新井紀子のレビュー一覧

  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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    AI vs.教科書が読めない子どもたち

    本書はAI技術ができること、できないことを事例をもとに紹介する。
    このAI技術の発展を前提に、人間はなにを生業にすべきか。
    その大前提として何が大事なのかを説かれた本と理解した。

    AIにできることは論理、確率、統計。
    学校教育はAIにできることを教えているのに加え、成果が不十分。

    成果が出る大前提に読解力がある。
    ただ、読解力の高め方はわかっていない。

    リーディングスキルテストの例示と結果統計を見ると、なかなか衝撃的。
    ただ、自身の体験として賞罰のないテストってどのくらい真剣に取り組まれてるんだろうと思う。
    0or100ではなく、程度の問題として

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    2025年03月07日
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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    自分にも子供がいて、タイトルのAIVS教科書が読めない子どもたちという言葉に危機感を覚えこの本を読みました。

    前半は、AIの定義やAIのできることについて説明が書かれていてAIの最終ゴールがどこなのかが分かって良かったです。

    後半は、中高生に行ったテストの一部紹介と結果について考察されています。

    このテスト実際にやると恐怖です(笑)。

    正解して当たり前のプレッシャーが、ハンパないです。

    自分の子供たちにできることは、何かと思うと普段の会話から物事を理解し、自分で判断する能力を養う手伝いをすることだと思いました。

    毎朝見るニュースに対してどう思う等の問いかけが大事かと思うので今後も続

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    2025年02月20日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    単語はわかっていても文が読めない、多くの方は自覚せず生活している。そんな衝撃的な現実を突きつけられます。
    それを踏まえて、読解力のない大人がいかにして子供を学ばせるのか、さらにどんな要素を重視すべきかが分かります。

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    2025年02月11日
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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     初めから、「子供が教科書を読めない」という本題に入るのではなくそもそもAIとは何なのか、本題に入る前に今話題のAIについて簡単に説明されているため本の内容が理解しやすくなっている。

     現在、Chat GPTの出現やAIが将棋の名人に勝利するなどAIブームが来ており生活が今以上に豊かになるのではという期待とともに、AIが人間を超え仕事がなくなる、最悪の場合滅ぼされるのでは?と予測するような人もいる。前半部分ではこの推測に対する筆者の考えが述べられている。読んで納得。僕自身もAIが人間社会を侵略するのではと考えるようなときはあったがよくよく考えればコンピュータとはそもそも計算機で初戦確率論での

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    2024年10月06日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    難解な単語は少なく、とても分かりやすいです。
    そして本書では、実際にRSTリーディングスキルテストを体験できるようになっています。
    しかも、小4対象のリーディングスキルを身に付ける授業の例まで載っています。
    テスト自体を繰り返してリーディングスキルを身に付けようとする事は間違い!
    読解力だけど、数学の“集合と論理”の思考もすごく必要。
    著者の新井紀子氏の物事へ懐疑的に向き合う姿勢は、これからの情報過多の時代において、参考にしていきたいです。

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    2024年06月30日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    自分には読む力があると思い上がっていることに気づけた。早く読むことよりゆっくりでもちゃんと読む練習をしていくと決意できた。

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    2024年03月22日
  • 人工知能と友だちになれる?:もし、隣の席の子がロボットだったら…マンガでわかるAIと生きる未来

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    子ども向けの本ということもあり、イラストや漫画が豊富で分かりやすくAIについて説明されている。AIの得意なこと苦手なこと、未来の社会のあり方...これからはどんな能力が必要となってくるのか、そんなことを考えるきっかけになる本。

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    2024年01月29日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    前回に引き続き良い本だった。簡易版RST試験の自身の結果にはショックを受けたが、自身の苦手とすることが見えてきてよかった。どう対応すればいいかはわからないが(本書にもそこまで詳しくは載っていない)、まずは一文一文確実に意味を理解する習慣を身に付けたい。

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    2023年12月27日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    RST(リーディングスキルテスト)の体験版が受けられると言うことだったので読んでみました。
    散々な結果でした。
    それはさておき、こういうふうに「読解力」を分解して、何がどれくらいできないのかが判るととてもよいですね。
    対策しやすいです。
    AIに負けない、ということと、読解力を高める、ということが直結するかどうかはどうかなと思いましたが、読解力が低いと、騙されたり、損したりは多いと思うのでぜひ高めたいです。

    学校の主に国語の教員向けに書かれている感じでした。
    授業案なども載っています。

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    2023年10月08日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    高3で教師を目指す受験生なのですが
    凄くためになる本で読む度なるほどと思うことが多々ありました。読解力を身につけるにはどうしたらいいのかまで書いてありこれからに生かせる本だなと思います

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    2023年09月29日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    ネタバレ

    前著で明らかにされなかった、読解力が低下している原因について、まず学校教育において電子黒板や穴埋めプリントの活用によって板書をノートに写す作業が減ったことにあるとしている。ノートに取ることは一見非効率で無駄な作業に思われるが、文章の意味を理解せずにはスムーズに写すことができないのだという。文字単位や画数ごとに写している場合には、文章が理解できていない可能性が高い。
    もう一つは、スマホの普及によって幼児が接する大人たちがSNSやゲームに集中する時間を増やし、大人同士の会話を聞く時間や自分に話しかけてくれる時間を劇的に減らしていること。
    双方とも、機械や技術による生活の変化、しばしば効率化と肯定的

