非常に楽しみです。私も私の創造を今日もしてかなきゃと思いました。
匿名
名作です
魅力的なキャラクターが多くて大好きな作品ですが、なかでも揚羽が一番好きでした。
いつかこの日が来ると何となくわかっていましたが、わかっていても号泣です。
号泣
涙なしには読めない。
揚羽の最後は何度読んでも号泣してしまいます。
赤の王とタタラの決着も納得でやっぱり良いラストですよね。
この巻で本編が終わりますが、外伝も大好き。今で言うスピンオフ。
紙本を全巻持っていたけど、前に売ってしまい、少し前に5巻まで期間限定無料で読んだらやっぱり面白くて、電子版で最終巻の27巻までまた揃えてしまった。
場所とらないし、火事になっても残る電子版、ありがとう!(ほんとに火事にあったことがあるので、本が駄目になるショックはデカイです)
Posted by ブクログ
本編はここで終わり。揚羽の最期が辛すぎた・・・。蜻蛉も。朱里への思いをこらえてこらえて戦ってきた更紗の心からの叫びに涙。浅葱を迎えに来てくれた2人にも涙。そしてこの壮大な物語が終わってしまったことに呆然。番外編「MADARA」は、ああやっぱりな、という感じ。銀子があそこまで歪むには相当の理由があるよなあと。これを少女漫画で描けるのが凄い。「HAZAMA」は揚羽の過去のお話。四道って朱里にとっても揚羽にとっても本当に大事な人なんだなあ。揚羽の屈折した愛情も切ない。どっちにも生きてて欲しかったー。
Posted by ブクログ
戦いは、王城にて大詰めを迎える。そして、王城を崩壊させる仕掛けが作動し、更紗たちは絶対絶命のピンチに陥る。更紗のために、王城の地下で城の崩壊を食い止めようとするは揚羽だったが、夜郎組に見つかってしまい…。
Posted by ブクログ
揚羽ちゃん追悼の意を込めてこの巻。
漫画で影響を受けたのはこれが初めて。
これを超える漫画にまだ出会っていません。とりあえず読んでみろ、の作品。
Posted by ブクログ
文明が滅びて数百年、暴君に支配された日本の砂漠の小さな村に「運命の子供」タタラが双子の更紗とともに産まれる。しかし、十数年たったある日、突然、「赤の王」が軍を率いて村に押し寄せてきて、タタラは殺されてしまう。そして妹の更紗は村のみんなを守るため、兄の仇を討つためにタタラになりすまし、王を倒し、革命をおこすために旅にでる。
更紗はけして完璧な強い人間ではないけれど、仲間に支えられ、自分自身とも戦いながら強くなっていく。そんな更紗にすごい勇気づけられます。
そして登場人物がどれも魅力的でそれぞれの人の想いがすごく伝わってくる。ロミジュリ的な更紗と朱里の恋愛も必見!そして短編をよむのもおすすめ!あなたの故郷の県あたりもでてくるかも?ちなみに私は関門トンネルがでてきてうれしかったです^−^(例え魔の洞窟になっていようとも!w)
個人的には報われなくても影で更紗を守り、支え続けたあげはの男っぷりにほれましたw
Posted by ブクログ
この人の絵がいけるなら
ホント大丈夫なら読んで欲しいんですよ・・・ね・・・!
いろんな人がいて凄い楽しいし
頑張ろうってなるんですわ
この人の漫画。
ほんといいのよ・・・むしろ好きになるしさー
Posted by ブクログ
名作。
敵も味方も皆それぞれの想いを抱えていて
それが細かく描かれてる。
どの登場人物にも魅力的。素敵。
更紗がお母さんと再会したシーンと最終話は号泣してしまう。。