飯田泰之のレビュー一覧

  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    日本経済を格差・貧困の観点で論じること自体に違和感を覚える本。収入が少ないのに「人並み」の生活を求める性根をどうにかする方が先ではないか?なんて書いたら叩かれそうだが…。

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    2011年05月29日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    思考メソッドの一方式として、アカデミックな視点が欲しい場合に最低限必要な情報が入った本という感じ。非生産的な視点ではあるが、読んどいて損はない。

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    2011年01月30日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    まず「ダメな議論」とは、「誤った」「無用な」「有害な」言説のこと。

    と定義し、常識とされているものにもこのような言説が多く含まれていることを指摘。
    その上で必ず正解を見抜く術ではなく、ダメな議論を簡便に見抜くためのチェックポイントとその応用方法をレクチャーする一冊。

    備忘録として著者の挙げるチェックポイントを記します。
    1、定義の誤解・失敗はないか
    2、無内容または反証不可能な言説
    3、難解な理論の不安定な主張
    4、単純なデータ観察で否定されないか
    5、比喩と例話に支えられた主張

    感想としては、著者の主張もチェックポイントももっともだけど、
    「ダメな議論」を見抜くというのは実際とても面倒で大変な作業だということ。

    著者は繰り返し「人は自分の感覚と合うものを正しいと思う」述べている。
    自分が正しいと感じてしまったものを疑って読み込み、手間をかけて調べて正否を確かめる人がどれ程いるか甚だ疑問。

    でもこれから何かの議論に触れた時、それを自分のなかの常識にしてしまう前のワンクッションにはなると思う。

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    2010年10月25日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    場の空気や、感情が意志決定の支配要因となっていないか。そもそも確か(らしい)ことは何かについて見抜く要素を提示しています。比較的わかりやすく解説しているので、そんなに疲れずに読めるのでは。

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    2010年08月04日
  • 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

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    ・初心者にも分かりわかりやすい経済学の入門書
    ・著者のお家芸である「経済学の知識を政策にどう生かすか」という点に重点が置かれている

    【以下、興味深かった記述を抜粋】※「?付きの文章」は自分の感想
    ・経済学 …社会全体の満足度の合計を最大にする方法を考える →競争は望ましい
     経営学 …会社の利潤を最大にする方法を考える →いかにして競争を避けるかがポイント

    ・日本の不況(失われた20年)は、「デフレ = ギャップ型不況」
      →小泉改革の「成長戦略」(規制緩和、公的企業の民営化)は、NG
      →本来は「安定化政策」(財政政策、金融政策)が必要 →結構やった筈?

    ・安定化政策
      景気の上げ下げが激しいと、企業は長期的な視野に立った活動が出来ない ←設備投資、社員の雇用など
      →ボラティリティが激しいのを嫌うのは、経済も投資も一緒?

    ・不況の長期化
      生き残る企業 …財産が多く、銀行と繋がりが深い企業   →老舗、大企業
      潰れる企業  …資金力が乏しく、銀行と繋がりの浅い企業 →ベンチャー企業など
      ※生産性の高さは関係ない
      →旧来型の企業ばかり生き残り、ベンチャースピリットを失った社会は活力を失い、長期的には潜在GDPが低下? →失われた20年 = 今の日本

    ・会社内での人間関係も生産性に影響する(この仕事は誰に頼めばうまくいくかなど)
      →会社の人間関係がしっかりしている方が仕事もスムーズに進む = 関係特殊性人的資本
      →派遣社員は仕事場を転々とする為、技術が身に付かない以外に、職場の人間関係(資本)の点でも不利?

    ・成長政策  …(生産性、技術力などで)頑張る人を応援。
      |対立することもある
     再分配政策
       …(デメリット)頑張って成功しても、再分配されてしまう →損するから頑張らない。
        (メリット)ビジネスの成功・失敗は運の要素も大きい。失敗したときの「保険」の役割(セーフティネット)
       →「保険」なので、成功者・失敗者が満遍なく費用負担することが必要だが、チャレンジャー=失敗を考えない人なので負担を嫌がる
       →成功者が社会保障の負担を嫌うのは、その人個人にっては効率的でも、社会にとっては非効率(チャレンジャーが減少) →合成の誤謬。
       →例えば健康保険で、健康な人は保険に入らず、健康に不安な人だけが保険に入るようなもの →高コスト

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    2013年11月24日
  • 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

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    第1章から第4章は経済学・競争・景気といった内容の解説で、門外漢の私としては
    平易な解説で勉強になった。だが、第5章から第7章で、個人はどう生活すれば良いか?
    日本経済はどうなのか?と言う話になると、「現実はそんな理屈通りうまくいかない
    んじゃないの」と思ってしまった。
    後半はともかく、前半は高校生・大学生が経済学の入門として読むのにちょうど良い
    内容だと思う。

