飯田泰之のレビュー一覧
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◼️p22-23 私たちは、「自分の知らないことを知る」本を探しながら「自分の知っている(漠然と感じている)ことが書いてある」本を購入し、読書を「自分の役に立てる」ことを目標としつつ、「自分の思想・行動に何ら影響のない(読んでも読まなくても変わらない)」本を読んでいます。つまりは、自分が日頃から抱い...続きを読むPosted by ブクログ
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経済政策について、政策目的ごとに分割して、図解を豊富に解説。分かりやすい。アベノミクスで目指していることの解説も分かりやすかった。Posted by ブクログ
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とてもわかりやすい経済学の本。ミクロ経済学の見方とマクロ経済学の見方の違いがよくわかった。個人レベルでは、競争は回避しなければならないが、社会全体でみると競争は好ましいものであることもわかった。このために「合成の誤謬」がおこるのだな。
でも後半は難しく全部を理解するには苦労する。経済ってやはり複雑な...続きを読むPosted by ブクログ -
経済のことがまったくわからない人向けですが、中身は結構充実してる。
経済学の原則から始まって、デフレや政策といった実践的な話題まで扱っているすごい本。
池上彰氏の「経済のことよくわからないまま~」という本が、初心者向けで本書と同じタイプの本ですが、本書のほうがおすすめです。
わかりやすさも、網羅率...続きを読むPosted by ブクログ -
ダメな議論とは、誤った議論、無用な議論、有害な議論なのだそうだ。
そのチェックポイントを四つに分けて提示していた。
一、定義の誤解、失敗はないか
二、無内容または反証不可能な言説
三、難解な議論の不安定な結論
四、単純なデータ観察で否定されないか
そのうち、非専門家には、一と二をまずせよ、とのこ...続きを読むPosted by ブクログ -
思考の型とは?
→問題を絞り込み、仮説発見のためにデータを観察し、問題を処理可能なレベルまで分割単純化し、作業仮説を立て、データを用いて仮説を検証し、総合的な結論を導く
必要条件に比べて十分条件はより絞り込まれたもの
データ観察は、相関関係を重ねることで因果関係に迫る営み
自分以外の価値観を認め、...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者がまとめている問題解決の方法を、さらに単純化してまとめると、こうなりそうだ。
・問いを確認可能なレベルにまで分割する。
・問題に関係ありそうなデータを観察して作業仮説を作る。
・データで検証する
・総合してまとめる
問いの分割に、またMECEが出てきた。
MECEは、前やってみたけれど、実際...続きを読むPosted by ブクログ -
世界一‼︎かどうかはわかりませんが、冒頭にもあるように、経済知識ではなくビジネスやプライベートで使える「思考法」を学ぶ上では最良の本だと思います。
経済学と経営学の違いにも納得です。
両者は非常によく似たプロセスを踏むものの、向かう先(目的)が違うとのこと。
物事すべて目的が大事だと再認識しました。Posted by ブクログ -
いわゆるマクロ経済学の入門書。
パターナリスティック・リバタリアンや割引率、経済成長の話は、かなり参考になりました。
自分の無知を改めて感じるとともに、当たり前のことをちゃんと考えてこなかったことを反省しています。
このシリーズを通じて、いろいろ学ぶことができましたし、たくさんの気づきがあ...続きを読むPosted by ブクログ -
「思考の「型」を身につけよう」飯田泰之
経済学。特になし。
学生時代まで通じて、経済学とはずっと疎遠だったのですが、社会人になって資格試験勉強をして、その面白さを知りました。
経済学って、まずは実学よりも、社会の事物がどうやって効果的に「収まる」のかの考え方を学ぶのだな、と。
数理学・物理学出身の...続きを読むPosted by ブクログ -
ミクロ経済学の各種知見を、日常生活、仕事などあらゆる場面で、思考の「型」として用いることを提唱。
財について、富について、200年蓄積された経済学的な思考は、確かに広い汎用性をもっていると思われる。
メタ的に「考えるための考え方」としても、「時事を見極める方法」としても、さらに身につけたいものであ...続きを読むPosted by ブクログ -
春日さんの時代激論を中心に読む。
「司馬遼太郎の功罪」が実に興味深い!
勿論ワタシも例に漏れず、中学生の頃新撰組に興味を持ち、まず手に取った小説が司馬先生だったため、その他の作家さんが書いた小説数冊読んでもちいともハマれず、「燃えよ剣」と「新選組血風録」がありゃええわーと早々に終止符を打ってしまった...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史の流れを経済学的に考えてみたりなど、新しい視点で読み解く江戸時代。一本釣りできらびやかな家臣団を作った秀吉を一軍のスタメンが全員FAのようなチームとたとえる一方、家康の成功を土俗的性質にみるなど江戸の初期から、急な貨幣鋳造と倹約令というまったく正反対な政策を同時に行って江戸の経済の息の根を止めた...続きを読むPosted by ブクログ