【感想・ネタバレ】和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典のレビュー

あらすじ

為尊親王の死後、弟の敦道親王から和泉式部へ便りが届き、新たな恋が始まった。恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。平安時代の愛の苦悩を通して古典を楽しむ恰好の入門書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

恋多き女性といわれる和泉式部。
和泉式部が手がけた『和泉式部日記』は、現代のドラマの脚本にも勝るのではないかと思うほどの恋模様が描かれている。
愛する人が亡くなった後に、その弟である敦道親王と和歌のやりとりをする部分からは、和歌の教養が伺えると同時に、恋多き女性と言われる所以が垣間見られる。

返歌を送られても、すぐに返事をするのは・・と返事をためらう部分や、返信するのは何回かに一度にしようと、駆け引きをする部分は、いつの時代も変わらない心情なのだろう。

挿絵やコラムもあり、古典の知識も深まる1冊。

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2017年10月11日

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