新井紀子のレビュー一覧
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「はじめに」がもう面白かった。
はじめに
・AIの限界は数学の限界
・「日本人の労働力の質」と「AIの労働力の質」は酷似している
→人間の得意はAIの得意、人間の苦手はAIの苦手
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論理、確率、統計
この3つが、4,000年の数学の歴史で発見された数学の言葉のすべて。
「私はあなたが好きだ...続きを読むPosted by ブクログ -
リーディングスキルテストの結果をもとにした、読解力の育み方に関する本。
穴埋め式プリントを多用する暗記になりがちで読解力が付かないため、文章の要約や読み込みなどをコツコツ続けることが読解力の養成に繋がるとのこと。Posted by ブクログ -
前著から引き続き読ませて頂いた。読解力を上げることの重要性や上げるためには近道は無いことがよく分かる内容であった。小学校での教育方針はぜひとも科学的な根拠に基づき大幅に見直しをかけて頂きたい。Posted by ブクログ
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前半はかなり難しく感じ、第3章以降の方が面白かったです。
一番共感した部分は、
「私は、誰も疑問を持っていなかった『誰もが教科書の記述は理解できるはず』という前提に疑問を持ったのです。」
筆者が開発したRSTを受検した先生方で、教科担任制である中学・高校の先生方が、読み慣れていない分野の教科書か...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにこういう本を読んだので、なかなかに時間がかかりました
分かりやすく書かれていると思うのですがちょっと最初は専門用語が何を言ってるのかわからずだいぶ調べました
そもそもAIとAI技術の区別も私はついていなかったし、マスコミに流れている情報をそのまま信じていたなと。情報は、やはり一方向からだ...続きを読むPosted by ブクログ -
AIの進歩は著しく、MARCHレベルの大学入試は合格レベルに達している。今の子供達の3割は文章の読解力に難がある。シンギュラリティが近い将来やってくるのか?著者は否定的な見解を示している。今のAIは文章の意味をまだ理解していない。Posted by ブクログ
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AIが人間を超越しているのではなく、人間がAIと同レベルの読解力しか持てなくなっていることが恐れるべきことだと。勉強になった。Posted by ブクログ
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今の自分に危機感を覚えた。それと同時に、今後の未来の不安を募る本だった。
AIに詳しい人の今後の日本の視点は非常に印象深く面白かった。Posted by ブクログ -
皆の感想を見てると結構テストの出来がいい人が多い印象だった。
自分は全然だめだったからヤバいと思わされた。
確かに小、中学生の時は暗記で点が取れたから論理で解かずにきてしまった。
本も早く読むことだけが正義ではない。
ついつい早く読むことが、凄いと思い読んでしまい、結果何も残らないということもあ...続きを読むPosted by ブクログ -
AI…シリーズ第「AIに負けない子どもを育てる」
前作が面白かったため、第2弾も読んでみることにした。
前作では、AIは全知全能の神のようなものではなく、シンギュラリティなど起きない。AIにはない”読解力”で人間は生き残っていくべきだが、実はその”読解力”が悲惨な状況になっていてい…という内容だった...続きを読むPosted by ブクログ -
「AIに負けない子どもを育てる」の著者の新井紀子氏の2010年に書かれた本 コンピュータに負けない力は、論理力だとこの頃から主張している。AIが出てくる前だからか今でもそう考えるのか分からないが、データにより教育方法をコンピュータが示すと言うことは難しいと言っている。ビックデータからAIが個別最適化...続きを読むPosted by ブクログ
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デジタル教科書でできること、したほうが良いことを整理する必要がある。
目標は「便利」だけでなく「教育」のはずだから。
そのために、何がしたくて、そのために何が効果的かを考えなくてはならない。Posted by ブクログ -
前作の「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」で、能力が高いとはいえないAIに負けてしまう子供たちの読解力の低下を報告していた著者。今回はそこから話を進めて、独自に開発したリーディングスキルのテスト(RST)について詳しく説明している。世の中には、文章をキーワードだけ拾って読んだ気になっている読...続きを読む
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本文中に出てくる阿部謹也さんの「君たちはノートを写す、ということなど極めて退屈で無意味な作業だと思うのだろう。だが、皮肉なことに、君たちが侮る作業を機械に頼ることによって、実は君たち自身の質を低下させていることに気づいていない。」に、今までの自分の考え方が間違っていたということに気づき、はっとさせら...続きを読むPosted by ブクログ
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前回の著作の続編。
どうしたら、読解力がつくかを書いてあった。
しかしながら、その方法は難しい。
教育現場がどう対応していくのか。
家庭がどう対応しなければならないのか。
よく考えさせられた。Posted by ブクログ -
子供向けのAI解説本。
AIロボットが小学校に入ってきたというマンガを挟みつつAIの特徴をわかりやすく教えてくれる。
監修者の他の著書にもあるように最後の方のページにある読解力が「意味」を理解できぬAIに勝る要素である事が分かる。
AIについて分からなくなったらまた立ち戻りたい本。Posted by ブクログ -
AIとどう共存していくのかを知る事ができる
AIがバズワードとなり、あらゆるところで叫ばれているが、AIについて正しい理解を行うのを助けてくれる本。
またこの本はAIだけに止まらず、学生の読解力の低下についても述べている。様々な問題とその正答率から、読解力の低下を指摘しており、日本全体に対する危機...続きを読むPosted by ブクログ -
良書。
的確に、解りやすく工夫しておられる。
コンピューターに出来ること、出来ないこと。不得意なこと。
人間がこれからすべき事。
数学が大事な事。
にしても、先が読めない。これから何をすべきか。
どうなってもいいように、勉強を続ける事が大事だと思う。
勉強出来る気力・体力は整えておきたい。
コミュニ...続きを読むPosted by ブクログ