木内昇のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ外国局で働くことになった田辺太一の入局から、幕府解体までの話。
歴史に疎かったが比較的読みやすかった。
※ただし、歴史を知っている方が楽しめると感じた
印象に残ったことは3点
・仕事は言われたことをこなすだけではない。やりようによっては自分のために利用することもできる
→意思に反した仕事をしに渡仏するシーン。自力だけでは絶対に手にできない機会を、意思を貫いて逃すのではなく、自分の糧とするための手段として利用していく。
・どんな仕事も一生懸命やれば、後々生きる
→勘定や小笠原への渡航など、納得いかなかったものも、一生懸命こなすことで経験となり、後々役に立つ。失敗も然り。
・信念を貫き通すこ -
Posted by ブクログ
★3の中。
みんな大好き新選組。その群像劇。
それぞれ癖の強いキャラクターが魅力的で読まされた。
新選組の話の流れはおぼろげに頭に入っているので、本の厚さのわりにはするすると読める。
司馬遼太郎さんの「新選組血風録」も読んでみたくなった。
「燃えよ剣」はどうかな~。
今作も群像劇形式とはいいながら、土方歳三が家業の薬売りをしていたときから始まり、戊辰戦争後の佐藤彦五郎の元に土方歳三の写真が届くまでが描かれており、実質主人公は土方歳三であるともいえる。
京極夏彦さんの「ヒトごろし」も土方歳三の生涯を描いた物語だったし、もう土方歳三はいいかな(笑)
そうそう。
関係ないけど久し -
Posted by ブクログ
ネタバレ新刊紹介の評判がよくて購入したのが昨年7月。少し読んで擱いてしまった。話の流れについていけなかったのと、町医者・口鳥梨春がありえないぐらいの善人だったからだろう。興ざめしてしまいそのままにしたように思う。
今回、急に入院することになってしまい、いくつかの本を持ってきた。気になっていたこの本もその一つ。コロナ禍で大変だった世情を反映してか江戸末期の天然痘が主題として取り上げられているが、蘭学医と漢方医の攻防などが描かれていておもしろかった。また、今でいう認知症の症状をあらわす登場人物もあり時代小説もその時代の影響を大きくうける現代小説なんだなとあらためて思った。
木内昇の小説を読むのはたしか初め