飯田泰之のレビュー一覧

  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    あえてダメな演説をする事がひとつのテクニックだということに驚いた。、きちんと話せば間違いも指摘されやすいので、それを避けるためにイメージのいい言葉を多用して中身のない話でごまかす。そっか、テレビで政治家が言うことに「は?何がいいたいのだ?」とイライラすることが多かったがそれはテクニックだったのか・・・。

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    2010年05月27日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ニート問題から財政赤字、平成不況まで、いかにももっともらしい議論がメディアを飛び交っている。
    じつは国民的「常識」の中にも、根拠のない“ダメ議論”が紛れ込んでいる。
    そうした、人をその気にさせる怪しい議論を、どのようにして見抜くか。
    そのための五つのチェックポイントを紹介し、実例も交えながら、ダメな議論の見抜き方を伝授する。
    論理思考を上手に用い、真に有用な情報を手にするための知的技法の書である。

    [ 目次 ]
    第1章 常識は「何となく」作られる(「常識」とは何か なぜこの本を読もうと思ったのですか? ほか)
    第2章 ダメな議論に「気づく」ために(場の「空気」による支配 もっと

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    2014年10月27日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    「実存の問題は政府や政策が手を突っ込むべき問題ではない。共同体や秩序に希望をたくす方向も同様である。」

     経済問題に関する入門書のように見えるけれど、本の内容はといえば、何かと話題の若年層非正規雇用労働者に関するもの。「格差」ではなくて「貧困」を問題の中心にすえて、貧困を経済学の問題として捉えて、貧困を無くすための方向性を模索してみようというコンセプト。

     頭のいい人たちの内輪話で、本の内容はあまり理解できなかったけど、貧困という問題に取り組む上では「生きづらさ」みたいな心の問題と向かい合う必要なないってこと。
     貧困者の心の問題に対して、社会学や精神論からのアプローチを突き放するこ

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    2009年11月09日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    ● 年金というのは何をやっているのかというと、貧乏な若者から税金をとって、金持ちの年寄りに配っている。それよりも生活保護やベーシック・インカムで生活を保護し、それ以上の部分については、個々人が自分の判断で預貯金すればいい。

    ● ニート、フリーターに対して「自己責任」といっていいのは、景気がいいときだけです。需要がちゃんとあって、その状況でニート、フリーターだったら、僕は自己責任だと思う。けれども、いまは席が人数分ないわけですから、社会の問題です。

    ● 要するに、都会の金持ちと貧乏人からとって、田舎と都会の貧乏人にまき、貧乏な若者と金持ちの若者からとって、金持ちの年寄りと貧乏な年寄りに配って

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    2009年10月22日
  • ダメな議論――論理思考で見抜く

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    ダメな情報、論説をはじく技術。訓練しないと難しい。信頼できそうな人を見つけるほうが楽そう。/経済についての適当な議論が、如何にあふれているかということは、例題で嫌というほど分かった。それも自分では見抜けなさそうだ。

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    2012年06月28日
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える

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    前半は演繹法、データの見方など、ロジカルシンキングについて書かれており、それを踏まえて中盤からは経済"学"の基本的な部分について書かれている。
    後半では日本経済の具体的な事例を挙げて理解を深めさせてくれる。

    他の経済学入門書とは違った視点で経済の基本について書かれており、一層理解が深まった。
    筆者の意見には必ず根拠が示されており、主張は信頼できるものが多かった。

    また、ドーマーの定理を持ち出した上での(定理名自体には触れていないが..)デフレの弊害の詳しい説明が、非常にわかりやすかった。

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    2009年10月07日
  • 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで

    購入済み

    立ち読み大事

    まさかの横文字で参りました。文字の大きさは替えられないし。今更ながら、立ち読みして、どんな形態の本なのかというのを理解してから購入するのも大事だと思いました。

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    2013年06月06日