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    2010年06月19日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    あえてダメな演説をする事がひとつのテクニックだということに驚いた。、きちんと話せば間違いも指摘されやすいので、それを避けるためにイメージのいい言葉を多用して中身のない話でごまかす。そっか、テレビで政治家が言うことに「は?何がいいたいのだ?」とイライラすることが多かったがそれはテクニックだったのか・・・。

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    2010年05月27日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    [ 内容 ]
    ニート問題から財政赤字、平成不況まで、いかにももっともらしい議論がメディアを飛び交っている。
    じつは国民的「常識」の中にも、根拠のない“ダメ議論”が紛れ込んでいる。
    そうした、人をその気にさせる怪しい議論を、どのようにして見抜くか。
    そのための五つのチェックポイントを紹介し、実例も交えながら、ダメな議論の見抜き方を伝授する。
    論理思考を上手に用い、真に有用な情報を手にするための知的技法の書である。

    [ 目次 ]
    第1章 常識は「何となく」作られる(「常識」とは何か なぜこの本を読もうと思ったのですか? ほか)
    第2章 ダメな議論に「気づく」ために(場の「空気」による支配 もっとも単純な対応法 ほか)
    第3章 予想される「反論」に答える(「真の幸福」論法 「データは現実を表していない!」 ほか)
    第4章 現代日本のダメな議論(思考の練習問題 「最近の若者」批判のダメさ加減とは? ほか)
    第5章 怪しい「大停滞」論争(バブル悪玉説のここがヘン バブルは日本だけではない! ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2014年10月27日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    「実存の問題は政府や政策が手を突っ込むべき問題ではない。共同体や秩序に希望をたくす方向も同様である。」

     経済問題に関する入門書のように見えるけれど、本の内容はといえば、何かと話題の若年層非正規雇用労働者に関するもの。「格差」ではなくて「貧困」を問題の中心にすえて、貧困を経済学の問題として捉えて、貧困を無くすための方向性を模索してみようというコンセプト。

     頭のいい人たちの内輪話で、本の内容はあまり理解できなかったけど、貧困という問題に取り組む上では「生きづらさ」みたいな心の問題と向かい合う必要なないってこと。
     貧困者の心の問題に対して、社会学や精神論からのアプローチを突き放することろが潔い。
     貧困は単純に政策の間違いから生まれた問題で、心の問題を持ち出すまでもなく、経済学的解決策で対処できる問題である。
    例えば生きづらいと思っている青年に、「仕事を通じて社会から承認を受ける」みたいな社会心理学的な話とか「自分を変えよう」とか励ますヒューマニスティックな啓発本は役立たずだということ。

    弱いもの同士集って傷を舐めあいたい欲望にかられるけれど、そこは強がって我慢しよう

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    2009年11月09日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    ● 年金というのは何をやっているのかというと、貧乏な若者から税金をとって、金持ちの年寄りに配っている。それよりも生活保護やベーシック・インカムで生活を保護し、それ以上の部分については、個々人が自分の判断で預貯金すればいい。

    ● ニート、フリーターに対して「自己責任」といっていいのは、景気がいいときだけです。需要がちゃんとあって、その状況でニート、フリーターだったら、僕は自己責任だと思う。けれども、いまは席が人数分ないわけですから、社会の問題です。

    ● 要するに、都会の金持ちと貧乏人からとって、田舎と都会の貧乏人にまき、貧乏な若者と金持ちの若者からとって、金持ちの年寄りと貧乏な年寄りに配っているので、65歳未満の不平等・貧困はまったく解決しないんです。

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    2009年10月22日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    ダメな情報、論説をはじく技術。訓練しないと難しい。信頼できそうな人を見つけるほうが楽そう。/経済についての適当な議論が、如何にあふれているかということは、例題で嫌というほど分かった。それも自分では見抜けなさそうだ。

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    2012年06月28日
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える

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    前半は演繹法、データの見方など、ロジカルシンキングについて書かれており、それを踏まえて中盤からは経済"学"の基本的な部分について書かれている。
    後半では日本経済の具体的な事例を挙げて理解を深めさせてくれる。

    他の経済学入門書とは違った視点で経済の基本について書かれており、一層理解が深まった。
    筆者の意見には必ず根拠が示されており、主張は信頼できるものが多かった。

    また、ドーマーの定理を持ち出した上での(定理名自体には触れていないが..)デフレの弊害の詳しい説明が、非常にわかりやすかった。

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    2009年10月07日
  • 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

    購入済み

    立ち読み大事

    まさかの横文字で参りました。文字の大きさは替えられないし。今更ながら、立ち読みして、どんな形態の本なのかというのを理解してから購入するのも大事だと思いました。

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    2013年06月06日