新井紀子のレビュー一覧

  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち
    AIの事が知りたいと思い購入。一言で言うと素晴らしい内容。現時点でAIができる事は何で、今後今後社会にどのような変革が起きるか、わかりやすく語られている。AIが現時点でできるのは、過去の蓄積
    =教師データから確立統計的に正解を導き出す事。それにより、決まったフレームワークで白黒判定だけしている、ホワ...続きを読む
  • AIに負けない子どもを育てる
    RSTのテストがついている、とのことで紙で購入。
    満点ではなかったが概ね想定通りの点数でした。

    読解力を上げるには近道などはなく、地道に深く読み込んで理解するしかないということに納得しました。
  • AIに負けない子どもを育てる
    自分の経験と照らし合わせても腑に落ちる読解力に対する指摘だった。RSTを実際にやってみてちゃんと文章を読めてないクセが少なからずあることを痛感させられた、確かに数学の定義文は今でも苦手だ。そして意味をしっかり理解することは、自分自身の考えを上手に出力できることに繋がる。ここで提唱されている教育を子供...続きを読む
  • コンピュータが仕事を奪う
    すでに10年以上前の本ですが、今読んでも、まったく古さ感じませんでした。
    この本が出たころは、「東ロボくん」のプロジェクトが始まる前ですし、今ほどAIの技術が進んでいないころだと思いますが、現在の状況を見越したような内容でした。

    本の内容は、タイトルの通り、といってよいと思います。
    コンピュータが...続きを読む
  • AIに負けない子どもを育てる
    AI VS.教科書が読めない子どもたちの続編。リーディングスキルテストの体験ができ、また子育てに関して参考になる情報も多い。具体的なアドバイスが述べられた第9章は秀逸(当然、読解力についての定義と著者の主張を把握したうえで読む必要はある)。

    第2章 読めるとは何だろう
    日本で育った日本人は、(読み...続きを読む
  • AIに負けない子どもを育てる
    漫画「二月の勝者」を通読後、
    子どもの通塾や中学受験について思案していた私へのアンサーが、本書にありました。

    塾にお金と時間を使わなくても、しっかりした読解力があれば自学自習が可能であり、その力さえあれば本人の意志に応じた道が拓けるであろう、という結論に至りました。

    自学自習ができれば、営利目的...続きを読む
  • AIに負けない子どもを育てる
    rstのトライアル版が収められててそれだけでもかなりお得。教育に関する多くの良書の中でも、この方はかなり実働伴ってて迫力が凄い。
    抽象と具体の相互の行き来が私は無自覚に得意なタイプなんだと思った。無自覚だから、この本を読まなければこのテーマ自体、認識を持てなかった。
    多くの人の「無自覚」(=いつまで...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    ベストセラーだけのことはある。

    前半は、AIで大学入試を受験した話で、いまのAIは魔法じゃなくてこんなにいろいろ限界があるという解き明かし。この業界の人であれば特に驚きはない。でも後半がすごくて、じゃあそのポンコツな今のAIに試験成績で負けてしまう学生たちってなんなのっていうことで全国の中高生に実際にテストをさせた話。驚愕の結果と...続きを読む
  • ほんとうにいいの? デジタル教科書
    デジタル教科書の導入に対して、否定的な考えをしっかり書いてある本です。
    (否定的な本であるという意味ではありません)
    今後は慎重に、そして積極的に導入を進めたいと思います。
  • AIに負けない子どもを育てる
    続編を読みました!

    読解力を培う授業の具体的解説や、読解力のある子供を育てるための要諦もまとめられており、大満足の一冊。

    RST(リーディングスキルテスト)の体験版も収録されており、自身の読解力をテストできます。

    読解力は一人で獲得できるわけではありません。即ち、自身の資質というよりも、生育環...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち
  • ほんとうにいいの? デジタル教科書
     約50年前に通っていた学習塾には、定年後の小学校の先生がいらっしゃった。丁寧に教えて下さった。国語の先生は、主語と述語、修飾語の見分けられるように、また算数の先生は文章題の文が誤解なく読み解けるように、時間をかけて教えて下さった。先生がたの教える技術と時間と根気、それらを支える熱意と愛情を今思い出...続きを読む
  • コンピュータが仕事を奪う
    論理的思考が重要である。
    いろいろなところで指摘されるが、いまいちピンとこない。
    この意味をコンピュータの得意不得意から解説されている本著は子どもたちの教育、大人の学び直しを考える人にも非常に有益な著述です。
    AIを極度に警戒する必要もなければ、楽観視しすぎてもいけない。
    その按分は、物事を観察して...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    人間にできること

    一部ご紹介します。
    ・詰め込み教育では、読解力と常識は身に付かない。読解力がなければ、教科書もマニュアルも読めないし内容も理解できない。
    ・人間の存在意義を保つために、まずは読解力。次に体を動かす。モノに頼らない遊び。
    ・コンピューターは計算機。入力に応じて計算をして答えを出しているだけ。コン...続きを読む
  • コンピュータが仕事を奪う
    コンピュータに仕事をさせる 基本的仕組みを理解することが必要

    チェス
     最適な一手を選ぶ 局面の価値を「数値化」 駒を1:2:3
     静的な評価
     選択肢の評価 指数爆発の壁
     
    抽象という能力 パスカル
     人間の能力でとりわけ高度、「イノベーション」の核
     コンピュータには不可能 フレームが与えら...続きを読む
  • 経済の考え方がわかる本
    「幸せの形は一つではありません。幸せになるために必要なものも一つではありません。
    でも、幸せになるために使うことができる資源には共通性があるのです。

     経済という科目が問題にするのは、幸せの中身ではありません。幸せになるために資源をどううまく使うかなのです。
     経済では、どうすれば幸せになるかは教...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    根拠を示した問題定義の本

    AI技術について、面白おかしく盛り上げるような、釣りを目的とした本ではありません。作者の「現在の日本の人間たちが抱える問題点はこれだと思います、ぜひ知ってください」という内容の本です。
    誤解しにくい文章で書いてあり、とても読みやすいです。数学者の本ですが、数学に苦手意識を持っている自分でも読めまし...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    アメリカに暮らす日本の中学生に

    とても興味深い内容だった。考えさせられる点が多くあったと思う。
    現在、アメリカの日本語補習校で中学生に国語を教えている。国語のワークの宿題にどんな意味があるのか。授業で触れていないことは出題されるべきではないのではないか。といった生徒の疑問に答えるのにこの本を紹介した。
    AIがどのように問題を解...続きを読む
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

    少し難しい

    面白いが少し難しい。興味のあるところをかいつまんで読むなら問題はない。
  • コンピュータが仕事を奪う
    すごく勉強になった。(こう言うと非常に軽く聞こえてしまうが)
    タイトルどおりの本来のターゲット読者以外に、ソフトウェアやシステムに関わる者やこれらを学ぶ学生も読むべきものかも知れない。
    私もたぶんその端くれだが、今更ながら目から鱗のようなところが多数あった。
    そういうつもりで読んだ訳ではないの...続きを読む