飯田史彦のレビュー一覧
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ネタバレ過去と未来への思考を絶ち、「今」に意識を向けること。
人生には「今」しかない。過去も未来も想像の中にしか存在しない。
「今」をあるがままに受け入れることで、心の平安に至る。
ごく大雑把に言えばそれが【さとり】だ。
「今」私を取り巻く状況自体は、よく観察すると何の問題もない。
問題があると感じられるのは、過去や未来に思考を巡らせて
難点を引っ張り出しているからに過ぎない。
さとることによって、心の平安、内から湧き上がる喜び、
判断の明晰さ、身体が軽いかつエネルギーに満ちた感覚、などが得られる。
生きることの素晴らしさが日々実感できるのである。
そして、そのように生きていると、不思議と自分を取 -
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Posted by ブクログ
この本ではじめて、「ソウルメイト」という言葉を知りました。
何度もの人生でわざと身近に生まれ変わり、お互いに切磋琢磨している「ソウルメイト」。その存在が本当かどうかよりも、そういう考え方を取り入れることで新たなものの見方ができるようになりました。
いろんなことがすうっと自分の中で受け入れられた気がします。読み終わってから「確かにそうかもしれない」と、深く納得した本です。
・「思い通りにならない」という「価値のある現実」から出発して、「思い通りにならない人生」をいかに正しく苦悩しながら生き、普段は思い通りにならないからこそ出会うことのできる「願いがかなうという喜び」を、いかに正しく味わって -
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Posted by ブクログ
飯田史彦著「人生の価値」PHP文庫(2003)
この人の本はかなりはまっている。2回とか読み直したことも多々ある。「生きがいの・・・」シリーズで本を出している。自分の人生を考えたいとき、落ち込んだとき、進むべき方向がわからなくなったとき、よくこの人の本を読む。インドにいくカバンの中にも常に1冊は忍ばせていた本だ。
私達はどのように生きるべきか。。。この難しい問いかけに対して筆者の明快な説明がされている。しかしながら筆者が一方的に答えを出すようなことではなく、常に我々に考えるように促している。人生の出来事は本当に偶然の積み重ねに過ぎないのか?人生に新しい価値を見出した読者からの手紙や、海 -
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Posted by ブクログ
平易さと説得力をかねそなえた新しいさとりの書だ。
さとりについてこれまで多く語られてきた。本書も、言葉にしえないそれを指し示すのだが、何かが一味違う。とても新鮮に響き、しかも得心がいく言葉の連続だ。ページのほとんどをマーカーで塗りつぶしてしまうほど。この本に出逢えたことの喜びを、読んでいて何度もかみしめた。
本書の新鮮さのひとつは、その普遍性、統合性にある。聖書の言葉や仏教、とりわけ禅への言及も多いが、序章にあるようにまさしく「普遍的な魂の教え、あらゆる宗教のエッセンスを統合し、現代向けに書き改めた書」といえよう。「大いなる存在が、自分とともにある」ことがどんなことなのか、どうすればそうな