あらすじ
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・1けたどうしのかけ算を、さっと答えられますか?
・「いくつかの」「さまざまな」など、ふだんの生活で使わない言葉でつまずいていませんか?
・文章を書き写すとき、ノートに1字ずつ写していませんか?
文章を「正しく」読むって、どういうことでしょうか。
この本では、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトの過程で開発された、
読解力を測るテスト「リーディングスキルテスト(RST)」の受検者50万人以上のデータをもとに、
「文章を正しく読めているか」「文章を読むための準備はできているか」をチェックしながら、
きょうから自学自習でできることを紹介していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小学生が教科書を読み解く際の助けになる本。教科書の読み方、引っかかった時の考え方などが書かれており、子どもが躓いたときに解決の道筋を示すために役立ちそう。小学生のいる家庭の親御さんにおすすめ。
Posted by ブクログ
小学生から読めるように、余白多め、文字大きめ、色つきのグラフや文字、厚い丈夫な紙‥など、工夫して作られていた。大人だとそれがかえって、一つの命題に対してページをまたがなくてはならない、ページを捲りづらい、など読みづらくなる点もあった。
自分の子が小中学生だったり、教育現場で働いていたりでもしていないと、「自分のこと」としてこのトレーニングを頑張るモチベーションを持つのが難しいかもしれない。読み進めるのに骨が折れた。
ただ、学校で授業をしてくださる先生が、この本に書かれていることを念頭に日々の授業に取り入れてくだされば、かなりの学習効果が望めるのではないかと感じた。私は教科ごとの癖のある文章を、その教科独特の表し方と意識して学んだことがなかったので、その意識を持って学ぶとどういう変化がら見られるのか、興味深い。
子供が一人で読んで学ぶのは、余程地頭の良い子でないと厳しいと思う。大人でも、一定以上の情熱、執念、学力を要すると思われる。特定の学校のみでなく、全国の学校に広まると面白いと思わせてくれる画期的なトレーニングだ。