飯田泰之のレビュー一覧
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ネタバレ一部通用しない部分(これはCOVID-19)のせい
がありますが一応それのカバー方法は出てきます。
ただしそれは地方の…にはならないのが残念。
この本をベースにカバーできる方法を
というのがベターなところでしょう。
ある「シンボル的なもの」が時にブームになります。
一見すると地域貢献に思えるでしょ?
だけれどもその地域にお金が落ちるかというと
一番落ちてほしい部分には落ちないのです。
あとはある種の納税もそう。
結構極論で「廃れる」言っていましたが
その提供するサービスが以前取り上げられたことのある
「アレ(ルールに抵触)な奴」が当たり前だったり
その地域の色濃いものではなかったりすれば
ただの節税対策で廃れると思うのです。
タイトルこれ…失敗例じゃないんだよね。
どうすればよくできるか、でしょうよ。 -
Posted by ブクログ
小学生の算数と国語の力があればわかる金融・経済の超入門書!と謳っているだけにとても分かりやすく説明されていた。
金融業界に勤めながら経済新聞を読んでも表面的な事しか理解が出来ていないことに反省し、まずは基本レベルを理解し経済の仕組みが分かれば市場を先読みしお客様にお役立て出来る事が増えると考え読んでみました。
経済の教科書に載っていたあの言葉の意味はそう言う事だったのねと!といくつも理解が進んだ気がします!なるほど経済は面白い!!
完全に腹入りするまで何度も読み返したいと思います。そして、定期的にこの解説レベルで(笑)時事情報を更新した関連本を出して欲しいです‼️ -
Posted by ブクログ
経済に近い問題の解決のために使う技術を一つづつ紹介する本
いろんなポイントが述べられているからこれらを意識しておくと良い。
ひとつひとつは簡単で知ってることだけど、いざ使おうとすると抜けが出ててそこが弱点になることが多いから、こういう本で体系的に身に着けておきたい。
ゼロからの発想は、基本が十二分に身についてからで良い。
物事を多面的に考えるためにまず、一面だけを観察して個別的に判断する
否定できない主張は意味がない。
権限が強い管理職:オープンシステム、権限が弱い管理職:クローズドシステム
演繹法:正しさを保証→情報の整理、帰納法:新しい発見の可能性→志向の前提探索
必要条件を重ねて、十分条件に近づける
現実に存在するものには何らかの合理性がある。誰が何の目的でその行為をするか考える
効率努力、関係努力。
集団内での上手な目標達成のコツは、自分と他者が同じ状況を喜ばしく思うようにすること。
自分以外は競争していて、自分は競争をしないというのが経済学が導く最高の環境
自分の能力が高く評価され、熾烈な競争に巻き込まれないようなポジションを探す
他人も努力するので、「努力が必ず報われる社会」は制約の外にある不可能な目標。 -
Posted by ブクログ
論理的におかしい、内容のない議論は結構多い。政治の世界の議論はほとんどが突っ込みどころ満載だ。会社で行われている会議も結構当てはまる。本書では、そうした「ダメな議論」を解説し、それを見抜くためのチェックポイントを紹介している。また、後半では、実際に「ダメな議論」を挙げ、そのどこがどうダメなのか解説している。
「議論」というと複数の論者がそれぞれの考えを述べ、論じ合うというイメージがあるが、本書で扱っている「議論」はむしろ「論説」に近い。
自分が詳しい分野についての論説であれば、自然とおかしなところに気がつくが、専門外だったり知らない話だとそうもいかない。そうした場合に5つのチェックポイントに照らし合わせてみることが効果がある。
(1)定義の誤解・失敗はないか
(2)無内容または反証不可能な言説
(3)難解な理論の不安定な結論
(4)単純なデータ観察で否定されないか
(5)比喩と例話に支えられた主張
著者の主張はリーズナブルで解説は丁寧だが、その丁寧さがかえって文章としての読み易さを損なっている感じを受けた。練習問題としている後半もきちんとページを割いて、実践的なものになっている。 -
Posted by ブクログ
5人の科学者、サイエンスライターがそれぞれの立場から「科学」について語ります。
これを読んだから騙されないようにはならないですが、近年の「科学」周辺のトピックや考え方に触れる事ができて、面白く読めました。
それぞれ、印象に残ったことを覚書。
1.科学と科学でないもの(菊池誠)
・疫学的思考の重要さ。
例えば、「やった・やらない」「効果あり・効果なし」をクロスさせた場合、「やらない」×「効果なし」が、見落とされがち。
・道徳を決めるのは、物質の性質ではない。歴史や文化。
2.科学の拡大と科学哲学の使い道(伊勢田哲治)
・科学はモード1からモード2へと移り変わつつある。環境学、情報学など。
モード2では、「問題解決」への有効性が大事。また、大学、自治体、企業など様々な主体との協同が不可欠。
・科学か、科学でないかを主張の「内容」ではなく、「態度」で考えて判断する。科学の定義で外せないポイントは「信頼性」。主張が「信頼」を得るために、どのような手段を用いているのか。
3.報道はどのように科学をゆがめるか
・科学には不確実性が伴う。ゼロリスクにはならない。程度や量の考え方が大事。リスクとメリットについて、どこで折り合いをつけるのか。
4.3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題
・「トランスサイエンス」という領域。科学の分野ではあるが、科学だけでは解決できない領域が拡大している。
・「欠如モデル」というアプローチ方法が時代にそぐわなくなっている。科学者が市民を啓蒙するというアプローチではなく、科学が伴う意思決定に市民が関わる場を。 -
Posted by ブクログ
日本の経済の苦境をわかりやすく解説してくれる本。2010年の書だが、現在でも通用する。この本でも提唱する、財政、金融政策がようやく日銀によって実施されているのだから。
注目点
・自分で考える力を身につけるには、論理的に整理し、理解し、適切なアクションを取る。
・ネットに時間を費やす人は機会費用の低い人。バカだからではない。
・サンクコストは無視しなければならない。
・比較優位説は世界の生産力が最大になるという考えに立つ。
・バカな人に見える人は、あなたにとって、最高の交換相手。
・経営学は競争は悪い→企業の利潤を最大。経済学は競争はいい→社会全体の満足度の合計を最大にする。
・社会全体の満足度は最高でも、企業は困ってしまう状況がある。
・潜在GDPと実質GDPのギャップを埋めるために安定化政策(財政、金融)が必要。小泉政権のときは、この安定化政策が実施されず、潜在GDPをあげる成長政策のみが実施された。
・景気がいいとは、実質GDPが潜在GDPを上回っている状態。
・デフレはギャップ型不況が深刻なときに発生する。
・日本経済が完全雇用にある状況では、物価はゆるやかなインフレになる。フィリップスカーブより。
・消費、投資の現象はストレートに実質GDPを低下させる。
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Posted by ブクログ
貨幣の存在は経済活動の当たり前の前提になりすぎていて、その本質について考察するのは経済学の素人からすると言語を使って言語を考察するような難しさがある。そこで本書のように、今とは貨幣を取り巻く状況や性質が異なる歴史上の事件を使って経済について考えるのは面白い。
本筋からは外れるのだが、現代のような継続的なインフレーションは歴史の中では例外的な局面であると言うのは興味深い。本書では経済成長論には触れられていないが、適切な水準での成長通貨の供給ということから、経済成長そのものと密接に関連しているのだろう。
著者は、消費や投資のニーズがあるところへ資金が供給されやすくなるインフレに好意的である。