北森鴻のレビュー一覧

  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    裏京都ミステリーと銘打ち、実在するマイナー寺の寺男を主人公にしたミステリ集、コメディ調
    ミステリとしてはトリックもプロットも弱いが、でてくる料理はうまそうで、京都に行って舞台をなぞりたくなるような魅力はある

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    2009年10月04日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    蓮丈那智シリーズがお気に入りな作者さんなので、ちょうど書店でこの本を見つけて購入。
    これもシリーズものらしく、短編集でわりと軽快に読める。ユーモア感が高くて最初びっくりしたが、読んでいるうちに気にならなくなった。この方の話は人物がぐいぐい引っ張る的な感じがあるな‥。
    やはり、
    蓮丈那智シリーズが好きなので、読んでない本をゲットしてこよう(笑)

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    2012年04月23日
  • 狐闇

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    冬狐堂シリーズ。
    様々な出版社から冬狐堂シリーズが発行されているため、何冊目か確認はしていない。
    古美術の世界だけではなく、盗掘に端を発する歴史の裏側にも迫る作品。
    扱われている時代が特に興味のある時代ではなかったため、歴史について割かれているページを読むのが辛かった。
    日本史好きなら心の底から楽しめると思われる。
    北森鴻の他作品とのリンクも楽しめる。

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    2009年10月04日
  • 屋上物語

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    北森さんは、やっぱり好きだよ。
    少し後味が悪いのが良いね♪
    好みからすれば、桜闇のシリーズのほうが好きだけど、ストーリー展開としてはこちらが上かなぁ。

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    2009年10月04日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    京都を舞台にしたミステリの短編集。その中でも、渡月橋、大悲閣・千光寺を中心にして話は進む。主人公は、過去に数々の犯罪(主に窃盗)に関わってきたアルマジロこと有馬次郎と、新聞記者の折原けい。有馬次郎は裏世界の住人だったが、ひょんなことから大悲閣の住職に拾われて、寺男として表の世界に返り咲いた。記者である折原けいが持ち込んだネタから事件が発展するという典型的なパターンで、短編集という事もあってミステリとしての密度はそれほど高くない。が。2人が密談(?)する居酒屋・十兵衛で出される数々の料理が異常に美味そうなのだ。この辺、北森鴻だなぁって思う。

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    2009年10月04日
  • 屋上物語

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    後味の良くない、やりきれない事件が多かった気がします。
    さくら婆ァのうどんは食べてみたいと思った。

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    2009年10月04日
  • 孔雀狂想曲

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    日々是好日? 骨董品をめぐって今日も事件が…。
    いつも開店休業状態の下北沢の骨董屋・雅蘭堂。でも人々の思いのこもった「モノ」をめぐって事件が起きれば、雅蘭堂主人は名探偵となって謎を解決! 傑作ミステリ連作短編集。

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    2010年05月24日
  • 親不孝通りディテクティブ

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    こちらは固茹でぽっくて、いいんじゃないですか。気に入りました。あまり博多らしい食べ物が登場しないのと、続編を期待させない終り方が残念ですが。

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    2009年10月04日
  • 屋上物語

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    そのデパートの屋上では、いつも不思議な事件が起こる。飛降り自殺、殺人、失踪。ここに、何があっても動じない傑物がいた。人呼んでさくら婆ァ、うどん店の主である。今日もPHSの忘れ物が一つ。奇妙なことにそれが毎日、同時刻に呼出音だけ鳴るのだ。彼女の手が空いた時間帯に、まるで何かを伝えたいかのように…。屋上の名探偵さくら婆アの奮闘ミステリー。

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    2009年10月07日
  • 親不孝通りディテクティブ

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    博多が舞台。
    カモネギコンビが謎を解いていく。
    設定は面白かったけど、もっとテッキのキャラがかっこよければな。
    謎の部分が多いまま、終わった気がする。
    続編あるのかな?

