【感想・ネタバレ】ベルセルク 33巻のレビュー

「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに10巻ぐらい前から読み返してみました。
似たようなパターンの戦闘が続くのと(ピンチ→ガッツ鎧に取り込まれる→敵撃破→シールケがガッツを呼び戻す)、一回の戦闘シーンが長いのが(しかも重要な敵との最終的な決着は先送りにされる場合が多い)最近のなんとなく続くストーリーの倦怠感と間延びした感の要因でしょうか?

旧鷹の団編のころのような数ページ先に何が起こるかわからないようなヒリヒリとした緊張感は無くなりました。
・・・ガッツもすっかり若年寄化してますし。

絵の緻密さ・繊細さは最高レベルなんですけどね~。


で、一年以上待たされた新刊です。

ガッツ一向の船旅&グリフィス対ガニシュカ序盤といった内容。
面白いけど、また一年待たされると思うと気が重いです・・・・・・。

あと、しょっちゅう夢で見たという予言が出てきますが、今後の展開のネタバレになっている気がするので言わないほうがいいような・・・あせあせ
それとも「鷹の予言が外れるとき=ガッツがグリフィスに一矢報いるとき」までの伏線なんでしょうか??

作品自体は大好きなので、最後まで付き合います。

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2011年06月08日

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