【感想・ネタバレ】御宿かわせみ7 酸漿(ほおずき)は殺しの口笛のレビュー

あらすじ

小川のほとりで酸漿(ほおずき)を鳴らす娘は別れた母を探していた……表題作ほか、御三家の水戸様の屋敷に賊が入ったという噂がたち、大名家の事件に町方は手が出せないが、源三郎と東吾が密かに探索を始める「能役者、清大夫」、「春色大川端」「玉菊燈籠の女」「冬の月」「雪の朝」の全六篇を収録。真野響子から高島礼子にバトンタッチしたリニューアルのテレビ版も好調、るいと東吾の色模様もしっとりと、江戸情緒豊かな異色の人気捕物帳シリーズ新装版第七弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これまでとちょっと手法変えてきた
捕り逃がしたり、捕物よりストーリーメインだったり
「冬の月」が悲しい話だけどこういう話のが好きだな
るいの心が強くなってるのと何度目かの正月の描写に二人の過ごした時間の長さを想う

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズも安定してきたな、という印象です。東吾とるいの仲の良さも、それを周囲が温かく見守っているさまも、事件の発端も、いい意味で目に浮かび想像できる、そんな風になってきたように感じます。この巻では、これからの東吾と源三郎に何やら暗雲が…というような表現があり、今後が気になります。
 印象に残ったのは『冬の月』。女が自由に生きるのは難しいなぁと思います。老いては子に従え、という言葉が浮かびました。切ないなぁ。

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2015年11月08日

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