風野真知雄のレビュー一覧

  • 耳袋秘帖 妖談うしろ猫

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    収集した奇妙な話をヒントに事件を解決するお奉行たち。
    人の弱さも真っ直ぐ見ることのできる根岸様だからこそ、事件のことを口にしているときも薄ら寒い怖さを感じないのかもしれない。

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    2012年10月19日
  • 耳袋秘帖 妖談さかさ仏

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    玉助さんがさかさにつられていた理由は結局わからず。事件もすっきり解決せず、もやもや。深川芸者の小力に惚れちゃった椀田は可愛かった。

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    2017年10月16日
  • 星影の女 妻は、くノ一 2

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    「妻は、くノ一」の第2弾。

    妻を追い、江戸にやってきた彦馬。
    それを影から見守る織江。

    そんな姿が、なんともいじらしい。

    だけど、妻はくノ一。
    会いに行くことも叶わず、そして上の命令は絶対・・・

    あぁ、織江はどうなってしまうのだろう。
    こんな終わり方がひどいよ。
    これじゃ、すぐに次を読みたくなってしまう><

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    2012年09月09日
  • 身も心も 妻は、くノ一 3

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    すごく夢中になって読む、というほどではないのに、なんとなく気になって手にとってしまうシリーズ。

    江戸のさまざまな風物や小さな事件もおもしろいけど、やっぱりこの作品の一番の魅力は、想い合っている彦馬と織江の夫婦。広い江戸の町で、あてもないのに妻に会えないかと探し歩く彦馬と、かげながらでも、ちょっとでも夫の顔が見たい織江。二人ともかわいくて、せつない。

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    2012年06月19日
  • 幻の城――大坂夏の陣異聞

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    舞台は大坂夏の陣。集まった浪人集をまとめ、束ねる総大将がいないことを危惧した真田幸村が迎えたのは、八丈島に流された宇喜多秀家だった。しかし、その秀家は…!

    人気があるのは知っていましたが、著者の本は初読み。登場人物の生死などが初めから意表を突く展開でした。真田十勇士が主な動きを担っていますが、狂気にとらわれた秀家とその理由、幸村が理解した秀家と昌幸の言葉(私は1度では理解できませんでしたが)。書き尽くされた感もある舞台ですが、まだこれだけの切り口があるのかと感心しました。

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    2012年06月05日
  • 星影の女 妻は、くノ一 2

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    江戸での生活が落ち着いてきた彦馬はいくつかの小さな事件を解決する。
    織江のほうも彦馬の様子をそっと見守りながらも、くノ一の仕事でいろいろ忙しい。
    再会できるのはいつの日か…。

    二人が想い合う気持ちがところどころに見えてもどかしく、せつない。

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    2012年05月30日
  • 耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前

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    「耳袋」の作者として有名な南町奉行所の奉行根岸肥前守が主人公。
    抜け荷の疑いがある薬種問屋と根岸肥前守の失脚を画策する旗本が終始絡んだ事件を解決していく。
    猫がしゃべったり怪しげな井戸が出てきたりと取っ掛かりはおもしろい...が悪者の過去などもうちと深く掘り下げれば、なお面白かったかも。

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    2012年04月29日
  • 耳袋秘帖 赤鬼奉行根岸肥前

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    江戸時代の怪談実話集「耳袋」の作者根岸鎮盛が主人公。小さな謎で一話完結しながら、一巻を通しての謎を解いていく。怪談仕立てのようで合理的な解決、と思いきや、一話の最後でどきりとさせる。根岸や周りのキャラクターがよく、ぐいぐい読んでいける。

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    2012年04月01日
  • 涙橋の夜 女だてら 麻布わけあり酒場4

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    第四弾
    江戸庶民の話、短編4話で構成
    バックを流れる小鈴とその父
    彼らを取り巻く一連の人物、今回は遠山の金さんか?

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    2012年03月12日
  • 国境の南 妻は、くノ一 9

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    シリーズ9作目
    彦馬の義理の息子が死病に取り憑かれたと思ったら--
    静山から妻や義理の息子の全て聞かされた彦馬。
    もう終わりが近いのか?