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    2009年10月04日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場。

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    2010年05月24日
  • 親不孝通りディテクティブ

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    中州の屋台でバーを営むテッキと結婚相談所の調査員キュータの幼馴染が博多を舞台に大暴れするという連作短編で、全体としてもそれなりの完結編になってましたね。
    著者の作品を読むのは、本書が初めてになります。章立てが変わるごとにテッキとキュータの語り手が交互に漫才コンビのように入れ替わるという展開は、初めての読み手には少々ついていけないところがありました。
    そもそも、どうして本書を購入することになったのか、ほとんど記憶にないという。。。実は、読んでいるときは、てっきり大沢在昌さんの作品だと思って読んでました。大沢さんの作品にしては、ボケが多すぎるなぁ。。。なんて。
    2007/1/8

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    2009年10月07日
  • メビウス・レター

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     作家・阿坂龍一郎の元に謎の手紙が届けられた。『前略 はじめて手紙を書くよ、今はもうどこにもいないキミに。』そう書かれた手紙を見て、阿坂は背筋が凍る。なぜこんな手紙が今頃くるのか、一体誰が送っているのか。そんな阿坂をあざ笑うかのように、謎の手紙は次々と送られてくるのだった。

     主人公自体に秘密が隠されているパターンで、読者は阿坂が過去に一体何をしでかしたのか、どういう理由で今になって告発されそうになっているのかを追うカタチでストーリーは進んで行く。ま、それは普通バレるやろ!と、都合が良すぎる部分もあったけど、今回もまんまと騙されて。後で、「あ、そういえばそう書いてた」と気づくんだよねぇ。全て

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    2011年09月12日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    俺と僕の切り替えがなんか漫画的だけど読みやすいし、舞台が京都なので個人的には好き。この作家の本は料理が美味しそうだなぁ。

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    2009年10月04日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    元怪盗・現在寺男の僕が昔の技術も駆使したりしつつ、事件の謎を解くミステリ。内容的には謎も展開も軽く、あっさり読めます。民俗学シリーズ等を先に読んだためか、物足りなさを感じる部分もありました。

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    2009年10月04日
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

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    結構読んでる作家なのですが、自分でも好きなのかよくわからない……元広域窃盗犯で現在は足を洗って京都奥の貧乏寺で寺男として働いている青年が語り手。ほんとの探偵は住職だけど。ライトノベルであっという間に終わります。でも出てくる料理は美味しそうでした……

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    2009年10月04日
  • 共犯マジック

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     元はアメリカのヒッピーたちの間で爆発的に流行ったという占い書「フォーチュンブック」。しかしながらこの本は明るい未来というものが全く存在せず、代わりにこの世に起こりえるであろう全ての不幸と災いを予言するという。その占いの結果に悩み自殺する者が相次いだため、販売自粛の動きが広がり、今やほぼ全ての書店から姿を消した。しかしながらとある書店にはまだ平積みにされており、それらは男女7人にそれぞれ買われていった。

     全7話の短編集になっている。本を買ったそれぞれの人達の物語で、最初は1人1人全く別の話に思えるのだが、最後は全ての人間がフォーチュンブックの縁で繋がれていく・・・それぞれ犯罪をおかして。が

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    2011年09月26日
  • 顔のない男

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    昔読んだ『狐罠』が面白かったし、この本がわりとネットで評判いいようなので読んでみたんですが、ちとややこしすぎてイマイチ。
    『顔のない男』そのものにあまり肉薄できなかったせいかなあ。

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    2009年10月04日
  • 闇色のソプラノ

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    夭折した童謡詩人・樹来たか子の作品を偶然手にした桂城真夜子は卒論のテーマにたか子を選ぶ。資料収集の途中で殿村三味に出会った真夜子は殿村とたか子について語り会っていた。その最中、二人の前に現れた弓沢征吾もまた、たか子に引き寄せられた一人だった。
    “秋ノ聲”の中に出てくる「しゃぼろん しゃぼろん」というフレーズの正体を求める為、余命いくばくも無い弓沢は山口へ赴く。そこで彼はたか子の伯父と会い、たか子に関する資料を手にする。その資料を真夜子に手渡したその日の夜、彼は殺害された。


    「しゃぼろん しゃぼろん」というフレーズを見た瞬間、コレ以外にありえないッ!と思っていたワリには事件の確信までたどり着

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    2010年04月19日