飯田泰之のレビュー一覧
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ビジネスをする、始めるという視点で景気の動きなどを解説するマクロ経済の本だった。
起業したい人には内容が一般的過ぎるかもしれない。経済ニュースをより理解できるようになりたい、という方にもおすすめだと思う。
財政政策の例として定額給付金の目的や効果の話があり、コロナの給付金を正しく使おうと思った。
ミ...続きを読むPosted by ブクログ -
学んだこと。
経済政策の三つの分野。
経済成長政策、安定化政策、再配分政策。
創造的破壊の理論は、一国の経済ではなく、特定の産業分野に体して有効である。
日本の年金制度は再配分政策になっていない。
電力の上下分離は、成長政策である。Posted by ブクログ -
経済に近い問題の解決のために使う技術を一つづつ紹介する本
いろんなポイントが述べられているからこれらを意識しておくと良い。
ひとつひとつは簡単で知ってることだけど、いざ使おうとすると抜けが出ててそこが弱点になることが多いから、こういう本で体系的に身に着けておきたい。
ゼロからの発想は、基本が十二分...続きを読むPosted by ブクログ -
論理的におかしい、内容のない議論は結構多い。政治の世界の議論はほとんどが突っ込みどころ満載だ。会社で行われている会議も結構当てはまる。本書では、そうした「ダメな議論」を解説し、それを見抜くためのチェックポイントを紹介している。また、後半では、実際に「ダメな議論」を挙げ、そのどこがどうダメなのか解説し...続きを読むPosted by ブクログ
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日本の経済の苦境をわかりやすく解説してくれる本。2010年の書だが、現在でも通用する。この本でも提唱する、財政、金融政策がようやく日銀によって実施されているのだから。
注目点
・自分で考える力を身につけるには、論理的に整理し、理解し、適切なアクションを取る。
・ネットに時間を費やす人は機会費用の低...続きを読むPosted by ブクログ -
貨幣の存在は経済活動の当たり前の前提になりすぎていて、その本質について考察するのは経済学の素人からすると言語を使って言語を考察するような難しさがある。そこで本書のように、今とは貨幣を取り巻く状況や性質が異なる歴史上の事件を使って経済について考えるのは面白い。
本筋からは外れるのだが、現代のような継...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校の算数と国語の力があればわかる、という触れ込み通り、一つ一つの説明は、とてもわかりやすい。
しかし、経済・金融に疎い僕にとっては、それを頭の中に収納していくことが本当に大変。というか、理解するまでは至らなかった。
じっくり時間をかけて、理解したいと思う。Posted by ブクログ -
久し振りに読み応えのある本に当たりました。
経済学での考え方を日常でも使ってみましょう、ということで、言っていることは当たり前なのですが、今まで知らなかった経済用語がたくさんあって、まだまだ勉強不足だなぁと痛感させられました。
特に目から鱗という内容があったわけではないのですが、要所要所で『なるほど...続きを読むPosted by ブクログ -
苦手な議論の追い方、やり方について技を得るべく読む。5つの視点は有効そうだ。定義づけ、今何を話しているのか?への注意、等基本ながらつい外す点を、丁寧に記していた。Posted by ブクログ