加藤諦三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第1~4章は、自分を許せない人、許せない気持ちを我慢する人、他人を許せない人(人に対する無理な要求)、許してはいけない人(ほんとに悪い人、ずるい人)など、「許せない」をさまざまな角度から解説している。
残りの5~6章は、許せない、感情を抱いてしまうときにどのように対処していけばいいかが書いてある。この最後の2章がとてもためになった。
憎しみの感情にとらわれた毎日を送れば、自分が不幸になっていくだけ。
先に進むために、断ち切って、乗り越えていくことが大切としている。
本当にひどい人間を許せといっていないところが共感した。他の本で、相手を「許す」ことですくわれる、ということをいっていることがあるが、それはなかなか難しい。許す、にたどり着くまで葛藤が続くと思うし、表面的に許した形でも心のなかでは消化できていないと思う。本当に悪い相手だったら許す必要があるのだろうか、と疑問も残る。この本では、自分の周りのいい人親切な人に感謝し、自分の恵まれた境遇の部分を意識し、目的をもって生きていけば、許せない相手なんて「どうでもいい」になってくるとのいう。いつか必ず、思い知らせてやる、と思ってもいい。でも、自分の真の目的や幸せになるための日々の生活を思い出し、許せない気持ちに執着しないで、相手を断ち切り捨てる。
確かに許せないようなずうずうしい人、悪い人、ずるい人、厚かましく恥知らずな人に、人生では遭遇してしまうのが避けられないなら、はやく「どうでもいい」にして自分の人生がそういうマイナスの感情から受ける影響を最小限にし、自分の好きな人、楽しいことにエネルギーを注いでいく方がいい人生が送れるというのは納得である。 -
Posted by ブクログ
「心の休ませ方」とタイトルにあるが,具体的な休ませ方の方法論は記述されていない。しかし,うつ病患者の心理,深層心理の理解を深めるには良書だといえる。著者によると,うつ病患者の心理の根底には「怒り」が存在するとのこと。それを他者に理解してもらいたいという,いわば幼少期にみられる欲求がある。それが満たされないから悪循環が生じ,孤立化,孤独感へ繋がってしまう。更に,そのような悪循環がうつ病の症状を悪化する一因になってしまう。著者は,本書の中で繰り返し(少し反復した記述が多すぎる印象をもったが・・・)そのような精神状態に言及し,「休む」ことの必要性を訴えている。うつ病患者の方,うつ病患者を家族にもっている方,心理士の方には非常に興味深い内容で,かつうつ病とその心理状態を理解するのに有用だと考える。
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Posted by ブクログ
夫がアメリカ人なので、バックグラウンドを知るべく読んでみました。
「権威と宗教と家族を大切にする」
「家族を大切にしていなければ、経済的成功者も尊敬されない」
統計結果を数字で表しながら、各国との比較も含めて述べられている。
結婚・離婚が多いのは「自立」が早く、かつカップル社会だからと考えていたが、
「素敵な家族」に対するあこがれや信念によるところも強いのかもしれないと考えた。
読んでみて、夫本人からは聞かないアメリカ像が得られた。
きっと、夫の方も日本人について私が考えもしないことを、「へー」とか「なんで?」とか思っているのだろうなぁ。