あらすじ
冬の江戸の町に強風が吹き荒れるなか、神田三河町の茶漬屋から上がった火の手は、元武家で刀を包丁に持ち替えた料理人時吉の「のどか屋」にまで迫ってきた。師匠の娘おちよと客を一足先に逃がした時吉は、猛烈な火勢と煙のなか、風上に向かって走りだしたのだか……。喧騒のなか、どこからか赤子の鳴き声が聞こえてきた。しかし、火はもうすぐそこまで迫っている……。
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目出度い話と悲しい別れ
目出度い話も有れば、火事での悲しい別れも有る。古くからのお馴染みさんの死に、お嫁さん一人の祝言には、泣けた。泣けた。
時吉とおちよが、やっと夫婦になり、猫ののどかが帰って来た。これからは、幸せになって欲しい。