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    2012年03月11日
  • 慕情の剣 女だてら 麻布わけあり酒場5

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    第五弾
    形式はこれまで通り、庶民的な短編五話
    しかし、本筋は延々と続いている。
    主人公「小鈴」の父の書いた「巴里物語」、中身はフランス革命からナポレオンの登場までを描いたか、実際にパリで見てきたらしい戸田吟斎、鳥居耀三に幽閉されている。
    どうも登場人物には事欠かないが、何か消化不良

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    2012年03月09日
  • 猫見酒

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    落語小説というよりは、新作落語10席というところか。
    高座で聞くならともかく、文字で読ませるにはちょっと弱い気がした。

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    2012年02月27日
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

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    悪くは無い。

    隠居した爺さん3人組みが隠居して必要なのは金でも権力でも食べ物でもなく美しい景色だと言って三人で別荘を探すというのは微笑ましい。

    ただ隠居爺にそんな色々な事件が起こるだろうか?とか、ちょっと冴えすぎとか、まあ小説を面白くしなきゃいけないんだろうけど、別にそう事件が頻発しなくてもいいんじゃない?他に楽しませる方法はないのかな?などとも思う。

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    2012年02月08日
  • 妖かし斬り 四十郎化け物始末 1

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    カネのために化け物退治をするっていう設定がいかにも風野さんらしい設定ですね。奥さんがしっかり者で、なおかつ、のんびりしてはるところが可愛らしいです。これもシリーズもんですか・・・読むのに忙しい。

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    2012年02月05日
  • 猫見酒

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    大江戸落語百景というだけあって、落語の小話を聞いているよう。1つ1つのお話はそんなに長くはなく、ぽんぽんと展開して最後に落ちが付く。猫見酒は、「猫を見ながらお酒を飲むなんて乙だねぇ〜。」というところから始まる。桜や雪と違って、猫は動き回る。猫を追いかけながらお酒を飲む、変な男4人。行きついた先では猫と一緒に宴会をして、猫と良い仲になっちゃったりして・・・。気軽に読めて、結構おもしろかったです。

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    2017年10月16日
  • 姫は、三十一

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    「妻は、くノ一」のスピンオフ今回は、松浦静山の娘 静湖が、憧れの人「妻は、くノ一」の主人公 彦馬の真似をして謎解きに乗り出します。 さらっと軽く読めて、そこそこ面白い。

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    2017年10月16日
  • 妖かし斬り 四十郎化け物始末 1

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    最後の「霧の手」いがいは、本物の妖かしは出てきません。
    でも、本当にこわいのは 人の心に棲む鬼かもしれませんね。
    からす四十郎… お父さん!がんばって!ッて感じです。
    桃千代さん きれいなんだろうなぁ~~。

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    2011年11月09日
  • 八丁堀育ち

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    爺とひよこの捕物帖では江戸初期という時代設定だったけれど、こちらは江戸末期という設定。

    主人公夏之助が明治の時代を生きていることが最初に明かされていて、その夏之助が昔を振り返って語る形で物語が始まる。

    同心の息子でちょっと臆病な夏之助と、与力の娘でしっかり者の早苗。二人とも好ましいし、周囲の登場人物たちも手堅い感じ。

    風野さんは、臆病だけれど注意深く、考える力のある若者が好きなのか、爺いとひよこ~の喬太と似ている。

    この二人が今後どうなっていくのか、明治の世に移り変わっていく激動の時代をどう生きていくことになるのか・・・

    新シリーズらしいので次作を待つことにしよう。

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    2011年10月11日
  • 爺いとひよこの捕物帳 燃える川

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    今回は喬太のかかわる捕物とは別に、和五助・貫作が関わる問題の方が気になって。
    なんだか大変なことになってきた。

    二人の会話を聞いているとなんとかなりそうな気はするけど、どうかうまく収まりますように、と願う。

    少しずつ成長する喬太。ほのかな恋心も芽生えたりして、ついつい応援してしまう。

    あと、いつもはめそめそしてなんだかなぁ、の喬太の母おきたの活躍する場面があり、うれしかった。
    どんな人でも光る部分があるっていいなぁ。

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    2011年09月22日
  • 耳袋秘帖 佃島渡し船殺人事件

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    前作の終わり方を引きずらず、いつも通りのシリーズ展開。
    事件というか、事情の意外性がいつもより大きかった気がします。
    レギュラー陣よりちょい役の連中の方がいいところ持って行っていました。

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    2011年09月19日