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    2023年09月20日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    妻と子どもと丁寧に会話し、子どもの学校の教科書を子どもと一緒に丁寧に読んで、日々体験することや世の中の出来事について丁寧に考えを述べ合おうと思った。
    それと、読んで書いて聞いて伝える、見たままを分かりやすく書く、説明する、表現する、そのようなことがとても大事だなと思った。
    ドリルは完全ではないということも新鮮だった。

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    2023年06月23日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    自分の読解力を計れるのが面白かった。
    著者があらゆる批判と向き合い、論理的に反論していくのもかっこいい。
    AIに負けない力とはなんぞや、は前作「AI vs 教科書の読めない子供たち」を参照。
    本作は読解力をいかに強化するかに特化。
    地道に「意味」と向き合うしかないんだなぁ。

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    2023年05月11日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    RSTのテストがついている、とのことで紙で購入。
    満点ではなかったが概ね想定通りの点数でした。

    読解力を上げるには近道などはなく、地道に深く読み込んで理解するしかないということに納得しました。

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    2023年03月31日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    自分の経験と照らし合わせても腑に落ちる読解力に対する指摘だった。RSTを実際にやってみてちゃんと文章を読めてないクセが少なからずあることを痛感させられた、確かに数学の定義文は今でも苦手だ。そして意味をしっかり理解することは、自分自身の考えを上手に出力できることに繋がる。ここで提唱されている教育を子供の頃から実践すれば、確かに人生を大きく変える結果が伴う。

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    2023年01月20日
  • コンピュータが仕事を奪う

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    すでに10年以上前の本ですが、今読んでも、まったく古さ感じませんでした。
    この本が出たころは、「東ロボくん」のプロジェクトが始まる前ですし、今ほどAIの技術が進んでいないころだと思いますが、現在の状況を見越したような内容でした。

    本の内容は、タイトルの通り、といってよいと思います。
    コンピュータができることがどんどん増えていて、その結果、人間の代替(人間を超越する場面もしばしば)として仕事をするケースも増えています。

    とはいえ、コンピュータは万能ではなく、創造的な仕事や、仕事の設定を行うことなどは、コンピュータが苦手とするところ。
    今後、人間が行う仕事は、コンピュータが苦手な部分にどんどん

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    2022年10月22日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    AI VS.教科書が読めない子どもたちの続編。リーディングスキルテストの体験ができ、また子育てに関して参考になる情報も多い。具体的なアドバイスが述べられた第9章は秀逸(当然、読解力についての定義と著者の主張を把握したうえで読む必要はある)。

    第2章 読めるとは何だろう
    日本で育った日本人は、(読み障害がなければ)ほぼ全員が読み書きできるようになる。しかし、家庭や地域によって語彙量に相当の差が出るほか、本や教科書の読み方、板書の捉え方に決定的な差 = 機能語の部分を正確に読む子とそうでない子の差が出てくることが問題。後者は教科書を読んでもぼんやりとしか意味が分からず、暗記やドリルに頼るようにな

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    2022年08月11日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    漫画「二月の勝者」を通読後、
    子どもの通塾や中学受験について思案していた私へのアンサーが、本書にありました。

    塾にお金と時間を使わなくても、しっかりした読解力があれば自学自習が可能であり、その力さえあれば本人の意志に応じた道が拓けるであろう、という結論に至りました。

    自学自習ができれば、営利目的の組織の力を借りなくとも、「教科書と代表的な問題集と参考書、そして5年分の過去問題集だけ手に入れれば」旧帝大程度は入れるように学校教育は設計されているとのこと。
    (ほんまかいな……?)

    意味がわかって読める子を育てるために、筆者のアドバイスを実践したい!

    …中学受験をして、私立の難関中高一貫に入

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    2022年07月27日
  • AIに負けない子どもを育てる

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    rstのトライアル版が収められててそれだけでもかなりお得。教育に関する多くの良書の中でも、この方はかなり実働伴ってて迫力が凄い。
    抽象と具体の相互の行き来が私は無自覚に得意なタイプなんだと思った。無自覚だから、この本を読まなければこのテーマ自体、認識を持てなかった。
    多くの人の「無自覚」(=いつまでも建設的な議論にならない。)を、データをもとに淡々と「なぜ問題なのか」「どうすれば良いのか」論じる本。気の緩むところは一切ないのに面白かった。

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    2022年05月29日
  • AI vs. 教科書が読めない子どもたち

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    ベストセラーだけのことはある。

    前半は、AIで大学入試を受験した話で、いまのAIは魔法じゃなくてこんなにいろいろ限界があるという解き明かし。この業界の人であれば特に驚きはない。でも後半がすごくて、じゃあそのポンコツな今のAIに試験成績で負けてしまう学生たちってなんなのっていうことで全国の中高生に実際にテストをさせた話。驚愕の結果と分析をぜひ読んでほしい。
    シンギュラリティは来ない。でもAIと共生する近未来はこのままでは危うい。

    #タメになる #深い

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    2022年04月22日