新井紀子のレビュー一覧
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表題通り。
コンピュータが進歩してきて、
人間が取って代わられる、という危機について、
具体的な近況を紹介している。
さらに、
コンピュータに代わられる仕事とそうでないものの違いを分析するために、
コンピュータの特徴とは何か、という展開から、
省みて「人間らしさとは何か」の追求に帰着...続きを読むPosted by ブクログ -
Aiやコンピュータが不得意で人間しかできないものは、仕事として残る。
その内、誰でもできる仕事は、最低の賃金しか貰えないものになる。
ホワイトカラーの仕事の真ん中が、aiに取られ、上と下に分断される。
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本当に人間はコンピュータに仕事を奪われるのだろうか、いや奪われなけばいけないのか。
世の中AIともてはやされているがそれらの内容がそう素晴らしいものではない気がする。AI本当に人が判断できないことを判断しているか。いまはまだそこまで進歩してないという言葉は聞きたくない。
結局、何においても...続きを読むPosted by ブクログ -
子供向けの本と思って読んでみたら、よい意味で期待を裏切られました。
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の新井紀子先生が監修されていますので、AIの現状について入門書をお探しの大人の方にもおススメです。
本の中にさらっと書いてあった『「なりすましAI」もたくさんいることを、覚えておこう。』とい...続きを読むPosted by ブクログ -
<読んだ目的>
コンピュータに奪われない仕事へ移動するために
クライアント企業メンバーとの情報共有のために
営業・広報のアンビエント化の概念補強のために
<内容>
◆結論
①「なくなる仕事」と「なくならない仕事」、「コンピュータの下働き(低賃金。人間には簡単にできるがコンピュータにはできない仕事。...続きを読むPosted by ブクログ -
「ロボットは東大に入れるか」の新井紀子先生の著書。
全ての漢字にフリガナが振られていて、小学生でも読めるようになっている。
人工知能ロボットの愛田英知くんが転校してくるところから始まる漫画で面白く内容を誘導してくれます。Posted by ブクログ -
20世紀のコンピュータは人間に奉仕する計算する道具であったが、21世紀のコンピュータは人間を下働きさせるものであるかもしれない。今までは人間にしかできないと思われていた仕事がだんだんとコンピュータにとって代わられようとしている。人間は人間の得意とする分野で、コンピュータはコンピュータの得意とする分野...続きを読むPosted by ブクログ
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仕事でお世話になっているシステムベンダーさんのお薦めの書。システムについて詳しくなりたいというニーズでいくつか図書を教えてもらったのだが、本書は読み物として面白かった。内容としては、どのような知的活動がコンピュータに取って代わられるのか、あるいは取って代わられないのか、計算機と数学の理論から解説する...続きを読むPosted by ブクログ
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少し古い本だが、コンピュータに対する盲信から目を覚まさせてくれる本で、今ならコンピュータの部分をAIと置き換えてもそっくり同じことがいえると思う。新井さんの本はどれも非常に分かりやすい。Posted by ブクログ
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数学は苦手な分野ではあったんだけど、今になってすごく学習意欲をそそられた。俺、もっと数学力つけないとなぁ。必要ってことも理解できたけど、この本読んでたら、数学の世界って面白そうだもの。
AI論議がかまびすしいけどさ。実際に何が起こっているのかってよくわからない。数学の歴史。コンピュータができること。...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルを読めば、
だいたい内容はわかりそうなものなのだけれど、
…確かに内容は
タイトル通りのものなのだけれど…。
想像のはるか彼方を行く面白さだった‼︎
わたしは学生時代とにかく数学が嫌いだった。
中学の頃から、
できる限り数学とは関わらないように
生きてきたような節があ...続きを読むPosted by ブクログ -
AIを東大に合格させるプロジェクトの新井紀子氏による2010年の著作。今でこそ同等のことが広く言われているが、当時はSFに分類されたりしたそうだ。研究者の予想は的確だ。演繹と機能、オープンソースとデータという切り口で、ヒトとコンピュータの今後を分析し、根幹は数学力だと解く。これからの世界を生きていか...続きを読むPosted by ブクログ
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21世紀の生き抜くため日本の教育で足りないものは何なのか、それは「数学」。コンピュータも数学が実現した力であり、数学のセンスを体得することが、コンピュータに支配されないための戦う武器だと。教育者は読むべき本だ。Posted by ブクログ
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よくAIや機械化で人間のする仕事がなくなる、という話題は出るけれど、具体的にはどういう仕事がなくなるのか、今コンピュータはどこまでできるのか、を知りたくて読んだ。
ちょっと古い本だが、基本的なことがなんとなくわかってよかった。
具体的な事例や数学の例題をあげながら説明してくれるので読みやすい。(私も...続きを読むPosted by ブクログ -
中高校生向けに書かれた内容だけど、経済知識をたくさん勉強できた。知ったような気持ちで新聞やテレビなどの経済記事に接しているが、この本読んで見るとより深くその内容を理解できることになる。
内容は優しく書いてあるので、スイスイ読み進めても行ける。読んでよかった本です。Posted by ブクログ -
コンピュータによって代替できない力をつけよう。暗記と帰納たけではなく、論理的に考える力。形式と意味の間を行き来して考える脳。集中力を保って自ら考える。
学校で教えられることは、手続き化されているわけだから、コンピュータにもできるわけだ。Posted by ブクログ -
コンピュータと人間の違いについての数学的な考察を行った本。演繹的思考と帰納的思考についての考察が中心。
以下は、自分の言葉でのまとめ
コンピュータは暗記と計算、過去のデータからの積み上げの帰納的判断は得意である。会話ロボットも確率的に高い受け答えを導いて行っている。しかし、ネコとイヌの違いをコンピ...続きを読むPosted by ブクログ -
産業革命や機械化によって一次産業、二次産業に携わる人間は大きく変わった。インターネットの普及により国境を超えてホワイトカラーの仕事も変わる。知的単純、反復作業(調べる、訳する、答える)はもはや人間のやる仕事ではなくなっちゃう、って話だけど、作者が数学好きなので、何かと高校、中学数学と結びつける。これ...続きを読むPosted by ブクログ
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総務省が、インフラ整備のために進めているデジタル教科書。筆者は、紙の教科書から全面的にデジタル教科書に代わるのなら、効率で経費削減以外にはメリットはないだろうと述べている。知識技能の定着にはある程度効果はあるものの、思考力判断力を身につけるのには工夫が必要であるだろう。Posted by ブクログ