飯田泰之のレビュー一覧

  • 経済成長って何で必要なんだろう?
    日本の貧困問題について、経済学の立場から切り込んだ本です。
    この本を読んで、自分が経済学についてわかっているようでわかっていないこと実感。
    いろいろな政策がある中で、経済的合理性の視点で確認する必要があることを感じました。
    それと正規・非正規問題では、正規の雇用条件を悪く(解雇しやすくする)方向での...続きを読む
  • 経済成長って何で必要なんだろう?
    タイトルそのものの答えは、「日々社会は進歩→新しい価値を生み出さないと人が余る→成長そのものが社会を支えるために必要」というとこでしょうか。やっぱり少し詭弁かなと感じてしまう…
    Anyway, コーディネーターの経済学者が私より若いことに驚きました。キレのある文章を書くなー。論理構成やスタンスは賛同...続きを読む
  • 経済成長って何で必要なんだろう?
    知の生産と流通を大学という特権的な場から解放して、現代人の生活にもっと身近なかたちで展開することを組織目的とする「シノドス」が、現代社会を多角的に検討する「知」の交流スペースにおいて、経済政策、マクロ経済学者の飯田泰之氏、内閣府経済社会総合研究所主任研究官岡田靖氏、フリーライターの赤木智弘氏、NPO...続きを読む
  • 経済成長って何で必要なんだろう?
    貧困問題の解決を経済学の視点からアプローチ
    飯田泰之と他参加者との対談という形式
    対談=話し言葉なので読みやすい
    飯田泰之(経済学者)×岡田 靖(経済学者)
     …高度成長時代のまとめ タメになります
    飯田泰之(経済学者)×赤木智弘(「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」の...続きを読む
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える
    経済学を能動的に勉強しようと思って初めて手にした本。めっちゃ噛み砕いて書かれていて、基礎固めには打ってつけ☆
  • 歴史が教えるマネーの理論
    本書には、現代経済学にあっての「期待」ーー将来と現在との対比によってほとんど変わらないのか、あるいは、インフレになっていくだろうという漠然とした予測ーーーーの重要性が歴史的な事象(昭和恐慌、江戸時代の各改革、幕末期の金流出な、第一次大戦後のハイパーインフレ)に照らして論じられる。歴史経済学のおもし...続きを読む
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える
    経済学的思考の技術
     「知る経済学から、使える経済学へ」の導きへを唱える意欲的な経済書籍である。
    経済的な取引・契約が行われる状況を纏めて「市場」という。
    取引の「買い手」「売り手」が特に情報の格差がない、といった状況を「完全競争市場」という。
    モラルハザードはあくまで「契約後の行動監視等が出来な...続きを読む
  • 夜の経済学
    荻上作ってことで。夜の経済学をちょっと覗いてみたいってのもあったし。なかなかに興味深いデータが見られました。
  • 歴史が教えるマネーの理論
    昔は金本位制が当たり前だったことから、金本位制を中心とした貨幣の関する話が殆どで、何となく思ってたイメージと違う本だった。

    "悪貨は良貨を駆逐する"という有名な言葉について、本で指摘されている通り自分も間違った意味で覚えていたので目から鱗。

    まあまあ面白かった。
  • 新版 ダメな議論
    本書のポイント!

    定義の誤解、失敗はないか
    無内容または反証不可能な言説はないか
    難解な理論の不安定な結論はないか
    単純なデータ観察で否定されないか
    比喩と例え話に支えられた主張はないか
  • NHKラジオビジネス塾 思考をみがく経済学
    生活と紐付けて経済学の要素をサラっと紹介している感じ。
    学ばなくても元々感じていた、身についていた…という箇所も感じた。
    それでも新鮮な所が少しはあったので良いかな。
  • 経済の論点がこれ1冊でわかる 教養のための経済学 超ブックガイド88
    基礎の基礎の経済学的な考え方はこの本を読んでみてわかってくる。
    基礎の基礎→基礎に行くための本や、基礎→"経済学"に学びを進歩させるために読むべき本がまとめられて書いてある。
  • 経済学講義
    経済学を浅く広く解説する本
    まあこんなものかなあという感じ。単語の説明が多く見えるのは広い文しょうがないか。
    これを読んでわからない単語について調べると詳しくなれる。

    ミクロ経済学:競争市場、均衡価格、限界効用、比較優位説、市場の失敗、独占、外部不経済、公共財、ゲーム理論、情報の非対称性、行動経済...続きを読む
  • 経済学講義
    新書形式の経済学の入門書です。

    著者はすでに『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1』(2012年、光文社新書)および『マクロ経済学の核心』(2017年、光文社新書)を刊行していますが、本書はミクロ経済学、マクロ経済学に計量経済学を加えた三部構成になっているところに特色があるように思います。

    本書...続きを読む
  • 経済学思考の技術―――論理・経済理論・データを使って考える
    著者は「この本の最終目標」として、「「経済学思考」を身につけそれに基づく経済原則を知り自分の手で現実の経済・ビジネスを考える実践力を身につける」と述べています。

    第一章では、ロジカル・シンキングについての解説がなされています。つづく諸章では、問題解決のための方法として経済学的な考え方をどのように使...続きを読む
  • 要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論
    難解とされる古典的名著である『一般理論』の要約版
    文章自体は山形氏自身がネットに全部あげているため、
    敬意を払って買うか、それを知らずに買うかの二択
  • 要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論
    難解とされる古典的名著である『一般理論』の要約版
    文章自体は山形氏自身がネットに全部あげているため、
    敬意を払って買うか、それを知らずに買うかの二択
  • 地域再生の失敗学
    地方再生に関しての本。クマモンやB級グルメの意味のなさを語ってる点は面白かった。

    クマモンについては、わざわざ東京からくまもんに会いにいく人は少ないわけで、基本は県内の人たちの盛り上がりとなる。同じ区域内で消費が行われる事は悪い事ではないが、大事なのは区域外からのお金を入れる事。

    商売でも何でも...続きを読む
  • ダメな議論――論理思考で見抜く
    占い師のような感覚で話すのではない、正しい議論に必要なものを解説する本

    個人的にはこの本にあるような感じで話したいと思いつつも
    コールドリーディング的な説得術が現実問題うまくいく例も多いので難しいところ。
    でもまあ自分だけでもチェックポイントを意識して議論に望むようにはしよう

    裕福・高い地位にい...続きを読む
  • もうダマされないための「科学」講義
    【目次】1章 科学と科学ではないもの 菊池誠/2章 科学の拡大と科学哲学の使い道 伊勢田哲治/3章 報道はどのように科学をゆがめるのか 松永和紀/4章 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題 平川秀幸/付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち 片瀬久美子