新井紀子のレビュー一覧
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5年前に読んだ「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」の感想に「AIの本来の意味は人工知能だけど、今普通に使っているAIは「AI技術」の事。ディープラーニングも人間が教師データを設計してる訳で、AI技術の絶大な進歩のお陰であらゆる事が便利になったりはしても、コンピュータはあくまでも計算機でありシンギュラリティ(人間の能力を超える)は起こり得ない」と書いたが、その後ChatGPTなどの生成AIが出てきて、このところしきりに汎用AI(AGI)、超AI(ASI)なんて騒がれている中での新井先生のご意見は?との関心持って読んだが、やはりシンギュラリティは無い、と。
安心して良いのやら。 -
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本編にたくさんの練習問題があって、最初は解けたから私の日本語は大丈夫だと思って安心したけれど、後半は全然解けなかった。解説を読んで納得したものもあるし、説明を読んでもよくわからないところもあった。
慣れていないトピックの文章は、思っていたより理解できないのかも、ということに気づかされた。
気づいたけど、じゃあ自分の日本語力どうしたらいいのと思っても、自分でどうにかする方法は書いてない。
学校や企業でみんなでトレーニングする方法などは載っているけど。
AIが生活に深く入り込んできている今、文章を正確に書く、読んで理解する、というスキルは今まで以上に大切になってくるんだな。
さて、私の日本語 -
Posted by ブクログ
2025/56
前半はとにかく難解。
私は完全なるガッチガチの文系なので数字の話された途端に、日々の10倍アホになってしまう。
教育者の端くれとして、後半はじっくり読みました。
AIに代替されやすい能力を育てても、本質的には意味がないことが分かった。AIにとって難しい「考える力」が育たない限りは、人間の将来は不安ってことだよね。
また読解力を身に付けることが、読書や勉強習慣とは意外と関連性が少ないのが驚きでした。
アクティブラーニングの在り方も共感性の高い迎合する子供たちの間で行われても、正しさを導くスキルを磨く一助にはならない。確かにそうかも。
あとは、大学入試で求められているのは -
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私にしてみれば珍しい岩波である。
会社の同僚に「読んでみますか?」と薦められた本。
ブログで仕事の事は書かないようにしているが、実は教育関係の仕事をしており、とあるデジタル教科書も手伝ったりしているのだ。
もう3年前、当時の総務大臣であった原口氏が、原口ビジョンの中で、2015年までにデジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備するなどとブチあげたものだから、一気に「デジタル教科書」に注目が集まった。
この本は、というか新井紀子氏はどちらかというと懐疑的なスタンスで、この本をまとめている。
デジタル教科書って一口に言っても、子供たちが使う「児童生徒用」と、教師が使う「指導者用」が有ります。
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2022年の下半期は、お絵描きAIの「Midjourney」とチャットボットAIの「ChatGPT」が一般公開されて話題となった。「Midjourney」に描かせた絵画が芸術コンペ(米国コロンビア州)で1位となり、短編SFで有名な星新一の賞でもAIを活用した作品が一般部門で優秀賞となった。特定範囲におけるAIの能力(「弱いAI」とも呼ぶ)は人間を超え始めたと言えそうだ。そんなタイミングだからこそ、積読だった本書を手にとった。
本書は「東大ロボ・プロジェクト」で「出題者の意図を理解できない東ロボ君(偏差値57.1)に8割の学生が負けた」という問題に対処するために開発したRSTという30分程の読 -
Posted by ブクログ
AIは人間を超えるのか?国立情報学研究所の新井紀子氏が率いた「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトの成果をもとに、AIの限界と、日本の子どもたちの読解力の危機に迫る一冊。AIが難関大学の入試問題を解けるようになる一方で、人間の子どもたちは教科書レベルの文章を理解できていないという現実を明かす。読解力の重要性を問い直す、衝撃の教育・社会ドキュメント。
本書を読んで改めて思ったのは、「AIが人間を超える未来=シンギュラリティ」は絶対に来ない、ということ。AIには明確な限界がある。たとえば「この近くのイタリア料理以外の店」と検索しても、イタリア料理店がずらっと並ぶように、AIは“意味”ではなく“